ガルガン商会と旦那 我が家から一番近い町である、アルメスト。 町の規模は先日行ったメドリアより一回り小さく、治安はあまり良くないようだ。父親 การแปล - ガルガン商会と旦那 我が家から一番近い町である、アルメスト。 町の規模は先日行ったメドリアより一回り小さく、治安はあまり良くないようだ。父親 ไทย วิธีการพูด

ガルガン商会と旦那 我が家から一番近い町である、アルメスト。 町の規模

ガルガン商会と旦那

我が家から一番近い町である、アルメスト。
町の規模は先日行ったメドリアより一回り小さく、治安はあまり良くないようだ。父親であったバルドミールの意向もあるのか、獣人の数が極端に少ないのが特徴だろうか。
とはいえディーとノエルが買出しに来ていた町であり、エリナの薬を売っていたのもここだ。俺達の暮らしに必要だった町である。


俺達は早朝に家を出発し、昼前にアルメストに辿り着いた。
町に着いて早々ディーはお得意先の人物の元へ向かい移動手段を確保する為に別れ、俺達は町をぶらぶらと散策した後、今は合流先である町の食堂で昼食を食べていた。

「そういえば二人は町って初めてなのかな?」

食事を摂りつつフードを目深に被ったノエルは、同じフードを被る姉弟に声を掛けた。フードを取らないのはもちろん獣人だとばれない為であるが、三人もいたら逆に目立ってないかこれ?

「初めてじゃないです。奴隷の頃に何度かありました。けど、ずっと馬車でしたから町並みなんて見れなかったですね」
「町に着いたのに俺達はずっと牢屋だったもんな。だから町を歩くのは初めてだよ」

心が強くなった証拠だろう、辛い時期を話しても姉弟の表情に悲痛さは感じられなかった。

「そっか。じゃああんなにキョロキョロするのも無理ないよね」
「うん、珍しい物がいっぱいあった」
「色んな人がいて、色んな匂いが混ざって不思議でした」
「だよね。私も初めての時は本当に落ち着かなかったなぁ。その時はアリア様に拾われた直後でね、不安でたまらなかったの。でもアリア様が繋いでくれた手が暖かくて、町を出ても放さなかったもんなぁ」
「ノエル姉もそんな時があったんだな」
「当たり前じゃない。というか、貴方達もシリウス様の服を掴んでたのお姉ちゃんは知っているんだからね」

そうなのだ。今は席に座っているせいで離れているが、町に着いた瞬間から姉弟は俺の袖を掴んで放さなかったのだ。奴隷時代で多少は人間不信もあるのかもしれない。袖が伸びちまうし、早めに慣れてほしいものだ。

「その……人がいっぱいで落ち着かないんです。ですがシリウス様といると落ち着きますから」
「そうだよ、人ってあんなにいっぱいいるんだな。なのに兄貴はいつも通りだし、やっぱすげーぜ!」
「まあもっと多くの人がいる町に行ったし、基本は慣れだ」

前世で都会におけるスクランブル交差点の人間雪崩を味わえば、この程度の人口密度なんて軽いものだ。

「人はどこでもいるんだ、早く慣れてしまいなさい。それにお前達なら、そこら辺の冒険者相手でも十分勝てる。自信を持っていけ」
「わかりました」
「だよなぁ、兄貴やじいさんみたいなのが沢山いたら怖いもんな。それにしてもこれは……」

注文した肉と野菜の炒め物に箸を伸ばしながらレウスは首を傾げていた。食べるのを止めてはいないが、あまり美味しくなさそうなのは確かだ。

「兄貴とディー兄が作った物と全然違うな」
「そうね。雑と言いますか、火が均一に通ってないね」
「あはは……駄目だよ二人とも。シリウス様とディーさんが凄いだけで、これが駄目なわけじゃないからね」

火が均一で無い上に、湯通しされてないからだろうな。野菜の味を塩と胡椒で誤魔化し、肉の旨みだけで強引に作った物だ。雑だが、これはこれで味があるので悪くはないがな。

「お待たせしました」

食事を食べ終えた頃、ディーは一人の男を連れて現れた。
茶色の短髪に左目に黒い眼帯を付けていて、少し太り気味だが恰幅が良さそうな男である。

「シリウス様、こちらは俺の元冒険者仲間であるガッドです」
「初めまして、私はこの町のガルガン商会で長をやっているガッドと申します」
「こちらこそ初めまして。私の名前はシリウスと申します」

差し出された手を取り握手すると、ガッドの利き手には小指が無かった。そして手から感じる武器を握り続けた痕からして、彼もディーと同じく怪我から冒険者を引退した者なのだろう。

「ディーから聞きましたが、貴方が私達の薬を買い取ったり欲しい物を融通してくれたそうですね。改めて御礼を言わせてください」
「そんな滅相も無い! 良質な薬や素材を長期に得られて、我々こそ御礼を言いたいくらいですよ。実際に会ってわかりましたが、ディーが言われた通り素晴らしい御方ですな」
「だろう? お前が絶賛したヤキソバはシリウス様から教わったものだ」
「あれをか!? あの濃すぎて使いづらかったタレをあの様に調理する発想力、これは末永くお付き合い願いたいものですな」

握手が急に強くなり、腕を上下に振られる。このガッドって人はディーとは正反対な感じだが、用心深くあまり喋らないディーと親しげにしてる時点で信頼はできそうだ。

「失礼ですがディーとはどのような関係で?」
「敬語なんかいりません、ディーと同じように接してください。関係は先ほどこいつが言った通り、元冒険者仲間ですよ。俺達はとあるパーティーの一員だったんですがね、ある日俺が凶暴な魔物に襲われてこいつに助けられたんですよ。ですがそのせいで片目と小指をやっちまいまして、引退を機に前々から興味があった商人になったわけです」
「初めて買出しに来た時はびっくりしたぞ。まさかお前がこの町にいるとは思わなかった」
「そりゃ俺もだ。お前こそ従者になって買出しに来た時はたまげたぜ。恩人って事で多少の不利益覚悟で商売してたが、気付いたら利益が増えるばかりだ。お前とこちらの旦那には足を向けられないな」

気付いたら旦那呼ばわりされ、目上に対する扱いになっていた。俺、貴族じゃなくなった上にこの人とは初対面なんだがなぁ。

「とまあこいつとは腐れ縁かつ恩人なんですよ。さて、そろそろ商売の話と行きましょうか。確か馬車の確保だっけ?」
「そうだ。俺とノエルは東へ、シリウス様と従者二人は西の方へ行く馬車を今日中に用意してもらいたい」
「今日中か……理由は聞くつもりはねえが、ずいぶんと急だな」

ガッド氏は渋い顔で唸っているが、やはりすぐは無理があったか? 出来れば今日中に町を出ておきたいのだが。
俺達はバルドミールの追及を避ける為に、夜逃げ(夜じゃねえけど)してるようなものだ。今日明日で来るとは思わないし、実は全く気にされてない可能性もあるが、念の為に奴の領地から早めに離れておきたい。

「今日が無理なら明日でも構わないよガッドさん。俺達も無理を言ってる自覚はありますから」
「いえいえ、やろうと思えばどうとでもなります。ですが、せっかく知り合えたのにすぐお別れってのが寂しくてですね」
「何を言ってるんですかガッドさん。どうせシリウス様から知識を貰おうとか思っているんじゃないんですか?」

ノエルがここぞとばかりに噛み付いていた。いつもディーと一緒に町へ来ていたし、ガッド氏も獣人を嫌う素振りは無いので、軽口を言い合う程度には仲が良いのだろう。

「ははは、ノエルちゃんには敵わねえな。だけど別れるのが寂しいってのは本当だぜ。ディーも色々教わったようだし、俺も教わりたかったよ」
「教わりたかったって、俺は子供だぞ?」
「ディーをここまで変えた御方だ。旦那を子供と思っちゃ駄目だと、実際に会って益々思ってますよ」
「正しい判断だガッド。ところで馬車の件はどうなんだ?」
「それなんだが、運が良かったなディー。俺は今日から馬車で東へ向かうつもりだったんだ。荷物と一緒だが載せてってやるよ」
「それはよかった。だがシリウス様の方が重要なんだが」
「安心しろ、そちらも丁度良いタイミングだ。とりあえず馬車乗り場に向かおうぜ」

食堂を出て、ガッドに誘われるまま俺達は町の馬車乗り場へと向かった。

大小様々な幌馬車が並べられており、その内の一つである、定員八人程の大きさの馬車へとガッドは足を向けた。

「おーい、ザック。準備は出来てるか?」

ガッドの声に馬車の中から男が顔を出した。ガッドをそのまま一回り若く小さくした男で、眼帯も無く指も健在だが、隣に並んだら年の差兄弟に見えなくもない。

「準備万全だよ兄貴。後は護衛を待って出発するだけなんだけど、見送りかい? やばいな、今回の配達は魔物に襲われそうだな」
「変な事を抜かすなバカ野郎。乗せていってほしい人がいるから、今すぐ樽と鉱石箱を二つ降ろせ」
「はあ? 何だよそれ、売り上げが下がるじゃねえか」
「いいからさっさとやってくれ。お得意様の頼みなんだ、責任は俺が取るからよ」
「仕方ねえな。兄貴も手伝ってくれよ」
「わかったわかった。っと、そうだ。旦那は西と言われましたが、どちらまで向かうとか聞いてよろしいですかい?」

振り返って俺に問うガッドは申し訳無さそうだった。理由を聞かないとは言ったが、場所がわからなければ先ほどのザックに説明しづらいのだろう。

「目的地はエリュシオンだ」
「なるほど、こいつの行き先もエリュシオンなんでバッチリですな」
「荷物を降ろさせて悪いな」
「いえいえ、今まで稼がせてくれた礼でもありますから。それじゃあ俺はあいつへの説明と荷降ろしを手伝ってきますんで、その辺でしばらく待っててください」

ガッドが離れ、俺達は馬車置き場から少し離れた場所に腰を落ち着けた。だが、しばらく誰もが一言も発さず往来する馬車を眺め続けているだけだった。それも当然かもしれない。
ここで俺達は別れるのだから。
上手い言葉が浮かばず、ぼんやりとしているとディーが懐から袋を取り出して口火を切った。

「シリウス様、今からでも遅くありません。これをお返ししたいのですが」
「それはもうお前達にあげた物だ。俺が受け取ったらディーに対して借金になっちゃうから嫌だね」
「ですがやはり貰い過ぎです。俺達にはこれの半分でも十分すぎますよ」

ディーの持つ袋には金貨がたんまりと入っていた。
何故ディーがそんな大金を持っているのか、話は昨日の夜まで遡る。



昨日の夜、バルドミールが帰った後にパーティーを行ったが、そのパーティーが終った頃に俺は一度全員を集めた。
机には今まで貯め続けたお金と宝石を売ったお金が並べられており、ここにあるのは従者達の懐分を除いた我が家の全財産だ。
財産管理は母さんの役割だったが、今は俺がそれを引き継いで管理している。机に所狭しと並べられた多種多様のお金達を一枚一枚数えていく。
それから数分掛けて集計し、ようやく我が家の全財産が判明した。

「細かいのを省いて、金貨七十三枚に銀貨が十枚分か。そこから引かれる分を考えてっと」

金貨四十五枚が学校の入学金に消えるとして、残りの金貨は二十八枚。俺と弟子達の生活費は金貨一枚あればしばらく持ちそうだが。

「シリウス様。計算中に申し訳ありませんが、少々お時間をよろしいでしょうか?」

悩んでいるとノエルとディーが声を掛けてきたのだ。お金を一旦脇に寄せ二人へと顔を向けた。

「何だい? 妙に真剣な顔をしてどうした?」
「はい、これをお受け取りください」

ディーから手渡された物は金貨であった。たった一枚であるが、二人からすれば大金の筈だ。そんなぽんと出せる金額じゃない。

「……これは?」
「実は、エリナさんから少ないけどお給金としてお金を貰っていたんです」

母さんは家の食費に必要な雑費、更に後輩達への給料も考えて家計をやりくりしてたのか。ベテラン主婦も顔負けだな。

「それを貯めて、俺達二人が出し合った分がこの金貨です。受け取ってもらえないでしょうか?」
「ちょっと待てよ、お前達だってこれからの生活があるんだろ?」
「大丈夫です、私達の分はちゃーんと残してありますから問題ありません。それに……私達はシリウス様に色んな事を教わりました。少ないですけど、これくらい出させてください」
「料理や生き方を含め、様々な事を教えてくれました。授業料として受け取ってほしいのです」

二人は深く頭を下げ、貰ってくれるまで離れない様子だ。
授業料と言われてもなぁ。エミリアやレウスはとにかく、ノエルは片手間かつ適当に見てただけだし、ディーの料理は俺が食べたいから教えただけにすぎないんだがなぁ。

「気持ちだけで良い……って、だけじゃ駄目なんだな。わかった、あ
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In company with สามี เกือบจะใกล้เคียงกับเมืองบ้านของฉัน ขนาดของเมืองมีขนาดเล็กกว่าล่าสุดของ Medela รักษาความปลอดภัยไม่ดีเหมือน Baldomir เป็นความตั้งใจของบิดาหรือของสัตว์ที่มีขนาดเล็กมากสำหรับลักษณะการทำงาน แม้ว่า Noel และดีไปเมือง และยัง ได้ขายยาทอีนี่คือ ที่มีความจำเป็นในชีวิตของเรา เราออกบ้านเช้าตรู่ มาถึงเกือบเที่ยง ได้รับประทานอาหารกลางวันที่ diner การ เมืองขณะนี้บรรจบที่ลาก่อน เพื่อให้การขนส่งมาถึงในเมืองเช้าลูกค้าที่หัวดี เราอยู่รอบ ๆ และวุ่นวาย"พูดสองเมืองแรก?? 」 กินขณะสวมฮูดดึง Noel คูณเสียง พี่ชายและน้องสาวประสบฮูดเหมือนกัน วิธีกลับโดดเด่นในการออกมา และเอากระโปรงหน้ารถเป็นแน่นอนสัตว์ที่ คนที่สามได้รับ"มันไม่ได้เป็นครั้งแรก หลายครั้งเมื่อผมทาส แต่ผมเคยรถม้าออกจากเมืองของ 見renakatta ไม่ได้""มาถึงในเมืองเราได้มากประตูเรือนจำด้วย เพื่อการเดินทางครั้งแรก" หัวใจไม่แข็งแรงหลักฐานนอกจากนี้ยังจะมีเวลายากพูดกับพี่ชายและน้องสาวดูไม่รู้สึกว่า เป็น heartbreaking"อืมม พบแล้ว Antal ที่""ฮ่ะ เต็มไป ด้วยสิ่งประดิษฐ์หายาก"มีผู้คนจำนวนมาก ผสมกับกลิ่นต่าง ๆ และสงสัย"ฉัน และนอกจากนี้ครั้งแรกของผมจริง ๆ ทำให้ตกใจ ในอากาศเวลาที่ เดินทางมารับในเร็ว ๆ นี้หลัง เรารัก กังวล แต่ Arias แขวนกับฉันจับมือของเราอบอุ่น แม้ไม่! เป็น! "พี่ Noel ได้ในขณะนั้น""ไม่ชัดเจน หรือค่อนข้างจะ ฉันถูกโลภเสื้อผ้าของริอุสพวกคุณยังรู้ว่าน้องสาวของฉัน " ได้ดังนั้น เนื่องจากผมถึงในเมืองออกจากกันเนื่องจากตอนนี้ อยู่บนนั่ง แต่โลภแขนของฉันเป็นพี่กับน้อง ปฏิเสธที่จะปล่อยให้ มันอาจจะบาง Misanthropy ค่อนข้างในยุคทาส มันถูกใช้โดยเร็วที่สุด และแขนที่สิ้นสุดค่า 伸bichi"จะ... เต็มไป ด้วยคน ผมกระสับกระส่าย มีแต่ Ghion และริอุส""ใช่ คนกรอกเช่นความเห็นแก่ตัว แต่พี่ชายเสมอถนนหุ้น และเป็นเส้นทางผ่าน-ทำไม 」ไปเมืองที่มีคนมากขึ้น และใช้การ 前世で都会におけるスクランブル交差点の人間雪崩を味わえば、この程度の人口密度なんて軽いものだ。「人はどこでもいるんだ、早く慣れてしまいなさい。それにお前達なら、そこら辺の冒険者相手でも十分勝てる。自信を持っていけ」「わかりました」「だよなぁ、兄貴やじいさんみたいなのが沢山いたら怖いもんな。それにしてもこれは……」 注文した肉と野菜の炒め物に箸を伸ばしながらレウスは首を傾げていた。食べるのを止めてはいないが、あまり美味しくなさそうなのは確かだ。「兄貴とディー兄が作った物と全然違うな」「そうね。雑と言いますか、火が均一に通ってないね」「あはは……駄目だよ二人とも。シリウス様とディーさんが凄いだけで、これが駄目なわけじゃないからね」 火が均一で無い上に、湯通しされてないからだろうな。野菜の味を塩と胡椒で誤魔化し、肉の旨みだけで強引に作った物だ。雑だが、これはこれで味があるので悪くはないがな。「お待たせしました」 食事を食べ終えた頃、ディーは一人の男を連れて現れた。 茶色の短髪に左目に黒い眼帯を付けていて、少し太り気味だが恰幅が良さそうな男である。「シリウス様、こちらは俺の元冒険者仲間であるガッドです」「初めまして、私はこの町のガルガン商会で長をやっているガッドと申します」「こちらこそ初めまして。私の名前はシリウスと申します」 差し出された手を取り握手すると、ガッドの利き手には小指が無かった。そして手から感じる武器を握り続けた痕からして、彼もディーと同じく怪我から冒険者を引退した者なのだろう。「ディーから聞きましたが、貴方が私達の薬を買い取ったり欲しい物を融通してくれたそうですね。改めて御礼を言わせてください」「そんな滅相も無い! 良質な薬や素材を長期に得られて、我々こそ御礼を言いたいくらいですよ。実際に会ってわかりましたが、ディーが言われた通り素晴らしい御方ですな」「だろう? お前が絶賛したヤキソバはシリウス様から教わったものだ」「あれをか!? あの濃すぎて使いづらかったタレをあの様に調理する発想力、これは末永くお付き合い願いたいものですな」 握手が急に強くなり、腕を上下に振られる。このガッドって人はディーとは正反対な感じだが、用心深くあまり喋らないディーと親しげにしてる時点で信頼はできそうだ。「失礼ですがディーとはどのような関係で?」「敬語なんかいりません、ディーと同じように接してください。関係は先ほどこいつが言った通り、元冒険者仲間ですよ。俺達はとあるパーティーの一員だったんですがね、ある日俺が凶暴な魔物に襲われてこいつに助けられたんですよ。ですがそのせいで片目と小指をやっちまいまして、引退を機に前々から興味があった商人になったわけです」「初めて買出しに来た時はびっくりしたぞ。まさかお前がこの町にいるとは思わなかった」「そりゃ俺もだ。お前こそ従者になって買出しに来た時はたまげたぜ。恩人って事で多少の不利益覚悟で商売してたが、気付いたら利益が増えるばかりだ。お前とこちらの旦那には足を向けられないな」 気付いたら旦那呼ばわりされ、目上に対する扱いになっていた。俺、貴族じゃなくなった上にこの人とは初対面なんだがなぁ。「とまあこいつとは腐れ縁かつ恩人なんですよ。さて、そろそろ商売の話と行きましょうか。確か馬車の確保だっけ?」「そうだ。俺とノエルは東へ、シリウス様と従者二人は西の方へ行く馬車を今日中に用意してもらいたい」「今日中か……理由は聞くつもりはねえが、ずいぶんと急だな」 ガッド氏は渋い顔で唸っているが、やはりすぐは無理があったか? 出来れば今日中に町を出ておきたいのだが。 俺達はバルドミールの追及を避ける為に、夜逃げ(夜じゃねえけど)してるようなものだ。今日明日で来るとは思わないし、実は全く気にされてない可能性もあるが、念の為に奴の領地から早めに離れておきたい。「今日が無理なら明日でも構わないよガッドさん。俺達も無理を言ってる自覚はありますから」「いえいえ、やろうと思えばどうとでもなります。ですが、せっかく知り合えたのにすぐお別れってのが寂しくてですね」「何を言ってるんですかガッドさん。どうせシリウス様から知識を貰おうとか思っているんじゃないんですか?」 ノエルがここぞとばかりに噛み付いていた。いつもディーと一緒に町へ来ていたし、ガッド氏も獣人を嫌う素振りは無いので、軽口を言い合う程度には仲が良いのだろう。「ははは、ノエルちゃんには敵わねえな。だけど別れるのが寂しいってのは本当だぜ。ディーも色々教わったようだし、俺も教わりたかったよ」「教わりたかったって、俺は子供だぞ?」「ディーをここまで変えた御方だ。旦那を子供と思っちゃ駄目だと、実際に会って益々思ってますよ」「正しい判断だガッド。ところで馬車の件はどうなんだ?」「それなんだが、運が良かったなディー。俺は今日から馬車で東へ向かうつもりだったんだ。荷物と一緒だが載せてってやるよ」「それはよかった。だがシリウス様の方が重要なんだが」「安心しろ、そちらも丁度良いタイミングだ。とりあえず馬車乗り場に向かおうぜ」 食堂を出て、ガッドに誘われるまま俺達は町の馬車乗り場へと向かった。 大小様々な幌馬車が並べられており、その内の一つである、定員八人程の大きさの馬車へとガッドは足を向けた。「おーい、ザック。準備は出来てるか?」 ガッドの声に馬車の中から男が顔を出した。ガッドをそのまま一回り若く小さくした男で、眼帯も無く指も健在だが、隣に並んだら年の差兄弟に見えなくもない。「準備万全だよ兄貴。後は護衛を待って出発するだけなんだけど、見送りかい? やばいな、今回の配達は魔物に襲われそうだな」「変な事を抜かすなバカ野郎。乗せていってほしい人がいるから、今すぐ樽と鉱石箱を二つ降ろせ」「はあ? 何だよそれ、売り上げが下がるじゃねえか」「いいからさっさとやってくれ。お得意様の頼みなんだ、責任は俺が取るからよ」「仕方ねえな。兄貴も手伝ってくれよ」「わかったわかった。っと、そうだ。旦那は西と言われましたが、どちらまで向かうとか聞いてよろしいですかい?」 振り返って俺に問うガッドは申し訳無さそうだった。理由を聞かないとは言ったが、場所がわからなければ先ほどのザックに説明しづらいのだろう。「目的地はエリュシオンだ」「なるほど、こいつの行き先もエリュシオンなんでバッチリですな」「荷物を降ろさせて悪いな」「いえいえ、今まで稼がせてくれた礼でもありますから。それじゃあ俺はあいつへの説明と荷降ろしを手伝ってきますんで、その辺でしばらく待っててください」 ガッドが離れ、俺達は馬車置き場から少し離れた場所に腰を落ち着けた。だが、しばらく誰もが一言も発さず往来する馬車を眺め続けているだけだった。それも当然かもしれない。 ここで俺達は別れるのだから。 上手い言葉が浮かばず、ぼんやりとしているとディーが懐から袋を取り出して口火を切った。「シリウス様、今からでも遅くありません。これをお返ししたいのですが」「それはもうお前達にあげた物だ。俺が受け取ったらディーに対して借金になっちゃうから嫌だね」「ですがやはり貰い過ぎです。俺達にはこれの半分でも十分すぎますよ」 ディーの持つ袋には金貨がたんまりと入っていた。 何故ディーがそんな大金を持っているのか、話は昨日の夜まで遡る。 昨日の夜、バルドミールが帰った後にパーティーを行ったが、そのパーティーが終った頃に俺は一度全員を集めた。 机には今まで貯め続けたお金と宝石を売ったお金が並べられており、ここにあるのは従者達の懐分を除いた我が家の全財産だ。 財産管理は母さんの役割だったが、今は俺がそれを引き継いで管理している。机に所狭しと並べられた多種多様のお金達を一枚一枚数えていく。 それから数分掛けて集計し、ようやく我が家の全財産が判明した。「細かいのを省いて、金貨七十三枚に銀貨が十枚分か。そこから引かれる分を考えてっと」 金貨四十五枚が学校の入学金に消えるとして、残りの金貨は二十八枚。俺と弟子達の生活費は金貨一枚あればしばらく持ちそうだが。「シリウス様。計算中に申し訳ありませんが、少々お時間をよろしいでしょうか?」 悩んでいるとノエルとディーが声を掛けてきたのだ。お金を一旦脇に寄せ二人へと顔を向けた。「何だい? 妙に真剣な顔をしてどうした?」「はい、これをお受け取りください」 ディーから手渡された物は金貨であった。たった一枚であるが、二人からすれば大金の筈だ。そんなぽんと出せる金額じゃない。「……これは?」「実は、エリナさんから少ないけどお給金としてお金を貰っていたんです」 母さんは家の食費に必要な雑費、更に後輩達への給料も考えて家計をやりくりしてたのか。ベテラン主婦も顔負けだな。「それを貯めて、俺達二人が出し合った分がこの金貨です。受け取ってもらえないでしょうか?」「ちょっと待てよ、お前達だってこれからの生活があるんだろ?」「大丈夫です、私達の分はちゃーんと残してありますから問題ありません。それに……私達はシリウス様に色んな事を教わりました。少ないですけど、これくらい出させてください」「料理や生き方を含め、様々な事を教えてくれました。授業料として受け取ってほしいのです」 二人は深く頭を下げ、貰ってくれるまで離れない様子だ。 授業料と言われてもなぁ。エミリアやレウスはとにかく、ノエルは片手間かつ適当に見てただけだし、ディーの料理は俺が食べたいから教えただけにすぎないんだがなぁ。「気持ちだけで良い……って、だけじゃ駄目なんだな。わかった、あ
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Garganta หอการค้าและสามีเป็นเมืองที่ใกล้ที่สุดจากบ้าน Arumesuto หนึ่งขนาดเล็กกว่า Medoria เมืองขนาดที่ไปในวันอื่น ๆ , การรักษาความปลอดภัยที่ดูเหมือนว่าจะไม่ดีดังนั้น ไม่ว่าจะยังมีความตั้งใจที่จะ Barudomiru เป็นพ่อจำนวนของสัตว์ที่เป็นหรือจะได้รับการที่โดดเด่นด้วยขนาดเล็กมาก ดีและประสานเสียงบอกว่ามันเป็นเมืองที่ได้มาช้อปปิ้งและที่นี่ฉันยังมีการขายยาของ Elina มันเป็นเมืองที่มันเป็นสิ่งจำเป็นที่จะฉันชีวิตของเรา เราเป็นในตอนเช้าและออกจากบ้านที่ถูกมา Arumesuto ก่อนเที่ยง โอ้ดีและเข้ามาอยู่ในเมืองลาในการสั่งซื้อเพื่อให้แน่ใจว่าการย้ายหมายถึงการตรงข้ามกับลูกค้าของคุณของบุคคลที่ของเดิมของเราหลังจากที่คุณเดินไปเดินในเมืองตอนนี้ต้องกินอาหารกลางวันในโรงอาหารของเมืองเป็นสถานที่ไหลมารวมกัน . "ดังนั้นการพูดคนสองคนคะเป็นครั้งแรกหรือไม่สิ่งที่เมือง" ได้รับความเดือดร้อนใน Mabuka เครื่องดูดควันในขณะที่การรับประทานอาหารประสานเสียงคูณด้วยเสียงกับพี่ชายน้องสาวประสบอาหารเดียวกัน ในขณะที่ไม่ใช้อาหารเป็นเพราะมันไม่ได้เป็นของหลักสูตรพบว่ามันเป็นสัตว์ที่คนนี้หรือไม่เห็นที่จะกลับเมื่อสามบางคน? และ "เป็นครั้งแรกที่ไม่ได้. ฉันมีหลายครั้งในวันที่ของการเป็นทาส. แต่ผมไม่ได้รับการเห็นถนน Nante และเพราะผมเป็นรถม้ามาก" นาเราจันทร์เป็นคุกทุกทางที่จะได้ไป "เมือง. ดังนั้นเมือง ที่จะเดินเป็นครั้งแรกที่ฉัน " มันจะเป็นหลักฐานที่แสดงว่าหัวใจจะกลายเป็นดีก็ไม่ได้รู้สึกอกหักคือการแสดงออกของพี่ชายน้องสาวได้พูดคุยเวลาแห่งความเจ็บปวด "ผมเห็น. ดังนั้นมันมากผมไม่ได้สงสัยจร" "ใช่มากมีสิ่งที่หายาก" "การทำความเข้าใจหลาย ๆ คนและไม่น่าแปลกใจที่ผสมจำนวนมากกลิ่น" มัน "มัน. จริงๆคือเมื่อครั้งแรกที่ผมยัง ฉันสงสัยไม่ได้สงบลง. ตอนนั้นผมเพิ่งได้รับการหยิบขึ้นมาในเพลงที่ชอบก็เป็นความวิตกกังวลปรารถนา. แต่มือที่อบอุ่นที่ได้คำแนะนำ Aria ฉันผูกจันทร์ Naa ที่ไม่ออกแม้ออกจากเมือง " "น้องสาวประสานเสียง เมื่อมีฉันนา "ดังกล่าวคือ "ไม่ได้เป็นธรรมชาติ. ผมหมายถึงพวกคุณยังเป็นน้องสาวของซิเรียสคว้าเสื้อผ้าเหมือนรู้ว่าฉันจะทำมันคือ" แต่เป็นเช่นนี้ ตอนนี้เราอยู่ห่างออกไปเนื่องจากการนั่งอยู่บนที่นั่ง แต่พี่น้องจากช่วงเวลาที่ฉันมาถึงในเมืองผมไม่ได้ปล่อยมันคว้าแขนของฉัน อาจจะมียังเป็นมนุษย์บ้างในยุคทาส เพื่อ Chimau ยืดแขนมันเป็นสิ่งที่ฉันต้องการให้คุณได้รับใช้โดยเร็วที่สุดเท่าที่เป็นไปได้ "ผู้ชายคนนั้น ...... ฉันไม่สงบเต็ม. แต่เป็นเพราะความสงบใส่ซิเรียสเหมือน" และ "ใช่นาฉันมากเต็มไปด้วยคนที่ฉัน. แต่กับพี่ชายใหญ่ได้ตามปกติผมคิดว่า Sugeze!" "ฉันกำลังจะไปเมืองที่มีคนดีมากขึ้น แต่ความสะดวกสบายขั้นพื้นฐาน" ได้ลิ้มรสการพังทลายของมนุษย์ในการแยกการแย่งชิงในเมืองในชีวิตก่อนหน้านี้สิ่งที่แสง Nante ความหนาแน่นของประชากรในระดับนี้ "คนที่ฉันทุกกรุณากลายเป็นที่คุ้นเคยได้อย่างรวดเร็ว. ในการได้ถ้าพวกคุณคุณควรจะมีพอที่จะชนะ. ความเชื่อมั่นในด้านอื่น ๆ ของฝ่ายตรงข้ามของการผจญภัยของ" และ "โอเค" และ "มันเป็นเรื่องน่าแปลกใจที่ผมชอบพี่ใหญ่และปู่ มีจันทร์นาน่ากลัวถ้าคุณมีจำนวนมาก. ต่อไปนี้ ...... " มีเรอุสขณะที่การขยายตะเกียบในการผัดเนื้อการสั่งซื้อและผักเอียงคอของเธอ และพวกเขาก็ไม่หยุดที่จะกิน แต่ก็แน่นอนอร่อยมากไม่น่า "พี่ชายใหญ่ที่ทุกคนไม่แตกต่างจากที่พี่ชายดีได้ทำ" "คุณขวา. อื่น ๆ และทำคุณบอกว่าผมไม่ได้เป็นไฟเหมือนกัน" "ทำดีกับมัน ...... two'm ไร้ประโยชน์. ซิเรียสเหมือนจริงและของดีเป็นที่น่าตื่นตาตื่นใจ เพียงแค่นี้มันคือ "เพราะไม่ได้หมายความว่าไม่มีประโยชน์ในการไม่ได้เป็นไฟเหมือนกันเพราะฉันจะไม่ได้รับการลวก โกงรสชาติของผักด้วยเกลือและพริกไทย, มันเป็นสิ่งที่ทำให้กำลังดุร้ายเฉพาะในรสชาติของเนื้อสัตว์ ฉัน แต่มันหยาบ แต่นี้ไม่ได้ไม่ดีตอนนี้ที่มีรสชาติ และ "ขอบคุณสำหรับการรอคอย" เมื่อฉันเสร็จสิ้นการรับประทานอาหารอาหารดีดูเหมือนจะใช้เวลาหนึ่งคน สั้นที่จะมีกับคาดสีดำตาสีน้ำตาลด้านซ้ายของมันคือคนที่ดูดี แต่อ้วนน้ำหนักเกินเล็กน้อย "ซิเรียสเหมือนนี้เป็น Gadd คือการผจญภัยเพื่อนเดิมของฉัน" "ยินดีที่ได้รู้จักชื่อของฉันคือ Gadd กำลังทำที่ยาวนานในหอการค้า Garganta ของเมืองนี้." "นี่เฉพาะเมื่อผมเริ่ม. ชื่อของฉันคือซิเรียส และผมว่าคุณ "และเมื่อคุณจับมือและใช้มือเหยียดออกมือที่โดดเด่นของ Gadd ไม่มีนิ้วก้อย และหลังจากนั้นยังคงจับอาวุธรู้สึกจากมือของเขายังอาจจะเป็นคนที่ได้เกษียณจากการผจญภัยที่ได้รับบาดเจ็บเหมือนกันและดี "ผมเคยได้ยินจากดีคุณมีผมได้ยินมาให้ฉันมีความยืดหยุ่นในสิ่งที่คุณต้องการหรือซื้อยาของเรา. อีกครั้งโปรดแจ้งให้เราบอกว่าขอบคุณ" "MESSO ดังกล่าวยังไม่มีการได้รับยาที่มีคุณภาพสูงและวัสดุเพื่อระยะยาว โดยการที่เราจะได้สิ่งที่มันมากอยากจะบอกว่าขอบคุณ. ถึงแม้ว่าผมเข้าใจจะพบจริงดีคือ "นาเป็นบุคคลที่ดีก็บอกว่าจะเป็น "ก๋วยเตี๋ยวผัดที่คุณได้รับการยกย่องเป็นสิ่งที่คุณได้เรียนรู้จากซิเรียสเช่น " "ทำขรุขระ !? จินตนาการในการปรุงอาหารซอสที่กำลังจะใช้ยากที่จะเป็นที่ความเข้มข้นมากเกินไปในทางที่นี้เป็นสิ่งที่คุณต้องการความสัมพันธ์ที่ต้องการตลอดไปนา" จับมือทำที่แข็งแกร่งอย่างกระทันหันเหวี่ยงแขนของเขาขึ้นและลง คนนี้ผม Gadd ของความรู้สึกที่ตรงข้ามแน่นอนและดี แต่ผมระมัดระวังแนวโน้มที่จะเป็นที่เชื่อถือได้ในเวลาที่คุณมีดีและผู้ปกครอง Shige คุณไม่พูดมากเกินไป และ "ขอโทษนะ? และในรูปแบบของความสัมพันธ์กับดีใด ๆ " ไม่จำเป็นต้องมีสิ่งที่ "ฝันโปรดเช่นเดียวกับการติดต่อกับดี. สัมพันธ์กล่าวว่าเป็นคนที่ก่อนหน้านี้และฉันเป็นเพื่อนผจญภัยเดิม. และของเราเป็น มันเป็นเรื่องที่ผมเป็นสมาชิกของพรรคบางอย่างฉันจะวันหนึ่งฉันฉันได้รับการช่วยเหลือในผู้ชายคนนี้ถูกโจมตีโดยสัตว์ประหลาดดุร้าย. แต่ที่เรา Chimai ทำตาข้างหนึ่งและนิ้วเล็ก ๆ น้อย ๆ ในความผิดที่น่าสนใจสำหรับโอกาสเวลานานที่จะเกษียณอายุ และมีการแปลเป็นกลายเป็นผู้ประกอบการค้า "เป็นthe'll รู้สึกประหลาดใจ "เมื่อแรกที่เข้ามาช้อปปิ้ง. ไม่มีทางที่คุณก็ไม่ได้" คิดว่าจะอยู่ในเมืองนี้แต่ยัง "ดีที่หนึ่งคุณสิ่งที่มาช้อปปิ้งเป็นตุลาการ ze'm ประหลาดใจเมื่อ. จะได้รับธุรกิจในบางข้อเสียจัดทำขึ้นโดยผู้มีพระคุณฉันฉันเพียงแค่เพิ่มผลประโยชน์ที่คุณสังเกตเห็น. คุณและฉันสงสัยว่า "ไม่ได้กำกับเท้าที่นี่สามีเป็นสามีร้องไห้ถ้าคุณสังเกตเห็น และนี้ได้รับในการรักษาผู้บังคับบัญชา ฉันฉันสงสัย แต่ฉันพบกันครั้งแรกกับคนนี้ว่าจะไม่มีอีกต่อไปชนชั้นสูงของ "ดีฉันความสัมพันธ์ที่น่ารังเกียจและผู้มีพระคุณคนที่แต่งตัวประหลาด. ตอนนี้เราเร็ว ๆ นี้จะไปกับเรื่องราวของธุรกิจ. แน่นอนเพื่อให้แน่ใจว่าเค? เกวียน" แต่ "ใช่. ผมและประสานเสียงไปทางทิศตะวันออก, ซิเรียสเหมือนคนรับใช้คนสองคนตะวันตก ม้าลากสายการบินที่จะไปสู่ขอต้องการที่จะ "อยู่ในวันนี้เพื่อเตรียมความพร้อมแต่ ...... ทำไมทำในช่วง "วันนี้เป็นไปไม่ได้ยิน, ทันทีที่ฉันนา" เพื่อการจัดการที่ดีแต่ Gadd กล่าวคำรามในใบหน้าขมยังคงเป็นเพียงสงสัย ไม่ว่าจะมี? ฉันต้องการให้ออกจากเมืองในวันนี้ถ้าเป็นไปได้ แต่ หน้าที่ของเราในการสั่งซื้อเพื่อหลีกเลี่ยงการแสวงหาเช่น Barudomiru เป็นโผ (แต่ไม่คืน) ผมไม่คิดว่าคุณจะมาในวันพรุ่งนี้วันนี้ในความเป็นจริง แต่ทั้งหมดมีความเป็นไปได้ที่ไม่ได้ใจผมต้องการที่จะปล่อยให้เร็วที่สุดเท่าที่เป็นไปได้จากคนที่อยู่ในดินแดนเพียงในกรณีที่ "Gadd และฉันไม่คิดแม้ในวันพรุ่งนี้ถ้าวันนี้เป็นไปไม่ได้. ฉันเรายังมีการบอกว่าการรับรู้เป็นไปไม่ได้เพราะมี" "ไม่มีก็จะแม้จะเมื่อจะเหมือนกันผมคิดว่าการที่จะทำ. คุณ แต่ซึลาเร็ว ๆ นี้ แต่ผมได้รับรู้ คือผมจะ "พลาดที่ Te "Gadd หรือคุณกำลังพูดถึง. อยู่แล้วทำซิเรียสไม่ได้หรือไม่" คิด Toka ได้รับความรู้จากนายโนเอลได้รับบิตในเวลาเพียงนั้นที่นี่ ที่จะได้เคยมาถึงเมืองพร้อมกับดีเพราะ Gadd กล่าวว่านอกจากนี้ยังมีข้ออ้างที่เกลียดชังคนสัตว์ไม่มีอาจจะมีความสัมพันธ์ที่ดีคือการขอบเขตที่โก่งเรื่องตลก "แม่ของฉันษรนาเช่นฉัน Tekiwa การประสานเสียงจัง. แต่มันเป็นสำหรับฉันก็คือเลิกเหงาเป็น true.'m ในฐานะที่ดีก็ยังสอนหลายฉันยังฉันต้องการที่จะเรียนรู้" และฉันต้องการที่จะ "เรียนรู้ผมเด็ก จะ? " "ผมเป็นผู้หนึ่งที่คุณมีการเปลี่ยนแปลงดีขึ้นที่นี่. เมื่อมันจะไม่ได้ผลและฉันคิดว่าสามีและลูก ๆ จริงตอบสนองและเราคิดว่ามากขึ้นและมากขึ้นโดย" มัน "สิทธิการตัดสินใจ Gadd. โดยวิธีการที่ฉันสิ่งที่เกี่ยวกับฉันเกวียนเคน?" " ที่ทำ แต่มันโชคดีนาดี. ฉันกำลังจะไปทางทิศตะวันออกในรถม้าตั้งแต่วันนี้. มัน 'มันขึ้นอยู่กับกระเป๋า แต่ฉันจะไปใส่ " "มันเป็นสิ่งที่ดี. แต่ แต่ผมมันเป็นสิ่งสำคัญของซิเรียเหมือน" "สันติภาพสีขาวของจิตใจยังมีเพียงระยะเวลาที่ดี. อย่างไรก็ตามอูเซส Mukao ในรถม้าหยุด" ออกจากโรงอาหารยังคงที่จะได้รับเชิญให้ Gadd ฉันเราไปเมืองรถม้ายืน รถบรรทุกขนาดต่างๆมีคำสั่งให้เป็นหนึ่งในพวกเขาและขนาดของรถม้าประมาณแปดคน Gadd กำลังการผลิตเป็นต่อเท้า "เฮ้ซัค. ไม่ว่าการเตรียมความพร้อมเป็นไปได้หรือไม่" ชายคนหนึ่งจากหมู่เสียงของ Gadd ของการขนส่งที่ออกใบหน้า ชายคนหนึ่งที่มีขนาดเล็กในขณะที่มันเป็นที่อายุน้อยกว่าเล็กน้อย Gadd, คาดนิ้วโดยไม่ต้องใด ๆ นอกจากนี้ยังมียังมีชีวิตอยู่หรือมองไม่เห็นความแตกต่างระหว่างพี่ชายของปีเมื่อคุณเรียงรายขึ้นถัดจาก "ฉันเพิ่งเริ่มต้นและรอให้คุ้มกัน after'm อย่างละเอียดเตรียมพี่ใหญ่. ส่งออกพาย? อันตรายนาเวลาของการส่งมอบนี้มีแนวโน้มที่จะถูกโจมตีโดยปีศาจนา" "ผมออกจากสิ่งที่แปลกคนบ้านา. นั่งไป เพราะมีคนต้องการตอนนี้ Orose สองบาร์เรลและแร่กล่อง " "อีกครั้งมาฉันสิ่งที่มันไม่ sales'm ทั้ง" ลง"ให้ฉันทำอย่างรวดเร็วเพราะการขอมือหนักใหญ่ good.'m รับผิดชอบคือผม ฉันจะ "เพราะใช้ไม่ได้ "วิธี. พี่ใหญ่ผมก็จะช่วยให้ฉัน" และ "พบถูกพบ. นวัตกรรมก็เพื่อ. สามี แต่ก็บอกว่าเวสต์, คุณแน่ใจหรือว่าต้องการที่จะได้ยิน Toka กำกับทั้งพาย?" มองย้อนกลับไปผม Gadd ที่จะถามมันก็เสียใจไม่ดี เขาบอกว่าจะไม่ฟังเหตุผล แต่ถ้าคุณไม่ทราบว่าสถานที่อาจจะเป็นเรื่องยากที่จะอธิบายให้ก่อนหน้านี้ซัค "Elysium ปลายทางของ" "ดีผู้ชายคนนี้ของปลายทางยังประสบการณ์ใกล้ตาย Elysium ที่เป็นอย่างดีนา" "ไม่ดีไม่ได้ถ่ายลงกระเป๋าเดินทาง" "ไม่ไม่เพราะยังเป็นคันธนูทำให้ฉันได้รับจนถึงขณะนี้. ดีแล้วฉันกับเขา ประสบการณ์ใกล้ตายคุณมีที่จะช่วยให้รายละเอียดลงและโหลดกรุณารอในขณะที่ด้าน " Gadd เป็นไปของเราก็ปักหลักไปยังสถานที่ที่มันเล็ก ๆ น้อย ๆ ออกไปจากบ้านของโค้ช แต่ก็เป็นเพียงคนเดียวที่ยังคงดูรถม้าให้ทุกคนเข้าชมไม่ได้ออกคำในขณะที่ นอกจากนี้ยังอาจจะมีการเรียนการสอน ของที่นี่เพราะเราเลิก ไม่ลอยเป็นคำที่ดีคลุมเครือและจะมีดีและได้จุดประกายเอาถุงจากอก "ซิเรียสเหมือนมันไม่สายเกินไปในขณะนี้. ฉันต้องการที่จะกลับนี้ แต่" "นั่นคือสิ่งที่ทำให้การอื่น ๆ เพื่อพวกคุณ. ฉันเกลียดมันเพราะเป็นหนี้กับดีเมื่อฉันได้รับ." "แต่ยังคง Got มากเกินไป. ฉันเรากับคุณดีเกินไปได้ครึ่งหนึ่งของ " เหรียญทองในถุงที่มีดีที่จะได้เข้า Tanmari ทำไมดีได้เช่นเงินเป็นจำนวนมากเรื่องย้อนหลังไปถึงคืนที่ผ่านมา คืนเมื่อวานนี้เราได้รับการทำพรรค Barudomiru หลังจากกลับมาถึงบ้านผมเก็บทุกครั้งเวลาที่บุคคลที่ถูกกว่า โต๊ะเรียงรายเงินที่ขายเงินและเครื่องประดับและยังคงสะสมจนถึงขณะนี้ที่นี่จะมีมันเป็นทรัพย์สินของบ้านยกเว้นอกนาทีติดตามพวกเราทุกคน การจัดการทรัพย์สิน แต่บทบาทของแม่ แต่ตอนนี้ฉันมีการจัดการที่จะใช้เวลาของฉันมากกว่านั้น หลากหลายของเงินที่จัดเนืองแน่นบนโต๊ะทำงานของผมไปนับหนึ่งโดยหนึ่ง รวมแล้วในช่วงเวลาหลายนาทีทรัพย์สินทั้งหมดของบ้านของฉันมีการค้นพบในที่สุด และ "โดยเลี่ยงที่ดีของเงินว่าสิบนาทีถึงเจ็ดสิบสามเหรียญทอง. ส่วนการคิดนวัตกรรมดึงออกมาจากที่นั่น" เป็นทองสี่สิบห้าแผ่นหายไปค่าเข้าของโรงเรียนส่วนที่เหลือของทองสอง สิบแปดแผ่น ฉันและสาวกของค่าใช้จ่ายของที่อยู่อาศัยในขณะที่มีแนวโน้มที่หาก แต่เหรียญทอง "ขออภัยในซิเรียสชอบ. การคำนวณ แต่คุณแน่ใจหรือว่าต้องการเวลาน้อย?" ผมกังวลว่าถ้าประสานเสียงที่ดีและได้รับการคูณด้วยเสียง เงินครั้งเดียวไปยังใบหน้าเพื่อคนสองคนถามกัน "สิ่งที่บทที่? เป็นสิ่งที่โดยใบหน้าร้ายแรงแปลก?" "ใช่นี้โปรดรับ" ผู้ที่ถูกส่งมาจากดีเป็นเหรียญทอง ในขณะที่มันเป็นเพียงชิ้นเดียวก็เป็นไปใน bucks ใหญ่ถ้ามาจากคนสองคน มันไม่ใช่จำนวนเงินที่คุณใส่ออกเช่นป๊อป "...... นี่คืออะไร?" "ที่จริงผมเล็ก ๆ น้อย ๆ จาก Elina และฉันได้มีเงินเป็น Kyukin" ของคุณแม่จะเล่นกลเกิดความคิดที่ใช้ในครัวเรือนที่จำเป็นเพื่อให้อาหารของบ้านเงินเดือนมากยิ่งขึ้นเพื่อให้เราจูเนียร์ ไม่ว่าจะเป็น แม่บ้านทหารผ่านศึกผมยังความอัปยศ "ในการสะสมมันนาทีที่เราสองคนระดมความคิดนี้เป็นสีทอง. จะไม่ได้รับการได้รับ?" "ผมต้องการที่จะรอเล็ก ๆ น้อย ๆ ผมสงสัยมีชีวิตในอนาคตแม้พวกคุณ?" และ "ไม่เป็นไรนาทีของเรา และเพราะคุณจะถูกทิ้งให้อยู่กับ Wachan ไม่มีปัญหา. และ ...... เราได้รับการสอนจำนวนมากสิ่งที่ชอบซิเรียส. แม้ว่าจะมีขนาดเล็กโปรดแจ้งให้ออกมาเกี่ยวกับเรื่องนี้ " รวมทั้ง "อาหารและวิถีชีวิตเพื่อที่จะบอกสิ่งต่างๆ มันทำให้ผม. และฉันต้องการที่จะได้รับการเรียนการสอนเป็น " คนสองคนที่จะลดหัวลึก แต่วิธีการที่คุณไม่ต้องออกจากเราจนได้ ผมสงสัยว่านอกจากนี้ยังมีการกล่าวถึงการเรียนการสอน เอมิเลียและเรอุสแล้ว Noel'm เพียงแค่ต้องการขอเวลาและความเหมาะสมของอาหารดีฉันสงสัย แต่ฉันไม่ได้เป็นเพียงแค่การเรียนการสอนเพราะผมต้องการที่จะกิน และ "คุณไม่รู้สึกว่ามันเป็นเพียง ... ฉันแค่ไร้ประโยชน์. มันถูกพบโอ้





























































































































































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