- ข้อความ
- ประวัติศาสตร์
騎士とお姫様の物語 帰りに商店街で食材を購入して帰る。昨日はあいつらに
騎士とお姫様の物語
帰りに商店街で食材を購入して帰る。昨日はあいつらに食い尽くされてかなり消耗したことだし。卵に砂糖に、馬乳。他にも色々買い込む。食器類も増やしておく。
サティにお小遣いを渡し、好きなものを買っていいと言うとすごく喜んで商店街を見てまわった。このあとたっぷり労働してもらうことになるからな。報酬の先渡しだ。
サティは甘いパンのようなものに、果物をいくつか買っていた。この匂い、この前飲んだジュースか。よっぽど気に入ったんだな。その場で１個味見してみると、美味しかったので大量に買っておいた。
帰りに服屋にも寄った。サティの服が古着で買ったものだけだったので、追加したかったのだ。メイド服とか売ってないだろうか。きっと似合うと思う。それにエリザベスからも、同じ服なのを見咎められた。ここ数日、町ですごして普段着でいる時間が長くなっている。毎度毎度、黒ローブのお前が言うなとは思うんだが、言ってることは妥当だと思ったので、自分の分の服も購入することにした。
サティとエリザベスは２人であーだこーだと服を選び中である。まあエリザベスはセンスは悪くないみたいだから、任せとけば間違いないだろう。おれはと言うと、すでに数着購入済みですることもない。暇そうにしていると、エリザベスに髪を切ってきなさいと、数件隣の床屋へと送り出された。確かに少し前髪が邪魔になってきてる。
床屋は丸椅子が置いてるだけの簡素な店で、髭で角刈りな渋めのおっちゃんが出迎えてくれた。
椅子に座り、「短く」とだけ告げると、ちゃきちゃき切っていってくれる。おっちゃんは黙々と髪を切る。やはり散髪はこうじゃないとな。ぺらぺらしゃべりかけてくるようなところはとても苦手だ。日本にいた時通っていたところも、「いつもの」というだけで手早く切ってくれてとても楽だった。ほどなく終わり、頭がさっぱりする。手鏡を見せてもらい、少しうなずく。それで終わりだ。髪の毛を払ってもらい、お金を払い店を出る。うん、いい店だな。次もまたここでやってもらおう。
服屋に行くと、ようやく選び終わったようで、両手に服を乗せられる。なんかぴらぴらのフリルがついたのものあるぞ。サティに着てもらうのが楽しみになってきた。数も多く、値段もそれなりにしたが。
帰ったらマヨネーズ作りである。エリザベスは今日もから揚げをご所望だ。もちろんタルタルソースもつけて。いつになったら宿に帰るのだろうか。いて当然という顔をして、我が物顔で我が家に居座っている。部屋ではさすがにフードはしてないものの、ずっと黒ローブだし、せめてもうちょっと普通の格好をしてくれれば、家の中も華やいですごく歓迎できる気分になると思うんだが。
「さて、サティよ」
「はい？マサル様」
「マヨネーズ作りだ」
「！」
「マヨネーズ。食べたいだろう？」
「食べたいです……」
「だったらわかるな？」
「はい……マサル様」
「なあに大丈夫だ。２人でやろう。協力すればすぐに出来るさ」
「はい！マサル様！」
大きなボールにいっぱいのマヨネーズを作るのはとても重労働だ。混ぜる混ぜる、ひたすらかき混ぜる。油を少しずつ加えてしっかり混ぜないと油が分離してちゃんとしたマヨネーズができないのだ。サティと交代でがしがしと混ぜていく。エリザベスにもやらせてみたんだが、即座に放り出した。
ようやく大量のマヨネーズが完成した。これで何日持つだろうか。昨日より作ったとは言え、こいつらはよく食う。毎回この作業はやってられないな。どこかに頼んで作ってもらうか？あ、子供達にやらせるか！アンジェラに頼んでみよう。子供を動員して大量生産をして、あとはアイテムにしまっておけばいい。うん、実にいい考えだ。
ちょっと暇になった。昼までには時間があるし、どこか行きたいところがあるわけでもない。エリザベスは居間のソファーでうつらうつらしている。魔力切れで眠くなったんだろう。サティは二階の掃除中だ。
昨日買ってきた本を取り出す。勇者の物語のほうは最初の部分を読んでみたが、なんか文章が古風でとっつきにくい感じだった。何百年前の話なんで仕方ないんだろう。もう１冊の絵本のほうを開く。
ある若い騎士がお姫様と恋に落ちる。だが身分違いだとして城を追われてしまう。失意の騎士は放浪の旅に出て、モンスターの罠にかかっている人々に出会う。機転を利かし、罠を打ち破り、モンスターを退治する。助けた中の一人はこの地方の領主だった。騎士を気にいった領主は彼を自分の跡取りにし、騎士はお姫様を迎えに行き、結ばれる。めでたしめでたし。
１０分で読み終わっちゃったよ。まあ絵本だし仕方ないんだけど。
絵本を置いて、勇者の物語を読んでいるとサティが二階から降りてきた。
「掃除終った？」
「はい」
「じゃあこっちに来て」と、椅子に座らせる。はい、これと絵本を渡す。
「サティのために本を買ってきたんだ。読み書きを習ってみないか？」
「習いたいです！」
本を手に持って、目をキラキラさせている。料理を教えたとき並の食いつきようだな。とりあえずは読み聞かせでもしてみようか。
椅子を２つ並べてくっついて座る。教科書を忘れて女の子に見せてもらった小学生の頃を思い出すな。あの頃は普通にそういうイベントがあったんだよ。当時はあまり気にもとめなかったが、今ならどれだけ貴重なイベントだったかわかる。
絵本を開いて、文章を指差しながらゆっくりと読みすすめていく。サティは真剣な顔をして聞いている。身を乗り出し気味でぐいぐい体を押し付けてくる。うん、これは勉強を教えてるだけ。やましい気持ちはないのだ。別にすぐそばにあるサティの髪の匂いをくんかくんかなんかしてない。普通に呼吸しているだけだよ？でもなんでこんなにいい匂いがするんだろうな。同じ石鹸使ってるはずなのに……
読み終わって、サティははぁーとため息をついている。
「面白かった？」
「はい、あの、お姫様が素敵でした」と、最後の結婚式の絵を見ながら言う。うん、お姫様は絵師の人も力いれたんだろうな。すごくきれいにかけている。
「じゃあその本はサティにあげるから。読み書きの勉強はゆっくりとやっていこう」
「はい、ありがとうございます。マサル様！」
しかし問題があった。文字は読めるし、単語も問題ない。しかし文字の並びがわからないのだ。５０音のあいうえおやアルファベットのＡＢＣＤＥＦＧと言ったあれだ。数字なら間違いなく順番は同じだが、５０音とかあいうえおの他に、いろはなんてのもあるからな。そういう情報はスキルに含まれていないんだろう。普段はなくても困らない情報だったが、サティに教えようとして発覚した。サティの前で醜態を晒すわけにもいかない。おれはサティに料理の準備を任せると、ぐーすか寝ているエリザベスを起こしにいった。
「あんた、そんなことも知らないの？」と馬鹿にされた。
「うん、読み書きは我流で覚えてね。サティに教えようと思ったんだけど知らないのに気がついたんだ」
エリザベスにノートとペンを渡し、書いていってもらう。ふんふん、そういう並び順か。エリザベス字がきれいだな。すぐに書き終わってノートを返してもらう。
「ありがとう。助かったよ」
「どういたしまして。ところで今日はプリンはあるのかしら？」
「うん、ちゃんと作った。今のお礼に２個食べていいよ」
「あら、悪いわね」と、エリザベスはにっこり笑った。
お昼のメニューは、パンにスープ、から揚げ、それにパスタとソースで焼きそばっぽい何かを作った。ちょっとソースの味が違うが焼きそばと言い張れないこともない。次はお好み焼きでも試してみるか。
食後にアンジェラがやってきたのでみんなでプリンを食べる。
「ええ、いいわよ。明日の午後に子供達をつれて来てあげる。何人くらいがいい？５人ね。わかった」
これでマヨネーズは大丈夫だな。量産用に食材もたっぷり仕入れておこう。
プリンを食べ終わったあと、エリザベスがアンジェラのほうを見て突然言う。
「今日の昼もから揚げだったわよ。野ウサギの肉でね。美味しかったわあ」
「！？」
ふふふふんと悔しがるアンジェラを見て嬉しそうなエリザベス。おれがアンジェラに依頼してるのを聞いて、また対抗心が出てきたんだろうか。相変わらず仲が悪いな、こいつら。
「晩も作るからさ。アンジェラも食べていくでしょ」
「う、うん。ならお呼ばれしようかな」
「でも２日連続で抜けてきて大丈夫なの？」
「うん、頼んだらなんか、司祭様が行ってきなさいって」
実はアンジェラちゃんに春が来た！と神殿メンバーは応援態勢である。マサルはなかなかに優秀なメイジで有望物件だ。うまくいくように応援しよう。ついでにマサルが神殿に来てくれないものか。マサル殿に魔法を教えに？ぜひ行ってきなさい。彼には色々お世話になってるでしょう。二つ返事である。
ちょっと神官にしては生臭いと思うが、これには理由がある。この世界の宗教はすこし地球のとは趣が違う。いるかいないか、わからない神に祈るのではない。本当に神がいて、神託が下る。数千年前の聖人の残した教義みたいな、年月とともにあやふやになるような不安定なものではない。神の神託に従って、モンスターと戦い、人々を助けるのが存在理由である。だから教義のようなものはあるが、現場は実際的で融通がきくのだ。清貧を重んずるようなところがあって、一夫一婦が望ましいとされるが、別に守らなければ破門というわけでもないのだ。ないのだ！
「じゃあやるわよ！」
「ほんとにやるの？昨日みたいなのは嫌だよ」
「大丈夫だって。優しくするから」
「そうそう、安心して任せておきなさい」
逃げるわけにもいかないから大人しくついていく。今日も昨日みたいだったら即ポイントを使おう。ティリカちゃんもいないことだし。
だが、２人は優しかった。昨日のはなんだったの。ねえ。あんなに厳しくする必要があったの？馬鹿なの？死ぬの？と思ったほどである。
「そう。こんな感じでね。魔力をしっかり集中して。うん、上手いじゃない」
「ちゃんと呪文は叫ばないとダメよ。威力が２割増しになるんだから」
「はっ。まだそんなこと言ってるの？そんなの言ってるの一部の人たちだけじゃない。マサル、別に呪文は口にだす必要はないの。要は魔力をどれだけ集中させるかなんだから」
「そんなことないわ！これは証明された理論なのよ！マサル、ちゃんと呪文は口に出すのよ」
どうやら２割増しうんぬんはエリザベスの習った独自の流派のようである。おれとしてはアンジェラの理論を押したい。叫んで２割ってのいうは、気合をいれて２割増しで魔力をぶちこんでいるってことなのだろう。そういう意味ではエリザベスも間違ってはいないが。
２人は喧嘩ばかりだがおれに対しては優しくなった。時々エリザベスが暴言を吐きそうになるが、アンジェラに嫌味を言われるのでよく抑えている。
そして午後も半ば、ウォーターボールの魔法が成功した。ちゃんと水魔法Lv1がついている。
「わたしの勝ちね！」
「うぐっ」
「まあ水魔法のほうが先に習ってたしねえ」
「そ、そうよ！そんなのずるいわ！今日中に風魔法も覚えたら勝負は引き分けよ！」
「何言ってんのよ……」と、アンジェラはあきれ顔である。
さすがに夜中に出し抜こうとしたり、往生際も悪い。
「今日中に覚えたら引き分けよ！」と、必死である。そこまで勝負にこだわる必要はあるんだろうか。おれ、覚えられたらそれでいいんだけど……
「はいはい、夕食までに覚えられたら引き分けでいいわよ」
アンジェラは微妙に条件を厳しくしてきた。
「わ、わかったわ。それでいい。マサル、急ぐわよ！なんとしても夕食までに覚えなさい！」
「あらあら。あんまり厳しくしちゃだめよ？優しくするって言ったじゃないか」
「わかってるわよ！さあ、やりましょうかマサル」
ちょっと笑顔が引きつってますよ、エリザベスさん。
「あの、そろそろ夕食の……」「延長よ！夕食は少し待ってなさい」
３度にわたる延長で夕食は日没後まで遅らされ、おれは
帰りに商店街で食材を購入して帰る。昨日はあいつらに食い尽くされてかなり消耗したことだし。卵に砂糖に、馬乳。他にも色々買い込む。食器類も増やしておく。
サティにお小遣いを渡し、好きなものを買っていいと言うとすごく喜んで商店街を見てまわった。このあとたっぷり労働してもらうことになるからな。報酬の先渡しだ。
サティは甘いパンのようなものに、果物をいくつか買っていた。この匂い、この前飲んだジュースか。よっぽど気に入ったんだな。その場で１個味見してみると、美味しかったので大量に買っておいた。
帰りに服屋にも寄った。サティの服が古着で買ったものだけだったので、追加したかったのだ。メイド服とか売ってないだろうか。きっと似合うと思う。それにエリザベスからも、同じ服なのを見咎められた。ここ数日、町ですごして普段着でいる時間が長くなっている。毎度毎度、黒ローブのお前が言うなとは思うんだが、言ってることは妥当だと思ったので、自分の分の服も購入することにした。
サティとエリザベスは２人であーだこーだと服を選び中である。まあエリザベスはセンスは悪くないみたいだから、任せとけば間違いないだろう。おれはと言うと、すでに数着購入済みですることもない。暇そうにしていると、エリザベスに髪を切ってきなさいと、数件隣の床屋へと送り出された。確かに少し前髪が邪魔になってきてる。
床屋は丸椅子が置いてるだけの簡素な店で、髭で角刈りな渋めのおっちゃんが出迎えてくれた。
椅子に座り、「短く」とだけ告げると、ちゃきちゃき切っていってくれる。おっちゃんは黙々と髪を切る。やはり散髪はこうじゃないとな。ぺらぺらしゃべりかけてくるようなところはとても苦手だ。日本にいた時通っていたところも、「いつもの」というだけで手早く切ってくれてとても楽だった。ほどなく終わり、頭がさっぱりする。手鏡を見せてもらい、少しうなずく。それで終わりだ。髪の毛を払ってもらい、お金を払い店を出る。うん、いい店だな。次もまたここでやってもらおう。
服屋に行くと、ようやく選び終わったようで、両手に服を乗せられる。なんかぴらぴらのフリルがついたのものあるぞ。サティに着てもらうのが楽しみになってきた。数も多く、値段もそれなりにしたが。
帰ったらマヨネーズ作りである。エリザベスは今日もから揚げをご所望だ。もちろんタルタルソースもつけて。いつになったら宿に帰るのだろうか。いて当然という顔をして、我が物顔で我が家に居座っている。部屋ではさすがにフードはしてないものの、ずっと黒ローブだし、せめてもうちょっと普通の格好をしてくれれば、家の中も華やいですごく歓迎できる気分になると思うんだが。
「さて、サティよ」
「はい？マサル様」
「マヨネーズ作りだ」
「！」
「マヨネーズ。食べたいだろう？」
「食べたいです……」
「だったらわかるな？」
「はい……マサル様」
「なあに大丈夫だ。２人でやろう。協力すればすぐに出来るさ」
「はい！マサル様！」
大きなボールにいっぱいのマヨネーズを作るのはとても重労働だ。混ぜる混ぜる、ひたすらかき混ぜる。油を少しずつ加えてしっかり混ぜないと油が分離してちゃんとしたマヨネーズができないのだ。サティと交代でがしがしと混ぜていく。エリザベスにもやらせてみたんだが、即座に放り出した。
ようやく大量のマヨネーズが完成した。これで何日持つだろうか。昨日より作ったとは言え、こいつらはよく食う。毎回この作業はやってられないな。どこかに頼んで作ってもらうか？あ、子供達にやらせるか！アンジェラに頼んでみよう。子供を動員して大量生産をして、あとはアイテムにしまっておけばいい。うん、実にいい考えだ。
ちょっと暇になった。昼までには時間があるし、どこか行きたいところがあるわけでもない。エリザベスは居間のソファーでうつらうつらしている。魔力切れで眠くなったんだろう。サティは二階の掃除中だ。
昨日買ってきた本を取り出す。勇者の物語のほうは最初の部分を読んでみたが、なんか文章が古風でとっつきにくい感じだった。何百年前の話なんで仕方ないんだろう。もう１冊の絵本のほうを開く。
ある若い騎士がお姫様と恋に落ちる。だが身分違いだとして城を追われてしまう。失意の騎士は放浪の旅に出て、モンスターの罠にかかっている人々に出会う。機転を利かし、罠を打ち破り、モンスターを退治する。助けた中の一人はこの地方の領主だった。騎士を気にいった領主は彼を自分の跡取りにし、騎士はお姫様を迎えに行き、結ばれる。めでたしめでたし。
１０分で読み終わっちゃったよ。まあ絵本だし仕方ないんだけど。
絵本を置いて、勇者の物語を読んでいるとサティが二階から降りてきた。
「掃除終った？」
「はい」
「じゃあこっちに来て」と、椅子に座らせる。はい、これと絵本を渡す。
「サティのために本を買ってきたんだ。読み書きを習ってみないか？」
「習いたいです！」
本を手に持って、目をキラキラさせている。料理を教えたとき並の食いつきようだな。とりあえずは読み聞かせでもしてみようか。
椅子を２つ並べてくっついて座る。教科書を忘れて女の子に見せてもらった小学生の頃を思い出すな。あの頃は普通にそういうイベントがあったんだよ。当時はあまり気にもとめなかったが、今ならどれだけ貴重なイベントだったかわかる。
絵本を開いて、文章を指差しながらゆっくりと読みすすめていく。サティは真剣な顔をして聞いている。身を乗り出し気味でぐいぐい体を押し付けてくる。うん、これは勉強を教えてるだけ。やましい気持ちはないのだ。別にすぐそばにあるサティの髪の匂いをくんかくんかなんかしてない。普通に呼吸しているだけだよ？でもなんでこんなにいい匂いがするんだろうな。同じ石鹸使ってるはずなのに……
読み終わって、サティははぁーとため息をついている。
「面白かった？」
「はい、あの、お姫様が素敵でした」と、最後の結婚式の絵を見ながら言う。うん、お姫様は絵師の人も力いれたんだろうな。すごくきれいにかけている。
「じゃあその本はサティにあげるから。読み書きの勉強はゆっくりとやっていこう」
「はい、ありがとうございます。マサル様！」
しかし問題があった。文字は読めるし、単語も問題ない。しかし文字の並びがわからないのだ。５０音のあいうえおやアルファベットのＡＢＣＤＥＦＧと言ったあれだ。数字なら間違いなく順番は同じだが、５０音とかあいうえおの他に、いろはなんてのもあるからな。そういう情報はスキルに含まれていないんだろう。普段はなくても困らない情報だったが、サティに教えようとして発覚した。サティの前で醜態を晒すわけにもいかない。おれはサティに料理の準備を任せると、ぐーすか寝ているエリザベスを起こしにいった。
「あんた、そんなことも知らないの？」と馬鹿にされた。
「うん、読み書きは我流で覚えてね。サティに教えようと思ったんだけど知らないのに気がついたんだ」
エリザベスにノートとペンを渡し、書いていってもらう。ふんふん、そういう並び順か。エリザベス字がきれいだな。すぐに書き終わってノートを返してもらう。
「ありがとう。助かったよ」
「どういたしまして。ところで今日はプリンはあるのかしら？」
「うん、ちゃんと作った。今のお礼に２個食べていいよ」
「あら、悪いわね」と、エリザベスはにっこり笑った。
お昼のメニューは、パンにスープ、から揚げ、それにパスタとソースで焼きそばっぽい何かを作った。ちょっとソースの味が違うが焼きそばと言い張れないこともない。次はお好み焼きでも試してみるか。
食後にアンジェラがやってきたのでみんなでプリンを食べる。
「ええ、いいわよ。明日の午後に子供達をつれて来てあげる。何人くらいがいい？５人ね。わかった」
これでマヨネーズは大丈夫だな。量産用に食材もたっぷり仕入れておこう。
プリンを食べ終わったあと、エリザベスがアンジェラのほうを見て突然言う。
「今日の昼もから揚げだったわよ。野ウサギの肉でね。美味しかったわあ」
「！？」
ふふふふんと悔しがるアンジェラを見て嬉しそうなエリザベス。おれがアンジェラに依頼してるのを聞いて、また対抗心が出てきたんだろうか。相変わらず仲が悪いな、こいつら。
「晩も作るからさ。アンジェラも食べていくでしょ」
「う、うん。ならお呼ばれしようかな」
「でも２日連続で抜けてきて大丈夫なの？」
「うん、頼んだらなんか、司祭様が行ってきなさいって」
実はアンジェラちゃんに春が来た！と神殿メンバーは応援態勢である。マサルはなかなかに優秀なメイジで有望物件だ。うまくいくように応援しよう。ついでにマサルが神殿に来てくれないものか。マサル殿に魔法を教えに？ぜひ行ってきなさい。彼には色々お世話になってるでしょう。二つ返事である。
ちょっと神官にしては生臭いと思うが、これには理由がある。この世界の宗教はすこし地球のとは趣が違う。いるかいないか、わからない神に祈るのではない。本当に神がいて、神託が下る。数千年前の聖人の残した教義みたいな、年月とともにあやふやになるような不安定なものではない。神の神託に従って、モンスターと戦い、人々を助けるのが存在理由である。だから教義のようなものはあるが、現場は実際的で融通がきくのだ。清貧を重んずるようなところがあって、一夫一婦が望ましいとされるが、別に守らなければ破門というわけでもないのだ。ないのだ！
「じゃあやるわよ！」
「ほんとにやるの？昨日みたいなのは嫌だよ」
「大丈夫だって。優しくするから」
「そうそう、安心して任せておきなさい」
逃げるわけにもいかないから大人しくついていく。今日も昨日みたいだったら即ポイントを使おう。ティリカちゃんもいないことだし。
だが、２人は優しかった。昨日のはなんだったの。ねえ。あんなに厳しくする必要があったの？馬鹿なの？死ぬの？と思ったほどである。
「そう。こんな感じでね。魔力をしっかり集中して。うん、上手いじゃない」
「ちゃんと呪文は叫ばないとダメよ。威力が２割増しになるんだから」
「はっ。まだそんなこと言ってるの？そんなの言ってるの一部の人たちだけじゃない。マサル、別に呪文は口にだす必要はないの。要は魔力をどれだけ集中させるかなんだから」
「そんなことないわ！これは証明された理論なのよ！マサル、ちゃんと呪文は口に出すのよ」
どうやら２割増しうんぬんはエリザベスの習った独自の流派のようである。おれとしてはアンジェラの理論を押したい。叫んで２割ってのいうは、気合をいれて２割増しで魔力をぶちこんでいるってことなのだろう。そういう意味ではエリザベスも間違ってはいないが。
２人は喧嘩ばかりだがおれに対しては優しくなった。時々エリザベスが暴言を吐きそうになるが、アンジェラに嫌味を言われるのでよく抑えている。
そして午後も半ば、ウォーターボールの魔法が成功した。ちゃんと水魔法Lv1がついている。
「わたしの勝ちね！」
「うぐっ」
「まあ水魔法のほうが先に習ってたしねえ」
「そ、そうよ！そんなのずるいわ！今日中に風魔法も覚えたら勝負は引き分けよ！」
「何言ってんのよ……」と、アンジェラはあきれ顔である。
さすがに夜中に出し抜こうとしたり、往生際も悪い。
「今日中に覚えたら引き分けよ！」と、必死である。そこまで勝負にこだわる必要はあるんだろうか。おれ、覚えられたらそれでいいんだけど……
「はいはい、夕食までに覚えられたら引き分けでいいわよ」
アンジェラは微妙に条件を厳しくしてきた。
「わ、わかったわ。それでいい。マサル、急ぐわよ！なんとしても夕食までに覚えなさい！」
「あらあら。あんまり厳しくしちゃだめよ？優しくするって言ったじゃないか」
「わかってるわよ！さあ、やりましょうかマサル」
ちょっと笑顔が引きつってますよ、エリザベスさん。
「あの、そろそろ夕食の……」「延長よ！夕食は少し待ってなさい」
３度にわたる延長で夕食は日没後まで遅らされ、おれは
0/5000
Stories of Knights and princesses
purchased ingredients at the Mall on the way back and go home. And yesterday they ate it all is a pretty exhausting. Eggs, sugar, horse milk. Stock up on other things. Increasing the crockery.
Give pocket money to Satie, buy what you like and say happy Street, turned. After this will have plenty of work from that. It's a reward forward.
Sati like sweet bread, bought some fruit. This smellHad this before? I really liked that. 1 a tasting on the spot and bought in large quantities because it was delicious.
On the way back stopped to shop for clothes. Was just what Satie clothes bought at the thrift's was added. Would not sell with a maid outfit. I think I look good. It the same clothes from the Elizabeth was questioned. Here a few days, time spent in the town and in casual clothes that are long. Every so often,I think a black robe you say, seems reasonable to me and I decided to buy their clothes.
Sati and Elizabeth is two UH iron I had-and clothing is being. Well Elizabeth sense is not bad looks from put warrant will no doubt. And I also to several suits already purchased in and say no. When hair cut and so bored that Elizabeth and was sent out to the Barber next door and made a few.Certainly a little bangs way becoming I.
Barber a crew cut beard in a simple store only round Chair placed chic of old I met.
In the Chair and sitting a short only just cut a ちゃきちゃき and tell. Uncle I will cut the hair and silently. Still haircut so it's not a. Fluent in talking about me coming like it's very weak. Though was when I was in Japan through the 'usual' that only in me off quickly, was very fun.Was not long before the end, head to freshen up. Hand mirror to see, a little nod. It's the end. Have paid the hair, leaving the store pay money. Yep, a nice shop. Also: I'll have done here.
Go to shop for clothes, and finally ended up seems the be put clothes on your hands. I noticed ぴらぴら frills stuff there. Get dressed to Satie's is fun. A large number of staff in its own way but
Home in making mayonnaise.Elizabeth's you asked for fried chicken today. Of course be careful with tartar sauce. I wonder if when it home. And natural face, sprawled and ensconced in our House. But I would feel very welcome in room indeed food is what the long black robe's and, at the very least little ordinary clothes, and bright House.
"Okay, Satie's '
' Yes? Masaru-like "
"mayonnaise makes it'
'! 」
"Mayonnaise. Would you like to eat? '
' I want to eat...... '
' If you can see a? '
' Yes. Masaru-like '
', ' okay. To do in two. Who can immediately help '
' Yes! Masaru-SAMA! '
Very hard work make a full of mayonnaise in large bowl. Mix mix, just stir. It's not mayonnaise and the separated oil and solid common adding oil little by little.Satie and turns will mix and tousled. I made him do it to Elizabeth, but cast off immediately.
Finally completed the large amount of mayonnaise. With this many days? Made today than yesterday, but they eat these guys well. Doing this work every time, and is not. Ask somewhere, make? Oh, let my children?! Ask Angela. Mobilized children to mass production, after Nice if you store items. Yes, a good idea.
Hey came to spare. Aren't there somewhere you want to go, and there is time until noon. Elizabeth has dozed on the couch in the living room. Would be made drowsy by the magic out of it. Satie's during the cleaning of the floor.
Take out the book I bought yesterday. I read the first part of brave story was feeling something is archaic and daunting. Talking about many hundreds of years ago have no why. Open to one book.
A young Knight falls in love with a Princess. But the difference in status and being chased by the Castle. The Dark Knight out to journey, meet the people falling into the trap of the monster. Doctor wit the trap by getting rid of monsters. One person helped in was Lord of the region. Went to meet Princess Knight, Lord Knight went to care about him and his heir, tied up. Hooray, hooray.
So I over read in 10 minutes. I'm, not how well's book.
Put the books and have read the story of brave Satie came down from upstairs.
See cleaning done? '
Yes
' so come over here ', to sit in the Chair. Yes, pass this and picture books.
"Came and bought a book for Satie. Until learning to read and write? '
' I want to learn is! '
With book in hand, eyes glowing. When taught cooking and of engagement, it seems. For the time being in the story?
Sit the Chair two stuck together side by side. That reminds me of elementary school textbook and showed me to the girls. I'm at that time had such events normally. At that time did not ask too much care, but you can see event now just how valuable it was.
Open books, while pointing to the writings and encouraged reading. Sati has a serious face, listening. Leaned in, vigorously pushing against the body. Yep, just have to teach this.There's no guilty feelings. くんかくんか I haven't you saty is nearby hair smell. I just breathe normally? But in what smells so good I guess. Should I use the same SOAP to......
read the Satie is about is I and sigh.
' It was interesting? '
Says that "Yes, me, the Princess was wonderful" wedding of the last picture. Yes, the Princess artist who also force were going.Over that very cleanly.
' So from the book'll Satie. Study of reading and writing slow going and doing '
' Yes, thank you. Masaru-SAMA! '
But had problems. Readable characters, words no problem. However, do not know the sequence of characters. 50 sound between and said Oh my alphabet ABCDEFG said. After 50 sound like each other but it is the same order in which numbers definitely AX the ABCs, too, from a.Such information is not included in skill? The discovered was not without the usual information, teach the Satie. Expose an abomination in front of Sati can't. I leave the dishes prepared to saty and strapped Skylark went to wake the sleeping Elizabeth.
See you, so you don't know? "And the fool.
' Yeah, I remember writing in my own style. I don't teach Satie thought I noticed "
Elizabeth notebook and pen, get it written. Poop poop, such order. Elizabeth's character clean. Immediately after writing and getting back the notes.
' Thank you. You really helped me '
' you're welcome. BTW today is the pudding for I wonder? '
' Yeah, decently made. You can eat 2 pieces to thank you right now. '
Oh, bad I guess, Elizabeth smiled.
Lunch menu is pan in soup, fried chicken,It made something like a fried noodles in sauce with pasta. Not even a little different flavor of the sauce and fried 言い張れない. Or try the following in Okonomiyaki.
Because Angela has come after a meal eat pudding at all.
' Eh, okay. Tomorrow afternoon I'll bring children. How many people do? 5 people. Find "
with mayonnaise in it's okay. For the production stock up plenty of ingredients.
After you have finished eating the puddingElizabeth looked at Angela, suddenly says.
' I was fried chicken lunch today. In the meat of the Hare. I was, '
'! '
Fufufufu I and Angela chagrined look so happy Elizabeth. Listen to me I asked Angela, also came out against I wonder. Still on bad terms with these guys.
"Make the night even more from. You will eat well Angela '
' the Yes. If you invited? "
"But two days came through in a row, all right? '
' Yep, I begged, I go for the priest "
actually Angela Chan came the spring! And Temple members in the support structure. Masaru's promising property Mage is quite excellent. Well try to cheer as we. What does not come incidentally Masaru Temple. To teach Masaru, magic? Go take a look at. On his lot are taken care. In willingly.
Then the priest a little fishy, but this is why. Religions of this world is a little different atmosphere and Earth. I don't pray to God do not know or not. Really God, descends the oracles. Over time like a doctrine left behind thousands of years before the Saints, not shaky ones seems to be iffy. Battle monsters according to the oracles of God, and to help people on why it exists. That's why of the doctrine is that the site is practical and flexible.It's not excommunicated that much however, monogamy is preferable, but stick to values its poverty. It's not!
' I'll do it! '
' To really do it? Of yesterday like is it's disgusting '
' it's okay. From gentle to '
Oh yeah, confidence and let
flee from can't keep quiet. Today yesterday like I use the immediate point. And do not even ティリカ.
,2 who was kind to him. What was yesterday. Hey. The were so strict? A fool of? The die? As I thought.
' So. In something like this. Tightly focused and magical powers. Yep, good! '
' it won't cry and spells. Really gaining power 2 percent from '
' is gone. For still talking like that? Are you saying it's not only some people. Masaru, there is no need to separate spell begins to mouth.Concentrate much magic in short, what's '
' I don't do that! Theory was proven this! Masaru, and spells out the'm '
is commenting like in the own sect of Elizabeth learned the apparently increased 2 percent. As I want to press Angela theory. Screaming 2% is of said, I get fired up by increasing 2 percent, that put the magic that would. Elizabeth is wrong in that sense, is not.
2 people's just fight but was gently against me. Sometimes Elizabeth rant feel sick, but are well kept Angela told sarcasm because.
And also pm mid-successful water ball magic. And on water law Lv1.
See me win it! '
' Can! '
'well water is first learning was, you know '
' its, so I'm! That's cunning! Wind magic also remembered today during 引き分けよ game! 」
"What are you talking......", what is Angela.
Or indeed polities in the middle of the night, bad loser.
' 引き分けよ remembered today! "And the desperate. I wonder if it is necessary to stick up there. When you remember me, so I......
' Hola, learn ago dinner with a draw okay
Angela subtly tighten up conditions have been.
', I understand. Well and good. Masaru, hurry!Whatever it takes until dinner to remember! '
' Oh. Don't want too harshly? Said to be friendly or '
' I know! Come on, do let's do Masaru "
I'm increasingly drawn little smile, Elizabeth.
"That the time dinner...... '" extended! Please wait a little supper "
is delayed until after sunset dinner in the extended three times over my
purchased ingredients at the Mall on the way back and go home. And yesterday they ate it all is a pretty exhausting. Eggs, sugar, horse milk. Stock up on other things. Increasing the crockery.
Give pocket money to Satie, buy what you like and say happy Street, turned. After this will have plenty of work from that. It's a reward forward.
Sati like sweet bread, bought some fruit. This smellHad this before? I really liked that. 1 a tasting on the spot and bought in large quantities because it was delicious.
On the way back stopped to shop for clothes. Was just what Satie clothes bought at the thrift's was added. Would not sell with a maid outfit. I think I look good. It the same clothes from the Elizabeth was questioned. Here a few days, time spent in the town and in casual clothes that are long. Every so often,I think a black robe you say, seems reasonable to me and I decided to buy their clothes.
Sati and Elizabeth is two UH iron I had-and clothing is being. Well Elizabeth sense is not bad looks from put warrant will no doubt. And I also to several suits already purchased in and say no. When hair cut and so bored that Elizabeth and was sent out to the Barber next door and made a few.Certainly a little bangs way becoming I.
Barber a crew cut beard in a simple store only round Chair placed chic of old I met.
In the Chair and sitting a short only just cut a ちゃきちゃき and tell. Uncle I will cut the hair and silently. Still haircut so it's not a. Fluent in talking about me coming like it's very weak. Though was when I was in Japan through the 'usual' that only in me off quickly, was very fun.Was not long before the end, head to freshen up. Hand mirror to see, a little nod. It's the end. Have paid the hair, leaving the store pay money. Yep, a nice shop. Also: I'll have done here.
Go to shop for clothes, and finally ended up seems the be put clothes on your hands. I noticed ぴらぴら frills stuff there. Get dressed to Satie's is fun. A large number of staff in its own way but
Home in making mayonnaise.Elizabeth's you asked for fried chicken today. Of course be careful with tartar sauce. I wonder if when it home. And natural face, sprawled and ensconced in our House. But I would feel very welcome in room indeed food is what the long black robe's and, at the very least little ordinary clothes, and bright House.
"Okay, Satie's '
' Yes? Masaru-like "
"mayonnaise makes it'
'! 」
"Mayonnaise. Would you like to eat? '
' I want to eat...... '
' If you can see a? '
' Yes. Masaru-like '
', ' okay. To do in two. Who can immediately help '
' Yes! Masaru-SAMA! '
Very hard work make a full of mayonnaise in large bowl. Mix mix, just stir. It's not mayonnaise and the separated oil and solid common adding oil little by little.Satie and turns will mix and tousled. I made him do it to Elizabeth, but cast off immediately.
Finally completed the large amount of mayonnaise. With this many days? Made today than yesterday, but they eat these guys well. Doing this work every time, and is not. Ask somewhere, make? Oh, let my children?! Ask Angela. Mobilized children to mass production, after Nice if you store items. Yes, a good idea.
Hey came to spare. Aren't there somewhere you want to go, and there is time until noon. Elizabeth has dozed on the couch in the living room. Would be made drowsy by the magic out of it. Satie's during the cleaning of the floor.
Take out the book I bought yesterday. I read the first part of brave story was feeling something is archaic and daunting. Talking about many hundreds of years ago have no why. Open to one book.
A young Knight falls in love with a Princess. But the difference in status and being chased by the Castle. The Dark Knight out to journey, meet the people falling into the trap of the monster. Doctor wit the trap by getting rid of monsters. One person helped in was Lord of the region. Went to meet Princess Knight, Lord Knight went to care about him and his heir, tied up. Hooray, hooray.
So I over read in 10 minutes. I'm, not how well's book.
Put the books and have read the story of brave Satie came down from upstairs.
See cleaning done? '
Yes
' so come over here ', to sit in the Chair. Yes, pass this and picture books.
"Came and bought a book for Satie. Until learning to read and write? '
' I want to learn is! '
With book in hand, eyes glowing. When taught cooking and of engagement, it seems. For the time being in the story?
Sit the Chair two stuck together side by side. That reminds me of elementary school textbook and showed me to the girls. I'm at that time had such events normally. At that time did not ask too much care, but you can see event now just how valuable it was.
Open books, while pointing to the writings and encouraged reading. Sati has a serious face, listening. Leaned in, vigorously pushing against the body. Yep, just have to teach this.There's no guilty feelings. くんかくんか I haven't you saty is nearby hair smell. I just breathe normally? But in what smells so good I guess. Should I use the same SOAP to......
read the Satie is about is I and sigh.
' It was interesting? '
Says that "Yes, me, the Princess was wonderful" wedding of the last picture. Yes, the Princess artist who also force were going.Over that very cleanly.
' So from the book'll Satie. Study of reading and writing slow going and doing '
' Yes, thank you. Masaru-SAMA! '
But had problems. Readable characters, words no problem. However, do not know the sequence of characters. 50 sound between and said Oh my alphabet ABCDEFG said. After 50 sound like each other but it is the same order in which numbers definitely AX the ABCs, too, from a.Such information is not included in skill? The discovered was not without the usual information, teach the Satie. Expose an abomination in front of Sati can't. I leave the dishes prepared to saty and strapped Skylark went to wake the sleeping Elizabeth.
See you, so you don't know? "And the fool.
' Yeah, I remember writing in my own style. I don't teach Satie thought I noticed "
Elizabeth notebook and pen, get it written. Poop poop, such order. Elizabeth's character clean. Immediately after writing and getting back the notes.
' Thank you. You really helped me '
' you're welcome. BTW today is the pudding for I wonder? '
' Yeah, decently made. You can eat 2 pieces to thank you right now. '
Oh, bad I guess, Elizabeth smiled.
Lunch menu is pan in soup, fried chicken,It made something like a fried noodles in sauce with pasta. Not even a little different flavor of the sauce and fried 言い張れない. Or try the following in Okonomiyaki.
Because Angela has come after a meal eat pudding at all.
' Eh, okay. Tomorrow afternoon I'll bring children. How many people do? 5 people. Find "
with mayonnaise in it's okay. For the production stock up plenty of ingredients.
After you have finished eating the puddingElizabeth looked at Angela, suddenly says.
' I was fried chicken lunch today. In the meat of the Hare. I was, '
'! '
Fufufufu I and Angela chagrined look so happy Elizabeth. Listen to me I asked Angela, also came out against I wonder. Still on bad terms with these guys.
"Make the night even more from. You will eat well Angela '
' the Yes. If you invited? "
"But two days came through in a row, all right? '
' Yep, I begged, I go for the priest "
actually Angela Chan came the spring! And Temple members in the support structure. Masaru's promising property Mage is quite excellent. Well try to cheer as we. What does not come incidentally Masaru Temple. To teach Masaru, magic? Go take a look at. On his lot are taken care. In willingly.
Then the priest a little fishy, but this is why. Religions of this world is a little different atmosphere and Earth. I don't pray to God do not know or not. Really God, descends the oracles. Over time like a doctrine left behind thousands of years before the Saints, not shaky ones seems to be iffy. Battle monsters according to the oracles of God, and to help people on why it exists. That's why of the doctrine is that the site is practical and flexible.It's not excommunicated that much however, monogamy is preferable, but stick to values its poverty. It's not!
' I'll do it! '
' To really do it? Of yesterday like is it's disgusting '
' it's okay. From gentle to '
Oh yeah, confidence and let
flee from can't keep quiet. Today yesterday like I use the immediate point. And do not even ティリカ.
,2 who was kind to him. What was yesterday. Hey. The were so strict? A fool of? The die? As I thought.
' So. In something like this. Tightly focused and magical powers. Yep, good! '
' it won't cry and spells. Really gaining power 2 percent from '
' is gone. For still talking like that? Are you saying it's not only some people. Masaru, there is no need to separate spell begins to mouth.Concentrate much magic in short, what's '
' I don't do that! Theory was proven this! Masaru, and spells out the'm '
is commenting like in the own sect of Elizabeth learned the apparently increased 2 percent. As I want to press Angela theory. Screaming 2% is of said, I get fired up by increasing 2 percent, that put the magic that would. Elizabeth is wrong in that sense, is not.
2 people's just fight but was gently against me. Sometimes Elizabeth rant feel sick, but are well kept Angela told sarcasm because.
And also pm mid-successful water ball magic. And on water law Lv1.
See me win it! '
' Can! '
'well water is first learning was, you know '
' its, so I'm! That's cunning! Wind magic also remembered today during 引き分けよ game! 」
"What are you talking......", what is Angela.
Or indeed polities in the middle of the night, bad loser.
' 引き分けよ remembered today! "And the desperate. I wonder if it is necessary to stick up there. When you remember me, so I......
' Hola, learn ago dinner with a draw okay
Angela subtly tighten up conditions have been.
', I understand. Well and good. Masaru, hurry!Whatever it takes until dinner to remember! '
' Oh. Don't want too harshly? Said to be friendly or '
' I know! Come on, do let's do Masaru "
I'm increasingly drawn little smile, Elizabeth.
"That the time dinner...... '" extended! Please wait a little supper "
is delayed until after sunset dinner in the extended three times over my
การแปล กรุณารอสักครู่..
騎士とお姫様の物語
帰りに商店街で食材を購入して帰る。昨日はあいつらに食い尽くされてかなり消耗したことだし。卵に砂糖に、馬乳。他にも色々買い込む。食器類も増やしておく。
サティにお小遣いを渡し、好きなものを買っていいと言うとすごく喜んで商店街を見てまわった。このあとたっぷり労働してもらうことになるからな。報酬の先渡しだ。
サティは甘いパンのようなものに、果物をいくつか買っていた。この匂い、この前飲んだジュースか。よっぽど気に入ったんだな。その場で１個味見してみると、美味しかったので大量に買っておいた。
帰りに服屋にも寄った。サティの服が古着で買ったものだけだったので、追加したかったのだ。メイド服とか売ってないだろうか。きっと似合うと思う。それにエリザベスからも、同じ服なのを見咎められた。ここ数日、町ですごして普段着でいる時間が長くなっている。毎度毎度、黒ローブのお前が言うなとは思うんだが、言ってることは妥当だと思ったので、自分の分の服も購入することにした。
サティとエリザベスは２人であーだこーだと服を選び中である。まあエリザベスはセンスは悪くないみたいだから、任せとけば間違いないだろう。おれはと言うと、すでに数着購入済みですることもない。暇そうにしていると、エリザベスに髪を切ってきなさいと、数件隣の床屋へと送り出された。確かに少し前髪が邪魔になってきてる。
床屋は丸椅子が置いてるだけの簡素な店で、髭で角刈りな渋めのおっちゃんが出迎えてくれた。
椅子に座り、「短く」とだけ告げると、ちゃきちゃき切っていってくれる。おっちゃんは黙々と髪を切る。やはり散髪はこうじゃないとな。ぺらぺらしゃべりかけてくるようなところはとても苦手だ。日本にいた時通っていたところも、「いつもの」というだけで手早く切ってくれてとても楽だった。ほどなく終わり、頭がさっぱりする。手鏡を見せてもらい、少しうなずく。それで終わりだ。髪の毛を払ってもらい、お金を払い店を出る。うん、いい店だな。次もまたここでやってもらおう。
服屋に行くと、ようやく選び終わったようで、両手に服を乗せられる。なんかぴらぴらのフリルがついたのものあるぞ。サティに着てもらうのが楽しみになってきた。数も多く、値段もそれなりにしたが。
帰ったらマヨネーズ作りである。エリザベスは今日もから揚げをご所望だ。もちろんタルタルソースもつけて。いつになったら宿に帰るのだろうか。いて当然という顔をして、我が物顔で我が家に居座っている。部屋ではさすがにフードはしてないものの、ずっと黒ローブだし、せめてもうちょっと普通の格好をしてくれれば、家の中も華やいですごく歓迎できる気分になると思うんだが。
「さて、サティよ」
「はい？マサル様」
「マヨネーズ作りだ」
「！」
「マヨネーズ。食べたいだろう？」
「食べたいです……」
「だったらわかるな？」
「はい……マサル様」
「なあに大丈夫だ。２人でやろう。協力すればすぐに出来るさ」
「はい！マサル様！」
大きなボールにいっぱいのマヨネーズを作るのはとても重労働だ。混ぜる混ぜる、ひたすらかき混ぜる。油を少しずつ加えてしっかり混ぜないと油が分離してちゃんとしたマヨネーズができないのだ。サティと交代でがしがしと混ぜていく。エリザベスにもやらせてみたんだが、即座に放り出した。
ようやく大量のマヨネーズが完成した。これで何日持つだろうか。昨日より作ったとは言え、こいつらはよく食う。毎回この作業はやってられないな。どこかに頼んで作ってもらうか？あ、子供達にやらせるか！アンジェラに頼んでみよう。子供を動員して大量生産をして、あとはアイテムにしまっておけばいい。うん、実にいい考えだ。
ちょっと暇になった。昼までには時間があるし、どこか行きたいところがあるわけでもない。エリザベスは居間のソファーでうつらうつらしている。魔力切れで眠くなったんだろう。サティは二階の掃除中だ。
昨日買ってきた本を取り出す。勇者の物語のほうは最初の部分を読んでみたが、なんか文章が古風でとっつきにくい感じだった。何百年前の話なんで仕方ないんだろう。もう１冊の絵本のほうを開く。
ある若い騎士がお姫様と恋に落ちる。だが身分違いだとして城を追われてしまう。失意の騎士は放浪の旅に出て、モンスターの罠にかかっている人々に出会う。機転を利かし、罠を打ち破り、モンスターを退治する。助けた中の一人はこの地方の領主だった。騎士を気にいった領主は彼を自分の跡取りにし、騎士はお姫様を迎えに行き、結ばれる。めでたしめでたし。
１０分で読み終わっちゃったよ。まあ絵本だし仕方ないんだけど。
絵本を置いて、勇者の物語を読んでいるとサティが二階から降りてきた。
「掃除終った？」
「はい」
「じゃあこっちに来て」と、椅子に座らせる。はい、これと絵本を渡す。
「サティのために本を買ってきたんだ。読み書きを習ってみないか？」
「習いたいです！」
本を手に持って、目をキラキラさせている。料理を教えたとき並の食いつきようだな。とりあえずは読み聞かせでもしてみようか。
椅子を２つ並べてくっついて座る。教科書を忘れて女の子に見せてもらった小学生の頃を思い出すな。あの頃は普通にそういうイベントがあったんだよ。当時はあまり気にもとめなかったが、今ならどれだけ貴重なイベントだったかわかる。
絵本を開いて、文章を指差しながらゆっくりと読みすすめていく。サティは真剣な顔をして聞いている。身を乗り出し気味でぐいぐい体を押し付けてくる。うん、これは勉強を教えてるだけ。やましい気持ちはないのだ。別にすぐそばにあるサティの髪の匂いをくんかくんかなんかしてない。普通に呼吸しているだけだよ？でもなんでこんなにいい匂いがするんだろうな。同じ石鹸使ってるはずなのに……
読み終わって、サティははぁーとため息をついている。
「面白かった？」
「はい、あの、お姫様が素敵でした」と、最後の結婚式の絵を見ながら言う。うん、お姫様は絵師の人も力いれたんだろうな。すごくきれいにかけている。
「じゃあその本はサティにあげるから。読み書きの勉強はゆっくりとやっていこう」
「はい、ありがとうございます。マサル様！」
しかし問題があった。文字は読めるし、単語も問題ない。しかし文字の並びがわからないのだ。５０音のあいうえおやアルファベットのＡＢＣＤＥＦＧと言ったあれだ。数字なら間違いなく順番は同じだが、５０音とかあいうえおの他に、いろはなんてのもあるからな。そういう情報はスキルに含まれていないんだろう。普段はなくても困らない情報だったが、サティに教えようとして発覚した。サティの前で醜態を晒すわけにもいかない。おれはサティに料理の準備を任せると、ぐーすか寝ているエリザベスを起こしにいった。
「あんた、そんなことも知らないの？」と馬鹿にされた。
「うん、読み書きは我流で覚えてね。サティに教えようと思ったんだけど知らないのに気がついたんだ」
エリザベスにノートとペンを渡し、書いていってもらう。ふんふん、そういう並び順か。エリザベス字がきれいだな。すぐに書き終わってノートを返してもらう。
「ありがとう。助かったよ」
「どういたしまして。ところで今日はプリンはあるのかしら？」
「うん、ちゃんと作った。今のお礼に２個食べていいよ」
「あら、悪いわね」と、エリザベスはにっこり笑った。
お昼のメニューは、パンにスープ、から揚げ、それにパスタとソースで焼きそばっぽい何かを作った。ちょっとソースの味が違うが焼きそばと言い張れないこともない。次はお好み焼きでも試してみるか。
食後にアンジェラがやってきたのでみんなでプリンを食べる。
「ええ、いいわよ。明日の午後に子供達をつれて来てあげる。何人くらいがいい？５人ね。わかった」
これでマヨネーズは大丈夫だな。量産用に食材もたっぷり仕入れておこう。
プリンを食べ終わったあと、エリザベスがアンジェラのほうを見て突然言う。
「今日の昼もから揚げだったわよ。野ウサギの肉でね。美味しかったわあ」
「！？」
ふふふふんと悔しがるアンジェラを見て嬉しそうなエリザベス。おれがアンジェラに依頼してるのを聞いて、また対抗心が出てきたんだろうか。相変わらず仲が悪いな、こいつら。
「晩も作るからさ。アンジェラも食べていくでしょ」
「う、うん。ならお呼ばれしようかな」
「でも２日連続で抜けてきて大丈夫なの？」
「うん、頼んだらなんか、司祭様が行ってきなさいって」
実はアンジェラちゃんに春が来た！と神殿メンバーは応援態勢である。マサルはなかなかに優秀なメイジで有望物件だ。うまくいくように応援しよう。ついでにマサルが神殿に来てくれないものか。マサル殿に魔法を教えに？ぜひ行ってきなさい。彼には色々お世話になってるでしょう。二つ返事である。
ちょっと神官にしては生臭いと思うが、これには理由がある。この世界の宗教はすこし地球のとは趣が違う。いるかいないか、わからない神に祈るのではない。本当に神がいて、神託が下る。数千年前の聖人の残した教義みたいな、年月とともにあやふやになるような不安定なものではない。神の神託に従って、モンスターと戦い、人々を助けるのが存在理由である。だから教義のようなものはあるが、現場は実際的で融通がきくのだ。清貧を重んずるようなところがあって、一夫一婦が望ましいとされるが、別に守らなければ破門というわけでもないのだ。ないのだ！
「じゃあやるわよ！」
「ほんとにやるの？昨日みたいなのは嫌だよ」
「大丈夫だって。優しくするから」
「そうそう、安心して任せておきなさい」
逃げるわけにもいかないから大人しくついていく。今日も昨日みたいだったら即ポイントを使おう。ティリカちゃんもいないことだし。
だが、２人は優しかった。昨日のはなんだったの。ねえ。あんなに厳しくする必要があったの？馬鹿なの？死ぬの？と思ったほどである。
「そう。こんな感じでね。魔力をしっかり集中して。うん、上手いじゃない」
「ちゃんと呪文は叫ばないとダメよ。威力が２割増しになるんだから」
「はっ。まだそんなこと言ってるの？そんなの言ってるの一部の人たちだけじゃない。マサル、別に呪文は口にだす必要はないの。要は魔力をどれだけ集中させるかなんだから」
「そんなことないわ！これは証明された理論なのよ！マサル、ちゃんと呪文は口に出すのよ」
どうやら２割増しうんぬんはエリザベスの習った独自の流派のようである。おれとしてはアンジェラの理論を押したい。叫んで２割ってのいうは、気合をいれて２割増しで魔力をぶちこんでいるってことなのだろう。そういう意味ではエリザベスも間違ってはいないが。
２人は喧嘩ばかりだがおれに対しては優しくなった。時々エリザベスが暴言を吐きそうになるが、アンジェラに嫌味を言われるのでよく抑えている。
そして午後も半ば、ウォーターボールの魔法が成功した。ちゃんと水魔法Lv1がついている。
「わたしの勝ちね！」
「うぐっ」
「まあ水魔法のほうが先に習ってたしねえ」
「そ、そうよ！そんなのずるいわ！今日中に風魔法も覚えたら勝負は引き分けよ！」
「何言ってんのよ……」と、アンジェラはあきれ顔である。
さすがに夜中に出し抜こうとしたり、往生際も悪い。
「今日中に覚えたら引き分けよ！」と、必死である。そこまで勝負にこだわる必要はあるんだろうか。おれ、覚えられたらそれでいいんだけど……
「はいはい、夕食までに覚えられたら引き分けでいいわよ」
アンジェラは微妙に条件を厳しくしてきた。
「わ、わかったわ。それでいい。マサル、急ぐわよ！なんとしても夕食までに覚えなさい！」
「あらあら。あんまり厳しくしちゃだめよ？優しくするって言ったじゃないか」
「わかってるわよ！さあ、やりましょうかマサル」
ちょっと笑顔が引きつってますよ、エリザベスさん。
「あの、そろそろ夕食の……」「延長よ！夕食は少し待ってなさい」
３度にわたる延長で夕食は日没後まで遅らされ、おれは
帰りに商店街で食材を購入して帰る。昨日はあいつらに食い尽くされてかなり消耗したことだし。卵に砂糖に、馬乳。他にも色々買い込む。食器類も増やしておく。
サティにお小遣いを渡し、好きなものを買っていいと言うとすごく喜んで商店街を見てまわった。このあとたっぷり労働してもらうことになるからな。報酬の先渡しだ。
サティは甘いパンのようなものに、果物をいくつか買っていた。この匂い、この前飲んだジュースか。よっぽど気に入ったんだな。その場で１個味見してみると、美味しかったので大量に買っておいた。
帰りに服屋にも寄った。サティの服が古着で買ったものだけだったので、追加したかったのだ。メイド服とか売ってないだろうか。きっと似合うと思う。それにエリザベスからも、同じ服なのを見咎められた。ここ数日、町ですごして普段着でいる時間が長くなっている。毎度毎度、黒ローブのお前が言うなとは思うんだが、言ってることは妥当だと思ったので、自分の分の服も購入することにした。
サティとエリザベスは２人であーだこーだと服を選び中である。まあエリザベスはセンスは悪くないみたいだから、任せとけば間違いないだろう。おれはと言うと、すでに数着購入済みですることもない。暇そうにしていると、エリザベスに髪を切ってきなさいと、数件隣の床屋へと送り出された。確かに少し前髪が邪魔になってきてる。
床屋は丸椅子が置いてるだけの簡素な店で、髭で角刈りな渋めのおっちゃんが出迎えてくれた。
椅子に座り、「短く」とだけ告げると、ちゃきちゃき切っていってくれる。おっちゃんは黙々と髪を切る。やはり散髪はこうじゃないとな。ぺらぺらしゃべりかけてくるようなところはとても苦手だ。日本にいた時通っていたところも、「いつもの」というだけで手早く切ってくれてとても楽だった。ほどなく終わり、頭がさっぱりする。手鏡を見せてもらい、少しうなずく。それで終わりだ。髪の毛を払ってもらい、お金を払い店を出る。うん、いい店だな。次もまたここでやってもらおう。
服屋に行くと、ようやく選び終わったようで、両手に服を乗せられる。なんかぴらぴらのフリルがついたのものあるぞ。サティに着てもらうのが楽しみになってきた。数も多く、値段もそれなりにしたが。
帰ったらマヨネーズ作りである。エリザベスは今日もから揚げをご所望だ。もちろんタルタルソースもつけて。いつになったら宿に帰るのだろうか。いて当然という顔をして、我が物顔で我が家に居座っている。部屋ではさすがにフードはしてないものの、ずっと黒ローブだし、せめてもうちょっと普通の格好をしてくれれば、家の中も華やいですごく歓迎できる気分になると思うんだが。
「さて、サティよ」
「はい？マサル様」
「マヨネーズ作りだ」
「！」
「マヨネーズ。食べたいだろう？」
「食べたいです……」
「だったらわかるな？」
「はい……マサル様」
「なあに大丈夫だ。２人でやろう。協力すればすぐに出来るさ」
「はい！マサル様！」
大きなボールにいっぱいのマヨネーズを作るのはとても重労働だ。混ぜる混ぜる、ひたすらかき混ぜる。油を少しずつ加えてしっかり混ぜないと油が分離してちゃんとしたマヨネーズができないのだ。サティと交代でがしがしと混ぜていく。エリザベスにもやらせてみたんだが、即座に放り出した。
ようやく大量のマヨネーズが完成した。これで何日持つだろうか。昨日より作ったとは言え、こいつらはよく食う。毎回この作業はやってられないな。どこかに頼んで作ってもらうか？あ、子供達にやらせるか！アンジェラに頼んでみよう。子供を動員して大量生産をして、あとはアイテムにしまっておけばいい。うん、実にいい考えだ。
ちょっと暇になった。昼までには時間があるし、どこか行きたいところがあるわけでもない。エリザベスは居間のソファーでうつらうつらしている。魔力切れで眠くなったんだろう。サティは二階の掃除中だ。
昨日買ってきた本を取り出す。勇者の物語のほうは最初の部分を読んでみたが、なんか文章が古風でとっつきにくい感じだった。何百年前の話なんで仕方ないんだろう。もう１冊の絵本のほうを開く。
ある若い騎士がお姫様と恋に落ちる。だが身分違いだとして城を追われてしまう。失意の騎士は放浪の旅に出て、モンスターの罠にかかっている人々に出会う。機転を利かし、罠を打ち破り、モンスターを退治する。助けた中の一人はこの地方の領主だった。騎士を気にいった領主は彼を自分の跡取りにし、騎士はお姫様を迎えに行き、結ばれる。めでたしめでたし。
１０分で読み終わっちゃったよ。まあ絵本だし仕方ないんだけど。
絵本を置いて、勇者の物語を読んでいるとサティが二階から降りてきた。
「掃除終った？」
「はい」
「じゃあこっちに来て」と、椅子に座らせる。はい、これと絵本を渡す。
「サティのために本を買ってきたんだ。読み書きを習ってみないか？」
「習いたいです！」
本を手に持って、目をキラキラさせている。料理を教えたとき並の食いつきようだな。とりあえずは読み聞かせでもしてみようか。
椅子を２つ並べてくっついて座る。教科書を忘れて女の子に見せてもらった小学生の頃を思い出すな。あの頃は普通にそういうイベントがあったんだよ。当時はあまり気にもとめなかったが、今ならどれだけ貴重なイベントだったかわかる。
絵本を開いて、文章を指差しながらゆっくりと読みすすめていく。サティは真剣な顔をして聞いている。身を乗り出し気味でぐいぐい体を押し付けてくる。うん、これは勉強を教えてるだけ。やましい気持ちはないのだ。別にすぐそばにあるサティの髪の匂いをくんかくんかなんかしてない。普通に呼吸しているだけだよ？でもなんでこんなにいい匂いがするんだろうな。同じ石鹸使ってるはずなのに……
読み終わって、サティははぁーとため息をついている。
「面白かった？」
「はい、あの、お姫様が素敵でした」と、最後の結婚式の絵を見ながら言う。うん、お姫様は絵師の人も力いれたんだろうな。すごくきれいにかけている。
「じゃあその本はサティにあげるから。読み書きの勉強はゆっくりとやっていこう」
「はい、ありがとうございます。マサル様！」
しかし問題があった。文字は読めるし、単語も問題ない。しかし文字の並びがわからないのだ。５０音のあいうえおやアルファベットのＡＢＣＤＥＦＧと言ったあれだ。数字なら間違いなく順番は同じだが、５０音とかあいうえおの他に、いろはなんてのもあるからな。そういう情報はスキルに含まれていないんだろう。普段はなくても困らない情報だったが、サティに教えようとして発覚した。サティの前で醜態を晒すわけにもいかない。おれはサティに料理の準備を任せると、ぐーすか寝ているエリザベスを起こしにいった。
「あんた、そんなことも知らないの？」と馬鹿にされた。
「うん、読み書きは我流で覚えてね。サティに教えようと思ったんだけど知らないのに気がついたんだ」
エリザベスにノートとペンを渡し、書いていってもらう。ふんふん、そういう並び順か。エリザベス字がきれいだな。すぐに書き終わってノートを返してもらう。
「ありがとう。助かったよ」
「どういたしまして。ところで今日はプリンはあるのかしら？」
「うん、ちゃんと作った。今のお礼に２個食べていいよ」
「あら、悪いわね」と、エリザベスはにっこり笑った。
お昼のメニューは、パンにスープ、から揚げ、それにパスタとソースで焼きそばっぽい何かを作った。ちょっとソースの味が違うが焼きそばと言い張れないこともない。次はお好み焼きでも試してみるか。
食後にアンジェラがやってきたのでみんなでプリンを食べる。
「ええ、いいわよ。明日の午後に子供達をつれて来てあげる。何人くらいがいい？５人ね。わかった」
これでマヨネーズは大丈夫だな。量産用に食材もたっぷり仕入れておこう。
プリンを食べ終わったあと、エリザベスがアンジェラのほうを見て突然言う。
「今日の昼もから揚げだったわよ。野ウサギの肉でね。美味しかったわあ」
「！？」
ふふふふんと悔しがるアンジェラを見て嬉しそうなエリザベス。おれがアンジェラに依頼してるのを聞いて、また対抗心が出てきたんだろうか。相変わらず仲が悪いな、こいつら。
「晩も作るからさ。アンジェラも食べていくでしょ」
「う、うん。ならお呼ばれしようかな」
「でも２日連続で抜けてきて大丈夫なの？」
「うん、頼んだらなんか、司祭様が行ってきなさいって」
実はアンジェラちゃんに春が来た！と神殿メンバーは応援態勢である。マサルはなかなかに優秀なメイジで有望物件だ。うまくいくように応援しよう。ついでにマサルが神殿に来てくれないものか。マサル殿に魔法を教えに？ぜひ行ってきなさい。彼には色々お世話になってるでしょう。二つ返事である。
ちょっと神官にしては生臭いと思うが、これには理由がある。この世界の宗教はすこし地球のとは趣が違う。いるかいないか、わからない神に祈るのではない。本当に神がいて、神託が下る。数千年前の聖人の残した教義みたいな、年月とともにあやふやになるような不安定なものではない。神の神託に従って、モンスターと戦い、人々を助けるのが存在理由である。だから教義のようなものはあるが、現場は実際的で融通がきくのだ。清貧を重んずるようなところがあって、一夫一婦が望ましいとされるが、別に守らなければ破門というわけでもないのだ。ないのだ！
「じゃあやるわよ！」
「ほんとにやるの？昨日みたいなのは嫌だよ」
「大丈夫だって。優しくするから」
「そうそう、安心して任せておきなさい」
逃げるわけにもいかないから大人しくついていく。今日も昨日みたいだったら即ポイントを使おう。ティリカちゃんもいないことだし。
だが、２人は優しかった。昨日のはなんだったの。ねえ。あんなに厳しくする必要があったの？馬鹿なの？死ぬの？と思ったほどである。
「そう。こんな感じでね。魔力をしっかり集中して。うん、上手いじゃない」
「ちゃんと呪文は叫ばないとダメよ。威力が２割増しになるんだから」
「はっ。まだそんなこと言ってるの？そんなの言ってるの一部の人たちだけじゃない。マサル、別に呪文は口にだす必要はないの。要は魔力をどれだけ集中させるかなんだから」
「そんなことないわ！これは証明された理論なのよ！マサル、ちゃんと呪文は口に出すのよ」
どうやら２割増しうんぬんはエリザベスの習った独自の流派のようである。おれとしてはアンジェラの理論を押したい。叫んで２割ってのいうは、気合をいれて２割増しで魔力をぶちこんでいるってことなのだろう。そういう意味ではエリザベスも間違ってはいないが。
２人は喧嘩ばかりだがおれに対しては優しくなった。時々エリザベスが暴言を吐きそうになるが、アンジェラに嫌味を言われるのでよく抑えている。
そして午後も半ば、ウォーターボールの魔法が成功した。ちゃんと水魔法Lv1がついている。
「わたしの勝ちね！」
「うぐっ」
「まあ水魔法のほうが先に習ってたしねえ」
「そ、そうよ！そんなのずるいわ！今日中に風魔法も覚えたら勝負は引き分けよ！」
「何言ってんのよ……」と、アンジェラはあきれ顔である。
さすがに夜中に出し抜こうとしたり、往生際も悪い。
「今日中に覚えたら引き分けよ！」と、必死である。そこまで勝負にこだわる必要はあるんだろうか。おれ、覚えられたらそれでいいんだけど……
「はいはい、夕食までに覚えられたら引き分けでいいわよ」
アンジェラは微妙に条件を厳しくしてきた。
「わ、わかったわ。それでいい。マサル、急ぐわよ！なんとしても夕食までに覚えなさい！」
「あらあら。あんまり厳しくしちゃだめよ？優しくするって言ったじゃないか」
「わかってるわよ！さあ、やりましょうかマサル」
ちょっと笑顔が引きつってますよ、エリザベスさん。
「あの、そろそろ夕食の……」「延長よ！夕食は少し待ってなさい」
３度にわたる延長で夕食は日没後まで遅らされ、おれは
การแปล กรุณารอสักครู่..
Knight and go buy ingredients in the shopping street of princess stories at home. Yesterday is quite weak that they can do it. Egg, sugar and horse milk. Various other purchase. Increase the tableware. To the world you like money, you can buy and say see really happy shopping street. From this later will have plenty of work. Compensation for forward delivery. One in the world like sweet bread, to buy some fruit. This smellThe last time you drink juice. He liked it. In situ one taste, and was bought in large quantities. On clothes shop on the way home. In the world of used clothes bought only what was wanted. The maid will not sell clothes? I think I look good. From Elizabeth, it was found that the same clothes. In the past few days have passed, the clothes in town a long time. Each timeI would say you are a black robe, and it is said that the purchase of my own clothes. Elizabeth I too Satie two bustled in choosing clothes. Elizabeth: well it from a bad sense, will no doubt left. And I say, not in the already purchased in number. That time, cut your hair and Elizabeth to the barber's next to the number.I have a little in the way of my bangs. The barber chair round too simple, only at a crew cut on his face that received the foreheads of astringency. Sitting on chair, "and" short cut, and pure. K: cut his hair. After all this is not a haircut. To talk volubly like that is very weak. But when I was in Japan as the "only" always cut very quickly.Soon after the end of the head. The mirror to show a little nod. That's all. Have to pay money to the hair, leaving the store. Yeah, good shop. Next let's do this. Go to the tailor, and finally ended up in both hands, so as to be carrying. It is something of a frill. I have been in the world. Lot number, its price is reasonable. When you get home, it is making mayonnaise.Elizabeth from today to your desired. Of course, with tartar sauce. I will go back to the hotel. I just called to the Lord and have stayed at home. The room was in the food, but not with a long black robe, at least a little more ordinary appearance, but in the house so it can feel very welcome and I think. Well, I 」
「
「 saty here? It's like making mayonnaise 」
「！」 」
「 Masaru Too"Mayonnaise. You want to eat? " I want to eat
「... " If you find
「? "
「 yeah... Masaru 」
「 all like it. Let the two of us. If yes 」
「 can now! Masaru! " It is very hard to make up a large bowl full of mayonnaise. Mix, mix and stir earnestly. Oil well with oil and add a little mayonnaise, cannot be properly separated.And the world will change, and more. Elizabeth I to do it, but out on the spot. Well, finally completed a lot of mayonnaise. This is what I will have. And make better than yesterday and they eat. Every time this work was done. Where you have to make? Oh, let the children! Ask him. Mass production to children, keep the items. Yes, it was a very good idea. It isJust in time. Until the day when there is time to go where there is not. Elizabeth I was dozing off the sofa in the living room. I'll be sleepy in magic. The world is in the floor clean. Check out books bought yesterday. I read the first part of the story of the brave, but I feel that writing was hard to get in. Hundreds of years ago, and I can't help you. Another open book. TooA young knight and princess fall in love. But beneath that will be expelled from the castle. The knight of despair in the wandering journey, meet people on the monster trap. I want to get rid of the trap, and defeated the monster. One of which was the LORD with the help of this district. The knight who liked him as his heir, tied, go up to the princess. Lived happily ever after. 10 minutes reading too. Well, it can't be the picture books. It isPicture books, read the story of the brave and went down from the second floor. I finished cleaning
「? " Yes
「 」
「 then come here and sit on the chair. Yes, give this book. I bought a book for
「 sati. Learning to read and write? " I want to learn
「! " To book in hand, the twinkling eyes. Teaching of cuisine and when to start. I also like reading. TooTwo chairs to sit side by side. Show girl forget I got the textbooks of elementary school days. In those days I had the kind of event. At that time, keep in mind the event was now know how precious. To open the book, and read the text slowly pointing to it. Listening to music a serious face. Come against the body with the taste out. Yeah, just tell me this is studied.It's not guilty. Apart from some of the world is near hair smell smoke or something. In the normal breathing is just? But why make such a nice smell. It should use the same soap... Through the world, is a sigh, and thank you.
「 interesting? " Yes,
「 that the princess was wonderful, "said while watching the last wedding pictures. Yeah, if you force a princess who was a painter.I put the clean. Then
「 saty in the book. The study of literacy and slowly let's 」
「 yes, thank you. Masaru! " But there was a problem too. Read letters, words without any problems. But I don't understand the character sequence. Based on the case of 50 sounds and letter ABCDEFG said. If the same number will definitely order, and then the sound of the other 50, from how the ABCs.That kind of information will be included in the skill. I usually don't trouble information was not found, but to teach in the world. Don't expose it to a scene in front of the world. I am ready to cooking and leave the world to Elizabeth's snoring.
「, you should not know such a thing? " A fool. Yes,
「 read my mind. 」
I noticed when I don't even know that you teach in the worldElizabeth passed the notebook and pen to write. Uh-huh, that's sort order. Elizabeth it clean. To write a note to end soon. Thank you for
「. I 」
「 survived it. A pudding today? " Yeah, and
「. Thank you now have two 」
「. "Oh, bad, Elizabeth I smiled. The lunch menu, it is bread, soup, friedSomething besides noodles with fresh pasta and sauce. No 言い張れ noodles and not just from the source. Next, or even try Okonomiyaki. It is to come after you, so everyone to eat.
「: Yes, I do. Tomorrow afternoon, as the children to come. How many people are you? 5. It is found 」
mayonnaise. I will buy lots of ingredients for mass production. After eating pudding, tooElizabeth Angela suddenly say to see better. I was out of
「 fried lunch today. The hare. Delicious 」
「！？」 WOW Happy to see one side with Elizabeth Angela as well. I heard my request, and I will come out against you in mind. Still, this is bad. To make
「 night. Angela, 」
「 will eat it. I should have called you 」
"But in continuous and safe?" Yes, I
「 asks a priest went to actually come up to 」
Angela! The temple and the support member. Masaru with excellent property in the mage is promising. Let's support as well. Then what did not come to the temple of re. Masaru) magic show? Don't go. He will become different. It is readily. TooJust as the priest fishy and I think this is the reason why. This kind of world religions have different characteristics of the earth. I don't know, you don't pray to God. Truly God, Oracle. Like the doctrine of thousands of years ago and left with the saints, and doubtful not unstable. The oracle of God and monster, battle, there is reason to help people. So what is the doctrine that the field of practical and versatile.It was like some respect, monogamy is desirable, but not according to that he must obey. No! Well, do you
「! "
「 really do? Seems like yesterday we 」
「 okay too. Oh, I gently from 」
「 cannot escape from the 」
Let peace and quiet. Today is yesterday's use points. It is not tea Rika. However, tooGentle. What was it yesterday. Hey. So strictly required? A fool? Die? And I thought so.
「. I like this. Magic sound focusing. Yeah, you better not cry is not properly 」
「 spells. 」
「 crept up to 20 percent more power. Still talking like that? So some people say we are not alone. Masaru, spell to need.That's how to focus is not 」
「 magic! The theory of this proven! Masaru, it spells out of it 」
2 additional first learned of your own style. And I want to Angela's theory. The two divided by shouting and panting in 2% increase in the magic to get him. In that sense, there is no wrong Elizabeth. TooAs they fight to me gently. Elizabeth is sometimes to rant as well, since Angela said. It is the middle of the afternoon, the water ball. Okay Lv Kelpie method 1. I
「 wins the Chine! " Well, it's 」
「
「 of studying method of Kelpie, it 」
「, hey! That's not fair! Today I remember the game Fuma whacked! " TooWhat do you say... " Angela, and be amazed. In trying to get up in the middle of the night, when bad. I remember the day in
「 whacked! " And the desperate. You need to stick to the game. If you remember me, then I hope... Yes, yes, I remember
「 before dinner you can draw 」
Angela slightly stricter conditions. I know, I
「. So good. Masaru, hurry up!I remember before dinner! " Oh
「. Too strict with you? Be kind to say you know 」
「. Come on, pull 」
Masaru just smile let me with you, Elizabeth. That
「 dinner soon... " "Extended! Dinner is in the range of 3 」
waiting for some time to extend the dinner after sunset, I delayed
「
「 saty here? It's like making mayonnaise 」
「！」 」
「 Masaru Too"Mayonnaise. You want to eat? " I want to eat
「... " If you find
「? "
「 yeah... Masaru 」
「 all like it. Let the two of us. If yes 」
「 can now! Masaru! " It is very hard to make up a large bowl full of mayonnaise. Mix, mix and stir earnestly. Oil well with oil and add a little mayonnaise, cannot be properly separated.And the world will change, and more. Elizabeth I to do it, but out on the spot. Well, finally completed a lot of mayonnaise. This is what I will have. And make better than yesterday and they eat. Every time this work was done. Where you have to make? Oh, let the children! Ask him. Mass production to children, keep the items. Yes, it was a very good idea. It isJust in time. Until the day when there is time to go where there is not. Elizabeth I was dozing off the sofa in the living room. I'll be sleepy in magic. The world is in the floor clean. Check out books bought yesterday. I read the first part of the story of the brave, but I feel that writing was hard to get in. Hundreds of years ago, and I can't help you. Another open book. TooA young knight and princess fall in love. But beneath that will be expelled from the castle. The knight of despair in the wandering journey, meet people on the monster trap. I want to get rid of the trap, and defeated the monster. One of which was the LORD with the help of this district. The knight who liked him as his heir, tied, go up to the princess. Lived happily ever after. 10 minutes reading too. Well, it can't be the picture books. It isPicture books, read the story of the brave and went down from the second floor. I finished cleaning
「? " Yes
「 」
「 then come here and sit on the chair. Yes, give this book. I bought a book for
「 sati. Learning to read and write? " I want to learn
「! " To book in hand, the twinkling eyes. Teaching of cuisine and when to start. I also like reading. TooTwo chairs to sit side by side. Show girl forget I got the textbooks of elementary school days. In those days I had the kind of event. At that time, keep in mind the event was now know how precious. To open the book, and read the text slowly pointing to it. Listening to music a serious face. Come against the body with the taste out. Yeah, just tell me this is studied.It's not guilty. Apart from some of the world is near hair smell smoke or something. In the normal breathing is just? But why make such a nice smell. It should use the same soap... Through the world, is a sigh, and thank you.
「 interesting? " Yes,
「 that the princess was wonderful, "said while watching the last wedding pictures. Yeah, if you force a princess who was a painter.I put the clean. Then
「 saty in the book. The study of literacy and slowly let's 」
「 yes, thank you. Masaru! " But there was a problem too. Read letters, words without any problems. But I don't understand the character sequence. Based on the case of 50 sounds and letter ABCDEFG said. If the same number will definitely order, and then the sound of the other 50, from how the ABCs.That kind of information will be included in the skill. I usually don't trouble information was not found, but to teach in the world. Don't expose it to a scene in front of the world. I am ready to cooking and leave the world to Elizabeth's snoring.
「, you should not know such a thing? " A fool. Yes,
「 read my mind. 」
I noticed when I don't even know that you teach in the worldElizabeth passed the notebook and pen to write. Uh-huh, that's sort order. Elizabeth it clean. To write a note to end soon. Thank you for
「. I 」
「 survived it. A pudding today? " Yeah, and
「. Thank you now have two 」
「. "Oh, bad, Elizabeth I smiled. The lunch menu, it is bread, soup, friedSomething besides noodles with fresh pasta and sauce. No 言い張れ noodles and not just from the source. Next, or even try Okonomiyaki. It is to come after you, so everyone to eat.
「: Yes, I do. Tomorrow afternoon, as the children to come. How many people are you? 5. It is found 」
mayonnaise. I will buy lots of ingredients for mass production. After eating pudding, tooElizabeth Angela suddenly say to see better. I was out of
「 fried lunch today. The hare. Delicious 」
「！？」 WOW Happy to see one side with Elizabeth Angela as well. I heard my request, and I will come out against you in mind. Still, this is bad. To make
「 night. Angela, 」
「 will eat it. I should have called you 」
"But in continuous and safe?" Yes, I
「 asks a priest went to actually come up to 」
Angela! The temple and the support member. Masaru with excellent property in the mage is promising. Let's support as well. Then what did not come to the temple of re. Masaru) magic show? Don't go. He will become different. It is readily. TooJust as the priest fishy and I think this is the reason why. This kind of world religions have different characteristics of the earth. I don't know, you don't pray to God. Truly God, Oracle. Like the doctrine of thousands of years ago and left with the saints, and doubtful not unstable. The oracle of God and monster, battle, there is reason to help people. So what is the doctrine that the field of practical and versatile.It was like some respect, monogamy is desirable, but not according to that he must obey. No! Well, do you
「! "
「 really do? Seems like yesterday we 」
「 okay too. Oh, I gently from 」
「 cannot escape from the 」
Let peace and quiet. Today is yesterday's use points. It is not tea Rika. However, tooGentle. What was it yesterday. Hey. So strictly required? A fool? Die? And I thought so.
「. I like this. Magic sound focusing. Yeah, you better not cry is not properly 」
「 spells. 」
「 crept up to 20 percent more power. Still talking like that? So some people say we are not alone. Masaru, spell to need.That's how to focus is not 」
「 magic! The theory of this proven! Masaru, it spells out of it 」
2 additional first learned of your own style. And I want to Angela's theory. The two divided by shouting and panting in 2% increase in the magic to get him. In that sense, there is no wrong Elizabeth. TooAs they fight to me gently. Elizabeth is sometimes to rant as well, since Angela said. It is the middle of the afternoon, the water ball. Okay Lv Kelpie method 1. I
「 wins the Chine! " Well, it's 」
「
「 of studying method of Kelpie, it 」
「, hey! That's not fair! Today I remember the game Fuma whacked! " TooWhat do you say... " Angela, and be amazed. In trying to get up in the middle of the night, when bad. I remember the day in
「 whacked! " And the desperate. You need to stick to the game. If you remember me, then I hope... Yes, yes, I remember
「 before dinner you can draw 」
Angela slightly stricter conditions. I know, I
「. So good. Masaru, hurry up!I remember before dinner! " Oh
「. Too strict with you? Be kind to say you know 」
「. Come on, pull 」
Masaru just smile let me with you, Elizabeth. That
「 dinner soon... " "Extended! Dinner is in the range of 3 」
waiting for some time to extend the dinner after sunset, I delayed
การแปล กรุณารอสักครู่..
ภาษาอื่น ๆ
การสนับสนุนเครื่องมือแปลภาษา: กรีก, กันนาดา, กาลิเชียน, คลิงออน, คอร์สิกา, คาซัค, คาตาลัน, คินยารวันดา, คีร์กิซ, คุชราต, จอร์เจีย, จีน, จีนดั้งเดิม, ชวา, ชิเชวา, ซามัว, ซีบัวโน, ซุนดา, ซูลู, ญี่ปุ่น, ดัตช์, ตรวจหาภาษา, ตุรกี, ทมิฬ, ทาจิก, ทาทาร์, นอร์เวย์, บอสเนีย, บัลแกเรีย, บาสก์, ปัญจาป, ฝรั่งเศส, พาชตู, ฟริเชียน, ฟินแลนด์, ฟิลิปปินส์, ภาษาอินโดนีเซี, มองโกเลีย, มัลทีส, มาซีโดเนีย, มาราฐี, มาลากาซี, มาลายาลัม, มาเลย์, ม้ง, ยิดดิช, ยูเครน, รัสเซีย, ละติน, ลักเซมเบิร์ก, ลัตเวีย, ลาว, ลิทัวเนีย, สวาฮิลี, สวีเดน, สิงหล, สินธี, สเปน, สโลวัก, สโลวีเนีย, อังกฤษ, อัมฮาริก, อาร์เซอร์ไบจัน, อาร์เมเนีย, อาหรับ, อิกโบ, อิตาลี, อุยกูร์, อุสเบกิสถาน, อูรดู, ฮังการี, ฮัวซา, ฮาวาย, ฮินดี, ฮีบรู, เกลิกสกอต, เกาหลี, เขมร, เคิร์ด, เช็ก, เซอร์เบียน, เซโซโท, เดนมาร์ก, เตลูกู, เติร์กเมน, เนปาล, เบงกอล, เบลารุส, เปอร์เซีย, เมารี, เมียนมา (พม่า), เยอรมัน, เวลส์, เวียดนาม, เอสเปอแรนโต, เอสโทเนีย, เฮติครีโอล, แอฟริกา, แอลเบเนีย, โคซา, โครเอเชีย, โชนา, โซมาลี, โปรตุเกส, โปแลนด์, โยรูบา, โรมาเนีย, โอเดีย (โอริยา), ไทย, ไอซ์แลนด์, ไอร์แลนด์, การแปลภาษา.
- Thanks for the help. we are upload vanni
- แน่นอนถ้าฉันไปอิตาลี นั่นคือฉันจะไปหาคุณ
- furness
- It was a time of happiness and fun.
- You are the channel train much
- อันตราย
- 次のプロパティは、リース物件の一部とみなされなければならない。
- 见多识广，可知道千机门
- ต้องลองทดสอบดู
- พวกเราจะมีวันสำคัญของพวกเราเรียกว่า วันค
- เมื่อวานฉันขับรถเล่นกับพี่ สนุกมากๆ
- And Project Plan that Rukma send us spec
- ฉันอยากเป็นครูคณิตศาสตร์
- ชาเขียวมีคุณสมบัติที่เป็นประโยชน์มากกว่า
- follow me from my instagram
- ใกล้
- My home is in the USA, but I am working
- 13. หากถ่ายหนัก ควรราดน้ำทำความสะอาดเป็น
- To ensure that AUHS screen can be mainte
- ชาเขียวมีคุณสมบัติที่เป็นประโยชน์มากกว่า
- เงื่อนไข
- ชาเขียวมีคุณสมบัติที่เป็นประโยชน์มากกว่า
- 騎士とお姫様の物語 帰りに商店街で食材を購入して帰る。昨日はあいつらに食い尽くさ
- ชาเขียวมีคุณสมบัติที่เป็นประโยชน์มากกว่า
