超音波レベル計
タイ排水処理設備は安価なフロート式レベル計が中心で、同社もタイに現法を開設してからはフロート式しか
使用していない(Nohken製超音波レベル計のテストはした事があるようだ)。
タイでは既に排水処理やその外注部品メーカーのサプライチェーンは出来上がっていて、特にヨーロッパメーカー
のシェアが非常に高いようである。2年前にタイに進出した同社にとって中小規模施設では価格的に対抗できない
レベルのようだが、それでも、タイは排水処理設備需要のパイが大きい分、大手企業向の高度排水処理案件が
他国より多く、同社ではその部分に注力しているようである。
薬液の反応槽で多接点(5接点以上)のレベル測定に超音波式を使用したいとの事(それ以下はフロート式で間に合うようだ)。
出力信号は4-20mAのみで対応(タイではほぼ4-20mAで対応可能)。
・反応槽内には攪拌機(レーキ)が備えられているようだが、他社(Nohken)の超音波(一体型)で行った実験では、
不要反射の誤計測は無かったとのこと。
・常温の硫酸を使用する事もあるようだが、タンク内がガスの雰囲気になる事はない。
念のために、以上の点を実機で検証させてほしい旨をお伝えした。
⇒見積価格はSang Chai Meterより提出予定