水質汚濁とは私達が使う洗剤やペンキにも関係したりします。水が汚染されることによって水質汚濁は起こ
り、水の中に入ったほとんどの廃棄物は自然や下水処理場で分解されます。しかし、廃棄物が多すぎたり、処
理できないものが混じっていると汚染が起きてしまいます。また、排水や農場から出る動物のフンなどを有機
的な廃棄物といいます。これらがたくさん水に入るとバクテリアが分解をはじめ、水中の酸素が使われます。
最後には水中から酸素が急速に無くなってしまい、動物や植物は死んでいってしまう。よって水の汚染は周囲
の陸から汚染物質が流れ込んだときに起きるということがわかります。しかし、水の汚染はこの他の色々な原
因もあります。汚染は必ずしも人間が原因となって起こるわけではありません。例えば池に一時にたくさんの
葉が落ちるとします。すると、葉が分解する時に水中の酸素を消費するので魚は死んでしまいます。普通の葉
でも汚染の原因となってしまうのです。しかし、このような自然界の汚染はたいてい早くもとに戻ります。で
も人間の起こす汚染はそうはいかないのです。人間が水をいくらでもゴミを捨ててもよい場所だと考えてしま
いがちなところも汚染の原因の一つかもしれません。私たちが水質汚濁を防ぐためにできることはいくつかあ
ります。洗濯用洗剤や食器洗い用洗剤は、たとえそれが環境に野菜鋳物であっても使いすぎないようにするこ
と。油やペンキやその他の化学物質を下水溝やトイレには流さないようにすること。本当に必要でなければ漂
白剤や他の強い殺虫剤を使わないようにすること。これらの他にもできることはたくさんあります。まずは自
分が協力しましょう。