宝箱と大進撃「かはっ……!」 オレ、アルトリア・グレムは大きく吹っ飛ばされ、壁に叩き付けられていた。 そのまま力なく壁からずれ落ちるオレを、 การแปล - 宝箱と大進撃「かはっ……!」 オレ、アルトリア・グレムは大きく吹っ飛ばされ、壁に叩き付けられていた。 そのまま力なく壁からずれ落ちるオレを、 ไทย วิธีการพูด

宝箱と大進撃「かはっ……!」 オレ、アルトリア・グレムは大きく吹っ飛ば

宝箱と大進撃
「かはっ……!」

オレ、アルトリア・グレムは大きく吹っ飛ばされ、壁に叩き付けられていた。
そのまま力なく壁からずれ落ちるオレを、巨大な漆黒のドラゴンが見下ろす。

『フン。人間にしてはなかなか頑張った……と、褒めるべきか?』
「はぁ……はぁ……くっ……!」

ドラゴンの言葉に、オレは何か言い返す余裕すらなかった。
体全体が悲鳴を上げ、今にもぶっ倒れそうだ。
それでも……死ぬわけにはいかねぇんだ……。
血だらけになった体を、それでも無理やり動かすオレを見て、ドラゴンは少し目を見開いた。

『ふむ……思った以上にしぶといな……。気が変わった。ただ殺すのではなく、我の糧としてくれよう』
「あ?」

糧? 一体何を――――。
意識が朦朧とする中、ドラゴンの言っている意味がまったく理解できなかった。

『ではさっそく……』

よく分からないまま、漆黒のドラゴンは鋭い牙と、常に炎が覗く口をオレに近づけてきた。
糧って……ああ、なるほど。どうやら、オレを喰うつもりらしい。
でもよ……死ぬわけにはいかないって言ってるだろうが……!
オレは朦朧としていた意識を気合で覚醒させる。

『む』

すると、再び闘志が宿ったオレの瞳を見て、ドラゴンは驚く。

「この技……好きじゃねぇんだけどな……!」

オレの得物である『大地の戦斧』を力強く握ると、オレの二つ名……『災厄』に由来するある技を発動させた。

「――――ぉぉぉぉおおおおおおおおおお!」
『!』

オレの体に、膨大な闘気が宿っていくのを感じられる。
それと同時に、オレの中の理性の部分が、どんどん消えていくのも朧気に感じていた。
オレの『災厄』という二つ名は、もちろんオレの体質的な部分も大きく関係しているが、今発動させた技こそ、真の意味でオレを『災厄』たらしめている所以だった。
オレ自身の呼び寄せた『災厄』に対抗するために編み出した技だが、一時的とはいえ理性が消失し、周囲へ多大な被害を与える……。
その結果、呼び寄せた『災厄』以上に、オレ自身が『災厄』と化す技だった。我ながら、本末転倒の技を作ったなと思う。
まあ、おかげで今までの災厄は乗り越えられてきたわけでもあるんだがな。
それに、今は周りにドラゴン以外誰もいない。だからこそ、思い切り暴れられる……。

「『災厄狂乱体カラミティ・ベルセルク』……!」

理性が完全に消えたのを最後に、オレの体から膨大な闘気が噴出された。

『これは……』

何も目に入らない。
何も耳に入らない。
何も考えられない。


「があああああああああああああああああああっ!」
『!?』

オレは、暴れ狂う。
ただ、それだけだ。

◆◇◆

俺こと柊誠一は、宝箱を瞬殺してしまったことからすぐに立ち直り、ドロップしたアイテムを回収していた。

「うーん……今回はステータスが書かれた球体もスキルカードらしきものも残ってるなぁ」

サンドマンの時は、スキルカードなどはすぐに俺の体内へと吸い込まれていた。
今回はステータスが表示されている球体も、スキルカードもすぐに俺の体内へと吸い込まれることはなく、その場に残っている。すぐ吸収されるものとされないものって、一体何が基準なんだろうか?
考えても答えは出ないので、すぐ作業に戻る。

「まずはスキルカードから……」

『スキルカード≪全言語理解≫』
『マジックカード:空間魔法・極』

「いろいろ凄そうだなぁ」

HAHAHAHAHA! もうこの手のチートには慣れちまったぜ! しかしなぜだ。なぜこんなにも虚しいんだッ……!
お決まりになりつつあるチートスキルの内容を、俺は確認することなくそのまま俺の体内へと取り込んだ。スキルの確認はアルトリアさんと合流してからって決めたしな。
てか意外だな。もうちょっとスキルとか手に入ると思ったんだけど……。
そんなことを思いつつ、今度はステータスの表示された球体を手に取った。

『魔力:50000』
『攻撃力:0』
『守備力:0』
『俊敏力:50000』
『魔攻撃:50000』
『魔防御:0』
『運:0』
『魅力:50000』

「宝箱に負けたああああああああ!」

魅力が……魅力がッ……!
俺の魅力って宝箱にすら劣ってるんでしょうか!? つか、魅力値5万って! 高すぎだろ!?
それより、全体的なステータス! 物凄く偏ってね!? 魔法特化だな! 魔法も物理も防御力は皆無だけども!
しかし……さすがアスリート走りをしてくるヤツは一味違うな。速さも異常だぜ。
非常にどうでもいいことを思いつつ、ステータスの球体を体内に取り込む。

「さて……お次は『宝箱の生涯』か」

地面に落ちていた冊子を手に取り、表紙を見る。

『宝箱物語』

「お前もか!」

ゼアノスに続いて二度目だよ!
ということは、また表紙の下のほうに……。

『ノンフィクションです』

「だからそれは物語じゃねぇ!」

この冊子を出現させてるやつ、フィクションとかノンフィクションの意味を分かってんの!? 誰か知らんけども!
連続してツッコミどころ満載のアイテムに俺が騒いでいると、サリアが俺に訊いてくる。

「あ、森でも読んでたね。同じやつ?」
「え? あ、いや。今回は内容が違ってると思うぞ?」
「そうなの? じゃあ読んでみて! 私、聞いてみたい!」

無邪気な笑顔でサリアがそう言うので、特に断る理由もない俺は、そのまま『宝箱物語』を朗読し始めた。

『宝箱とは、ある出来事によって、魔物化したユニークモンスターである』

……ん? ユニークモンスターって何だ? 直訳すると、唯一の魔物みたいな意味になるけど……まあいいか。

『初めは、ただ荷物を入れ、運ぶための箱としてとあるパーティーで活用されていた。その頃は、自我もなく、本当にただの道具として存在していた。しかし、ある有名な冒険者たちが、高難易度のダンジョンから持ち帰った道具……≪アイテムボックス≫により、その存在意義は一変した』

へぇ……アイテムボックスって、道具として存在したんだ。どんな見た目か想像もつかないけど。
だから、アルトリアさんも普通にアイテムボックスを使ってたのかな?

『アイテムボックスの能力は、容量を気にすることなく、無限に道具を収納できるといったものであり、収納した物の重ささえ、まったく感じさせない素晴らしい道具だった。それに比べ、宝箱は収納できる量も限られ、そのうえ重く、かさばるといった不便な点が数多く存在した。それでも、宝箱を所有していたパーティーは宝箱を使い続けた。大きな理由としては、難易度の高いダンジョンに潜り、アイテムボックスを回収するしかないということだった。しかし、そんな点も、有名な魔術師によって解決してしまう。それは、アイテムボックスを量産する術を発見したのだ。この技術により、アイテムボックスは瞬く間に人々の間で使われ、いつしか宝箱の存在意義はなくなっていた』

なるほど……アイテムボックスって、今では簡単に手に入る代物なんだ。そのうち、サリアにも買って渡せば、いろいろと便利かもしれないな。
確かに……アイテムボックスの便利さを考えれば、宝箱は必要なくなるよな……。

「宝箱さん……」

サリアの方向に視線を向けると、サリアは悲しい表情を浮かべていた。
何というか、純粋なんだな。野生で生きてきただけあって、感受性も俺たちより強いのだろう。素直に自分の気持ちを表現できるって、凄く素敵なことだよな。
そんなことを思いつつ、朗読を続ける。

『そして、とうとう宝箱を使い続けていたパーティーも、アイテムボックスを活用するようになった。使用価値のなくなった宝箱は、不要とされ、捨てられた。自分はまだ頑張れる。まだ、働ける。そう声にだしたいと思ったと同時に、初めて宝箱に自我が生まれた。だが、すでにパーティーはその場から去り、宝箱は一人ぼっちになった。自分に気づいてもらうため、声を出す努力もした。すると、いつの間にか宝箱は声が出せるようになっていた。それでも、誰も気づかない。寂しい夜を過ごし、切ない朝日を眺め、宝箱は人に必要とされるときを待ち続けた』

宝箱おおおおおおおおおおおお!
お前ってヤツは……! なんて健気なんだ!
そして、宝箱のお前に、そんな過去があったのか……! スルーしようとしてゴメンね!?

『長い年月待ち続けたが、そのときはこなかった。その事実に宝箱は悲しくなった。時代の流れに飲まれ、不要とされる存在となった自分に。世の理不尽さに、打ちひしがれ、絶望しているときだった。宝箱は、ふと思いつく。誰もが不要だと切り捨てるのなら、自分がどれだけ使えるかをアピールすればいい、と』

宝箱が思いつくようなことじゃねぇ!

『そこで、宝箱はまず、自分が捨てられた理由を考えた。アイテムボックスは、容量を気にすることなく収納できるという点。そして、その重さがまったく感じられないという点。これらに視点をあてた宝箱は、空間魔法を極めた。結果、宝箱にどれだけモノを収納しても、重さを感じることなく、無限に収納できるようになった』

宝箱スゲー! もう宝箱の領域を完全に超えてやがる!

『最後に宝箱はアイテムボックスと違い、かさばるという点を改善しようとした。しかし、どう頑張っても形として存在しないアイテムボックスに、宝箱は太刀打ちできるわけがない。そんなハンデを覆すため、宝箱はまず手足を生やすことにした』

何で!? 何で手足を生やそうと思ったの!? 関連性がまったく見えてこない!

『手足の生えた宝箱は、自分で動ける上に、魔法を行使することもできるため、かさばることのない自衛手段を持った、ハイテクな宝箱へと進化したのだ』

そういうことかっ……! 確かにスゴイ! スゴイけど……努力の方向性がおかしくね!?

『動けるようにも、しゃべれるようにもなった宝箱は、人間たちに自分を売り込みに行くことにした。だが、出会う人間すべてに、攻撃され、宝箱は受け入れてもらうどころか、完全に拒絶される存在へと進化してしまった』

完全に自業自得と言い切れないところが辛い……!

『希望を失った宝箱は、それでも人間に必要とされることを求め、あらゆる場所を彷徨い続ける。いつか、宝箱を使っていたパーティーと過ごした日々のように、人の温もりを感じ、笑いあえる日を求めて……』

ここで、『宝箱物語』は終了し、『宝箱の生涯』のページとなっていた。
………………。

「濃い過去だったな……」

俺は遠い目をしながらそう呟く。虐められてたとはいえ、俺が地球にいたころでここまで中身の濃い人生を送っていたとは思わないぞ。

「宝箱さんも、大変だったんだね」

サリアもしんみりとした様子で呟く。
捨てられるモノの気持ちなんて考えたこともなかったけど、世の中にある切り捨てられたモノのいくつかは、まだ人の役に立てるようなものがあるのかもしれないな。
要らなくなっても、工夫ひとつで大変身することだってあるわけだし。
まあ、要らないモノばかりをため込みすぎるのもよくないんだけど。
一人結論を出した後、アイテムが入ってあるだろう宝箱に目を向ける。

「……宝箱から宝箱って……マトリョーシカかよ」

思わずそうツッコんでしまう。
宝箱を開けてみると、金が入っているだろう袋と、指輪が一つ、出てきた。

「金はこのままアイテムボックスに入れるとして……指輪か」

摘み上げた指輪には、綺麗な紫色の宝石が埋め込まれていた。
とりあえず、効果を確認するために鑑定のスキルを発動させる。

『不幸の指輪』……伝説級装備品。宝箱の無念が込められた指輪。装備者の運に-2倍の補正。

「どこがレジェンド!?」

全然いい効果じゃねぇじゃん!? 運にマイナスの補正って! 俺が装備したら、超不幸になっちまうよ!?
なぜ、この装備品を伝説級にしたのか、俺にはまったく分からない。
ただ、宝箱の悲しい過去を知ってしまったせいで、捨てるに捨てられない。
……装備しなければいいんだから、アイテムボックスに放り込むか。
一生使うことのない指輪を仕舞い、一息つく。

「ふぅ……とりあえず、全部回収し終わったな」

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' ไม่เข้าตา ไม่ได้ยินอะไร ไม่คิดว่า ของอะไร"อา อา อา อา อา อา อา อา อา อา 」『!?』 ฉันอาละวาดบ้า มันเป็นเพียง มันเป็นเพียง◆◇◆ ฉันที่ฮอลลี่เมตรเป็นหีบสมบัติหนึ่งที่ Shun ได้หายเด้งกลับอย่างรวดเร็วจากที่ ฆ่าสินค้ากระตุก"ฉันดี ทรงกลมเขียนสถานะเป็นอะไรปรากฏว่าบัตรทักษะซ้าย! ' แมน: ถูกดูดเข้าไปในร่างกายของฉัน และเร็ว ๆ นี้บัตรทักษะ เช่น ทรงกลมเราจะแสดงสถานะหรือบัตรทักษะเร็ว ดูดเข้าไปในร่างกายของฉัน อยู่ใน situ ใดมาตรฐาน heck ใดถูกดูดซึมอย่างรวดเร็ว และไม่ คิดคำตอบคือไม่ ดังนั้นหลังการทำงาน"ครั้งแรกของทั้งหมดจากบัตรทักษะ... ""ทักษะบัตร «ความเข้าใจภาษาทั้งหมด: '"บัตรมหัศจรรย์: พื้นที่มหัศจรรย์และขั้ว '"น่ากลัว IRO IRO ที่! 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" รับแผ่นพับได้ตกลงไปพื้นดิน ฝาครอบเรื่องของกล่องสมบัติ"คุณเกินไป 」 ต่อ serenos สอง ก็ยังจะครอบคลุมด้านล่าง"Nonfiction""นั่นคือเรื่องชาด 」 ผู้ชายฉันเกิดจากหนังสือนี้ คุณทราบความหมายของนิยายและไม่ใช่นิยาย แต่ฉัน dunno ที่ และเพดานเต็มไป ด้วยสินค้าที่ผมกำลังร้อง sarria ถาม"โอ้ ฉันได้อ่านของป่า คนเดียวกันหรือไม่ 」' เอ๊ะ อา ไม่ ฉันคิดว่า มันแตกต่างกันเวลานี้ 」"ก็ได้ แล้ว พยายามที่จะอ่าน ฉันชอบฟัง 」 ไม่มีเหตุผลที่จะปฏิเสธโดยเฉพาะ sarria กล่าว ด้วยรอยยิ้มบริสุทธิ์ เพื่อฝาก และอ่านเรื่องของกล่อง"มอนสเตอร์และทรวงอกสมบัติปีศาจโดยเหตุการณ์ เฉพาะใน ' …… ฉัน มอนสเตอร์ไม่ซ้ำกันคืออะไร อยากปีศาจเท่านั้นที่คุณพูด ผมคิดว่า มันเป็น"เป็นครั้งแรก ผมเพียงแค่ใส่กระเป๋าและยกกล่องถูกนำมาใช้ในงานปาร์ตี้ ในขณะนั้นโดยอาตมา จริง ๆ เป็น เพียงเครื่องมืออยู่ อย่างไรก็ตาม ตราสารเขานำกลับไปจาก adventurers มีชื่อเสียง ความยากลำบากสูงดันเจี้ยน «รายการ», เปลี่ยนแปลงความหมายของการดำรงอยู่ของพวกเขา ' กับอังกฤษ ผมสินค้ากล่องอยู่เป็นเครื่องมือ แต่ไม่ปรากฏหรือจินตนาการ หรือไม่ ดังนั้น ของ Altria ปกติใช้กล่องสินค้า??"เป็นเครื่องมือที่ดีรู้สึกน้ำหนักมากแม้บางสิ่งบางอย่าง โดยความจุของกล่องสินค้า ดูแล อนันต์เก็บเครื่องมือ และจัดเก็บ เปรียบเทียบในทรวงอกจัดเก็บ หนักสูงสุด และจำกัดปริมาณมีใหม่ยังดึงดูดหลาย เช่นขนาดใหญ่ ยังคง เป็นเจ้าของสมบัติฝ่ายอกต่อทรวงอกลงใช้ มันดำน้ำเป็นเหตุผลใหญ่ยากสูงดันเจี้ยน รวบรวมสินค้ากล่องที่ไม่ แต่ โดยที่จุดนักมายากลที่มีชื่อเสียงในการแก้ มันได้พบกับศิลปะกล่องสินค้าผลิตจำนวนมาก เทคโนโลยีนี้ช่วยให้กล่องสินค้าถูกใช้อย่างรวดเร็วในหมู่คน ครอบงำจิตใจเป็น d'etre raison ของหีบสมบัติหายไป ' เข้าใจแล้ว สินค้ากล่องเป็นสิ่งขณะนี้ว่าง่ายไป ซื้อออก sarria ผ่าน และอาจเป็นประโยชน์ แน่นอน... ฉันกำลังตัดสินใจแห่งกล่องสินค้า หีบสมบัติ ไม่จำเป็น...หีบสมบัติ,... " และเปิดสายตาในทิศทางของ sarria, sarria มียิ้มเศร้าหน้านิพจน์ และไง ฉันยังบริสุทธิ์ เฉพาะมาชีวิตพิศวง และความไวจะแข็งแกร่งกว่าเราจะ ด่วนความรู้สึกของคุณได้ดีจริง ๆ คุณ ขณะที่ทำเช่นนั้น ให้อ่าน" และสุดท้ายพรรคก็ยังเป็นหีบสมบัติให้ใช้กล่องรายการ ไม่เป็นทรวงอกสมบัติละทิ้ง และในไม่ใช้ค่า ผมออกแรงจูงใจที่มีต่อไปได้ ยังคง สามารถทำงาน ในขณะเวลาเดียวกันดังนั้นชอบให้เสียงหีบสมบัติอาตมาเกิดเป็นครั้งแรก อย่างไรก็ตาม แล้วไปจากบุคคล เป็นคนเดียวหีบสมบัติ การพยายามที่จะนำจิตสำนึกเพื่อเพิ่มเสียงของพวกเขา แล้ว ก่อนสมบัติ อกเสียงสามารถเป็นได้ ยัง ไม่มีใครสังเกตพบว่า ยังคงค้างอยู่เมื่อใช้คืนเหงา ดูดวงอาทิตย์เศร้า ต้องการคนที่สมบัติอก ' หีบสมบัติ "" " ผู้ชายของคุณได้ ผมกล้ามาก และทรวงอกลงได้ ดังนั้นอดีต พยายามพยายามผ่านขออภัย"รอนาน แต่เมื่อมันไม่ ความเป็นจริงนั้นกลายเป็น หีบสมบัติเศร้า กลืนกินค่าในปัจจุบันของเวลา สถานะของพวกเขาบ้าง และถูก ของโลก เมื่อ heartbroken และหมดหวังไม่ หีบสมบัติจะตีบนโดยบังเอิญ ดี สามารถฉันดึงดูด หรือใช้เพียง วิธีที่ทุกคนมีความจำเป็น และมี ' ฉันสามารถมาเป็นหีบสมบัติชาด"ดังนั้นเราคิดว่า เหตุผลครั้งแรก ละทิ้งของหีบสมบัติ สามารถเก็บไว้โดยไม่ดูแลผลิตสินค้ากล่อง และน้ำหนักไม่รู้สึกเลย เน้นความสนใจในทรวงอกเหล่านี้เป็นพื้นที่ที่ดีที่สุดวิเศษ เป็นผล ไม่ มีกล่องสมบัติอยู่เพียงว่าสิ่งที่รู้สึก น้ำหนัก อนันต์เป็นจัดเก็บ ' กล่องสมบัติเซก้า นอกเหนือจากพื้นที่ของหีบสมบัติยิ่งสมบูรณ์"พยายามที่จะปรับปรุงเงื่อนไขของขนาดใหญ่ แตกต่างจากสินค้ากล่องสมบัติอกจบ แต่ว่าไม่มีแบบฟอร์มสินค้ากล่อง หีบสมบัติสามารถแข่งขันไม่ได้ เป็นครั้งแรกของแขนขาทั้งหมดงอกจะคว่ำเช่นแฮนดิแคป หีบมหาสมบัติ ' มีอะไร แขนขา 生yasou ในสิ่งที่คิด เกี่ยวข้องที่ผมไม่เข้าใจเลย『手足の生えた宝箱は、自分で動ける上に、魔法を行使することもできるため、かさばることのない自衛手段を持った、ハイテクな宝箱へと進化したのだ』 そういうことかっ……! 確かにスゴイ! スゴイけど……努力の方向性がおかしくね!?『動けるようにも、しゃべれるようにもなった宝箱は、人間たちに自分を売り込みに行くことにした。だが、出会う人間すべてに、攻撃され、宝箱は受け入れてもらうどころか、完全に拒絶される存在へと進化してしまった』 完全に自業自得と言い切れないところが辛い……!『希望を失った宝箱は、それでも人間に必要とされることを求め、あらゆる場所を彷徨い続ける。いつか、宝箱を使っていたパーティーと過ごした日々のように、人の温もりを感じ、笑いあえる日を求めて……』 ここで、『宝箱物語』は終了し、『宝箱の生涯』のページとなっていた。 ………………。「濃い過去だったな……」 俺は遠い目をしながらそう呟く。虐められてたとはいえ、俺が地球にいたころでここまで中身の濃い人生を送っていたとは思わないぞ。「宝箱さんも、大変だったんだね」 サリアもしんみりとした様子で呟く。 捨てられるモノの気持ちなんて考えたこともなかったけど、世の中にある切り捨てられたモノのいくつかは、まだ人の役に立てるようなものがあるのかもしれないな。 要らなくなっても、工夫ひとつで大変身することだってあるわけだし。 まあ、要らないモノばかりをため込みすぎるのもよくないんだけど。 一人結論を出した後、アイテムが入ってあるだろう宝箱に目を向ける。「……宝箱から宝箱って……マトリョーシカかよ」 思わずそうツッコんでしまう。 宝箱を開けてみると、金が入っているだろう袋と、指輪が一つ、出てきた。「金はこのままアイテムボックスに入れるとして……指輪か」 摘み上げた指輪には、綺麗な紫色の宝石が埋め込まれていた。 とりあえず、効果を確認するために鑑定のスキルを発動させる。『不幸の指輪』……伝説級装備品。宝箱の無念が込められた指輪。装備者の運に-2倍の補正。「どこがレジェンド!?」 全然いい効果じゃねぇじゃん!? 運にマイナスの補正って! 俺が装備したら、超不幸になっちまうよ!? なぜ、この装備品を伝説級にしたのか、俺にはまったく分からない。 ただ、宝箱の悲しい過去を知ってしまったせいで、捨てるに捨てられない。 …… โยนในกล่องสินค้า เนื่องจากพวกเขาสามารถติดตั้งหรือไม่ ใช้ชูชีพเพื่อย้าย กินลม" Whew... สำหรับเวลาเป็น กู้คืนทั้งหมด และสิ้นสุดขึ้นด้วย"
การแปล กรุณารอสักครู่..
ผลลัพธ์ (ไทย) 3:[สำเนา]
คัดลอก!
หีบสมบัติและการโจมตีที่มีขนาดใหญ่ได้รับการควบคุมโดยผู้ปกครอง ...... ][
! ]

I , อัลโตได้ทำกับ Graeme หลังหายวับไปกับตาอย่างมากและมันก็ถูกเหวี่ยงกับผนังได้
Dragon ของระบบ Jet Clean System จะมีลักษณะสีดำขนาดใหญ่ลงมาที่ฉันที่เพิ่งหลุดออกมาจากผนังได้แบบไม่รัดกุม

[ แช็ต ] พร้อมด้วยการควบคุมโดยผู้ปกครอง ...... อุจจาระไม่ได้ซึ่งเป็นวิธีที่ดีที่สุดสำหรับมนุษย์ที่มากแต่ควรให้การยกย่องมันและมีความสามารถในการทำงาน ]
][ はぁการควบคุมโดยผู้ปกครอง ...... การควบคุมโดยผู้ปกครอง ...... はぁ くっ…… ! สำหรับถ้อยคำของ ]

มังกรผมไม่มีแม้แต่ห้องพักบางห้องที่คุณคิดถึงตัวเองดีพออยู่แล้ว
ทั้งตัวและได้รับการกล่าวขานถึงจะดูเหมือนเป็นการยุบได้ทุกที่ทุกเวลา
การแปล กรุณารอสักครู่..
 
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