- ข้อความ
- ประวัติศาสตร์
実はまた色々創ってました 身内だけの婚約披露パーティが終わった後、俺と
実はまた色々創ってました
身内だけの婚約披露パーティが終わった後、俺とシシリーは各々の部屋に戻った。
本当だぞ！
彼女の実家で、両親もいるのに……そんな事をする勇気は無い！
「おはようございます、シン君」
翌日、朝食を取る為にダイニングに向かう途中でシシリーと会う。
昨日とはまたちょっと違う、なんだか艶っぽい笑顔で挨拶された。
「おはようシシリー、今日はまた……何だかキレイだね」
「フフ……ありがとうございます」
お、シシリーがあたふたしなくなった。
「シシリー……あんた……」
マリアが何かに感付いたようだ。
「はあ……まさかシシリーの方が先に大人の階段を昇るとは……」
「ちょっ！ 何言ってるのよマリア！」
「その様子じゃ、昨夜シンと何かあったんでしょ？」
「な、何かって……」
あたふたしなくなったと思ったらやっぱりあたふたしてた。
そんな様子をニヨニヨしながら見ていたらオーグから突っ込みが入った。
「シン……お前、気持ち悪いぞ……」
「そんな事よりお兄様！ シシリーさんの様子が変です！」
「ああ、あれは……シン、お前何かしたか？」
「な、何って……？」
「ヘタレのくせに、こういうのは手が早いな」
「何を言ってるのかな……」
「やれやれ……」
オーグは溜息を吐くと俺の耳に口を寄せこう呟いた。
「避妊はちゃんとしろよ？」
「バ！ バカヤロウ！ そこまでの事はしてねえよ！！」
「成る程、それまでの事はしたのか」
「はっ！ 謀られた！」
おのれ……さすが腹黒王子……ここまで巧みに証言を引き出すとは！
「いや……シン殿分り易過ぎですよ……」
え？ そうなの？
「あぅ……もう、シン君！」
「わ、ごめんシシリー」
昨夜の事は二人の秘密にしときたかったのかな？
あっという間にバレちゃったけどね！
「はわわ、大人の情事です！」
だからメイちゃん！十歳の子が情事なんて言っちゃいけません！
「お前達、こんな所で何を騒いでいる？」
「早く行かないと朝ご飯が冷めてしまうよ？」
廊下で騒いでると大人組が現れた。
そうだ、ディスおじさんとセシルさんを王城に送って行かなきゃ行けなかったんだ。
「おはようございます陛下、みんな」
既にダイニングにはアイリーンさんがいた。
ダイニングは昨日のパーティ会場からすっかり元の様子に戻っていた。
やっぱりクロード家の使用人さんレベル高いな！
「あら？ どうしたのシシリー真っ赤な顔して」
「い、いえ！ 何でもないです！」
「ふーん、そう？ それよりホラ、みんな早く食べちゃいなさい」
そうしていつもの面々プラス保護者追加での朝食が始まった。
そしてその席で、オーグから以前言われていた事に対しての話があった。
「そういえばシン、前に言っていた立太子の儀式の件なんだがな」
「ああ、そういえばそんな事言ってたな」
「その儀式が一週間後にあるのだ」
「へえ、そうなのか」
「でな、悪いんだがそれまでにお前達の婚約披露パーティをしてもらいたいのだ」
「え？ なんで？」
「立太子の儀式が終わったらしばらく王都は祝祭が行われる事になっている。そうなると、お前達の婚約披露パーティを行うタイミングが遅くなるのだ」
「ああ、そういう事か」
「クロード夫妻、時間が無くて申し訳無いがそういう事なので準備のほど宜しくお願いしたい」
「かしこまりました殿下」
「そういう事ならクロード、暫くはその準備に掛かるが良い。部署には私の方から言っておこう」
「本当で御座いますか！？ ありがとうございます！」
「御配慮痛み入ります。アナタ、パーティの準備は私でしておきますから、招待客などの選定、宜しくお願いしますよ」
「わ、分かっているよ、任せたまえ」
アイリーンさんの眼力にセシルさんが気圧されてる……この人がお義母さんになるのか……。
「シン君……何か失礼な事考えてない？」
「いえ！ なんでもありません！」
怖い！ アイリーンさん超怖い！
「シシリー、これから婚約披露パーティまで、合宿の訓練が終わったらドレスやアクセサリーの選定等やることが山積みですからね。頑張りなさい」
「はい、お母様」
「それと、セシリアやシルビアより先に婚約するのですから……覚悟はしておきなさいよ」
「あぅ……はい……」
セシリア？ シルビア？
「長女と次女だよ」
不思議そうな顔をしていたのが分かったのだろう、セシルさんが教えてくれた。
「そういえば、シン君はシシリー以外のウチの子達に会った事は無かったっけ？」
「はい、話だけは聞いていましたけど……家には住んでないんですか？」
「三人共もう独立してるからね、家を出て寮に入っていたり、自分で家を借りたりしてしるんだ」
三人？ ……ああ！ お義兄さん！
「お義兄さんの名前はなんて言うんですか？」
「ん？ ああ、ロイスだよ。ロイス＝フォン＝クロード、一応今のところクロード家の跡取りになる予定なんだけど……」
「どうしたんですか？」
「いや……ウチの子供達なんだけどね、女の子はシシリーも含めて三人とも高等魔法学院に入っていてね、セシリアとシルビアも魔法師団師団に入っているんだけど……ロイスだけは経法学院出身の官僚でね、何と言うか……頭は良いんだが腕力で妹達に負けているというか……とにかく自信無さげでね」
そ、そうなのか……クロード家の女子怖いな！
「シン君？」
「アナタ？」
「はい！」
「いや、何でもないよ！ うん！」
シシリーまで妙な迫力が出てきてる気がする！
「へ、陛下！ そろそろ登城する御時間では！？」
「おお、そうだな、それではシン君宜しく頼むよ」
「う、うん。分かった」
「ああ、そういえば」
「何？」
「この前シン君に貰った通信用の魔道具、あれもう二三個用意出来ないかい？」
「いいよ。今持ってる持ってるから渡そうか？」
「おお、助かるよ！ 帝国に国境を接するいくつかの国から緊急連絡用に用立て出来ないかと打診されていたんだよ。我が国でシン君の道具を独占していると思われてもいけないからね」
俺は以前ディスおじさんに渡した事のあるある魔道具を三つ取りだし手渡した。
「ちょいとお待ち……シンそれは何だい？」
「え？ いや、帝国で諜報活動するのが大変だって聞いたからさ、遠距離で通信出来る道具があれば便利だなあと思って……」
『遠距離通信！？』
あ、皆には言ってなかったっけ。
説明する為にその通信用魔道具を皆に見せた。
形はまんま糸電話だ。
コップの部分に『音声送受信』と付与したら、有線だけど通信が出来た。
こんな簡単でいいのかと思ったが、糸電話も構造自体は単純だ。声のやり取りをするだけならこれで十分なんだろう。
「これを持って……誰かダイニングの外に行ってくれない？」
「はい！ 私が行きたいです！」
元気よく手を挙げたのはメイちゃんだ。
「あ！ 出遅れた！」
アリスは大人気ないな、お姉さんは年下に譲ってやんなさい。
「そうだね、魔道具を使う練習にもなるし、メイちゃんにお願いしようかな？」
「やったです！」
「ばあちゃん、メイちゃんに付いてあげてくれる？」
「ああ……構わないけど……」
ばあちゃんは複雑な表情をしながらメイちゃんと一緒にダイニングを出て行った。
「アリス、こっち側お願いできるか？」
「やった！ 任せてよ！」
「じゃあ、魔道具を起動するのと同じように魔力を流して」
「オッケー」
『わ！ 声が聞こえたです！』
「え？ メイ姫様？」
『あれ？ アリスお姉ちゃんですか？」
「そうですよ、え？ メイ姫様今どこにいらっしゃるんですか？」
『私の部屋です』
随分遠いところまで行ったな！
「そんな所から！？」
「じゃあメイちゃん、こっちの魔力切るから今度はメイちゃんが起動してみな。ばあちゃん教えてあげてね」
『あ、ああ。分かったよ』
「じゃあアリス魔力切って」
「ほーい」
そしてしばらくすると。
『あの、聞こえるですか？』
「ああ、大丈夫聞こえてるよメイちゃん」
『やったです！ 初めて魔道具を使ったです」
喜んでるメイちゃんにホッコリしてると、周りから色々と質問が飛んできた。
「ちょっとシン！ これ何！ メイ姫様の部屋って結構離れてるんだけど！？」
「これはまたとんでもないものを創りましたね、シン殿」
「これがあれば情報収集が容易になるねえ。こりゃ凄い」
「ええ～？ もうウォルフォード君、本当に意味わかんないよぉ！」
騎士学院との合同訓練の終わりに近い頃かな？ オーグから旧帝国での諜報活動が大変だと聞いていたので何とか出来ないかと思い創ったのだ。
そんな経緯を説明していると、ばあちゃんが血相を変えて飛び込んできた。
「シン！ アンタはまたとんでもないもの創って！」
「ば、ばあちゃ……苦し……」
「お、お婆様！ 落ち着いて下さい！」
「ふぅ～！ ふぅ～！ シン！ これは一体なんだい！」
「見ての通りだよ……お互いの声を遠くに送る魔道具だよ」
「こんな……付与魔法師の夢がこんなにアッサリ……」
あ、そうだったのね……。
「これ、この送受信機に『音声送受信』って付与付けて……この糸で繋いだら成功したんだけど……」
「これは……魔物化した大蜘蛛の糸だね？」
「あ、さすがばあちゃん、大当たりだよ」
そう、送受信機を繋ぐ糸は魔物化した蜘蛛の糸を使っている。
制服の付与をした時に予想したけど、予想通り魔物化した蜘蛛の糸は魔道具に使われていた。
魔物化した蜘蛛と言っても、二メートルも三メートルもあるような怪物ではなく、精々二十センチ位の大きさで、殺さずに捕獲すると魔力の籠った糸を吐き出し続ける。
その魔力糸で造った服は付与文字数が多く高級服となるのだが……。
「まさか、魔力糸をそのまま使うとは……魔力糸は服にするものっていう固定観念がこの発想を妨げていたのかねえ……」
そう、基本的に魔力糸は生地にして服にするものと皆思い込んでる。
魔力糸が欲しいと服屋に言った時、怪訝な顔をされたので皆そう思っていると知ったのだ。
「でもこれがあれば、態々シン君と殿下が毎日王城へ行かなくても済むんじゃ……」
シシリーの疑問は尤もだがこれには大きな問題がある。
「これ、線が繋がってないと意味無いんだよね。だから諜報部隊の人達にも、線を伸ばしていく人とそれを後ろから付いていって線を地中に埋めていく人との合同作業が必要なんだ」
「そうなんですね、でもそれだと……」
「そう、時間が掛かるんだ。そうなると旧帝国領内での作業は危険だからね、今は周辺国との連絡用に時間を掛けて線を繋いで貰ってるんだ」
これを長距離で使用するとなると、線を地中に埋めていく大規模なインフラ整備が必要になる。
いずれは各街と王都を繋ぐように整備すれば色々と便利になるが、今はまだ緊急連絡用にしか使えないな。
「凄いですね……これ、一財産作れますよ」
「一財産どころじゃないよ……これの利権を巡って争いが起きても不思議じゃない」
「その心配にはおよびませんよメリダ師、この技術は既にシン君の物として登録してあります。王家公認ですからな、争いも起こらんでしょう」
「ディセウム！ アンタがシンの暴走を助長してどうすんだい！」
「え？ あ、すいません！」
ばあちゃんすげえな、国王様まで一喝かよ。
「ディスおじさんさあ、なんでそんなにじいちゃんやばあちゃんに弱いの？ 国王様なのに」
「なんだシン知らなかったのか？」
「何が？」
「私は父上の第一子だ、その割に父上は歳をとっているとは思わんか？」
「そういえば確かに」
王族や貴族は結婚が早いと聞いていたのに、ディスおじさんはオーグの父親にしては歳をとってる。それは中々子供が出来なかったのかと思っていたけど……。
「ディセウムはのう……高等魔法学院を卒業した後、ワシらに付いて放浪生活をしとったんじゃよ」
「その時に弟子というか小間使い扱いしてたからねえ……今更畏まるのもどうかと思ってね」
「はは……散々こき使われましたなあ……」
ディスおじさんが遠い目をしてる……よっぽどこき使われたんだな……。
っていうか、王太子になってたって言ってたよな？ 何やっ
身内だけの婚約披露パーティが終わった後、俺とシシリーは各々の部屋に戻った。
本当だぞ！
彼女の実家で、両親もいるのに……そんな事をする勇気は無い！
「おはようございます、シン君」
翌日、朝食を取る為にダイニングに向かう途中でシシリーと会う。
昨日とはまたちょっと違う、なんだか艶っぽい笑顔で挨拶された。
「おはようシシリー、今日はまた……何だかキレイだね」
「フフ……ありがとうございます」
お、シシリーがあたふたしなくなった。
「シシリー……あんた……」
マリアが何かに感付いたようだ。
「はあ……まさかシシリーの方が先に大人の階段を昇るとは……」
「ちょっ！ 何言ってるのよマリア！」
「その様子じゃ、昨夜シンと何かあったんでしょ？」
「な、何かって……」
あたふたしなくなったと思ったらやっぱりあたふたしてた。
そんな様子をニヨニヨしながら見ていたらオーグから突っ込みが入った。
「シン……お前、気持ち悪いぞ……」
「そんな事よりお兄様！ シシリーさんの様子が変です！」
「ああ、あれは……シン、お前何かしたか？」
「な、何って……？」
「ヘタレのくせに、こういうのは手が早いな」
「何を言ってるのかな……」
「やれやれ……」
オーグは溜息を吐くと俺の耳に口を寄せこう呟いた。
「避妊はちゃんとしろよ？」
「バ！ バカヤロウ！ そこまでの事はしてねえよ！！」
「成る程、それまでの事はしたのか」
「はっ！ 謀られた！」
おのれ……さすが腹黒王子……ここまで巧みに証言を引き出すとは！
「いや……シン殿分り易過ぎですよ……」
え？ そうなの？
「あぅ……もう、シン君！」
「わ、ごめんシシリー」
昨夜の事は二人の秘密にしときたかったのかな？
あっという間にバレちゃったけどね！
「はわわ、大人の情事です！」
だからメイちゃん！十歳の子が情事なんて言っちゃいけません！
「お前達、こんな所で何を騒いでいる？」
「早く行かないと朝ご飯が冷めてしまうよ？」
廊下で騒いでると大人組が現れた。
そうだ、ディスおじさんとセシルさんを王城に送って行かなきゃ行けなかったんだ。
「おはようございます陛下、みんな」
既にダイニングにはアイリーンさんがいた。
ダイニングは昨日のパーティ会場からすっかり元の様子に戻っていた。
やっぱりクロード家の使用人さんレベル高いな！
「あら？ どうしたのシシリー真っ赤な顔して」
「い、いえ！ 何でもないです！」
「ふーん、そう？ それよりホラ、みんな早く食べちゃいなさい」
そうしていつもの面々プラス保護者追加での朝食が始まった。
そしてその席で、オーグから以前言われていた事に対しての話があった。
「そういえばシン、前に言っていた立太子の儀式の件なんだがな」
「ああ、そういえばそんな事言ってたな」
「その儀式が一週間後にあるのだ」
「へえ、そうなのか」
「でな、悪いんだがそれまでにお前達の婚約披露パーティをしてもらいたいのだ」
「え？ なんで？」
「立太子の儀式が終わったらしばらく王都は祝祭が行われる事になっている。そうなると、お前達の婚約披露パーティを行うタイミングが遅くなるのだ」
「ああ、そういう事か」
「クロード夫妻、時間が無くて申し訳無いがそういう事なので準備のほど宜しくお願いしたい」
「かしこまりました殿下」
「そういう事ならクロード、暫くはその準備に掛かるが良い。部署には私の方から言っておこう」
「本当で御座いますか！？ ありがとうございます！」
「御配慮痛み入ります。アナタ、パーティの準備は私でしておきますから、招待客などの選定、宜しくお願いしますよ」
「わ、分かっているよ、任せたまえ」
アイリーンさんの眼力にセシルさんが気圧されてる……この人がお義母さんになるのか……。
「シン君……何か失礼な事考えてない？」
「いえ！ なんでもありません！」
怖い！ アイリーンさん超怖い！
「シシリー、これから婚約披露パーティまで、合宿の訓練が終わったらドレスやアクセサリーの選定等やることが山積みですからね。頑張りなさい」
「はい、お母様」
「それと、セシリアやシルビアより先に婚約するのですから……覚悟はしておきなさいよ」
「あぅ……はい……」
セシリア？ シルビア？
「長女と次女だよ」
不思議そうな顔をしていたのが分かったのだろう、セシルさんが教えてくれた。
「そういえば、シン君はシシリー以外のウチの子達に会った事は無かったっけ？」
「はい、話だけは聞いていましたけど……家には住んでないんですか？」
「三人共もう独立してるからね、家を出て寮に入っていたり、自分で家を借りたりしてしるんだ」
三人？ ……ああ！ お義兄さん！
「お義兄さんの名前はなんて言うんですか？」
「ん？ ああ、ロイスだよ。ロイス＝フォン＝クロード、一応今のところクロード家の跡取りになる予定なんだけど……」
「どうしたんですか？」
「いや……ウチの子供達なんだけどね、女の子はシシリーも含めて三人とも高等魔法学院に入っていてね、セシリアとシルビアも魔法師団師団に入っているんだけど……ロイスだけは経法学院出身の官僚でね、何と言うか……頭は良いんだが腕力で妹達に負けているというか……とにかく自信無さげでね」
そ、そうなのか……クロード家の女子怖いな！
「シン君？」
「アナタ？」
「はい！」
「いや、何でもないよ！ うん！」
シシリーまで妙な迫力が出てきてる気がする！
「へ、陛下！ そろそろ登城する御時間では！？」
「おお、そうだな、それではシン君宜しく頼むよ」
「う、うん。分かった」
「ああ、そういえば」
「何？」
「この前シン君に貰った通信用の魔道具、あれもう二三個用意出来ないかい？」
「いいよ。今持ってる持ってるから渡そうか？」
「おお、助かるよ！ 帝国に国境を接するいくつかの国から緊急連絡用に用立て出来ないかと打診されていたんだよ。我が国でシン君の道具を独占していると思われてもいけないからね」
俺は以前ディスおじさんに渡した事のあるある魔道具を三つ取りだし手渡した。
「ちょいとお待ち……シンそれは何だい？」
「え？ いや、帝国で諜報活動するのが大変だって聞いたからさ、遠距離で通信出来る道具があれば便利だなあと思って……」
『遠距離通信！？』
あ、皆には言ってなかったっけ。
説明する為にその通信用魔道具を皆に見せた。
形はまんま糸電話だ。
コップの部分に『音声送受信』と付与したら、有線だけど通信が出来た。
こんな簡単でいいのかと思ったが、糸電話も構造自体は単純だ。声のやり取りをするだけならこれで十分なんだろう。
「これを持って……誰かダイニングの外に行ってくれない？」
「はい！ 私が行きたいです！」
元気よく手を挙げたのはメイちゃんだ。
「あ！ 出遅れた！」
アリスは大人気ないな、お姉さんは年下に譲ってやんなさい。
「そうだね、魔道具を使う練習にもなるし、メイちゃんにお願いしようかな？」
「やったです！」
「ばあちゃん、メイちゃんに付いてあげてくれる？」
「ああ……構わないけど……」
ばあちゃんは複雑な表情をしながらメイちゃんと一緒にダイニングを出て行った。
「アリス、こっち側お願いできるか？」
「やった！ 任せてよ！」
「じゃあ、魔道具を起動するのと同じように魔力を流して」
「オッケー」
『わ！ 声が聞こえたです！』
「え？ メイ姫様？」
『あれ？ アリスお姉ちゃんですか？」
「そうですよ、え？ メイ姫様今どこにいらっしゃるんですか？」
『私の部屋です』
随分遠いところまで行ったな！
「そんな所から！？」
「じゃあメイちゃん、こっちの魔力切るから今度はメイちゃんが起動してみな。ばあちゃん教えてあげてね」
『あ、ああ。分かったよ』
「じゃあアリス魔力切って」
「ほーい」
そしてしばらくすると。
『あの、聞こえるですか？』
「ああ、大丈夫聞こえてるよメイちゃん」
『やったです！ 初めて魔道具を使ったです」
喜んでるメイちゃんにホッコリしてると、周りから色々と質問が飛んできた。
「ちょっとシン！ これ何！ メイ姫様の部屋って結構離れてるんだけど！？」
「これはまたとんでもないものを創りましたね、シン殿」
「これがあれば情報収集が容易になるねえ。こりゃ凄い」
「ええ～？ もうウォルフォード君、本当に意味わかんないよぉ！」
騎士学院との合同訓練の終わりに近い頃かな？ オーグから旧帝国での諜報活動が大変だと聞いていたので何とか出来ないかと思い創ったのだ。
そんな経緯を説明していると、ばあちゃんが血相を変えて飛び込んできた。
「シン！ アンタはまたとんでもないもの創って！」
「ば、ばあちゃ……苦し……」
「お、お婆様！ 落ち着いて下さい！」
「ふぅ～！ ふぅ～！ シン！ これは一体なんだい！」
「見ての通りだよ……お互いの声を遠くに送る魔道具だよ」
「こんな……付与魔法師の夢がこんなにアッサリ……」
あ、そうだったのね……。
「これ、この送受信機に『音声送受信』って付与付けて……この糸で繋いだら成功したんだけど……」
「これは……魔物化した大蜘蛛の糸だね？」
「あ、さすがばあちゃん、大当たりだよ」
そう、送受信機を繋ぐ糸は魔物化した蜘蛛の糸を使っている。
制服の付与をした時に予想したけど、予想通り魔物化した蜘蛛の糸は魔道具に使われていた。
魔物化した蜘蛛と言っても、二メートルも三メートルもあるような怪物ではなく、精々二十センチ位の大きさで、殺さずに捕獲すると魔力の籠った糸を吐き出し続ける。
その魔力糸で造った服は付与文字数が多く高級服となるのだが……。
「まさか、魔力糸をそのまま使うとは……魔力糸は服にするものっていう固定観念がこの発想を妨げていたのかねえ……」
そう、基本的に魔力糸は生地にして服にするものと皆思い込んでる。
魔力糸が欲しいと服屋に言った時、怪訝な顔をされたので皆そう思っていると知ったのだ。
「でもこれがあれば、態々シン君と殿下が毎日王城へ行かなくても済むんじゃ……」
シシリーの疑問は尤もだがこれには大きな問題がある。
「これ、線が繋がってないと意味無いんだよね。だから諜報部隊の人達にも、線を伸ばしていく人とそれを後ろから付いていって線を地中に埋めていく人との合同作業が必要なんだ」
「そうなんですね、でもそれだと……」
「そう、時間が掛かるんだ。そうなると旧帝国領内での作業は危険だからね、今は周辺国との連絡用に時間を掛けて線を繋いで貰ってるんだ」
これを長距離で使用するとなると、線を地中に埋めていく大規模なインフラ整備が必要になる。
いずれは各街と王都を繋ぐように整備すれば色々と便利になるが、今はまだ緊急連絡用にしか使えないな。
「凄いですね……これ、一財産作れますよ」
「一財産どころじゃないよ……これの利権を巡って争いが起きても不思議じゃない」
「その心配にはおよびませんよメリダ師、この技術は既にシン君の物として登録してあります。王家公認ですからな、争いも起こらんでしょう」
「ディセウム！ アンタがシンの暴走を助長してどうすんだい！」
「え？ あ、すいません！」
ばあちゃんすげえな、国王様まで一喝かよ。
「ディスおじさんさあ、なんでそんなにじいちゃんやばあちゃんに弱いの？ 国王様なのに」
「なんだシン知らなかったのか？」
「何が？」
「私は父上の第一子だ、その割に父上は歳をとっているとは思わんか？」
「そういえば確かに」
王族や貴族は結婚が早いと聞いていたのに、ディスおじさんはオーグの父親にしては歳をとってる。それは中々子供が出来なかったのかと思っていたけど……。
「ディセウムはのう……高等魔法学院を卒業した後、ワシらに付いて放浪生活をしとったんじゃよ」
「その時に弟子というか小間使い扱いしてたからねえ……今更畏まるのもどうかと思ってね」
「はは……散々こき使われましたなあ……」
ディスおじさんが遠い目をしてる……よっぽどこき使われたんだな……。
っていうか、王太子になってたって言ってたよな？ 何やっ
0/5000
But also many making was After the engagement party as friends, Sicily and I returned to the room each. That's true! Yet parents at her parents ' home. Don't dare to do such a thing!"Good morning, shinn君" On their way to dining for breakfast the next day to meet with Sicily. Yesterday and also a little different, somehow, was greeted with a swarthy smile."Good morning Sicily, today also. It looks beautiful. ""Fufu. Thank you for " And the longer haste Sicilian."Sicily. You...... " Maria something like scented a mischief among."Is there. And believe it or not Sicily is up the stairs of adults ahead... ""Little boobs! What I'm saying Maria! 」"Was something thin and last night's appearance, right?? 」"What..." I thought no longer hurried after struggling to was. I saw and niyoniyo such a situation while an abbreviation was thrusting."Singh. Will you feel bad... ""Brother from such a thing! Cicely's look is weird! 」"Oh, that is. Singh, you do what you do? 」"What is... 」A "weakling even though early kind of hands""What are you talking of?...""Whew......" Org exhale sigh in my ear about the mouth and muttered."Briefing and birth control? 」"BA! Jackasses! Until there is, don't! 」"No wonder the thing until it is made?"See the boobs! The 謀ra! 」 Blast it. Angry Black Prince indeed. So far and elicit testimony cleverly!"No... Shinn殿 easy to find too!... " EH? It's so?"Ah... Again, shinn君! 」See, I'm sorry Sicily " I wanted last night has been going on two secret? Oh that between behaved! but?!"Is done, is adult love affair! 」 That's why Mei-CHAN! 10-year-old child shouldn't I love affair!See you, what excited in such a place? 」"I would cold rice to go early morning? 」 Fuss in the hallway and appeared on the adult pair. Sent Ojo to discover uncle and Cecil's, so I couldn't go.Good morning your Majesty, Umer Already in the dining was Irene's. Dining was back to the original completely from yesterday's Party. A still high employee's level of Claude House!"Oh? And how did Sicilian red face ""No, no! It is nothing! 」"Hmmm, Yes? Than Hora, all early eats. " Thus began regular members plus parents add breakfast. And in the seat, was talking about for the past from the org said earlier."Think thin, had to say ago the investiture ceremonies of my abilities""Oh, speaking of such things said,"The ritual is 1 week after.RLY, what?"In, sorry but you like to have your engagement party before it.""Eh? Why not? 」"Investiture ceremonies are finished while King City festivals can be done is. Slows your engagement party when becoming it so. ""Oh, that sort of thing?""Claude and his wife, time, sorry but that sort of thing so ready so thank you and you want to""Of course your Highness""Hanging its preparation while Claude, if such a thing is good. I will say from my Department ""Really?! Thank you very much! 」"Take care am. I leave you, party, from selection and other invited guests, thank you! "See, I know, before I left. " Cecil's 気圧sarete to Irene's insight. This person becomes a mother-in-law...?See shinn君. Not thinking anything rude? 」"Though! Never mind! 」 Scary! Irene's Super scary!"Sicily, pile is doing the selection of dresses and accessories from this engagement party until after training camp. Try hard ""Yes, your mother""With it, Cecilia, Sylvia engaged in which is from... Expect's to keep. ""Ah... Yes.... " Cecilia? Sylvia?The eldest daughter and the second daughter. Will found had a curious face, told me about Cecil."Never speaking, shinn君 saw Sicily except my children?? 」"But yes, he had heard. I do not live in the House? 」Left home three with another independently from it, or in the dorm, and rent house in their crests. Three people? …… Oh! Your brother-in-law!"Is your brother's name?" he says they are? 」See it? Oh, Lois. Lois von = Claude, I'm going to tentatively become heir of Claude House so far... "「どうしたんですか？」「いや……ウチの子供達なんだけどね、女の子はシシリーも含めて三人とも高等魔法学院に入っていてね、セシリアとシルビアも魔法師団師団に入っているんだけど……ロイスだけは経法学院出身の官僚でね、何と言うか……頭は良いんだが腕力で妹達に負けているというか……とにかく自信無さげでね」 そ、そうなのか……クロード家の女子怖いな！「シン君？」「アナタ？」「はい！」「いや、何でもないよ！ うん！」 シシリーまで妙な迫力が出てきてる気がする！「へ、陛下！ そろそろ登城する御時間では！？」「おお、そうだな、それではシン君宜しく頼むよ」「う、うん。分かった」「ああ、そういえば」「何？」「この前シン君に貰った通信用の魔道具、あれもう二三個用意出来ないかい？」「いいよ。今持ってる持ってるから渡そうか？」「おお、助かるよ！ 帝国に国境を接するいくつかの国から緊急連絡用に用立て出来ないかと打診されていたんだよ。我が国でシン君の道具を独占していると思われてもいけないからね」 俺は以前ディスおじさんに渡した事のあるある魔道具を三つ取りだし手渡した。"And wait. Thin it?? 」"Eh? Yes, if the tool can communicate over long distances from being heard to espionage in the Empire's hard, I wish I might want... ""Long distance communication! 』 Didn't say, Oh, all right? In order to explain its communications for Mage equipment showed to everyone. Form straight line phone. Wired, grant and the "Audio Transceiver" portion of the Cup but was able to communicate. Thought it good in this easy, but thread calls structure itself is simple. Going to interact with voice only if this is good enough."It has... Someone to go to the dining out? 」"Yes! I want to go! 」 Healthy Mei is well raised his hand."Ah! I'm late! 」 Alice is childish, she sleeps yielded to the younger you."Yeah, to practice the use of the magic ingredients that, shall I ask Mei-CHAN? 」"Did it is! 」"Granny, Mei-Chan will give a? 」"Oh... But I don't care... " Grandma went out dining with Mei while a complex expression."Alice, this side, please, can you? 」"Did it! Leave it! 」Shedding the magic then, same as the Mage gear to start「オッケー」『わ！ 声が聞こえたです！』「え？ メイ姫様？」『あれ？ アリスお姉ちゃんですか？」「そうですよ、え？ メイ姫様今どこにいらっしゃるんですか？」『私の部屋です』 随分遠いところまで行ったな！「そんな所から！？」「じゃあメイちゃん、こっちの魔力切るから今度はメイちゃんが起動してみな。ばあちゃん教えてあげてね」『あ、ああ。分かったよ』「じゃあアリス魔力切って」「ほーい」 そしてしばらくすると。『あの、聞こえるですか？』「ああ、大丈夫聞こえてるよメイちゃん」『やったです！ 初めて魔道具を使ったです」 喜んでるメイちゃんにホッコリしてると、周りから色々と質問が飛んできた。「ちょっとシン！ これ何！ メイ姫様の部屋って結構離れてるんだけど！？」「これはまたとんでもないものを創りましたね、シン殿」「これがあれば情報収集が容易になるねえ。こりゃ凄い」「ええ～？ もうウォルフォード君、本当に意味わかんないよぉ！」 騎士学院との合同訓練の終わりに近い頃かな？ オーグから旧帝国での諜報活動が大変だと聞いていたので何とか出来ないかと思い創ったのだ。 そんな経緯を説明していると、ばあちゃんが血相を変えて飛び込んできた。「シン！ アンタはまたとんでもないもの創って！」「ば、ばあちゃ……苦し……」「お、お婆様！ 落ち着いて下さい！」「ふぅ～！ ふぅ～！ シン！ これは一体なんだい！」「見ての通りだよ……お互いの声を遠くに送る魔道具だよ」「こんな……付与魔法師の夢がこんなにアッサリ……」 あ、そうだったのね……。「これ、この送受信機に『音声送受信』って付与付けて……この糸で繋いだら成功したんだけど……」「これは……魔物化した大蜘蛛の糸だね？」「あ、さすがばあちゃん、大当たりだよ」 そう、送受信機を繋ぐ糸は魔物化した蜘蛛の糸を使っている。 制服の付与をした時に予想したけど、予想通り魔物化した蜘蛛の糸は魔道具に使われていた。 魔物化した蜘蛛と言っても、二メートルも三メートルもあるような怪物ではなく、精々二十センチ位の大きさで、殺さずに捕獲すると魔力の籠った糸を吐き出し続ける。 その魔力糸で造った服は付与文字数が多く高級服となるのだが……。「まさか、魔力糸をそのまま使うとは……魔力糸は服にするものっていう固定観念がこの発想を妨げていたのかねえ……」 そう、基本的に魔力糸は生地にして服にするものと皆思い込んでる。 魔力糸が欲しいと服屋に言った時、怪訝な顔をされたので皆そう思っていると知ったのだ。「でもこれがあれば、態々シン君と殿下が毎日王城へ行かなくても済むんじゃ……」 シシリーの疑問は尤もだがこれには大きな問題がある。「これ、線が繋がってないと意味無いんだよね。だから諜報部隊の人達にも、線を伸ばしていく人とそれを後ろから付いていって線を地中に埋めていく人との合同作業が必要なんだ」「そうなんですね、でもそれだと……」「そう、時間が掛かるんだ。そうなると旧帝国領内での作業は危険だからね、今は周辺国との連絡用に時間を掛けて線を繋いで貰ってるんだ」 これを長距離で使用するとなると、線を地中に埋めていく大規模なインフラ整備が必要になる。 いずれは各街と王都を繋ぐように整備すれば色々と便利になるが、今はまだ緊急連絡用にしか使えないな。「凄いですね……これ、一財産作れますよ」「一財産どころじゃないよ……これの利権を巡って争いが起きても不思議じゃない」「その心配にはおよびませんよメリダ師、この技術は既にシン君の物として登録してあります。王家公認ですからな、争いも起こらんでしょう」「ディセウム！ アンタがシンの暴走を助長してどうすんだい！」「え？ あ、すいません！」 ばあちゃんすげえな、国王様まで一喝かよ。「ディスおじさんさあ、なんでそんなにじいちゃんやばあちゃんに弱いの？ 国王様なのに」「なんだシン知らなかったのか？」「何が？」「私は父上の第一子だ、その割に父上は歳をとっているとは思わんか？」「そういえば確かに」 王族や貴族は結婚が早いと聞いていたのに、ディスおじさんはオーグの父親にしては歳をとってる。それは中々子供が出来なかったのかと思っていたけど……。「ディセウムはのう……高等魔法学院を卒業した後、ワシらに付いて放浪生活をしとったんじゃよ」「その時に弟子というか小間使い扱いしてたからねえ……今更畏まるのもどうかと思ってね」「はは……散々こき使われましたなあ……」 ディスおじさんが遠い目をしてる……よっぽどこき使われたんだな……。 っていうか、王太子になってたって言ってたよな？ 何やっ
การแปล กรุณารอสักครู่..
Actually also had created various
after engagement announcement party of only relatives are finished, Sicily went back to each of the room and I. It is true! In her parents' house, courage is not to do that ...... to Some parents! "Good morning, Mr. Shin," the next day, meet with Sicily on the way to the dining for breakfast. Yesterday and is also a little different, it was greeted by somehow gloss ish smile. "Good morning Sicily, also ...... somehow it's beautiful today." "Thank you Fufu ......" Contact, Sicily is no longer hurry. "Sicily ...... Anta ......" seems Maria was with feeling something. "Ha ...... No way ...... Sicily of person and rises the adult stairs ahead" "chopper! What No're saying'm Maria!" "'s the situation, probably there was something last night with the dead?" " Na, something ...... "I had to hurry after all If you think no longer hurry. Thrust came from Org I watched while Niyoniyo such a situation. "Shin ...... you, feeling bad'll ......" "such a thing from your brother! how's Sicily is strange!" "Oh, there is ...... Shin, or? you have to do something," "Do, what Tsu ......? "Te "in habit of hetare, such the hand is fast Na" "I ...... wonder if what you're saying," "Whew ......" Org was muttered incense asked the mouth to my ear and spit a sigh . "I contraception White properly?" "place! EAT ME! I do not there until things !!" and "enough made, it until the thing is was whether" "! ha ha! Hakara was" himself ...... indeed Haraguro prince ...... far and draw a skillfully testimony! "No ...... is a thin dono understand easy too by ......" Huh? Is that so? "A~u ...... another, Shin-kun!" "I, I'm sorry Sicily" and kana last night that I wanted to leave the two of secret? I I've Barre quickly! "Hawawa, it is adult love affair!" So Mei-chan! Child of years old are not supposed to Say What love affair! "You guys, this place is what the clamoring in?" "I would shark early and do not go and breakfast?" If you are in noisy in the hallway adult pair appeared. It is so, I did not go unless go send a disk and Uncle Cecil's in Ojo. "Good morning Your Majesty, everyone" already in the dining was a Irene. Dining had returned to completely original appearance from yesterday's party venue. After all, Claude house servant's level high ne of! "Oh? And what was of Sicily red face" and "stomach home! What is not even!" "Hmm, so? than it Hora, please would eat everyone soon." Then in the additional usual every one plus guardians Breakfast began. Then, in the seat, there was a story of against that had been said previously from Org. "So speaking true, I'm a matter of ritual of Rittaishi who had said before, but Na" "Oh, such a thing said was I Come to think of it," "he is in the ritual after one week," "Oh, a layer of whether" " in Na, I do bad, but he would like to have the you our engagement announcement party to it. " "What? Why?" "while Imperial City When you have finished ritual of Rittaishi is supposed to be the festival is carried out. Sonaruto, you our timing of the engagement announcement party he will be slower, " "Ah, such that either" "Claude and his wife, but sorry if there is no time you want," I would appreciate your favor as of preparation because such things was "Certainly Highness " "such and that if Claude, in a while good but it takes in its preparation. departments to keep going," he said from the side of my Thank either!? Thanks jewels' true! " and "You Itamiiri your consideration. you, party preparation of because leave was my, selection, such as guests, thank you I " "I, and I know, leave TAMAE" this person ...... that Cecil's is Keosare the insight of Ms. Irene Contact ...... or become a mother-in-law's. "Shin-kun ...... do not think something rude?" and "No! I do not have anything!" scary! Irene's super scary! "Sicily, from now until the engagement announcement party, I'll training is a pile that is to do selection such as dresses and accessories When you have finished the training camp. Take my best." "Yes, mother," "At the same, because I to engagement earlier than Cecilia and Sylvia ... ... prepared in advance please'll have to " "A~u ...... Yes ......" Cecilia? Sylvia? "Eldest daughter and'm second daughter" and probably it was found had been mystified face, Cecil's told me. "Come to think of it, Kke Shin-kun that met the inner of the children other than Sicily it was not?" "Yes, I do not have to live in ...... house and I talk only had heard how?" "Three people both and I'll have another independent, you can have entered the dormitory and out of the house, I find out to rent a house on their own " three people? ...... Oh! Your brother-in-law's! "Your brother-in-law's name of Do I you say?" "do? Oh, It 's Royce. Royce Fonds-Claude, once ...... I'm going to become far Claude house heir" and "How did you do? " "No ...... I'm a children of the inner, girl I have entered the higher magic School with three people, including Sicily, ... Royce only'm Cecilia and Sylvia are also entered into the magic Division Division through It bureaucratic born Law Institute, What to say whether ...... head I a ...... anyway confidence lack down or good do they say to have lost the sisters in brute strength, " Su girls I scared of the layers are whether ...... Claude Home ! "Shin-kun?" "You?" "Yes!" "No, I do not do anything! Yeah!" I feel is that coming out is a strange force to Sicily! "To, Your Majesty! In your time to soon Tojo!?" "Oh, you Yeah, So I'll ask Shin-kun best regards" "cormorant, yeah. All right." "Oh, Come to think of it." "What?" "This before Shin-kun Magic tool for communication that I got in, paddle can not be there two more three prepared? " and "I say. Do try to pass it because they got to have now?" "Oh, some of the countries bordering it to survive by! empire The'm had been approached to be or can not be Yodate for emergency contact from. I because dont even seem to have a monopoly on Shin-kun tools in Japan " I'm certain of it passed to the previous disc Uncle Ma tools I have three taken handed. "Choi To wait ...... thin it is what Chapter?" "What? No, Is the because you heard Even hard to intelligence activities in the empire, and I think I wish it useful if there is a tool that can communicate with long distance ......" "long distance communication! ? " Oh, did we not say to everyone. The description showed the communication for the magic tool to everyone in order to. Form's state as it is yarn phone. Once you grant the "voice transmission and reception" to the portion of the cup, communication is possible and I'm wired. I thought to be whether I be in this simple, yarn phone also structure itself is simple. This would do enough if only the exchange of voice. "Take this is not me to go to the outside of someone dining ...?" "Yes! I want to go!" It 's Mei-chan was cited cheerfully hand. "Oh! Laggards were!" Alice is not very popular Na, let Yan sister is ceded to younger. and "Yeah, and to also become a practice to use a magic tool, Mei-chan Na? or try to ask" and "I did it!" "Grandma, can you give with the Mei-chan?" "Oh I do not care ...... ...... " Grandma went out dining together with Mei-chan while a complex expression. "Alice, or this side can give me?" and "done! I'll leave it!" "Well, by passing the magic in the same way as to start the magic tool" "Okay" "! Voice is heard! " "What? Meihime like?" "That? Alice Is your sister? " The "It is so, eh? Where do I come Mei Princess now?" and "This is my room," I went to a place much farther! "From such a place!?" "Then Mei-chan, this time because the cut here of magic, such try Mei-chan starts.'d tell Grandma," "Ah, ah. All right " "Then you cut Alice magic" "Hoy" and after a while. "Are you that, hear? " "Oh, you have heard all right Mei-chan" and "I did it! The first time I used a magic tool " When are unwind to be happy is in Mei-chan, it flew the various and questions from around. "I'm pretty are separated me a little dead! What's this! Mei Princess of room!?" "This is You've also created something outrageous, thin dono" "This is hey information collection is easy if. when absorbing amazing " "Yes ~? other Walford kun, Yo~o!" really do not know the meaning wonder if time is close to the end of the joint training of the knight academy? It was created I think I can not somehow because intelligence activities in the old empire had heard that it is very from Org. When I describe such circumstances, grandma has jumped change comes a pale. "Dead! Anta by creating or ridiculous things!" "If, Baacha ...... suffering ......" "your, your Baba! Please calm down!" "Phew ~! Phew ~! dead! This is hell challenge ! " "I'm far away to send the magic tool the voice of ...... each other It 's As you can see," "this ...... grant magic nurses dream of so easily ......" Oh, I did was so .... "This, this transceiver it with grant me" voice transmission and reception "...... ...... I was succeeded Webbie in this thread," "It 's a thread of large spider who ...... demon of?" "Oh, indeed Grandma, 's big hit " so, thread that connects the transceiver are using a thread of monsters of the spider. And it was expected when the grant of uniforms, thread of spider that was expected of demons had been used in magic tool. to say that the demon of the spider, two meters also is not a monster like some three meters, the size of at most twenty centimeters, to continue discharging the yarn loving magic When you capture without killing. Clothes made with the magic yarn he be granted the number of characters are many luxury clothing but .... "No way, ... magic yarn and use the magic thread as it is stereotype Tteyuu shall be in clothes hey what was preventing this idea ......" So, basically the magic yarn shall be the clothes in the dough and everyone is convinced. When the magic yarn is said to want the Fukuya, I knew that it everyone thinks so because it was a dubious face. "If there is this but, Thailand 's Shin you and His Royal Highness the do' s ...... eliminate the need to go every day to Ojo," there is a big problem in this but Sicily question most. "This, I'm not meaning the line is not connected. So even people of intelligence forces, the joint of the people that go with it and the people who go extending the line from behind will fill the line in the ground work I need. " "It's right, but's it ......" "Yes, I'm time-consuming. Sonaruto I'll work is dangerous in the former imperial territory, and the time for us now and neighboring countries It is multiplied'm got to connect the line to " When this comes to use in long distance, it is necessary to large-scale infrastructure development that will fill the line in the ground. It either has become many things convenient to maintenance so as to connect each city and the Imperial City, only works for now still emergency contact. and "It's amazing I ...... this, you can make a fortune by" "not a surprising that conflict occurs and around this interests ......'m not a far from one property" "Merida nurses I do not and RESET to the worry, This technology Yes already registered as thin you. Do not because it is the royal official, conflict also will not happen, " "Diseumu! How Anta is conducive to runaway of thin Sundai!" "What? Oh, I'm sorry!" Bachansuge Ena, or argues until the king-like. "Discover Uncle Now, why so much weak No it? King uniform to the grandpa and grandma," "did not know What or dead?" "What?" "I am the first child of the father, the year-old father to the split take that and be Omowanka? " certainly, "" Come to think of it royalty and nobles but have heard that marriage is early, disk uncle are taking old to be a father of Org. ...... Though it was thought that what was unable medium 's children. "After Diseumu graduating from ...... higher magic School No is, do Ja I was O~tsu to the wandering life is attached to the Wasilla" I thought the same whether it is also because I have been treated Booth Tsukai or rather disciple hey ...... at this late hour obey respectfully of when "the Te I " "I wish was overworked mother ...... terrible ......" disk uncle is a distant eye ...... defintely overworked the do's Na ....... I mean, but it was said that I had become the Dauphin? What Ya~tsu
after engagement announcement party of only relatives are finished, Sicily went back to each of the room and I. It is true! In her parents' house, courage is not to do that ...... to Some parents! "Good morning, Mr. Shin," the next day, meet with Sicily on the way to the dining for breakfast. Yesterday and is also a little different, it was greeted by somehow gloss ish smile. "Good morning Sicily, also ...... somehow it's beautiful today." "Thank you Fufu ......" Contact, Sicily is no longer hurry. "Sicily ...... Anta ......" seems Maria was with feeling something. "Ha ...... No way ...... Sicily of person and rises the adult stairs ahead" "chopper! What No're saying'm Maria!" "'s the situation, probably there was something last night with the dead?" " Na, something ...... "I had to hurry after all If you think no longer hurry. Thrust came from Org I watched while Niyoniyo such a situation. "Shin ...... you, feeling bad'll ......" "such a thing from your brother! how's Sicily is strange!" "Oh, there is ...... Shin, or? you have to do something," "Do, what Tsu ......? "Te "in habit of hetare, such the hand is fast Na" "I ...... wonder if what you're saying," "Whew ......" Org was muttered incense asked the mouth to my ear and spit a sigh . "I contraception White properly?" "place! EAT ME! I do not there until things !!" and "enough made, it until the thing is was whether" "! ha ha! Hakara was" himself ...... indeed Haraguro prince ...... far and draw a skillfully testimony! "No ...... is a thin dono understand easy too by ......" Huh? Is that so? "A~u ...... another, Shin-kun!" "I, I'm sorry Sicily" and kana last night that I wanted to leave the two of secret? I I've Barre quickly! "Hawawa, it is adult love affair!" So Mei-chan! Child of years old are not supposed to Say What love affair! "You guys, this place is what the clamoring in?" "I would shark early and do not go and breakfast?" If you are in noisy in the hallway adult pair appeared. It is so, I did not go unless go send a disk and Uncle Cecil's in Ojo. "Good morning Your Majesty, everyone" already in the dining was a Irene. Dining had returned to completely original appearance from yesterday's party venue. After all, Claude house servant's level high ne of! "Oh? And what was of Sicily red face" and "stomach home! What is not even!" "Hmm, so? than it Hora, please would eat everyone soon." Then in the additional usual every one plus guardians Breakfast began. Then, in the seat, there was a story of against that had been said previously from Org. "So speaking true, I'm a matter of ritual of Rittaishi who had said before, but Na" "Oh, such a thing said was I Come to think of it," "he is in the ritual after one week," "Oh, a layer of whether" " in Na, I do bad, but he would like to have the you our engagement announcement party to it. " "What? Why?" "while Imperial City When you have finished ritual of Rittaishi is supposed to be the festival is carried out. Sonaruto, you our timing of the engagement announcement party he will be slower, " "Ah, such that either" "Claude and his wife, but sorry if there is no time you want," I would appreciate your favor as of preparation because such things was "Certainly Highness " "such and that if Claude, in a while good but it takes in its preparation. departments to keep going," he said from the side of my Thank either!? Thanks jewels' true! " and "You Itamiiri your consideration. you, party preparation of because leave was my, selection, such as guests, thank you I " "I, and I know, leave TAMAE" this person ...... that Cecil's is Keosare the insight of Ms. Irene Contact ...... or become a mother-in-law's. "Shin-kun ...... do not think something rude?" and "No! I do not have anything!" scary! Irene's super scary! "Sicily, from now until the engagement announcement party, I'll training is a pile that is to do selection such as dresses and accessories When you have finished the training camp. Take my best." "Yes, mother," "At the same, because I to engagement earlier than Cecilia and Sylvia ... ... prepared in advance please'll have to " "A~u ...... Yes ......" Cecilia? Sylvia? "Eldest daughter and'm second daughter" and probably it was found had been mystified face, Cecil's told me. "Come to think of it, Kke Shin-kun that met the inner of the children other than Sicily it was not?" "Yes, I do not have to live in ...... house and I talk only had heard how?" "Three people both and I'll have another independent, you can have entered the dormitory and out of the house, I find out to rent a house on their own " three people? ...... Oh! Your brother-in-law's! "Your brother-in-law's name of Do I you say?" "do? Oh, It 's Royce. Royce Fonds-Claude, once ...... I'm going to become far Claude house heir" and "How did you do? " "No ...... I'm a children of the inner, girl I have entered the higher magic School with three people, including Sicily, ... Royce only'm Cecilia and Sylvia are also entered into the magic Division Division through It bureaucratic born Law Institute, What to say whether ...... head I a ...... anyway confidence lack down or good do they say to have lost the sisters in brute strength, " Su girls I scared of the layers are whether ...... Claude Home ! "Shin-kun?" "You?" "Yes!" "No, I do not do anything! Yeah!" I feel is that coming out is a strange force to Sicily! "To, Your Majesty! In your time to soon Tojo!?" "Oh, you Yeah, So I'll ask Shin-kun best regards" "cormorant, yeah. All right." "Oh, Come to think of it." "What?" "This before Shin-kun Magic tool for communication that I got in, paddle can not be there two more three prepared? " and "I say. Do try to pass it because they got to have now?" "Oh, some of the countries bordering it to survive by! empire The'm had been approached to be or can not be Yodate for emergency contact from. I because dont even seem to have a monopoly on Shin-kun tools in Japan " I'm certain of it passed to the previous disc Uncle Ma tools I have three taken handed. "Choi To wait ...... thin it is what Chapter?" "What? No, Is the because you heard Even hard to intelligence activities in the empire, and I think I wish it useful if there is a tool that can communicate with long distance ......" "long distance communication! ? " Oh, did we not say to everyone. The description showed the communication for the magic tool to everyone in order to. Form's state as it is yarn phone. Once you grant the "voice transmission and reception" to the portion of the cup, communication is possible and I'm wired. I thought to be whether I be in this simple, yarn phone also structure itself is simple. This would do enough if only the exchange of voice. "Take this is not me to go to the outside of someone dining ...?" "Yes! I want to go!" It 's Mei-chan was cited cheerfully hand. "Oh! Laggards were!" Alice is not very popular Na, let Yan sister is ceded to younger. and "Yeah, and to also become a practice to use a magic tool, Mei-chan Na? or try to ask" and "I did it!" "Grandma, can you give with the Mei-chan?" "Oh I do not care ...... ...... " Grandma went out dining together with Mei-chan while a complex expression. "Alice, or this side can give me?" and "done! I'll leave it!" "Well, by passing the magic in the same way as to start the magic tool" "Okay" "! Voice is heard! " "What? Meihime like?" "That? Alice Is your sister? " The "It is so, eh? Where do I come Mei Princess now?" and "This is my room," I went to a place much farther! "From such a place!?" "Then Mei-chan, this time because the cut here of magic, such try Mei-chan starts.'d tell Grandma," "Ah, ah. All right " "Then you cut Alice magic" "Hoy" and after a while. "Are you that, hear? " "Oh, you have heard all right Mei-chan" and "I did it! The first time I used a magic tool " When are unwind to be happy is in Mei-chan, it flew the various and questions from around. "I'm pretty are separated me a little dead! What's this! Mei Princess of room!?" "This is You've also created something outrageous, thin dono" "This is hey information collection is easy if. when absorbing amazing " "Yes ~? other Walford kun, Yo~o!" really do not know the meaning wonder if time is close to the end of the joint training of the knight academy? It was created I think I can not somehow because intelligence activities in the old empire had heard that it is very from Org. When I describe such circumstances, grandma has jumped change comes a pale. "Dead! Anta by creating or ridiculous things!" "If, Baacha ...... suffering ......" "your, your Baba! Please calm down!" "Phew ~! Phew ~! dead! This is hell challenge ! " "I'm far away to send the magic tool the voice of ...... each other It 's As you can see," "this ...... grant magic nurses dream of so easily ......" Oh, I did was so .... "This, this transceiver it with grant me" voice transmission and reception "...... ...... I was succeeded Webbie in this thread," "It 's a thread of large spider who ...... demon of?" "Oh, indeed Grandma, 's big hit " so, thread that connects the transceiver are using a thread of monsters of the spider. And it was expected when the grant of uniforms, thread of spider that was expected of demons had been used in magic tool. to say that the demon of the spider, two meters also is not a monster like some three meters, the size of at most twenty centimeters, to continue discharging the yarn loving magic When you capture without killing. Clothes made with the magic yarn he be granted the number of characters are many luxury clothing but .... "No way, ... magic yarn and use the magic thread as it is stereotype Tteyuu shall be in clothes hey what was preventing this idea ......" So, basically the magic yarn shall be the clothes in the dough and everyone is convinced. When the magic yarn is said to want the Fukuya, I knew that it everyone thinks so because it was a dubious face. "If there is this but, Thailand 's Shin you and His Royal Highness the do' s ...... eliminate the need to go every day to Ojo," there is a big problem in this but Sicily question most. "This, I'm not meaning the line is not connected. So even people of intelligence forces, the joint of the people that go with it and the people who go extending the line from behind will fill the line in the ground work I need. " "It's right, but's it ......" "Yes, I'm time-consuming. Sonaruto I'll work is dangerous in the former imperial territory, and the time for us now and neighboring countries It is multiplied'm got to connect the line to " When this comes to use in long distance, it is necessary to large-scale infrastructure development that will fill the line in the ground. It either has become many things convenient to maintenance so as to connect each city and the Imperial City, only works for now still emergency contact. and "It's amazing I ...... this, you can make a fortune by" "not a surprising that conflict occurs and around this interests ......'m not a far from one property" "Merida nurses I do not and RESET to the worry, This technology Yes already registered as thin you. Do not because it is the royal official, conflict also will not happen, " "Diseumu! How Anta is conducive to runaway of thin Sundai!" "What? Oh, I'm sorry!" Bachansuge Ena, or argues until the king-like. "Discover Uncle Now, why so much weak No it? King uniform to the grandpa and grandma," "did not know What or dead?" "What?" "I am the first child of the father, the year-old father to the split take that and be Omowanka? " certainly, "" Come to think of it royalty and nobles but have heard that marriage is early, disk uncle are taking old to be a father of Org. ...... Though it was thought that what was unable medium 's children. "After Diseumu graduating from ...... higher magic School No is, do Ja I was O~tsu to the wandering life is attached to the Wasilla" I thought the same whether it is also because I have been treated Booth Tsukai or rather disciple hey ...... at this late hour obey respectfully of when "the Te I " "I wish was overworked mother ...... terrible ......" disk uncle is a distant eye ...... defintely overworked the do's Na ....... I mean, but it was said that I had become the Dauphin? What Ya~tsu
การแปล กรุณารอสักครู่..
Actually, many of the people at the party was made after the wedding, engagement, Sicily, and I returned to each room. It's true too! Of her parents at home, but... But... There is no courage to do such a thing! Good morning, Mr. Singh
「 」
the next day, on the way to the dining room for breakfast meeting, and Sicily. And yesterday, just another too coquettish smile greeted with it. Good morning, today is also
「 Sicily... It's a beautiful 1993"Ha ha... Thank you for your 」
, no longer in Sicily.
「 Sicily... You... " So what's up with Mary.
「 ha... I of Sicily earlier adult and step up. "
「, OK! Of what are you talking about Maria! "
「 situation, and what happened last night? " A, what the... " Not too hastily, I believe in you. TooWith such a ニヨニヨ if viewed from thrust augmentation.
「 sin... You feel bad, you... "
「 that your brother! Sicily - strange! " Oh, that
「... Singh, what are you doing? " Like, what...? " In the early of Batman, but this hand you... What 」
「 said... " Well...
「... " Augmented too and sigh mouth close to my ear so muttered. Whoa! Okay
「 contraception? "
「 best!バカヤロウ! There was that!!! " The process comprises
「? It 」
「, sir! The deceived! " I too... Like the prince of darkness... To draw in here to witness! No
「... Mr. Singh comprehensibility is too much. " Too? Is that so? You
「... Ah... The more you thin! "
「, I'm sorry about last night when I wanted to 」
Sicily in a secret? You too, but in a barrel. I
「, adult love! " TooSo may! At the age of ten said I should not love!
「 you, what about you? " If you
「 cold breakfast to go soon? " In the hallway and emerged adults bout. Well, yes, uncle, Mr. Cecil discovery was sent to the capital to go go. Good morning, your majesty, we all
「 」
already in the dining - Irene. Too
「 」
the next day, on the way to the dining room for breakfast meeting, and Sicily. And yesterday, just another too coquettish smile greeted with it. Good morning, today is also
「 Sicily... It's a beautiful 1993"Ha ha... Thank you for your 」
, no longer in Sicily.
「 Sicily... You... " So what's up with Mary.
「 ha... I of Sicily earlier adult and step up. "
「, OK! Of what are you talking about Maria! "
「 situation, and what happened last night? " A, what the... " Not too hastily, I believe in you. TooWith such a ニヨニヨ if viewed from thrust augmentation.
「 sin... You feel bad, you... "
「 that your brother! Sicily - strange! " Oh, that
「... Singh, what are you doing? " Like, what...? " In the early of Batman, but this hand you... What 」
「 said... " Well...
「... " Augmented too and sigh mouth close to my ear so muttered. Whoa! Okay
「 contraception? "
「 best!バカヤロウ! There was that!!! " The process comprises
「? It 」
「, sir! The deceived! " I too... Like the prince of darkness... To draw in here to witness! No
「... Mr. Singh comprehensibility is too much. " Too? Is that so? You
「... Ah... The more you thin! "
「, I'm sorry about last night when I wanted to 」
Sicily in a secret? You too, but in a barrel. I
「, adult love! " TooSo may! At the age of ten said I should not love!
「 you, what about you? " If you
「 cold breakfast to go soon? " In the hallway and emerged adults bout. Well, yes, uncle, Mr. Cecil discovery was sent to the capital to go go. Good morning, your majesty, we all
「 」
already in the dining - Irene. Too
การแปล กรุณารอสักครู่..
ภาษาอื่น ๆ
การสนับสนุนเครื่องมือแปลภาษา: กรีก, กันนาดา, กาลิเชียน, คลิงออน, คอร์สิกา, คาซัค, คาตาลัน, คินยารวันดา, คีร์กิซ, คุชราต, จอร์เจีย, จีน, จีนดั้งเดิม, ชวา, ชิเชวา, ซามัว, ซีบัวโน, ซุนดา, ซูลู, ญี่ปุ่น, ดัตช์, ตรวจหาภาษา, ตุรกี, ทมิฬ, ทาจิก, ทาทาร์, นอร์เวย์, บอสเนีย, บัลแกเรีย, บาสก์, ปัญจาป, ฝรั่งเศส, พาชตู, ฟริเชียน, ฟินแลนด์, ฟิลิปปินส์, ภาษาอินโดนีเซี, มองโกเลีย, มัลทีส, มาซีโดเนีย, มาราฐี, มาลากาซี, มาลายาลัม, มาเลย์, ม้ง, ยิดดิช, ยูเครน, รัสเซีย, ละติน, ลักเซมเบิร์ก, ลัตเวีย, ลาว, ลิทัวเนีย, สวาฮิลี, สวีเดน, สิงหล, สินธี, สเปน, สโลวัก, สโลวีเนีย, อังกฤษ, อัมฮาริก, อาร์เซอร์ไบจัน, อาร์เมเนีย, อาหรับ, อิกโบ, อิตาลี, อุยกูร์, อุสเบกิสถาน, อูรดู, ฮังการี, ฮัวซา, ฮาวาย, ฮินดี, ฮีบรู, เกลิกสกอต, เกาหลี, เขมร, เคิร์ด, เช็ก, เซอร์เบียน, เซโซโท, เดนมาร์ก, เตลูกู, เติร์กเมน, เนปาล, เบงกอล, เบลารุส, เปอร์เซีย, เมารี, เมียนมา (พม่า), เยอรมัน, เวลส์, เวียดนาม, เอสเปอแรนโต, เอสโทเนีย, เฮติครีโอล, แอฟริกา, แอลเบเนีย, โคซา, โครเอเชีย, โชนา, โซมาลี, โปรตุเกส, โปแลนด์, โยรูบา, โรมาเนีย, โอเดีย (โอริยา), ไทย, ไอซ์แลนด์, ไอร์แลนด์, การแปลภาษา.
- Grandfather
- sorry l don't get you
- จัญไร
- ขอบคุณสำหรับทุกสิ่งที่ผ่านมา
- and many other times when i dont want to
- 3 Thai people learn English for pass the
- permission
- พรุ่งนี้วันหยุด
- ฉันขอให้เธอมีความสุขกับการท่องเที่ยว
- ถ้าคุณมาที่ประเทศไทย ฉันจะพาคุณกิน
- chemical structure of nucleotides
- run like hell
- put tube in the glass of water
- Some materials provide a better alternat
- ศัลยกรรมทั่วไป
- ปัจจุบันนี้ช่างภาพมีความสำคัญ ช่างภาพจะท
- Suddenly
- Which is the duration of my life, that i
- ฉันกำลังดูละคร
- Hmm would be u got beautiful
- ฉันพูดอังกฤษไม่เก่งเลย
- You look so grown up my baby cousin.
- ฉันรับไม่ได้
- ลดาวัลย์เกมส์ ครั้งที่
