11/243第十一話 異世界っぽいモノ。 ラゼットの手引きでソラは夜の庭にて彼女が連れて来た浮浪児達と顔を合わせた。 こんな無茶が可能な館の การแปล - 11/243第十一話 異世界っぽいモノ。 ラゼットの手引きでソラは夜の庭にて彼女が連れて来た浮浪児達と顔を合わせた。 こんな無茶が可能な館の ไทย วิธีการพูด

11/243第十一話 異世界っぽいモノ。 ラゼットの手引きでソラは夜の

11/243
第十一話 異世界っぽいモノ。
ラゼットの手引きでソラは夜の庭にて彼女が連れて来た浮浪児達と顔を合わせた。
こんな無茶が可能な館の警備に少なからず身の危険を感じるソラだったが、今回だけは目をつぶらざるを得ない。
どのみち、今日は警備を取り仕切る領主軍が色街で遊ぶ日なので、隙だらけなのだ。今日も平常通り誠に腐っている。
集まった浮浪児は十人でその内の七人は十歳前後だが、五歳ほどの子供が二人混ざっていた。出来るだけ歳を誤魔化す為なのか、全員がボロボロの布を頭からかぶっている。
浮浪児達を観察するソラ。その傍らに立ったラゼットの動きはぎこちない。それを目ざとく見咎めたソラはラゼットに視線を送った。

「……どうした?」

浮浪児達に聞こえないように小声で問う。

「その、すみません。あの浮浪児の中に獣人が一人混ざっているんです」

五歳ほどの浮浪児の片方がビクリと体を震わせる。その動揺は周囲の浮浪児にも伝播し、警戒を強めていく。

「獣人? それがどうかしたのか?」
「えっ?」

ソラが心底不思議そうに聞き返したことに震えていた幼い浮浪児が驚きの声を上げた。慌てて口に両手を当てて声を漏らすまいとするが既に遅い。
ソラは声に気づいて振り返った後だった。

「そんなに驚くようなことなのか?」
「ソラ様、獣人は貴族や富裕層に余りよく思われていないんです」

ソラの疑問に答えたのはラゼットだった。浮浪児達が一斉に敵意を込めたまなざしをラゼットへ向ける。

「なるほど、そんな事か」

さして気にした風もなく、ソラが言う。

「そんなみみっちい事はどうでもいい」
「み、みみっちい……。」

ラゼットはおろか、浮浪児達まで揃って呆気にとられたように呟く。
ソラとしては悪徳貴族の跡継ぎよりも、浮浪児の方が真っ当に思えた。

「しかし、そういう事情があるなら裏方に回ってもらうか」

二歳児故の低身長を物ともせずにソラは上から目線で浮浪児達を眺める。
年かさの者は年少の者の前に、男の子は女の子を内側にするように立ち並ぶ浮浪児達にソラは内心で感心していた。

「まずはよく来てくれた」
「……領主の跡継ぎ様が何のようだ?」

ソラの「みみっちい」発言に毒気を抜かれた感があったが、気を取り直した最年長の青年が問いかける。

「色々あるが、まず言っておく。このままではお前達に冬は越せない」

満月が雲に隠れ、明かりも僅かなぼやけた庭に反発するかのようにソラはきっぱりと言い切った。
年長者の数人は心当たりがあるのか唇を噛んだりしたが、年少組は理解が及ばないらしく、互いに顔を見合わせた。

「薪も無いのに冬を迎えればやせ細ったお前達はすぐに凍死するだろう」
「なんで薪の事を知ってるんだよ」
「耳が良い奴ならみんな知ってる。黒幕が教会って事まで知っている者は少ないだろうけどな」

ソラが告げた黒幕に浮浪児達がざわめく。予想していたらしい者、教会の無実を信じる者、二種類の反応だった。

「みんな、静かに」

青年が指示すると徐々に声は収まっていった。
完全に静まった後、青年はソラを探るような目で見ながら口を開いた。

「本当に教会が黒幕なのか?」

未だに信じきれない様子の青年にソラの目配せを受けたラゼットは“絶対に売れる宝くじ”やウッドドーラ商会と教会の協力関係を説明する。
浮浪児達の半数以上は理解できず、中には居眠りしている者もいたが、青年は少し考えた後でこの話を信じた。

「いやに物わかりが良いな」
「筋が通ってるからな。教会がくじ運を向上させる“幸運符”を売り出したのも理解できる」
「……幸運符?」

聞き慣れない単語にソラはラゼットを見る。

「今日の昼過ぎから売り出された木の札です。多く持ってるほど強い加護が得られるとかで、信者には買っている人も多いですよ」
「どいつもこいつも、金儲けに執心しやがって……。」

ソラが舌打ちする。
思い出してみれば教会と商会の密談でも教会側が『こちらにもうまみがある』と発言していた。この事を指していたのだろう。

「ちょっと待てよ。その幸運符ってのは木で出来てるって言ってたな?」
「はい、ウッドドーラ商会が卸した複雑な彫り物がされた木の札に教会が数日間祈りを込めるそうですよ」
「つまり、ますます木材需要が伸びるわけだ。街の外から材木を仕入れても値下がらないかもな」

ウッドドーラ商会も教会も、どうやら本気で木材を浪費するつもりらしい。

「まぁいい。むしろ好都合だ」

ソラが不敵に笑う。
何一つ好転する材料がない中でソラの自信に満ちた発言は異質だった。
ラゼットや浮浪児達がソラに注目する。

「ここにいる者でこの盤面を引っ掻き回す。作戦目標は街全体がこの冬を乗り切れるだけの燃料を確保する事。ついでに自己中な商会の利益を横から掠め取ってやる」

ソラは胸の前で腕を組み、浮浪児達の前に仁王立ちする。幼いはずのその体から場を圧する気迫が漂い、面食らった何人かの浮浪児が後退る。
そんな浮浪児達を流し見たソラは正面にいた年かさの五人を指差した。

「お前達は後ろに幼い仲間を庇うほど度胸があるようだから、敵の材木加工所を回ってオガクズを集めて来てもらう。場所はラゼットに聞け」

簡潔に指示して奥にいる年少組へ視線を移したソラは続ける。

「後ろの五人は俺の指示に従ってもらう」

もとより跡継ぎとは言え貴族であるソラに逆らえるはずもないが、常軌を逸した二歳児の立ち居振る舞いに浮浪児達は呑まれていた。
全員が戸惑いながらも従う姿勢を見せたことを感じ取ったソラは最後尾の一人に歩み寄る。
五歳ほどの浮浪児は布をかぶった頭を伏せて顔を隠していたが、ソラの低身長には通用しない。のぞき込むまでもなく近づいて見上げれば自然と目が合う身長差なのだ。
ソラが見たところ、顔形は普通の人と変わらない。

「獣人か、本には獣耳が生えていると書いてあったが見せてくれないか?」

ソラの頼みに獣人の子は困った風に視線を逸らした。
何時までも布を取らない獣人の子にソラは落ち着かなげにそわそわする。

「早く、早く」

急かすソラの声が浮かれているのには誰も気づかない。
困惑を深めた獣人の子は一歩ソラから距離を取った。間をおかずソラが二歩詰め寄る。

「さぁ、獣耳を、さぁ!」

獣人の子が二歩下がればすぐさまソラは距離を詰め、助けを求めて浮浪児仲間に視線を向ければ回り込んだソラのキラキラした瞳にぶつかる。

「獣耳! 尻尾は位置的にセクハラだから諦める。だから、せめて獣耳を、獣耳を!! おっ?」

暴走しかけたソラの襟をラゼットが掴み、子猫よろしく持ち上げた。浮浪児達により獣人の子は粛々と避難させられる。

「えっ、ちょっと待って……? 謝るから、お願いします。調子に乗りました、本当にすみません!」
「調子? そんなもの乗り捨ててください。さぁ、明日は忙しくなるんですから、子供は早く寝ないと大きくなれませんよ」

ラゼットはソラをぶら下げたまま館に向かう。ゆらゆらと揺れるソラは泣きそうな顔をしていた。
得意の嘘泣きではない。マタタビを取り上げられた猫もかくやといった絶望に染まった表情で透明な滴を流している。
──せっかく異世界っぽい物を見つけたのに、おあずけとかどんな罰ゲームだよ!
後ろ髪を引かれるように背後の獣人の子を振り返るソラ。彼と目があった獣人の子は顔を真っ赤にしていた。

「この件が片づいたら、あの子の耳を触っても良いですよ」
「ラゼット、それは本当か!? 嘘ついたらただじゃおかないぞ!」

ラゼットとソラのやり取りが聞こえた獣人の子はしかし何も言えずに二人を見送った。
結果次第では尻尾を触らせるとの約束がラゼットとソラの間で交わされたのを聞き取り、生まれて初めて人を遙かに超えた耳の良さを恨むのだった。
一章最終話(15話)が先ほど完成しました。
とりあえず、一日一話ペースを守ります。

本文誤字訂正8月8日
0/5000
จาก: -
เป็น: -
ผลลัพธ์ (ไทย) 1: [สำเนา]
คัดลอก!
11/243第十一話 異世界っぽいモノ。 ラゼットの手引きでソラは夜の庭にて彼女が連れて来た浮浪児達と顔を合わせた。 こんな無茶が可能な館の警備に少なからず身の危険を感じるソラだったが、今回だけは目をつぶらざるを得ない。 どのみち、今日は警備を取り仕切る領主軍が色街で遊ぶ日なので、隙だらけなのだ。今日も平常通り誠に腐っている。 集まった浮浪児は十人でその内の七人は十歳前後だが、五歳ほどの子供が二人混ざっていた。出来るだけ歳を誤魔化す為なのか、全員がボロボロの布を頭からかぶっている。 浮浪児達を観察するソラ。その傍らに立ったラゼットの動きはぎこちない。それを目ざとく見咎めたソラはラゼットに視線を送った。「……どうした?」 浮浪児達に聞こえないように小声で問う。「その、すみません。あの浮浪児の中に獣人が一人混ざっているんです」 五歳ほどの浮浪児の片方がビクリと体を震わせる。その動揺は周囲の浮浪児にも伝播し、警戒を強めていく。「獣人? それがどうかしたのか?」「えっ?」 ソラが心底不思議そうに聞き返したことに震えていた幼い浮浪児が驚きの声を上げた。慌てて口に両手を当てて声を漏らすまいとするが既に遅い。 ソラは声に気づいて振り返った後だった。「そんなに驚くようなことなのか?」「ソラ様、獣人は貴族や富裕層に余りよく思われていないんです」 ソラの疑問に答えたのはラゼットだった。浮浪児達が一斉に敵意を込めたまなざしをラゼットへ向ける。「なるほど、そんな事か」 さして気にした風もなく、ソラが言う。「そんなみみっちい事はどうでもいい」「み、みみっちい……。」 ラゼットはおろか、浮浪児達まで揃って呆気にとられたように呟く。 ソラとしては悪徳貴族の跡継ぎよりも、浮浪児の方が真っ当に思えた。「しかし、そういう事情があるなら裏方に回ってもらうか」 二歳児故の低身長を物ともせずにソラは上から目線で浮浪児達を眺める。 年かさの者は年少の者の前に、男の子は女の子を内側にするように立ち並ぶ浮浪児達にソラは内心で感心していた。「まずはよく来てくれた」「……領主の跡継ぎ様が何のようだ?」 ソラの「みみっちい」発言に毒気を抜かれた感があったが、気を取り直した最年長の青年が問いかける。「色々あるが、まず言っておく。このままではお前達に冬は越せない」 満月が雲に隠れ、明かりも僅かなぼやけた庭に反発するかのようにソラはきっぱりと言い切った。 年長者の数人は心当たりがあるのか唇を噛んだりしたが、年少組は理解が及ばないらしく、互いに顔を見合わせた。「薪も無いのに冬を迎えればやせ細ったお前達はすぐに凍死するだろう」「なんで薪の事を知ってるんだよ」「耳が良い奴ならみんな知ってる。黒幕が教会って事まで知っている者は少ないだろうけどな」 ソラが告げた黒幕に浮浪児達がざわめく。予想していたらしい者、教会の無実を信じる者、二種類の反応だった。「みんな、静かに」 青年が指示すると徐々に声は収まっていった。 完全に静まった後、青年はソラを探るような目で見ながら口を開いた。「本当に教会が黒幕なのか?」 未だに信じきれない様子の青年にソラの目配せを受けたラゼットは“絶対に売れる宝くじ”やウッドドーラ商会と教会の協力関係を説明する。 浮浪児達の半数以上は理解できず、中には居眠りしている者もいたが、青年は少し考えた後でこの話を信じた。「いやに物わかりが良いな」「筋が通ってるからな。教会がくじ運を向上させる“幸運符”を売り出したのも理解できる」「……幸運符?」 聞き慣れない単語にソラはラゼットを見る。「今日の昼過ぎから売り出された木の札です。多く持ってるほど強い加護が得られるとかで、信者には買っている人も多いですよ」「どいつもこいつも、金儲けに執心しやがって……。」 ソラが舌打ちする。 思い出してみれば教会と商会の密談でも教会側が『こちらにもうまみがある』と発言していた。この事を指していたのだろう。「ちょっと待てよ。その幸運符ってのは木で出来てるって言ってたな?」「はい、ウッドドーラ商会が卸した複雑な彫り物がされた木の札に教会が数日間祈りを込めるそうですよ」「つまり、ますます木材需要が伸びるわけだ。街の外から材木を仕入れても値下がらないかもな」 ウッドドーラ商会も教会も、どうやら本気で木材を浪費するつもりらしい。「まぁいい。むしろ好都合だ」 ソラが不敵に笑う。 何一つ好転する材料がない中でソラの自信に満ちた発言は異質だった。 ラゼットや浮浪児達がソラに注目する。「ここにいる者でこの盤面を引っ掻き回す。作戦目標は街全体がこの冬を乗り切れるだけの燃料を確保する事。ついでに自己中な商会の利益を横から掠め取ってやる」 ソラは胸の前で腕を組み、浮浪児達の前に仁王立ちする。幼いはずのその体から場を圧する気迫が漂い、面食らった何人かの浮浪児が後退る。 そんな浮浪児達を流し見たソラは正面にいた年かさの五人を指差した。

「お前達は後ろに幼い仲間を庇うほど度胸があるようだから、敵の材木加工所を回ってオガクズを集めて来てもらう。場所はラゼットに聞け」

簡潔に指示して奥にいる年少組へ視線を移したソラは続ける。

「後ろの五人は俺の指示に従ってもらう」

もとより跡継ぎとは言え貴族であるソラに逆らえるはずもないが、常軌を逸した二歳児の立ち居振る舞いに浮浪児達は呑まれていた。
全員が戸惑いながらも従う姿勢を見せたことを感じ取ったソラは最後尾の一人に歩み寄る。
五歳ほどの浮浪児は布をかぶった頭を伏せて顔を隠していたが、ソラの低身長には通用しない。のぞき込むまでもなく近づいて見上げれば自然と目が合う身長差なのだ。
ソラが見たところ、顔形は普通の人と変わらない。

「獣人か、本には獣耳が生えていると書いてあったが見せてくれないか?」

ソラの頼みに獣人の子は困った風に視線を逸らした。
何時までも布を取らない獣人の子にソラは落ち着かなげにそわそわする。

「早く、早く」

急かすソラの声が浮かれているのには誰も気づかない。
困惑を深めた獣人の子は一歩ソラから距離を取った。間をおかずソラが二歩詰め寄る。

「さぁ、獣耳を、さぁ!」

獣人の子が二歩下がればすぐさまソラは距離を詰め、助けを求めて浮浪児仲間に視線を向ければ回り込んだソラのキラキラした瞳にぶつかる。

「獣耳! 尻尾は位置的にセクハラだから諦める。だから、せめて獣耳を、獣耳を!! おっ?」

暴走しかけたソラの襟をラゼットが掴み、子猫よろしく持ち上げた。浮浪児達により獣人の子は粛々と避難させられる。

「えっ、ちょっと待って……? 謝るから、お願いします。調子に乗りました、本当にすみません!」
「調子? そんなもの乗り捨ててください。さぁ、明日は忙しくなるんですから、子供は早く寝ないと大きくなれませんよ」

ラゼットはソラをぶら下げたまま館に向かう。ゆらゆらと揺れるソラは泣きそうな顔をしていた。
得意の嘘泣きではない。マタタビを取り上げられた猫もかくやといった絶望に染まった表情で透明な滴を流している。
──せっかく異世界っぽい物を見つけたのに、おあずけとかどんな罰ゲームだよ!
後ろ髪を引かれるように背後の獣人の子を振り返るソラ。彼と目があった獣人の子は顔を真っ赤にしていた。

「この件が片づいたら、あの子の耳を触っても良いですよ」
「ラゼット、それは本当か!? 嘘ついたらただじゃおかないぞ!」

ラゼットとソラのやり取りが聞こえた獣人の子はしかし何も言えずに二人を見送った。
結果次第では尻尾を触らせるとの約束がラゼットとソラの間で交わされたのを聞き取り、生まれて初めて人を遙かに超えた耳の良さを恨むのだった。
一章最終話(15話)が先ほど完成しました。
とりあえず、一日一話ペースを守ります。

本文誤字訂正8月8日
การแปล กรุณารอสักครู่..
ผลลัพธ์ (ไทย) 2:[สำเนา]
คัดลอก!
11/243
ตอนที่สิบเอ็ดและสิ่งที่โลกค่อนข้างแตกต่างกัน
คำแนะนำที่ว่างเปล่าของ Razetto ได้รวมเก็บตกเราและต้องเผชิญกับว่าเธอได้นำเข้ามาในสวนคืน
มันเป็นความรู้สึกที่โซระอันตรายไม่น้อยที่จะรักษาความปลอดภัยของกระป๋องที่มีความสามารถประมาทนี้ก็ไม่สามารถช่วย Tsubura ตาในครั้งนี้
อย่างไรก็ตามในวันนี้เป็นเพราะกองทัพขุนนางเป็นประธานในการรักษาความปลอดภัยเป็นวันที่จะเล่นใน Iromachi มันก็เป็นโอกาสที่เต็มรูปแบบ มันเป็นเรื่องปกติที่เน่าเสียในวันนี้อย่างแท้จริง
รวบรวมเป็นคนจรจัดเจ็ดของพวกเขาในช่วงสิบรอบสิบปีเกี่ยวกับเด็กห้าปีได้รับการผสมคนสองคน มันเป็นคำสั่งที่จะโกงอายุมากที่สุดเท่าที่เป็นไปได้ที่ทุกคนจะสวมใส่ผ้าขาดรุ่งริ่งจากหัว
รัชทายาทที่จะสังเกตเห็นคนจรจัดเรา การเคลื่อนไหวของ Razetto ยืนอยู่ด้านข้างเป็นที่น่าอึดอัดใจ Mezatoku ดูตำหนิฟ้าส่งสายของสายตาไป Razetto "...... อะไรผิดหรือเปล่า?" เขาถามด้วยเสียงต่ำเพื่อที่จะไม่ได้ยินเสียงคนจรจัดเรา "นั่นฉันขอโทษ. ที่สัตว์จรจัด of'm ที่จะผสมคนคนหนึ่งใน" หนึ่งในคนจรจัดประมาณห้าปีเป็นสั่น Bikuri และร่างกาย ไม่พอใจยังแพร่กระจายไปรอบ ๆ คนจรจัดไประมัดระวัง "วิธีการที่มันเป็นสัตว์อย่างใดใคร?" "คืออะไร" คนจรจัดหนุ่มสาวที่โซระได้รับการสั่นในการที่ Kikikaeshi แท้จริงอยากรู้อยากเห็นได้ยกเสียงของความประหลาดใจ ความหวาดกลัวที่มันจะสันนิษฐานเชียงใหม่เปิดเผยเสียงโดยการใช้มือของเขากับปากที่มีอยู่แล้วช้า รัชทายาทหลังจากกลับมาฉันรู้เสียง "ทำสิ่งดังกล่าวจึงน่า?" "ฟ้าเหมือนสัตว์ร้ายที่ฉันไม่คิดให้ดีขุนนางและมั่งคั่ง" คือคำตอบในคำถามท้องฟ้าเป็น Razetto คนจรจัดที่เป็นผมตรงรูปลักษณ์ที่ทำให้ความเป็นปรปักษ์ในเวลาเดียวกันเพื่อ Razetto "แท้จริงสิ่งนั้นทั้ง" ชะมัดดูแลลมโดยไม่ต้องมีรัชทายาทกล่าวว่า "สิ่งที่น่ารำคาญที่ตระหนี่คือ" "จริงตระหนี่ .... " Razetto ให้อยู่คนเดียวและเป็นพึมพำถ่ายชิดประหลาดใจให้กับคนจรจัดเรา ในฐานะที่เป็นโซระกว่าทายาทของขุนนางไร้ยางอายที่เก็บตกได้ดูเหมือนถูกต้องตามกฎหมาย "แต่อย่างไรก็ตามยังมีหรือสถานการณ์ที่จะได้รับรอบอยู่เบื้องหลังถ้ามี" ท้องฟ้าโดยไม่ได้สิ่งที่ขนาดสั้นของดังนั้นสองปี olds ดูเก็บตกเราในสายตาจากด้านบน ใครในด้านหน้าของคนหนุ่มสาวของ Toshikasa ท้องฟ้าเด็กรู้สึกประทับใจกับคนจรจัดไนซินที่เรียงรายไปกับผู้หญิงที่อยู่ภายใน "ครั้งแรกของทั้งหมดเป็นอย่างดีมาให้ฉัน" "...... ลอร์ดทายาทเหมือนเป็นสิ่งที่ดูเหมือน?" นั่นคือ "ตระหนี่" ความรู้สึกว่าดึงพิษให้ข้อคิดที่ว่างเปล่าถามที่เก่าแก่ที่สุดของเยาวชนที่ถูกจับดูแล . "มีจำนวนมากและผมบอกว่าเป็นครั้งแรก. อัตรานี้ไม่ Kose กับคุณในช่วงฤดูหนาวของเรามี" พระจันทร์เต็มดวงถูกซ่อนอยู่ในเมฆท้องฟ้าราวกับจะขับไล่ไฟสวนก็ยังเบลอเล็กน้อยเป็นที่ราบ Iki ~ Tsu ผู้สูงอายุหลายคนได้รับการกัดริมฝีปากไม่ว่าจะมีความคิดที่ดูเหมือนจะไม่อายุน้อยกว่าชุดที่จะไปถึงความเข้าใจที่เราได้เลื่อนออกไปใบหน้าของแต่ละคน "คุณฟืนที่ถูกผอมแห้งถ้า Mukaere ฤดูหนาวที่แม้ว่าจะไม่มีจะหยุดไปสู่ความตายทันที" "Why'm รู้ว่าฟืน" ฉัน "หูรู้ว่าทุกคนถ้าคนดีบงการคริสตจักร. แต่ผู้ที่จะมีโอกาสน้อยที่จะรู้ว่าสิ่งที่นาจน " ท้องฟ้าเป็นผู้บงการที่อยู่เบื้องหลังคนจรจัดที่บอกว่าใครจะทำให้เกิดเสียงกรอบแกรบ เห็นได้ชัดว่าผู้ที่คาดว่าจะเป็นคนที่เชื่อในความบริสุทธิ์ของคริสตจักรเป็นสองประเภทของการเกิดปฏิกิริยา "ทุกคนเงียบ ๆ " และเยาวชนที่จะสั่งให้ไปค่อยๆลดเสียง หลังจากที่ลดลงอย่างสมบูรณ์ชายหนุ่มคนหนึ่งเปิดปากของเขาในขณะที่มองเช่นตาสำรวจท้องฟ้า "สิ่งที่คริสตจักรจริงๆเป็นผู้บงการได้หรือไม่" ยังเด็กและไม่ได้อย่างเต็มที่เชื่อว่ารัฐได้รับพริบที่ว่างเปล่าเพื่อ Razetto ที่จะอธิบายความร่วมมือของ "อย่างขายหวย" และหอการค้าไม้ Dora พาณิชย์และคริสตจักร เก็บตกอื่น ๆ ครึ่งหนึ่งของเราจะไม่สามารถที่จะเข้าใจ แต่ในบางคนที่คุณกำลังหลับอยู่ในชายหนุ่มคนหนึ่งที่เชื่อในเรื่องนี้หลังจากที่คุณมีความคิดเล็ก ๆ น้อย ๆ "ยังไม่ได้ Monowakari ดีนา" "ทำไม่ได้เพราะผ่านลายเส้น. คริสตจักรสามารถเข้าใจได้เสนอ" เครื่องหมายโชคดี "ปรับปรุง Kujiun" "...... เครื่องหมายโชคดีหรือไม่?" คำที่ว่างเปล่าที่ไม่คุ้นเคย Razetto เพื่อที่จะได้เห็น "นี่คือแท็กของต้นไม้ที่ได้รับการขายตั้งแต่ช่วงบ่ายของวันนี้. ใน Toka แข็งแรงอวยพรพอที่จะมีหลายคนที่ได้รับคน also'm มักจะซื้อเชื่อ" ยังเสมอผู้ชายคนนี้ "ฯลฯ ต้องการยาและทุ่มเทให้กับการทำเงิน Te .... " โซระจะ TUT-จุ๊ ความทรงจำด้านคริสตจักรในกองของคริสตจักรและ บริษัท Mire ถ้ารับได้เขากล่าวว่า "ที่นี่มีรสชาติเช่นกัน." นี้น่าจะได้รับการชี้ และ "เล็ก ๆ น้อย ๆ รอ. โชคนาเครื่องหมายของผมต้องบอกว่าผมที่ทำจากไม้?" เพื่อให้ "ใช่โบสถ์ไม้ต้นไม้แท็ก Dora หอการค้าได้รับการแกะสลักที่ซับซ้อนที่ส่งจะใส่อธิษฐานไม่กี่วัน มัน " "ในคำอื่น ๆ แปลขยายความต้องการไม้มากขึ้น. เมืองไม่ตกยังค่าซื้อไม้จากภายนอกอาจนา" ยังไม้ Dora หอการค้าพาณิชย์ยังคริสตจักรที่เห็นได้ชัดจะเห็นได้ชัดว่าการสูญเสียไม้อย่างจริงจัง "Maii. สะดวก แต่" โซระหัวเราะกล้าหาญ หมายเหตุที่เต็มท้องฟ้าของความเชื่อมั่นในสิ่งที่ไม่ได้เป็นวัสดุที่จะคว่ำเป็นที่แตกต่างกัน Razetto และคนจรจัดที่จะให้ความสนใจไปที่ท้องฟ้า "ผมกระตุ้นรอบในบอร์ดนี้ที่อยู่ที่นี่. เป้าหมายกลยุทธ์คือว่าเมืองทั้งเมืองเพื่อให้มั่นใจว่าน้ำมันเชื้อเพลิงเพียง Norikireru ฤดูหนาวนี้. อนึ่งฉันจะใช้เวลา skimming ผลประโยชน์ของตัวเองใน บริษัท จากด้านข้าง" โซระในด้านหน้าของหน้าอก แขนวาดและ Niodachi ก่อนที่คนจรจัด วิญญาณสำหรับการใช้สนามจากหนุ่มสาวที่ควรจะเป็นร่างกายของลอยบางส่วนของคนจรจัดผงะเป็นภาวะถดถอย Ru โซระเห็นหลั่งเช่นคนจรจัดที่ถูกชี้ Toshikasa ห้าคนที่อยู่ในหน้า "เพราะพวกคุณดูเหมือนจะมีความกล้าหาญพอที่จะปกป้องเพื่อนสาวอยู่ด้านหลังคุณจะได้รับที่จะมาเก็บขี้เลื่อยรอบศัตรูของโรงงานแปรรูปไม้. เพลสฟัง Razetto" สั้น ๆ สั่งชุดเล็กที่อยู่ในด้านหลัง โซระยังคงคุณย้ายสายของสายตา "ห้าคนที่อยู่เบื้องหลังในการตามคำสั่งของฉัน" จะไม่ได้ควรจะ Sakaraeru ในท้องฟ้าเป็นเกียรติกล่าวว่าเป็นทายาทดีคนจรจัดที่เราจะเอาแน่เอานอนสองปี olds ของพฤติกรรมที่ได้รับการกลืนกิน ท้องฟ้า Kanjito ~ Tsu ว่าทุกคนมีการแสดงยังทำตามทัศนคติงงงวยประนีประนอมกับหนึ่งหางที่ผ่านมา เกี่ยวกับคนจรจัดห้าปีได้รับการซ่อนตัวต่อตัวลงหัวสวมใส่ผ้าก็ไม่ได้พูดกับขนาดสั้นของท้องฟ้า มันแตกต่างความสูงเป็นธรรมชาติพอดีและสายตามองขึ้นถ้าใกล้จำเป็นที่จะมองเข้าไปใน ที่ท้องฟ้าจะเห็นใบหน้ารูปแบบไม่แตกต่างจากคนธรรมดา "คนสัตว์หรือมีความมุ่งมั่น แต่ไม่แสดงให้ฉันหรือไม่ฉันเขียนที่เติบโตหูสัตว์ร้ายนี้" ลูกของสัตว์ที่อยู่ในรีสอร์ทท้องฟ้ามองออกไปสายของสายตากับลมที่มีปัญหา เด็กกายของสัตว์ที่ไม่ใช้ผ้าแม้ในขณะที่ Geni รำคญสงบดังกล่าว "เร็ว ๆ นี้เร็ว ๆ นี้" ไม่แจ้งให้ทราบทุกคนที่จะมีความเสียงร่าเริงของท้องฟ้ารีบ เด็กสัตว์ปริศนาลึกเอาระยะทางจากขั้นตอนหนึ่งที่ว่างเปล่า วาดท้องฟ้าใกล้กับข้าวเป็นสองขั้นตอนระหว่าง "ตอนนี้หูสัตว์, Now!" ถ้าเด็ก Sagare สัตว์เป็นสองขั้นตอนและเต็มไปทันทีระยะ Sola ตีท้องฟ้านักเรียนประกายห่อรอบหากชี้สายของคุณจากสายตาไปยังเพื่อนคนจรจัดเพื่อขอความช่วยเหลือ "Shishimimi! หาง positionally ที่จะให้ขึ้นเพราะมันเป็นล่วงละเมิดทางเพศ. ดังนั้นอย่างน้อยที่สุดหูสัตว์หูสัตว์โอ้ !!?" Razetto คว้าคอเสื้อของท้องฟ้าที่กำลังจะวิ่งหนีลูกแมวเป็นเรื่องที่เกี่ยวกับการยก เด็กของสัตว์ร้ายโดยที่คนจรจัดที่ได้รับอนุญาตให้อพยพไปอย่างเงียบ ๆ "ดีเพราะรอนาที ... ? ขอโทษขอขอบคุณ. ผมขี่ในน้ำเสียงฉันขอโทษจริงๆ!" โปรดทอดทิ้ง "เสียง? สิ่งนั้น. ตอนนี้เพราะผมในวันพรุ่งนี้จะยุ่งและเด็กไม่ได้นอนหลับต้น คุณไม่ได้กลายเป็นใหญ่ " เป็น Razetto ไปยังคฤหาสน์ในขณะที่แขวนอยู่ในท้องฟ้า Lambently สั่นโซระมีใบหน้าร้องไห้ มันไม่ได้เป็นเรื่องโกหกที่ดีร้องไห้ นอกจากนี้แมวที่ได้รับการดำเนินการขึ้น Actinidia ไหลลดลงชัดเจนในการแสดงออกของย้อมในความสิ้นหวังเช่น Sumiya ──ปวดดีที่จะหาสิ่งที่โลกค่อนข้างแตกต่างกันก็เป็นสิ่งที่เกมการลงโทษ Toka Oazuke! โซระที่จะมองย้อนกลับไปในเด็กสัตว์ร้ายที่อยู่เบื้องหลังเป็นดึงกลับผม เด็กสัตว์ที่มีดวงตาของเขาเป็นสีแดงในใบหน้า "ถ้าเรื่องนี้เป็นระเบียบเรียบร้อยที่อาจจะสัมผัสหูของเด็ก" "Razetto มันเป็นความจริงหรือ!? 'คุณจะไม่ใส่' เพียงเมื่อฉันได้โกหก!" Razetto และเด็กสัตว์แลกเปลี่ยนว่างของผู้ที่ได้ยิน แต่ไม่มีอะไรถูกเลื่อนออกไปสองคนที่ไม่มีบ้าน ผลเร็วที่สุดเท่าที่สัมภาษณ์ว่าสัญญาของเซลล์สัมผัสหางได้รับการแลกเปลี่ยนระหว่าง Razetto และว่างเปล่าสำหรับมันก็จะตำหนิคุณงามความดีของหูเกินไกลเป็นครั้งแรกเป็นคนที่เกิดมา บทที่หนึ่งเรื่องสุดท้าย (15 เอพ) มีเพียงเสร็จ สำหรับตอนนี้เราจะปกป้องวันทันเหตุการณ์อย่างใดอย่างหนึ่ง แก้ไขข้อผิดพลาดในการพิมพ์ข้อความ 8 สิงหาคม







































































































































การแปล กรุณารอสักครู่..
ผลลัพธ์ (ไทย) 3:[สำเนา]
คัดลอก!
11 / 243
11 โลกที่แตกต่างพูดเหมือนโมโน
La rosette โซลาในคู่มือผู้ใช้ที่อยู่ในสวนที่นำติดตัวมาด้วยในยามค่ำคืนสถานที่ซึ่งมาพร้อมกับ Chuckles ลูกๆของเธอได้พูดคุยกับเรา
ผมอยากจะทำให้การรักษาความปลอดภัยของการบ้า Museum of อันตรายให้บ่อยกว่าไม่ได้ฉันรู้สึกว่าโซลาผู้ซึ่งถูกบังคับให้ปิดตาเท่านั้น
ข้างๆที่ทางการทหารของวันนี้จะได้รับการรักษาความปลอดภัยไปยังโพสต์ Manor , สีเล่นในเมืองดังนั้นการปกคลุมด้วยที่ไม่มีการใช้งานได้ในขณะนี้ วันนี้เราจะมาเน่าไปตามปกติ
รวบรวมสำหรับเด็กที่สถานที่ซึ่งผู้คนเป็นจำนวนมากในปีที่เจ็ดก็เพียงพอแล้วแต่ที่เก่าแก่
การแปล กรุณารอสักครู่..
 
ภาษาอื่น ๆ
การสนับสนุนเครื่องมือแปลภาษา: กรีก, กันนาดา, กาลิเชียน, คลิงออน, คอร์สิกา, คาซัค, คาตาลัน, คินยารวันดา, คีร์กิซ, คุชราต, จอร์เจีย, จีน, จีนดั้งเดิม, ชวา, ชิเชวา, ซามัว, ซีบัวโน, ซุนดา, ซูลู, ญี่ปุ่น, ดัตช์, ตรวจหาภาษา, ตุรกี, ทมิฬ, ทาจิก, ทาทาร์, นอร์เวย์, บอสเนีย, บัลแกเรีย, บาสก์, ปัญจาป, ฝรั่งเศส, พาชตู, ฟริเชียน, ฟินแลนด์, ฟิลิปปินส์, ภาษาอินโดนีเซี, มองโกเลีย, มัลทีส, มาซีโดเนีย, มาราฐี, มาลากาซี, มาลายาลัม, มาเลย์, ม้ง, ยิดดิช, ยูเครน, รัสเซีย, ละติน, ลักเซมเบิร์ก, ลัตเวีย, ลาว, ลิทัวเนีย, สวาฮิลี, สวีเดน, สิงหล, สินธี, สเปน, สโลวัก, สโลวีเนีย, อังกฤษ, อัมฮาริก, อาร์เซอร์ไบจัน, อาร์เมเนีย, อาหรับ, อิกโบ, อิตาลี, อุยกูร์, อุสเบกิสถาน, อูรดู, ฮังการี, ฮัวซา, ฮาวาย, ฮินดี, ฮีบรู, เกลิกสกอต, เกาหลี, เขมร, เคิร์ด, เช็ก, เซอร์เบียน, เซโซโท, เดนมาร์ก, เตลูกู, เติร์กเมน, เนปาล, เบงกอล, เบลารุส, เปอร์เซีย, เมารี, เมียนมา (พม่า), เยอรมัน, เวลส์, เวียดนาม, เอสเปอแรนโต, เอสโทเนีย, เฮติครีโอล, แอฟริกา, แอลเบเนีย, โคซา, โครเอเชีย, โชนา, โซมาลี, โปรตุเกส, โปแลนด์, โยรูบา, โรมาเนีย, โอเดีย (โอริยา), ไทย, ไอซ์แลนด์, ไอร์แลนด์, การแปลภาษา.

Copyright ©2025 I Love Translation. All reserved.

E-mail: