耳(みみ)を澄(す)ますとかすかに 聞(き)こえる雨(あめ)の音(おと)
思(おも)いを綴(つづ)ろうとここに座(すわ)って言葉(ことば)捜(さが)してる
考(かんが)えて書(か)いて躓(つまず)いて消(け)したら元通(もとどお)り
12時間(じゅうにじかん)たって眺(なが)めたのは紙(かみ)くずだった
君(きみ)に伝(つた)えたくて 巧(うま)くはいかなくて
募(つも)り積(つ)もる感情(かんじょう)は 膨(ふく)れてゆくだけ
吐(は)きだす事(こと)もできずに
今(いま)僕(ぼく)の中(なか)にある言葉(ことば)のカケラ
のどの奥(おく) 鋭(するど)く尖(とが)って突(つ)き刺(さ)さる
きれいじゃなくたって 少(すこ)しづつだっていいんだ
この痛(いた)みをただ形(かたち)にするんだ