「ついにラウンド取ったどー！」「まさかこの短期間に私に土をつけるとは。

「ついにラウンド取ったどー！」
「まさかこの短期間に私に土をつけるとは。やりますね」

祝、ラウンドゲット！
ククク。
ようやくだ。
ようやくラウンドを取ることができたぞ！
ちょくちょく遊びに来て勝負を挑み続け、私の腕前は上達した。
３回に１回くらいは接戦になってきたし、そろそろラウンドくらいは取れそうだって思ってたけど、ついにやってやったぜ！
ふはははは！
このままもう１ラウンド取って初勝利してやろうではないか！

「甘い」

ＫＯ！
なん……だと……！？
バカな。
この私が反応する間もなく瞬殺だと！？
ま、まさか、１ラウンド目を落としたのはわざと？
ゲージを溜めるために、あえてラウンドを捨てたってことか！？

クッ！
しかし、勝負はまだ付いていない。
運命の第３ラウンド。
ゲージはお互い空。
ならば、ここで試されるのは純粋な腕。

「１つ言っておきましょう」

次のラウンド開始のコールを前に、Ｄが告げる。

「次のラウンドで、あなたは私との格の違いを思い知るでしょう」

Ｄの体から、神のオーラが立ち上る。
まさか。
使うというのか！？
今まで封印してきた、神の力を！？

「私が本気を出し…「出さないでください」」

Ｄの言葉を遮って、女性の声が聞こえた。
同時に、ゲームの電源が切れる。
あー！！

コンセントのあった場所を振り返れば、そこには無情にも電源を引っこ抜いたメイドさんの姿。
え、メイド？

「探しましたよ」

メイドさんがニッコリと微笑みながらＤを見る。
なんだろう。
すごく優しそうな、楚々とした雰囲気の大和撫子風味な美人さんなんだけど、その笑顔が怖い。
なぜかお母さんという単語が思い浮かんだ。
あれだ、逆らっちゃいけない的な意味で。

「迂闊でした。せっかく私の居場所を誤魔化すためにいろいろ工作してきたというのに、つい力を解放してしまいました」
「あなたは最上位神としての自覚が足りません。今回の家出はここまでです。さあ、帰りますよ」

えー。
Ｄって、家出少女だったん？
なんかイメージがものすごい勢いで崩れていくんだけど。

「それに、なんですかそれは？」

メイドさんが私のことを見る。
それ呼ばわりですか、そうですか。
イラッ★

あ、でも勝てる気がしないわー。
そもそも、私このメイドさんが現れたことに気づけなかったし。
ていうか、こんな美人なのに存在感がめちゃくちゃ薄い。
魔術、じゃないなー。
そんな不自然なところは見当たらない。
なのに、ありえないくらい存在感がない。
私の知らない未知の技法で存在感を消してるんだろうけど、下手するとこうして目の前にいるのに見失いそうだわ。
つまり、それは相手の術中にはまってるってこと。
こんなにも簡単に私をはめるような相手が、弱いわけがない。

「これは私の新しいおもちゃです」

お前もこれ呼ばわりした挙句玩具扱いかーい。
イヤ、本心なんだろうけどさー。
本心だからこそ容赦がないっちゅーか。

「ただの分身体、ではありませんね。なんですか、これ？」

人をモノ扱いしないでくだしあ。
あ、私人じゃなくて蜘蛛でした。

「あなたの目を誤魔化すために辻褄合わせで生み出したら、予想外に神になった突然変異の蜘蛛です」
「意味がわかりません」

ホント、意味がわからん。
えーと。
つまりなんだ？
私って、Ｄの家出がバレないように生み出された存在ってことか？
うわ、私の存在価値低。
なんで自分の身代わりなんて作ったのか、それが疑問だったけど、そんなしょうもない理由だったのか。
なんで私を身代わりに立てれば家出がバレないのかはよくわからん。
神の世界は真不思議に満ちておりまする。

「とにかく、帰りますよ。仕事が溜まりに溜まっていますから」
「帰りたくないです。仕事したくないです。このまま一生遊んでいたいです」

あ、こいつ私のオリジナルだわー。

「ワガママ言わないでください。あなたが仕事をしないと誰が代わりに冥界の管理をするんですか？」
「ん」

メイドさんを指差すＤ。
うわ。
微笑んだまま額に青筋が浮かぶ幻覚が見えた。

「私は地獄の管理で忙しいのですが？」
「できないことはないでしょう？」
「できるできないの話ではありません。労働は義務です。さあ、帰りますよ」

ついにメイドさんが実力行使に出る。
Ｄの首根っこを掴んでズルズルと引きずっていく。
原始的な方法で連れて行くのね。

「すいませんが、こういうことですのでしばらくこっちに戻って来れそうにありません。前にも話しましたがあなたの好きなようにして構いませんので。では、また」

引きずられながらＤが別れの言葉を投げかけてくる。
そして、部屋からＤが消え、私だけが残された。

Ｄ、あんた意外といいやつだったよ。
ちょっとの間だけ覚えておいてやるよ。

さーて、物色物色。
Ｄのことだからこの家に結構いろいろアイテムとか隠し持ってるんじゃね？
若葉姫色の記憶にはそんなものないけど、掘り出し物が眠っていてもおかしくはない。

で、家中家探しした結果、呪われたトランプとかいろいろ発見した。
Ｄは好きにしていいって言ってたし、ありがたく使わせていただきましょう。

それにしても、メイドか。
ご主人様とか呼ぶんだろうか？
なんかあのメイドさん、メイドなのにＤと同格っぽい接し方だったけど。
あー、でもご主人様とか呼ばれてみたいなー。
なんか、そう呼ばせるだけで私が上って悦に浸れそう。

とりあえず、Ｄが連行されちゃったし、ここに来ることはもうないかな。
あ、しまった。
結局私あいつに勝ってない。
勝ち逃げされた！

ผลลัพธ์ (อังกฤษ) 1:

"What finally took a round! 」"And believe it or not this short period of time on the sat I. I'll do it. Holidays, round get! Heh heh. And to please. I could finally take a round! Come often to continue challenging the game, my ability has improved. I came 3 times 1 times are close, so take round about now, but I finally did! Phew we all do! It again 1 round taking the victory by going in is not what!"Sweet" KO! What... Said. Stupid. I would react and soon kills it! Well, believe it or not, lose first round on purpose? For holding gauge, deliberately abandoned the round?! Exorcisms! However, the game is still untagged. Third round of fate. Gauge each other skies. If the tested here is pure arm."Let's say one. Call for the start of the next round, before telling D."In the next round, you realize the difference in the case and I will." An aura of God rising from the body of the D. Of course not. Use the! The power of God, have been sealed until now."I came out really,..."do not". Ｄの言葉を遮って、女性の声が聞こえた。 同時に、ゲームの電源が切れる。 あー！！ コンセントのあった場所を振り返れば、そこには無情にも電源を引っこ抜いたメイドさんの姿。 え、メイド？「探しましたよ」 メイドさんがニッコリと微笑みながらＤを見る。 なんだろう。 すごく優しそうな、楚々とした雰囲気の大和撫子風味な美人さんなんだけど、その笑顔が怖い。 なぜかお母さんという単語が思い浮かんだ。 あれだ、逆らっちゃいけない的な意味で。「迂闊でした。せっかく私の居場所を誤魔化すためにいろいろ工作してきたというのに、つい力を解放してしまいました」「あなたは最上位神としての自覚が足りません。今回の家出はここまでです。さあ、帰りますよ」 えー。 Ｄって、家出少女だったん？ なんかイメージがものすごい勢いで崩れていくんだけど。「それに、なんですかそれは？」 メイドさんが私のことを見る。 それ呼ばわりですか、そうですか。 イラッ★ あ、でも勝てる気がしないわー。 そもそも、私このメイドさんが現れたことに気づけなかったし。 ていうか、こんな美人なのに存在感がめちゃくちゃ薄い。 魔術、じゃないなー。 そんな不自然なところは見当たらない。 なのに、ありえないくらい存在感がない。 私の知らない未知の技法で存在感を消してるんだろうけど、下手するとこうして目の前にいるのに見失いそうだわ。 つまり、それは相手の術中にはまってるってこと。 こんなにも簡単に私をはめるような相手が、弱いわけがない。「これは私の新しいおもちゃです」 お前もこれ呼ばわりした挙句玩具扱いかーい。 イヤ、本心なんだろうけどさー。 本心だからこそ容赦がないっちゅーか。「ただの分身体、ではありませんね。なんですか、これ？」 人をモノ扱いしないでくだしあ。 あ、私人じゃなくて蜘蛛でした。「あなたの目を誤魔化すために辻褄合わせで生み出したら、予想外に神になった突然変異の蜘蛛です」「意味がわかりません」 ホント、意味がわからん。 えーと。 つまりなんだ？ 私って、Ｄの家出がバレないように生み出された存在ってことか？ うわ、私の存在価値低。 なんで自分の身代わりなんて作ったのか、それが疑問だったけど、そんなしょうもない理由だったのか。 なんで私を身代わりに立てれば家出がバレないのかはよくわからん。 神の世界は真不思議に満ちておりまする。

「とにかく、帰りますよ。仕事が溜まりに溜まっていますから」
「帰りたくないです。仕事したくないです。このまま一生遊んでいたいです」

あ、こいつ私のオリジナルだわー。

「ワガママ言わないでください。あなたが仕事をしないと誰が代わりに冥界の管理をするんですか？」
「ん」

メイドさんを指差すＤ。
うわ。
微笑んだまま額に青筋が浮かぶ幻覚が見えた。

「私は地獄の管理で忙しいのですが？」
「できないことはないでしょう？」
「できるできないの話ではありません。労働は義務です。さあ、帰りますよ」

ついにメイドさんが実力行使に出る。
Ｄの首根っこを掴んでズルズルと引きずっていく。
原始的な方法で連れて行くのね。

「すいませんが、こういうことですのでしばらくこっちに戻って来れそうにありません。前にも話しましたがあなたの好きなようにして構いませんので。では、また」

引きずられながらＤが別れの言葉を投げかけてくる。
そして、部屋からＤが消え、私だけが残された。

Ｄ、あんた意外といいやつだったよ。
ちょっとの間だけ覚えておいてやるよ。

さーて、物色物色。
Ｄのことだからこの家に結構いろいろアイテムとか隠し持ってるんじゃね？
若葉姫色の記憶にはそんなものないけど、掘り出し物が眠っていてもおかしくはない。

で、家中家探しした結果、呪われたトランプとかいろいろ発見した。
Ｄは好きにしていいって言ってたし、ありがたく使わせていただきましょう。

それにしても、メイドか。
ご主人様とか呼ぶんだろうか？
なんかあのメイドさん、メイドなのにＤと同格っぽい接し方だったけど。
あー、でもご主人様とか呼ばれてみたいなー。
なんか、そう呼ばせるだけで私が上って悦に浸れそう。

とりあえず、Ｄが連行されちゃったし、ここに来ることはもうないかな。
あ、しまった。
結局私あいつに勝ってない。
勝ち逃げされた！

ผลลัพธ์ (อังกฤษ) 2:

"Hup was finally taken round!"
"No way and put me in the soil in this short period of time. spear you ne" congratulation, round get! Kukuku. I finally. it was possible to finally take round! Often continued challenge the game to come to play, my skill was progress. To about once every three times has come to a close race, and I thought I'm soon to be taken likely much round, it was doing to do at last! Fuhahaha is! Does not it'll be first victory by taking this leave another round! "Sweet" KO! what……! ? stupid. When it soon Madokaya this I react! ? In addition, No way, deliberately was it that dropped the first round? In order to collect the gauge, dare one thing I was discarded round! ? Cookie! However, game is not yet attached. Third round of fate. Gauge each other sky. If, pure arm from being tried here. "One Let's say leave" before the call of the next round start, D tells. "In the next round, you would realize the difference between the case with me" from the body of D, God of aura is rising. No way. Whether that use! ? Have been sealed until now, the power of God! ? "I please" not issued a serious ... "issued" by blocking the words of D, a female voice was heard. At the same time, the power of the game is I expires. Oh! ! Looking back to a location for the outlet, maid and appearance of that heartless to also Hikkonui the power there. For example, a maid? and "I was looking for" maid see the D with a smile and smile. I wonder what. It is a very kindly, I's and Sosoto to do atmosphere Yamatonadeshiko flavor of beauty's been, it is scary that smile. Why I floated think the word mom. But there, in the Do not sense against. and "was carelessly. to refer to have been long-awaited by my whereabouts various tools in order to cheat, with force and I have to release the" "You do not have enough awareness of as a top-level God. This time of runaway here It is up to. Come on, we'll return " er. D, and I was was runaway girl? Something I'm image is gradually collapse like crazy. "And, it is or is it what?" maid look at me. Is it cry, you see. Ira~tsu ★ Ah, but I do not feel that you win is Wow. First of all, I did not noticed that I this maid appeared. I mean, it is insanely thin presence Even though this beauty. Magic, I do not 's. And I do not see such an unnatural place. Yet, there is no presence is much impossible. Though I wonder are off the presence in an unknown techniques that do not I known, it is likely to lose sight to when poor thus in front of the eye. In other words, it's gonna be addicted to the opponent of intraoperative. So much easier to like fit my opponent, there is no reason weak. "This is my new toy," the last line toy treats Ka-i you also that this cried. Ear, over Is the I What a true feelings. Only pardon whether Naitchuｰbecause true feelings. "I do not have a minute body, the only. What is this?" not mono treat humans Kudashia. Oh, was a spider 's not my people. "If created in order to cheat your eyes in alignment makes sense, unexpected is a mutation of the spider that has become God," "it is not meant to know." Really, I do not know meaning. Well. That is What? I me, or that I exist that were created as running away from home of D is not Bale? Wow, low my existence value. Why I Did made ​​Nante their scapegoat, and how it was the reason I was wondering, such dullsville. I do not know well why do not Barre is running away from home if Tatere me a scapegoat. The world of God that we have full of true wonder. "Anyway, back you'll. I'll have collected in the collecting work" and "I do not want to go back. I do not want to work. This remains I want to playing a lifetime," Oh, this guy my original Dower. "Please do not say selfish. Do you really is was not and who of the underworld instead manage the job?" "do" maid the Pointing D. Wow. Hallucinations that blue vein is floating on the forehead while smiled appeared. "I Where can busy in the management of hell?" and "would not? It can not be" the "is not a story of impossible possible. Labor is the obligation. Come on, we'll return" finally maid comes into force exercise. Go dragging and slurping Grasp the Kubinekko of D. No take in the primitive way. "I'm sorry, but it does not have to for a while likely to come back over here because it is such a thing. I've talked before that it does not matter in the manner you like. So, also," and dragged while D is the words of farewell sheds come. And, D disappears from the room, only I was left. D, Anta was surprisingly good guy. I'll remember only for a moment. Sir, the ransacked ransacked. I Ja'm concealed Toka quite various items in this house because things D? I do not have such a thing in the storage of the young leaves princess color, it is not funny even though sleeping bargain. In, house and house hunting a result, it was variously Toka cursed Trump discovered. D is I was saying to me I have to love, let's let me use gratefully. Even so, or maid. I wonder do call and the car Dominant? Something that maid, though it was D and the apposition ish Attitude to maid. Ah, but I like to be called and the car sir. Somehow, it seems to indulge in Yue I up and only by so called. Anyway, to had been hauled D is, wonder if it is no longer come here. Oh, it was closed. I do not win in him after all. It has been winning escape!

ผลลัพธ์ (อังกฤษ) 3:

"Finally got round." In the short term
「 this to me. Do you get 」

Zhu, round! At the evil laughter. At last. You can take at the last round! Continue to play at the now and then to come, and improve my skills. Three times at once to be close, and I thought it would take too long, round, at last, I do! I at you! AtThis is one more round and take the first victory not deaf!

「 」

KO sweet! At what... And...!? At the stupid. The reaction to this instant killing me soon!? Indeed, at the first round eye drops on purpose? The gauge at the store, or even dare to round up!? Stock photo: too! However, at the game still does not have. The fate of the third round. The gauge at each other. If the fine is here. TooOne said, "let's have the next round of 」

call before the start, D. In the next round of

「, you will see the difference between me and the case body, 」

D divine aura is raised. At you. Of or use? Until now, the seal of the power of God? The

「 with me... "Don't 」」

of D interrupted, I heard a woman's voice. At the same time, the game of power. At last! TooLook back in place of the outlet, wherein the power walking heartlessly maid. At the maid? I was looking for

「 」

maid D to smile and look with a smile. At will. At the very sweet flavor of Yamato nadeshiko, graceful beauty, but that smile. The word and why my mother came. At that, not against you.

「 was careless.In order to deceive my place a variety of tools that have the power to release you and 」
「 was at the top of the God and not enough. This is so far away from home. Come back, you 」

er. At the D was a runaway girl? I will. I was so lost.

「, what is it? " The maid too to see me. It is called, is it? Talking * Oh, too.Thank you, but I don't feel like. At first, I appeared in the maid didn't notice it. At such a beautiful woman, or even a thin presence, fucked. At the magic, isn't it. So no unnatural. I will not be at, as does not exist. I wonder at the unknown technique to my presence is not known, and thus lose in front of eyes. At that, it's like during waiting. AtSo easy to put me as a person, not a weak. Thank you to deal with it as a toy

「 this is my new toy 」

you. At heart, I would like to thank you. Because it is at heart a cruel thank you for uploading.

「 alter ego, but I don't have to. What is this? " There is one person to do things. Oh, I'm at the person in the spider. If you created to cover your eyes,

「'sUnexpectedly became the God of mutation is 」
「 spider sense 」

really don't know, you don't know the meaning. At the ER. At what it is? I, or that they consist of D produced so as not to? Wow, my low value at present. At what I made the scapegoat, but it was so, I wonder why? Why not me at the barrel to substitute the runaway. At