都内のイベントホール。
私はこの日を心待ちにしていた。
パーテンションと黒いカーテンで仕切られた逢瀬の間。
中にあるのは衣装棚と簡易ベッドとごみ箱。
待ち構えるのは裸同然のメンバー達。
性欲の捌け口を目指してファン達が列を成している。
間もなく、白濁会の幕が上がる。
最初のファンは高校生くらいの眼鏡をかけた男の子。
ズボンの上からでもはっきりと勃起しているのが分かる。
私はババ抜きをするかのように、男の子にカードを差し出す。
このカードこそ夢の世界への招待状。
カードの中には手コキ、フェラ、セックスなどの文字が書いてあり、ファンは書かれている文字のサービスを受ける。
ただ、一枚だけ危険なカードが紛れ込んでいる。
ファンにその拒否権はない。
そう、彼が引いたそのカード。
書かれていた文字は、搾精。
彼の顔が変わる。
喜びと不安が入り交じった表情。
私はその表情にゾクゾクしながら彼をベッドに押し倒した。
君のちんぽ、いてこましたる❤