ティーチャー アドロード大陸に幾つか存在する町の一つ、メドリア。 城のある大規模な街程ではないが、人が絶えない程に賑わっている中規模の街へ俺 การแปล - ティーチャー アドロード大陸に幾つか存在する町の一つ、メドリア。 城のある大規模な街程ではないが、人が絶えない程に賑わっている中規模の街へ俺 ไทย วิธีการพูด

ティーチャー アドロード大陸に幾つか存在する町の一つ、メドリア。 城の

ティーチャー

アドロード大陸に幾つか存在する町の一つ、メドリア。
城のある大規模な街程ではないが、人が絶えない程に賑わっている中規模の街へ俺はやってきていた。

目的はジュエルタートルの宝石を売る為である。
最初は冒険者ギルドや大型の店で売ろうとしたが、伝も無ければ子供をまともに相手にしてくれる筈もなく、顔を知られない為にも裏組織を使って売る事にした。

メドリアで非合法を主に取り扱う裏組織の一つである、メリッサ。
酒場で情報を集め、俺はその裏組織の本部である地下に招かれる事に成功した。そして薄暗く蝋燭の明かりのみしかない部屋の中で、メリッサの幹部である男と対面する。

男は髪が一切生えていない禿頭で、顔に大きな傷が幾つもある貫禄たっぷりのおっさんである。鍛え抜かれた筋肉を隠す事無く晒しこちらを威圧しているが、ライオルに比べたら微風レベルだ。顔を隠すフード付きローブを着る子供を、見た目で判断しない点から実力重視の人間なんだろう。
だが騙すのはしっかりやるようだ。実物を見せて最初に渡された金貨の数はたったの二十枚である。外の相場で考えると五十枚は硬いようだし、少しご相談といきましょうかね。

「話にならんな」

渡された金貨袋を机に放り投げ、俺は不快そうに鼻で笑って踏ん反り返った。

「ですがこれは正当な価格では?」
「舐めているのか? 相場を知らない餓鬼がこんな所まで来れる筈ないだろ。見た目で判断するそんな低レベルな組織なのかあんたらは?」
「そう思われるのは心外ですな。私達はこの町でそれなりに顔が広い組織ですし、特別に金に困っておりません。最悪取引を中止してもよろしいのですよ?」
「それこそ嘘だな。これほどの物は滅多に出回らないから欲しい筈だろう? 何だったら他の組織なら買い取ってくれるかもな」
「ははは、理解していらっしゃるようだ。ですが……お金以外で手に入れる事もできるのですよ?」

相手が手を上げると、闇の向こうで殺気が幾つか生まれた。

「さて……どうしますか?」

男は嫌みったらしく笑いながら手を下ろすと、周囲の殺気が消えた。これはあれか? 私の合図一つで貴方をヤれますよと……そう言いたいのかね? 裏組織だけあって過激ですな。

「ますますもって話にならんな。お前らはこれを手に入れたのは偶然だと思っているのか?」

机を軽く叩きながら『サーチ』で調べたところ、天井裏に二人、左壁の隅に一人、背後の扉向こうに一人の反応がある。

「天井に二人、隅に一人、扉向こうに一人とそしてあんたを含めたった五人。そんな数でジュエルタートルを倒せるなら掛かって来い」

交渉とは舐められては駄目だ。たとえ不利でも弱音を吐けば、そこを突かれて軌道修正が不可能になりかねないのだ。
あくまで強気で、時に誘うような弱さを見せて自分に有利な条件を勝ち取る。それが闇の世界であれば複雑で難しくなるが、昔も今も多少の問題くらいは対処可能なので、基本強気で攻めるのが俺のスタンスだ。

「どうした? 天井の二人にナイフを投げてもらい、背後の奴がバッサリいくか? それとも、目の前のお前が抑え、他の四人で同時に攻めてみるか?」

少しだけ魔力を込めた威圧を放つと、目の前の男は汗を浮かべながら唾を飲んだ。

「まあ少なくとも、俺と戦えば組織も無事に済まないだろう。そうなれば他の組織に隙を見せる事になるな」

そこまで言い、俺は威圧を止めてミスリルナイフを男に見せるように取り出した。

「だが俺はお前達の組織に一切興味が無い。この宝石を秘密裏に売りたいだけだ。試すのは結構だが、そろそろ本題に入らないか?」

こいつらが安い金額やら脅してくるのは、俺を試しているだけなのだ。俺は取引をするに値する相手なのか? それを調べる為にわかりやすい方法でふるいにかけたのだ。対して俺は散々脅して萎縮したところで、興味がないと安心感を与え、更に貴重なミスリルナイフを見せて只者ではないと思わせたわけだ。
これくらいやれば認めてくれると思うのだが。

「失礼した。貴方の実力と洞察力……しかと理解しました。試すような真似をして申し訳ない」
「気にするな、裏に生きている以上必要な事だろう。それでこいつは買い取ってくれるのか?」
「買い取らせていただきましょう。買い取り金は……金貨五十枚でどうですか?」

ふむ、金貨五十枚もあれば問題は無いが、こいつはまだ足元を見ているな。

「こいつは透明度が高いし、なおかつ破損の無い完全な状態だ。オークションで売れば相当な値段がつくだろう。金貨百枚だな」
「これはご冗談を。我々もただ買い取って売るだけではありません。手間を考えまして五十五枚です」
「だがこれは原石でこの美しさだ。加工すれば物好きな貴族がこぞって買おうとするだろう。九十枚だ」
「加工にどれだけ手間が掛かるかご存知では無いのでしょう? 五十五枚です」
「俺は細工を趣味にしていてな。ジュエルタートルから取れた他の宝石でこのような物を作ってみた。八十枚」
「これは!? なるほど、素晴らしいですね。七十五枚でどうでしょうか?」
「……そんなところだな」
「商談成立ですね。ではすぐに用意させますのでお待ちください」

俺が男に渡したのは、余分に採れたルビーの原石をカットして貼り付けたランプだ。
他にも細かい宝石を散りばめて、一つ一つに『ライト』のように光る魔法陣を描き、全体が淡く輝く観賞専用のランプだ。実用性は皆無だが、物好きな貴族なら買ってくれるかもしれない。
手間はかかったが、魔法陣を描く練習用で作った物なので惜しい物ではない。


「金貨七十五枚です。ご確認されますか?」
「当然だ」

別に信用していないわけじゃないが、裏組織では確認しないと逆に不信感を与えてしまう。確認もせず懐に入れると見た目は格好良いが、商売人や裏からすれば信用するに値しないのだ。お金や物のやり取りでは、きっちりする姿を見せ付けておくのが信頼へと繋がる。やってて何だが、こいつとはもう二度と会うつもりが無いから必要ないかもしれない。

「七十五枚、確認した。それでは失礼させてもらおう」
「有意義な商談でした」

もうお帰りですか? 等と引き止める行為はしない。仲が良いわけでも無いし、余計な干渉と詮索されない為に裏と接触したと理解しているからだ。もう一つの優れた点を見るにこの男は裏組織であるが、契約さえきちんとしてれば信用できる者であろう。

「ああそうだ。この金貨はもう俺のだから、組織のメリッサは一切関知しないよな?」
「……その通りです。何があってもメリッサは関与しないと誓いましょう」
「言質は取ったぞ。ではな」

足早に地下から脱出し、裏通りを抜けて表通りに出たところで息を吐いた。やれやれ、裏の世界と関与するのも久しぶりだから精神的に疲れた。それでも苦労に見合った分だけ高値で売れたし、あいつらに何かお土産でも買って帰るか。表通りをぶらぶら歩きながら、目に付くものを手に取り購入していく。
エミリアはリボン、レウスは丈夫な手袋として、ノエルとディーの結婚祝いは何がいいだろうな。ベビー用品は早すぎるだろうし、お揃いのペンダントとか良いかもしれない。
目当ての物を見つけて購入し、街の外へ出て近場の森へ向かう。さっさと帰ってもいいのだが、ちょいと一仕事しないと駄目なようだ。

「……出てこいよ」

俺の呟きに、全身黒尽くめの男が姿を現した。
この男は地下から出た俺をずっと尾行しているのである。『サーチ』で調べると複数の気配を感じたが、こいつだけ先ほど俺を囲んでいた一人なのはわかった。他の幾つかの気配は初めてだが、友好的ではないのは確かだ。先手必勝しておこう。

「どうやら俺を感知したのは偶然じゃないようだな。どうやった?」
「教えるバカが居ると思うか? それより何の用だい? 俺は正当な商談で金を受け取った筈だが」
「なーに、子供にしては貰いすぎじゃないと思ってな。大人である俺が回収にきたわけさ」

男は欲望に塗れた笑みを浮かべ、取り出したナイフを俺に突きつけた。ある程度予想はしてたけど、これまたわっかりやすいの来たなー。

「餓鬼にしては妙に偉そうだから大人の世界を教えてやるよ。授業料はさっきの金とお前のナイフだ。そういう上物は俺の様な格上が持つもんだ」
「教育は結構だし、お前こそナイフを持つには格が足りん。自分の実力をしっかり理解しろ」
「けっ、本気で生意気な餓鬼だ。おい、お前ら出て来い!」

男が手を上げると屈強な男達がぞろぞろと出て……こなかった。不思議そうに周辺を見回し何度か手を上げ下げするが、何も起こらない。

「くそ、あいつら裏切りやがったな!」

いやいや、裏切ったんじゃなくて来られないんだよ。
お前さんと話している内に探知して、すでに全員の脳天を撃ち抜いて終っています。探せばそこらの草葉の陰にごろごろと転がってる筈ですよ。残りはあんただけだ。

「もういい、俺一人で十分だ。さっさと金を回収して出世してやる。俺の方が優れているのに、あんな禿に使われるなんてもう沢山だ!」

成る程、金を懐に入れたいんじゃなくて組織の地位向上が狙いか。出世欲が旺盛なのはけっこうだが、あの男よりお前の方が優れてるだと? とことん勘違いしているなこいつは。

「ちょっと頭が良いからって何でちやほやされるんだ。こんな餓鬼相手にへこへこしやがって、何を怯えてるのかさっぱりわからねえ!」

お前に足りないのは強者を見抜く目だ。
少なくともあの男は俺を試した時点で強者と理解し、丁寧な態度で応対していた。裏の世界では常に危険と隣合わせだから危機管理が優れてる奴ほど生き残るわけだ。それをわかっていないお前はいずれ終る。というか、ここで終る。

「それがわからないからその程度なんだ。『マグナム』」

残念ながら俺は聖人君子ではない。やられたらやり返すし、好意を向けるならば好意で返す。こいつは明らかに俺を狙っているんだから遠慮なくやらせてもらう。前世ではお前のような奴は幾らでも葬ってきたんだ。今更罪悪感など感じまい。

「何を言ってん、だっ!?」

放った弾丸が脳天を撃ち抜き、訳もわからぬまま男はこの世から去った。考えてみれば、この世界で初めてヤってしまったが……やはり何も感じないな。必要の無い対処はするつもりはないが、生きる為にやらねばならん時もある。いつか弟子にも経験させてやらないとな。
向けた指を外し、周辺の状況を確認するが敵影は無し。
構成員を倒したので組織に喧嘩を売った行為だろうが、あの男から関与しないと言質もらってるし、今回のは明らかにこいつ一人の暴走だ。後の処理は組織内で済ますだろう。目撃者も始末したし、このまま高飛びすれば俺の正体も掴めまい。
重たい金貨を背負い、俺は家へと帰るのだった。



「お帰りなさいシリウス様」
「お帰り兄貴!」

家へ帰ると庭で訓練していた姉弟が迎えてくれた。二人はそれぞれ鍛える方向性が決まったから、必要な時以外は俺がいなくても自主訓練で済ませるようになった。後は本人のやる気次第だが、二人の疲労度合いを見るに真面目にやってるようだ。

「ただいま。何かあったかい?」
「特にありません」
「ノエル姉とディー兄がピンク色になってる以外、何もなかったよ」

あの二人は結婚式が終って一ヶ月経った今でも楽園パラダイスである。家事や仕事は真面目であるが、休憩や食事時には必ず隣同士になっていちゃついている。夫婦愛が良好なのは良いが、そのラブラブっぷりにエミリアが羨ましさから暴走したり、レウスに至っては『俺、あんなだらしない顔するなら夫婦になりたくないかな?』と、結婚に苦手意識を持ち始めたのである。
その内落ち着くから病気みたいな物だと思って諦めろと納得させたが、情操教育に悪いからと夫婦に止めろとも言えず、最近生まれた悩みの種である。

「そうか。二人はもう訓練終りか?」
「はい、私のノルマは終わりました。後で構わないのですが、手が空いたら私の魔法を見ていただいても宜しいですか?」
「俺も終ったよ。あとね、そろそろライオルのおっちゃんのとこへ行ってみたい」
「わかった
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「ただいま。何かあったかい?」
「特にありません」
「ノエル姉とディー兄がピンク色になってる以外、何もなかったよ」

あの二人は結婚式が終って一ヶ月経った今でも楽園パラダイスである。家事や仕事は真面目であるが、休憩や食事時には必ず隣同士になっていちゃついている。夫婦愛が良好なのは良いが、そのラブラブっぷりにエミリアが羨ましさから暴走したり、レウスに至っては『俺、あんなだらしない顔するなら夫婦になりたくないかな?』と、結婚に苦手意識を持ち始めたのである。
その内落ち着くから病気みたいな物だと思って諦めろと納得させたが、情操教育に悪いからと夫婦に止めろとも言えず、最近生まれた悩みの種である。

「そうか。二人はもう訓練終りか?」
「はい、私のノルマは終わりました。後で構わないのですが、手が空いたら私の魔法を見ていただいても宜しいですか?」
「俺も終ったよ。あとね、そろそろライオルのおっちゃんのとこへ行ってみたい」
「わかった
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ครูหนึ่งของเมืองบางส่วนอยู่ในทวีป Adorodo, Medoria ในขณะที่ไม่ได้อยู่ในเมืองที่มีขนาดใหญ่เช่นเดียวกับปราสาท, ฉันได้มาถึงเมืองขนาดกลางซึ่งเป็นที่แออัดดังกล่าวเท่าที่คนทำไม่ได้อย่างต่อเนื่อง เป้าหมายคือการขายอัญมณีของเต่าอัญมณี ในขั้นต้นจะได้รับการพยายามที่จะขายในสมาคมนักผจญภัยหรือร้านค้าขนาดใหญ่ถ้ายังมีการถ่ายโอนโดยไม่ควรจะทำให้ฝ่ายตรงข้ามสำหรับเด็กที่ดีก็คือการขายโดยใช้ยังกลับองค์กรเพื่อที่จะได้รู้ว่าใบหน้า เป็นหนึ่งในที่ผิดกฎหมายส่วนใหญ่จัดการองค์กรกลับ Medoria เมลิสสา ในการเก็บรวบรวมข้อมูลในแถบที่ผมประสบความสำเร็จที่จะได้รับเชิญให้สำนักงานใหญ่ขององค์กรใต้ดินกลับ และสลัวในแสงเทียนมีเพียงห้องเท่านั้นผมจะใบหน้าเพื่อใบหน้ากับผู้ชายคนหนึ่งเป็นผู้บริหารเมลิสสา มนุษย์หัวล้านผมไม่ได้เติบโตในทุกสิ่งที่เป็นรอยขีดข่วนขนาดใหญ่มากมายศักดิ์ศรีของชายชราคนหนึ่งซึ่งเป็นจำนวนที่ใบหน้า มันเป็นโดยไม่ต้องเปิดเผยข่มขู่ที่นี่เพื่อซ่อนกล้ามเนื้อที่ได้รับการฝึกอบรมอย่างรอบคอบ แต่ก็ระดับสายลมเมื่อเทียบกับ Raioru เด็กที่จะสวมใส่เสื้อคลุมที่คลุมด้วยผ้าเพื่อซ่อนใบหน้าของเราจะทำจากจุดที่มันไม่ได้กำหนดโดยเน้นความสามารถของมนุษย์ลักษณะที่ปรากฏ แต่เคล็ดลับของมันดูเหมือนว่าจะทำอย่างมั่นคง จำนวนครั้งแรกผ่านในเหรียญทองที่จะแสดงสิ่งที่จริงเป็นเพียงยี่สิบแผ่น ป.ร. ให้ไว้นอกตลาดห้าสิบ sheets'm อย่างหนักและผมคิดว่าขอไปให้คำปรึกษาเล็ก ๆ น้อย ๆ "มันไม่ได้ที่จะพูดคุยนา" และโยนถุงทองผ่านบนโต๊ะทำงานของผมก็เหยเกก้าวหัวเราะอึดอัดแนวโน้มในจมูก "แต่นี้เป็นราคาที่ยุติธรรม" และ "อาจไม่ทราบ? rate เลียสารเลวจะไม่มาถึงสถานที่เช่นนี้. องค์กรในระดับต่ำเช่นว่า Antalaha ที่จะตัดสินโดยลักษณะ?" "ผมคิดอย่างนั้น หลายวัน 'epicardial จะเป็น. เรานี้เป็นวิธีการของตัวเองเหมาะที่จะเผชิญกับองค์กรขนาดใหญ่ที่อยู่ในเมืองนี้ก็ยังไม่ได้มีความสุขกับทองเป็นพิเศษ. มันฉันแน่ใจว่าคุณต้องการที่จะหยุดการจัดการที่เลวร้ายที่สุด? " "นั่นเป็นเรื่องโกหก ฉันนา. นี้เกี่ยวกับสิ่งที่ไม่ค่อยจะควรต้องการเพราะปรากฏในตลาดไม่ได้หรือไม่คุณสามารถจะนา "ได้ซื้อมันถ้าอะไรคือเมื่อองค์กรอื่น ๆ"แม่ Irassharu ดูเหมือนจะเข้าใจ. อยู่นอก แต่ ...... เงิน ฉันจะฉันยังสามารถใส่ในมือ? " ถ้าอีกฝ่ายจะเพิ่มมือกระหายเลือดเกิดบางอย่างในด้านอื่น ๆ ของความมืด "ดีถ้าคุณ ... ?" และลงมือกับถากถางคนหัวเราะยืดมันก็หายไปรอบกระหายเลือด คือว่ามันได้หรือไม่ ฉันต้องการให้คุณมันและฉันจะบอกว่ายา ...... ดังนั้นในคิวหนึ่งของฉันได้อย่างไร มันเป็นเรื่องที่รุนแรงมีองค์กรเดียวกลับ และ "ไม่ไม่ได้ที่จะพูดคุยมากขึ้นและมากขึ้นด้วย. พวกคุณนี้คืออะไรคิดว่ามันเป็นโอกาสและถูกขังอยู่ในมือ" ถูกตรวจสอบในขณะที่แตะโต๊ะใน "ค้นหา" คนสองคนในเพดาน, ผนังด้านซ้าย คนคนหนึ่งในมุมของมีปฏิกิริยาของคนคนหนึ่งไปที่ประตูฝั่งตรงข้ามที่อยู่เบื้องหลัง "คนสองคนบนเพดานซึ่งเป็นหนึ่งในบุคคลที่อยู่ในมุมและคนคนหนึ่งในประตูเกินห้าคนกำลังยืนอยู่รวมทั้งคุณ. Jewel เต่ามาแขวนถ้าพ่ายแพ้ด้วยเช่นจำนวน" มันไม่มีประโยชน์ที่จะเลียและการเจรจาต่อรอง ถ้าคุณแปรงข้อเสียเช่นการร้องเรียนใด ๆ ก็อาจจะกลายเป็นไปไม่ได้ที่จะโคจรแก้ไขถูกจับได้มี มันรั้นเพียงที่จะชนะเงื่อนไขที่ดีให้ตัวเองเพื่อแสดงความอ่อนแอเช่นเชิญที่ แม้ว่ามันจะกลายเป็นความซับซ้อนและยากตราบใดที่มันเป็นความมืดของโลกจึงเป็นเวลานานที่ผ่านมาการจัดการที่เป็นไปได้มากน้อยของปัญหาแม้ตอนนี้มันเป็นจุดยืนของฉันที่โจมตีพื้นฐานรั้น "ถามจะโยนมีดสองคนเดียวกัน? เพดานหรือไม่ว่าคนที่เป็นไปตัดผมที่อยู่เบื้องหลัง ?, คุณสามารถเก็บไว้ในด้านหน้าของหรือพยายามที่จะโจมตีในเวลาเดียวกันในอีกสี่คน?" และนำความมหัศจรรย์นิด ๆ หน่อย ๆ เมื่อยิงถูกข่มขู่ก่อนที่ตาของมนุษย์ดื่มในขณะที่คายยิ้มเหงื่อ "ดีอย่างน้อยองค์กรถ้าการต่อสู้และฉันก็จะต้องเสียใจอย่างปลอดภัย. ไม่กลายเป็นที่แสดงให้เห็นช่องว่างให้กับองค์กรอื่น ๆ ถ้าเกิดว่า" พูดถึงที่นั่นผมถูกนำออกมาเพื่อแสดงให้คนดมิ ธ ริลที่จะหยุดการข่มขู่ มันเป็น "แต่ฉันอย่างไม่สนใจในตัวคุณองค์กรของเรา. ฉันเพียงแค่ต้องการที่จะขายอัญมณีนี้ในที่ลับ. มันปรับให้ลอง แต่เร็ว ๆ นี้หรือไม่ตกลงไปที่ธุรกิจ?" คนมาขู่ว่าจำนวนเงินที่ถูก Yara เงิน และคุณก็ต้องพยายามฉัน หรือคู่ของคุณผมสมควรที่จะทำข้อตกลงหรือไม่? มันก็ร่อนในวิธีที่ง่ายต่อการเข้าใจในการตรวจสอบ เป็นที่ที่ฉันคุณมีฝ่อและขู่มือที่น่ากลัวให้ความรู้สึกของการรักษาความปลอดภัยไม่ได้สนใจก็คือการแปลมีแนวโน้มที่จะได้รับต่อไปไม่ได้คนธรรมดาที่จะแสดงดมิ ธ ริลที่มีคุณค่า แม้ว่าเขาจะคิดว่าเราได้รับการยอมรับว่าถ้ามันไม่เกี่ยวกับเรื่องนี้ มัน "เป็นหยาบคาย. ผมเข้าใจความเข้าใจ ...... Shikato และความสามารถของคุณ. มันไม่ได้เสียใจที่จะเลียนแบบเช่นลอง" "ไม่ต้องกังวลเกี่ยวกับมันจะเป็นสิ่งที่จำเป็นมากขึ้นกว่าที่มีชีวิตอยู่ในด้านหลัง. ดังนั้นผู้ชายคนนี้มีการซื้อ คุณสามารถว่าจะ? " "Let 's ให้ฉัน snapped. ซื้อทองอะไร ...... ทองห้าสิบแผ่น?" นาอืมไม่มีปัญหาถ้าเหรียญทองยังห้าสิบแผ่นกำลังมองหาที่สิ่งที่แช่งยังคงเป็นฟุต "เพื่อให้ผู้ชายคนนี้มีระดับสูงของความโปร่งใสและยังไม่ได้เป็นรัฐที่สมบูรณ์ของความเสียหาย. ถ้าขายในการประมูลจะได้รับราคาที่มาก. ไม่เป็นร้อยเหรียญทอง" "นี่เป็นเรื่องตลกของคุณ. เราไม่เพียง แต่ขายได้ซื้อเพียงเพื่อ . ผมคิดว่าในความพยายามเป็นห้าสิบห้าแผ่น " "แต่มันเป็นความงามนี้ในหยาบ. หากการประมวลผลจะ Faddy ขุนนางจะไปซื้อเป็นเอกฉันท์. เก้าสิบของแผ่น" "เท่าไหร่ในการประมวลผลที่ใช้เวลานาน จะไม่ได้รู้หรือไม่? ห้าสิบห้าแผ่น " ฉันทำ "ไม่ฉันมีงานอดิเรกที่สร้างขึ้น. สิ่งดังกล่าวในเครื่องประดับอื่น ๆ ที่ถูกนำมาจากเต่า Jewel. สิบแผ่น" "นี่คือ !? ดีก็ดูดี. เจ็ดสิบห้าแผ่นและสิ่งที่เกี่ยวกับอะไรบ้าง? " "...... สถานที่ดังกล่าวผมนา" กรุณารอสักครู่มันเป็น "ความฉลาด. ในเพราะมันจะถูกจัดเตรียมทันที" ผมถูกส่งไปยังคนพิเศษ ตัดทับทิมหยาบก็ติดอยู่ในมันวางโคมไฟ เป็นที่เรียงรายด้วยเครื่องประดับปรับอื่น ๆ นอกจากนี้ยังวาดเรืองวิเศษในหนึ่งโดยหนึ่งเป็น "ไฟ" ก็อ่อนทั้งโคมไฟส่องเฉพาะไม้ประดับ การปฏิบัติจริงไม่มีอะไร แต่มันอาจจะยินดีที่จะซื้อมันถ้าขุนนางอยากรู้อยากเห็น แม้ว่าเวลาและความพยายามที่จะเอามันไม่ได้เป็นสิ่งที่น่าเสียใจเพราะสิ่งต่างๆที่ทำกับการปฏิบัติที่จะดึงทีมมายากล "มันเป็นเจ็ดสิบห้าเหรียญทอง. สิ่งที่คุณยืนยัน?" และ "แน่นอนมันคือ" แต่ไม่ได้หมายความว่าจะทำบัตรเครดิตไม่ได้แยกจากกันก็จะให้ความรู้สึกของความไม่ไว้วางใจในตรงข้ามถ้าคุณไม่ได้ตรวจสอบในองค์กรกลับ ดูถ้าคุณใส่ในอกไม่แน่ใจด้วยซ้ำว่ากำลังมองหาที่ดีและเขาก็ไม่สมควรที่จะอยู่ถ้าเครดิตจากร้านค้าและด้านหลัง ในการแลกเปลี่ยนเงินและสิ่งของที่เราต้องการที่จะออกจากยั่วเย้าตัวเลขที่แน่นและนำไปสู่ความไว้วางใจ มันเป็นสิ่งที่ทำ แต่อาจจะไม่จำเป็นเพราะคุณไม่ได้ตั้งใจที่จะตอบสนองอีกต่อไปกับผู้ชายคนนี้ "แผ่นเจ็ดสิบห้าและมันได้รับการยืนยัน. ดังนั้นฉันจะต้องขอโทษ" "มันเป็นความหมายการเจรจาต่อรอง" เป็นอีกหนึ่งวิธีการของคุณ? มันไม่ได้ทำหน้าที่ในการควบคุมตัวที่เท่ากัน ที่จะไม่ได้จำเป็นต้องเป็นความสัมพันธ์ที่ดี แต่เป็นเพราะพวกเขาเข้าใจว่าในการติดต่อกับด้านหลังเพื่อไม่สอดแนมและการรบกวนที่ไม่จำเป็น ผู้ชายคนนี้ที่จะเห็นจุดที่ยอดเยี่ยมอีกเป็นองค์กรกลับมา แต่จะเป็นคนที่สามารถเชื่อถือได้ถ้าถูกต้องแม้สัญญา และ "โอ้ใช่. เหรียญทองจากเหมืองอื่น ๆ ของเมลิสสาองค์กรไม่ผมไม่ทราบอะไรเกี่ยวกับ" "คือ ...... ถนน. ไม่มีอะไรจะมีเมลิสสาให้คำมั่นว่าจะไม่ได้มีส่วนร่วม" "ความมุ่งมั่นเอา มันนา "ใน. และหลบหนีจากการก้าวอย่างรวดเร็วในห้องใต้ดินเป็น exhales ที่มันเข้ามาในถนนและออกจากซอย ต๊ายผมก็เหนื่อยใจเพราะหลังจากที่เป็นเวลานานนอกจากนี้ยังมีส่วนเกี่ยวข้องกับด้านหลังของโลก แต่มันก็ขายในราคาที่สูงตามจำนวนเงินที่มีอยู่กับความยากลำบากหรือกลับบ้านไปหาซื้อของที่ระลึกแม้บางสิ่งบางอย่างเพื่อคนเหล่านั้น ในขณะที่เดินถนนก็จะยังคงที่จะซื้อเอาสิ่งที่เห็นได้ชัดเจน ริบบิ้นเอมิเลีย, เรอุสเป็นถุงมือที่มีความทนทานก็จะได้รับสิ่งที่ดีและประสานเสียงของชำร่วยงานแต่งงานเป็นสิ่งที่ดี ผลิตภัณฑ์เด็กคือการจะเร็วเกินไปก็อาจจะมี Toka จี้จับคู่ที่ดี ซื้อค้นหาสิ่งที่ทหารรับจ้างที่มุ่งหน้าไปยังป่าในเขตที่อยู่ใกล้ที่จะออกไปจากเมือง ฉันต้องการได้อย่างรวดเร็วนอกจากนี้ยังกลับมา แต่ดูเหมือนว่าไร้ประโยชน์หากคุณทำไม่ได้ชอยหนึ่งในการทำงาน "...... Come'm ออก" ที่จะทวีตของผมสีดำตาเราเป็นระบบที่สมบูรณ์แบบของมนุษย์ได้เกิด ผู้ชายคนนี้เป็นที่ที่คุณ tailing มากฉันออกมาจากใต้ดิน ถ้าคุณดูใน "ค้นหา" แต่รู้สึกว่าสัญญาณหลายพบก่อนหน้านี้ผู้ชายคนนี้เป็นคนหนึ่งที่เคยล้อมรอบฉันอยู่คนเดียว อาการอื่น ๆ หลายคนเป็นครั้งแรก แต่ก็ไม่แน่นอนที่เป็นมิตร ผมขอชัยชนะย้ายครั้งแรก "เห็นได้ชัดว่าไม่. สิ่งที่ดูเหมือนไม่ใช่เรื่องบังเอิญและที่มันทำมันได้หรือไม่ได้รู้สึกฉัน." "คุณคิดว่าสอนคนโง่มีอะไรในการใช้งานที่มีขนาดใหญ่กว่าที่? ฉันควรจะได้รับเงินในการเจรจาต่อรองทางธุรกิจที่ถูกต้องตามกฎหมาย แต่" " ดังกล่าวไปไม่คิดว่าจะไม่ได้รับเกินไปที่จะเป็นเด็ก. เป็นเหตุผลที่ฉันผู้ใหญ่มาเพื่อการกู้คืน " ชายคนนั้นกล่าวด้วยรอยยิ้มที่เปียกต้องการและผลักดที่ถ่ายออกมาให้ฉัน และผมคาดว่าจะมีบางส่วนนี้ก็มาถึงเรื่องง่ายที่จะว้าวล่า "ผมจะเพราะคุณจะต้องแปลกของเด็กเหลือขอ bossy'll บอกฉันโลกของผู้ใหญ่. ค่าเล่าเรียนเป็นเพียงเล็กน้อยขณะที่ผ่านมาทองและมีดของเจ้า. สินค้าที่มีคุณภาพดังกล่าวเขาถูด้วยเป็นเหมือนฉันในกรณีที่" "การศึกษาเป็นเรื่องปกติ แต่คุณทำในสิ่งที่กรณีพอที่จะมีมีด. ความเข้าใจของเขา บริษัท สีขาวของความสามารถในการ " "เตะ แต่สารเลวหน้าด้านจริงๆ. เฮ้ออกมาจากพวกคุณ!" ชายคนหนึ่งยกมือและผู้ชายที่แข็งแรง แต่มันไม่ได้มา ...... ทางออกเพื่อฝูง เพื่อเพิ่มและลดมือไม่กี่ครั้งมองไปรอบ ๆ อยากรู้อยากเห็น แต่ไม่มีอะไรเกิดขึ้น "ประณามพวกทรยศยาอยากให้มัน!" ไม่ฉันไม่ได้มามากกว่าคุณไม่ทรยศ โดยการตรวจสอบในขณะที่คุณกำลังพูดคุยกับคุณนายที่เราได้ทำแล้วยิงผ่านสมองเป้าหมายของทุกคน มันคุณควรจะ purring การโกหกเพื่อให้ Kusabanokage ให้ดู เหลือเพียงแค่คุณ "ดีอีกต่อไปผมก็พอเพียงอย่างเดียว. ทองได้อย่างรวดเร็วกู้คืนฉันจะมีความสำเร็จ. ในการที่ผมเป็นสิ่งที่ดีสำหรับเขาทิ้งมันไว้เป็นจำนวนมาก! ถูกนำมาใช้เพื่อให้โล่งเตียนแอนนา" พอที่จะทำและไม่ต้องการที่จะนำเงินในกระเป๋า ในการเพิ่มขีดความสามารถขององค์กรไม่ว่าจะเป็นจุดมุ่งหมายโดยไม่ต้อง ความปรารถนาที่จะประสบความสำเร็จมีความแข็งแรง แต่ที่ดีและเขาก็เป็นคนที่ดีกว่าของคุณว่า? ผู้ชายคนนี้เป็นความเข้าใจผิดดังกล่าวอย่างละเอียด "เฮ้ฉันจะเอาใจทำอย่างไรกับผมเพราะมีหัวดี. ใน Hekoheko เพื่อ Ya ต้องการในฝ่ายตรงข้ามผีหิวก็ไม่ได้บอกสิ่งที่คุณกำลังกลัว!" มันเป็นสายตาของที่มองผ่านคนแข็งแรงไม่เพียงพอที่จะให้คุณ อย่างน้อยคนที่เข้าใจคนที่แข็งแกร่งในเวลาพยายามที่ฉันได้รับการตอบรับในทัศนคติที่สุภาพ ผมหมายถึงความอยู่รอดคนพอที่จะทำให้การจัดการวิกฤตที่ดีกว่าเพราะมันมักจะเป็นอันตรายและด้านข้างด้านหลังของโลก คุณไม่ได้รู้ว่ามันปลายทั้งสอง หรือค่อนข้างมันสิ้นสุดที่นี่ "ผมองศาเพราะมันจะไม่ทราบว่า." แม็กนั่ม "" ฉันไม่ได้เป็นนักบุญ Kimiko น่าเสียดาย และจะตีกลับถ้าคุณกำลังทำและกลับมาอยู่ในความโปรดปรานถ้าผู้กำกับโปรดปราน ผู้ชายที่ฉันจะได้รับอย่างชัดเจนนี้ไม่ลังเลที่จะทำมันเพราะฉันเล็งมาที่ฉัน มันเป็นผู้ชายเช่นคุณได้รับการฝังอยู่ในมากในชีวิตที่ผ่านมา ในเวลานี้และปลายเชียงใหม่รู้สึกผิดดังกล่าว "ไม่มีอะไรที่บอกว่าเป็น !?" กระสุนที่ถูกยิงเป็น Uchinuki สมองที่มนุษย์ยังคงที่ไม่ได้รู้ว่าการแปลจะหายไปจากโลกนี้ มาคิดว่ามันฉันได้ แต่ครั้งนี้เป็นครั้งแรกในโลกที่มีฉันยาไม่รู้สึก ...... ยังคงไม่มีอะไร จะไม่ต้องการที่จะจัดการไม่จำเป็น แต่บางครั้งคุณต้องทำมันเพื่อที่จะมีชีวิตอยู่ มันไม่ได้รับอนุญาตให้ Yara สัมผัสสักวันหนึ่งศิษย์ ลบที่มีต่อนิ้วโดยไม่ต้อง Tekikage แต่ตรวจสอบสถานการณ์รอบ เนื่องจากสมาชิกพ่ายแพ้ แต่จะทำหน้าที่ต่อสู้ที่ขายให้กับองค์กรและได้มีถ้าคุณไม่ได้มีส่วนร่วมจากคนรับรองว่าเป็นที่ชัดเจนหนีหนึ่งคนที่แต่งตัวประหลาดในครั้งนี้ การประมวลผลหลังจากที่มันจะจัดการกับองค์กร ผมก็ยังกำจัดพยานและเข้าใจเชียงใหม่ยังเป็นตัวตนของฉันถ้านี้ยังคงกระโดดสูง กระเป๋าเป้สะพายหลังเหรียญทองหนักผมก็จะกลับไปที่บ้าน และ "ยินดีต้อนรับกลับบ้านให้ซิเรียสเหมือน" "ยินดีต้อนรับพี่ใหญ่บ้าน!" พี่น้องที่ได้รับการฝึกอบรมในสวนในบ้านอื่น ๆ ที่จะได้รับการต้อนรับ คนสองคนเพราะมันก็ตัดสินใจทิศทางของการรถไฟตามลำดับยกเว้นเมื่อมีความจำเป็นที่จะแจกจ่ายเริ่มด้วยการฝึกอบรมได้โดยไม่ต้องสมัครใจฉัน หลังจากที่มันขึ้นอยู่กับแรงจูงใจของบุคคล แต่มันดูเหมือนว่าจะทำอย่างจริงจังเพื่อดูระดับความเมื่อยล้าของคนสองคน "บ้านฉัน. บางสิ่งบางอย่างอบอุ่น?" "มันไม่ได้โดยเฉพาะอย่างยิ่ง" "น้องสาวประสานเสียงและยกเว้นพี่ชายของดีอยู่ในสีชมพูไม่มีอะไรที่ฉันไม่ได้" เป็นสวรรค์สวรรค์ที่คนสองคนแม้กระทั่งตอนนี้ที่จัดงานแต่งงานได้ผ่านหนึ่งเดือนปลาย . แม้ว่าบ้านและการทำงานเป็นเรื่องรุนแรงในช่วงพักและอาหารมันจะเจ้าชู้จะกลายเป็นเสมอติดกัน สงสัยว่ามันเป็นสิ่งที่ดีที่จะแต่งงานความรักเป็นสิ่งที่ดีหรือหนีจากเอมิเลียเป็นความอิจฉาในเจ็บ Credits เข้าร่วมกลุ่ม "ผมจะนำไปสู่การเรอุสไม่ได้ต้องการที่จะเป็นคู่ถ้าคุณแอนนาใบหน้าสกปรกหรือไม่? "และก็จะเป็นจุดเริ่มต้นที่จะมีท่าเทียบเรือในการแต่งงาน แม้ว่าความเชื่อมั่นและให้ขึ้นผมคิดว่ามันก็เหมือนคนป่วยเพราะชำระพวกเขาไม่ได้รับการกล่าวว่านอกจากนี้ยัง Tomero คู่และจากการศึกษาที่ดีที่จะอารมณ์เป็นสายพันธุ์ของปัญหาเกิดเมื่อเร็ว ๆ นี้ "ฉันเห็น. คนสองคนที่สิ้นสุดการฝึกอบรมมาแล้ว" "ใช่ฉันเป็นโควต้าที่สิ้นสุด. ฉันไม่คิดต่อมาเมื่อมือว่างคุณแน่ใจหรือว่าต้องการถ้าฉันมองไปที่ความมหัศจรรย์ของฉัน" "ฉันยังฉันเสร็จ. ผมทำตามเร็ว ๆ นี้อยากไปลุง Toko ของ Raioru" ถูก "ที่พบ




















































































































































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