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【腐向け】極愛SANDWICH・サンプル【ドフロ・キドロ】
by 槻也
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「極愛SANDWICH」サンプル
「今日から私が貴方の教育係です。」
目の前のチンピラ然とした男に表向き敬意を払った言葉遣いで挨拶をした。
組長付側近のローは、その息子で若頭のキッドの教育係を任されることになった。正直面倒な事この上もないが組長であるドフラミンゴの命令では逆らうわけにはいかない。
屋敷内の離れに立てられた別棟にキッドは住んでいた。部下達に囲まれ自由奔放な生活をしている。クラブを経営はしているが実質彼の側近であるキラーが全権を任されキッドは自分の店でタダ酒を飲んでいるだけだった。
「あ?何で教育係なんか・・・」
あさっての方向を見ていたキッドが敵意剥き出しに振り返る。しかし、ローの姿を見るなり態度は一変し満足そうに寄ってきてじろじろと舐め回すように見た。
「あぁ、あんたかトラファルガー。」
「不満なようだな。」
「いや、そんな事ねェよ。」
キッドの態度にローは眉間にしわを寄せ訝しむ。
(だからこんなガキの相手は嫌だったんだ・・・)
自分が従っているのはあくまで組長のドフラミンゴで、息子だろうが誰だろうが関係がなかった。自分が従うに値しないなら今回の教育係の話も速攻で辞めるつもりだ。
「坊には次期組長に相応しい男になって頂きます。」
「お前が手取り足取り教えてくれるんだろ?」
ローよりも大きなガタイで肩に腕を回してのしかかってくる男を払い除け一定の距離を保った。
「期待していいぜ。」
「・・・はあ。」
どうやらあまり深く考えてない様子と、何か含みのあるキッドの微妙な態度に半ば呆れ気味でローは応えた。
「まずは貴方が経営しているクラブの状況を見させて頂きます。」
とりあえず今は自分の役目を果たす事に集中する。
以前から色々と良くない噂は入ってきていた。部下を連れて街で喧嘩をして暴れ回り組の縄張りを乱していた。おかげで組長も知るところとなり、結果自分が教育係としてただのチンピラから立派な極道の跡目に叩き直す使命を課せられている。
(なんで俺が・・・)
組長の側近として最前線であの人の横に居たのに。不本意な事この上もない。
「あぁ、クラブはキラーに任せている。」
「申し訳ありません・・・」
慌てて彼の右腕と呼ばれているキラーが割って入る。この男の補佐がかなり大きいようだ。
「まったく把握していないと?」
「あっ・・・いや・・・その・・・」
「何かあってもキラーがちゃんとケジメつけるぜ?」
(・・・お前がやれ。)
不安ばかりが大きくなる。
しかし彼に付き従う者も多く荒くれ者達を良くまとめ上げているのも事実だ。その強さに惚れ込んでいる部下も多いと聞いた事がある。天性の才能は受け継いでいるはずだ。
「坊・・・色々教育し甲斐がありますね・・・」
「そうか?」
(まずは品位と風格を・・・いや、最低限の教養を・・・)
責任の重大さに今更頭が痛くなる。
■■■■■
「文句があるなら言ったら良いだろ。」
「文句なんか・・・ねェよ・・・」
不満そうな何か言いたげな微妙な表情をして自分を見ているくせに、はっきりしない態度にイライラする。
最近の彼の変化は目を見張るものがあった。ローの予想に反し指導に素直に従い、部下任せだった経営も一から学び、自ら動き交渉している。格闘技も元々喧嘩も強くセンスが良かったキッドには、まったく問題にはならなかった。
落ち着いた、上に立つ男の風格と品位が見られ始め組長もかなり満足そうだった。しかし一方でキッドの態度に変化が見られてきた。
時折何か言いたげに熱い視線を向けローを睨み、その視線に気付き目が合うとそらす。
(なんだ?その態度は・・・)
いちいち相手にするのも面倒くさかったので無視をしていたが、ローも温和な性格ではないのでさすがに続くと黙っていられない。
「嘘をつくな。じろじろと睨みやがって。」
「・・・睨んでるわけじゃねェよ・・・」
「じゃぁ何だ?」
胸ぐらを掴む勢いで迫るローにキッドの顔が近づく。
(え?・・・)
不意を突かれローは無抵抗でキスをされた。
「なっ!」
「ああ、我慢するのはやめだ。」
「何血迷ってやがる!」
「俺は本気だ、トラファルガー。」
そのままソファーに押し倒され馬乗りにのし掛かられる。
「組長の側近のお前を初めて見た時から惚れてた。絶対俺のモノにするって。今回俺の教育係にお前が来てチャンスだと思った。」
「な・・何言ってる・・・」
「あんたが教育係だから必死にやったんだぜ?」
意外と可愛い事を言うと思ってしまう。思わず絆され抵抗の遅れたローにキッドの手が服を脱がしにかかる。慌てて力一杯に撥ね除けようと突き飛ばすが、体格も腕力もあるキッドに押し負けあっという間に上着を脱がされ肌を晒されてしまう。
「・・・いい加減にしろ」
「俺は本気だ。」
「オンナならいくらでも用意してやる・・・」
「馬鹿にするなよ?俺はあんたが良いって言ってるだろ。」
「・・・」
「トラファルガー、あんたが好きだ。」
真っ直ぐで臆する事のない視線に、ローはドキッとしてしまう。ドフラミンゴとは全く違う若さ故の真っ直ぐさと自信がある。
「あんたを抱きたい。」
言うより先にすでに行動しているキッドに、諦め気味にローはキスを受け止めた。
本当は大分前から彼の視線は感じていた。
(・・・一度くらいなら、しょうがないか・・・)
一度ヤらせてやれば満足して飽きるだろうと。
キッドは荒々しく貪るように唇を重ね、舌を強引に侵入させるとローの舌に激しく絡みついてきた。口腔の粘膜を犯すようにゆっくりと舐られ蹂躙し吸われると口角から唾液が伝い落ち、クチュクチュと濡れた音が漏れる。
「・・苦・・しい・・・」
(がっつきやがって・・・)
一度は唇が離れるがすぐに再び重ねられる。
「トラファルガー、可愛いぜ。」
つづく
บุ๊คมาร์ค
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