1-1.デスマーチから始まる天変地異   星が流れる。  幾つも、幾つも。  流れ星を見たことがあるだろうか?  その儚さに目を奪われる者、 การแปล - 1-1.デスマーチから始まる天変地異   星が流れる。  幾つも、幾つも。  流れ星を見たことがあるだろうか?  その儚さに目を奪われる者、 ไทย วิธีการพูด

1-1.デスマーチから始まる天変地異 星が流れる。 幾つも、幾つ

1-1.デスマーチから始まる天変地異

星が流れる。
幾つも、幾つも。
流れ星を見たことがあるだろうか?
その儚さに目を奪われる者、願いを唱える者、人それぞれだと思う。

だが、空を割って隕石が落ちるのをその目で見たことは無いのではないか?
轟音とともに空を切り裂き、その質量と圧倒的な速度で大地を打ちつける様を。

中にはテレビや動画サイトで見たことがある者もいるかも知れない。……それでもそれが間近に降り注ぐのを見たいと思った者は居ないはずだ。

そう今、目の前の大地に百近い隕石が次々に落ちている。

否。

人事の様に言うべきではないだろう。その天変地異を起こしたのは、紛れもなくオレ自身なのだから。

10分ほど前の考え無しの選択が今、流星となり大地を抉って行く。
流星は十数キロ先に突き刺さり、そこにいるであろう「敵」を蹂躙し、視界の片隅にあるレーダーの点ドットが消え、落下地点では命が消えている。

そして殆どの流星が大地に消えた頃、ようやく遅れていた落下音が届き、少し遅れて地響きが振動となって伝わる。

大地を這うような土埃の波が届く寸前……。

突然、天罰のような激痛が襲ってきた。

脳天を割るように。

体をバラバラに引き裂くように。

その痛みに意識を手放した直後、オレの体は土埃の波にさらわれた。





時は少し遡る。

オレは遅れに遅れているプロジェクトを納期に間に合わせるために休日出勤していた。いわゆるスマートフォン用のゲームアプリやPC用のブラウザゲームなどを大手から依頼されて作成する下請け外注会社のプログラマーをしている。

いかにブラックな会社とはいえ普通1人に2プロジェクト以上割り振られることは無い。しかし仕様変更とバグの多さに後輩の若いプログラマーが納品間際に失踪してしまったのだ! 嘆かわしい!
離職率の高い職場故、この会社にいたプログラマーは後輩氏とオレの2人のみ。急な補充など見込めるはずもなくオレは自分のプロジェクトだけでなく後輩氏の炎上プロジェクトの後始末までする羽目になっていた。

「よし、全部のクラスの入出力とコメントの記入完了っと、あとはオートドキュメンタでソースコードからドキュメントと相関図を作成してから本格的なバグの洗い出しだな~」

すこし伸びをして首をコキコキと鳴らす。
周りを見回すと休日とは思えないほど全員出勤しているいつもの職場だ。隣の席でデバッグ外注の責任者がブツブツと独り言を言いながら作業をすすめているが、誰も奇異の目を向けない。そんな余裕などないのだろう。まわりのデザイナーやプランナーは死んだような虚ろな目で黙々と自分の作業を進めている。

コーヒーを入れて戻ってくると、すでにPCは作業を終えておりデバッグに必要な資料が出力されている旨が表示されていた。

それにしても資料もなく作業して炎上しない訳が無い。

OJTする暇も無く実践に投入された後輩氏に文句を言っても仕方ないか。半年前に後輩氏が入社したときには4人いたプログラマーがいまやオレ一人というのは、会社としてどうかとは思うが。

「さ・・、鈴木さん、WWの方の難易度が初心者には難しいから直せってクライアントからクレームが来たんですがどうしましょっか」

佐藤って言いかけたなコノヤロウ。半年もチーム組んでるのに間違えかけるな!

振り返るとディレクター兼プランナーのメタボ氏がいつものように困った顔で聞いてくる。
しかも、厄介事が発生してるのに、どこか嬉しそうだ。どうしてこう開発者にはMなのが多いのか。

WWは現在鋭意開発中のPC用ブラウザゲーム「WAR WORLD」の略称。ちょっとソーシャルな交流機能を追加したオーソドックスなストラテジーゲームだ。

「あれ以上難易度下げたらメインターゲットが遊んでくれないからイヤだって言ってなかったっけ?」

そう現在の難易度はクライアントと何度も会議を重ね決めたものだ。あの無駄な時間は本当に無駄だったのか。やるせない。

「前にボツったキャラ初回作成時のみマップ全索敵と3回分くらいのマップ殲滅ボムをボーナスにつけてやるのでいいんじゃない? 使わずにクリアしたらレア称号プレゼントとかにして得意な連中には自分から使わない方向へ持って行っとけば?」

「もう時間もないし、それで行っておきますか~。じゃ鈴木さんそれで実装よろしく」
メタボ氏は相変わらず気楽に言ってくれる。

「ちょい待ち。今はスマホのMMO-RPGの方のデバッグが押してるから、先にクライアントにOK貰っておいてよ。下手に組み込んで拒否られたら直す時間も無いしさ」
「おk。すぐ確認の電話いれま~」

メタボ氏は巨体を揺らしながら携帯片手に喫煙エリアに消える。

そこからは独り言を呟きつつ黙々と作業を進める。
途中メタボ氏からGOサインが出たり、ジャンクフードで空腹を誤魔化しつつ夜は更けて行く。

後輩氏の残した無数のケアレスミスを深夜まで修正し、デバッグチームに後を任せる。
そういや名前なんだっけ? いつもMMOとかロープレとか呼んでたから正式な名前が出てこない。そうだ「FREEDOM FANTASY WORLD」だ。WWの旧名「FANTASY WAR WORLD」と紛らわしいから誰も呼ばなくなったんだっけ。思い出してみれば仕様書にはFFWとか略号が入ってた。あとでWWの方から「FANTASY」が取れたので今では紛らわしいと言う程ではないが、いまさらだ。

WWの修正作業をしつつ、FFWのデバッグチームからのバグ発見報告に順次対応していく……。今日も徹夜か。

翌朝までチェックは続き、キセキ的にMMO-RPGのクライアントプログラムは納品された。

勿論まだバグは残っているだろうが、ネット配信には「アップデートパッチ」という伝家の宝刀があるので心配はいらないだろう。ユーザーからの罵声が聞こえてきそうだがオレは眠い。デバッグチームの作業中に修正したWWの実行パッケージをメタボ氏に社内メールで転送して、机の下の安住の地で30時間ぶりの安眠についた。

ああ、至福。社畜と笑わば笑え。いまは睡眠こそジャスティス!





明晰夢という言葉をご存知だろうか?
自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことだ。

オレは今、荒野にいる。

ポルさんの名セリフを言ってみたいが止めておこう。

そう荒野だ。アメリカのグランドキャニオンあたりを想像してもらうのがいいか。

なぜ夢だと分かるのか?

さきほど机の下で眠りに付いたのを覚えているのが一つ。もう一つは視界の右下にある4つの『アイコン』と右上にある『メニュー』と書いたガジェットが見える所だ。

それは先ほどまで作業していたWWのものと同じ。

だがしかし! デスマーチ中の睡眠時に夢の中でデバッグするのはこれが初めてじゃない。さすがに仕事部屋や自室じゃなく荒野なのかは謎だが……。

部屋が乾燥でもしてたのか、そんな感じの理由だろう。

なんとなくメニューを指でタップしてメニュー画面を開いてみる。近未来モノでよくある半透明ウィンドウが視界に表示される。……我ながら想像力が貧困な事だ、間違ってもプランナーやデザイナーには成れないな。

メニューはタブに分かれ、「INFO」「MAP」「ユニット管理」「ストレージ」「交流」「ログ」「設定」といったいつもの項目に「ステータス」「装備」「魔法」「スキル」といったWWには存在しない欄が増えていた。

昨夜はFFWのデバッグも並行していたせいで混ざったか。

まぁ夢に整合性を求めるのは間違っている

ステータスを見るとレベル1、HP、MP、能力値の各値は全10ポイント。これはボーナスポイントを割り振らない場合の基本ステータス値だったりする。そういえば最後にチェックしたキャラ作成テストの値がこれだった気がする。

ん? 職種とか賞罰とかFFWのパラメータに存在しない項目があるのは何でだ? 何か混ざったな。
年齢15歳……潜在心理でもう一回学生生活でもしたいと思っているのか?
「職種:管理職」って、今や一人も部下いませんけどね!
それにしても「所属:なし」と書かれてるのは転職したい気持ちの表れなのか……。

実に意味深な内容だ。……ああ休暇が欲しい。

特殊能力アビリティとかに「ユニット作成」とか「ユニット配置」とかあるのはWWが混ざってるせいだろうけど、「メニュー」はわざわざ特殊能力アビリティ欄に書く必要があるのか?
さらに欄の最後にある「不滅」ってなんだ? 夢って不思議。

装備はポロシャツにチノパン、スニーカー。さっきの服装じゃん。ストレージはサイフと携帯と黄色い箱が印象的なバランス栄養食が1箱。そういえば寝る前に食おうとしてたな、結局眠気に負けてしまったので机に放置したままだ。

「魔法」や「スキル」は空欄。
スキルといえばステータス画面にスキルポイント10とあったが割り振るスキルが無いのが悲しい。

「設定」を開いてマップとレーダーを基本表示に追加する。マップは広域の地図と自分のいる位置を表示してくれる。レーダーはマップとほぼ同じだが索敵済みエリアの敵味方中立を問わずユニットを全て色分けした点で表示してくれる。

レーダーには自分を示す小さな白い点のみ。自分の周囲100mほどが原色で表示されている他は未探査を示すグレーで塗りつぶされている。

「うむ、見える範囲に敵が居ない。暇だ。せめて草原なら寝転んで惰眠を貪るのに」
ゴツゴツした地面に寝転がる趣味は無い。

右下の4つのアイコンを何気に見つめる。「全マップ探査」が1つと「流星雨」が3つ。メタボ氏との打ち合わせで適当にでっち上げた初心者救済策。

「全マップ探査」は名前の通りマップ内の全ての範囲が索敵済みになる。また全てのユニットの弱点を初めとする詳細情報の閲覧が可能になる。
もっともある程度の知識がないと情報が多すぎて活用できないんじゃないかと思うがメタボ氏の強い意向で実装された。

ためしにスマホみたいに指でタップして実行してみる。
レーダーが全て索敵済みになり無数の敵が赤い点で表示される。レーダーの倍率を下げて広範囲を映す。
敵が多すぎてマップの上半分が赤くしか見えない。……敵、多すぎじゃん?

自軍の「ユニット」は多数を相手にしやすいのを選ばねば!
寡兵で大軍を撃破するのって燃えるよね!





……そんなことを考えていた時代がありました。

「ユニット作成」……作成可能ユニットなし。
「ユニット配置」……作成済みユニットなし。

「レベル1のキャラで突撃しろとでもwww」
さすがは夢。理不尽にも程がある。

ちらっと右下の「流星雨」アイコンをみる。

これは「流星雨」で殲滅しろという天の意思では!

「流星雨」は徹夜のハイテンションでパラメータを設定したのでキャンペーンシナリオのラスボスや隠しボス以外なら一撃で倒せるだけの無茶な威力がある。

初心者には「クリアできないマップはこれ使ってゴリ押ししてね」というメッセージを送りたい。

押しちゃう?
>はい
YES
ヤルッツェブラッキン

最後のはなんか違う。
まだ徹夜ハイが残っているのか、アイコンの一つをタップする。

……静寂が痛い。
すごいのを期待してたのに、何も起こりませんよ?

ちょっと哀しくて、その場に不貞寝した。ゴツゴツした地面で背中が痛い。
そして空を向いた視線に、それが目に入ったわけだが……。



おまたせ。

ようやく冒頭のシーンに戻るわけだ。

本名、鈴木一郎。キャラ名、サトゥーの
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จาก: -
เป็น: -
ผลลัพธ์ (ไทย) 1: [สำเนา]
คัดลอก!
1-1.デスマーチから始まる天変地異 星が流れる。 幾つも、幾つも。 流れ星を見たことがあるだろうか? その儚さに目を奪われる者、願いを唱える者、人それぞれだと思う。 だが、空を割って隕石が落ちるのをその目で見たことは無いのではないか? 轟音とともに空を切り裂き、その質量と圧倒的な速度で大地を打ちつける様を。 中にはテレビや動画サイトで見たことがある者もいるかも知れない。……それでもそれが間近に降り注ぐのを見たいと思った者は居ないはずだ。 そう今、目の前の大地に百近い隕石が次々に落ちている。 否。 人事の様に言うべきではないだろう。その天変地異を起こしたのは、紛れもなくオレ自身なのだから。 10分ほど前の考え無しの選択が今、流星となり大地を抉って行く。 流星は十数キロ先に突き刺さり、そこにいるであろう「敵」を蹂躙し、視界の片隅にあるレーダーの点ドットが消え、落下地点では命が消えている。 そして殆どの流星が大地に消えた頃、ようやく遅れていた落下音が届き、少し遅れて地響きが振動となって伝わる。 大地を這うような土埃の波が届く寸前……。 突然、天罰のような激痛が襲ってきた。 脳天を割るように。 体をバラバラに引き裂くように。 その痛みに意識を手放した直後、オレの体は土埃の波にさらわれた。 ◇ 時は少し遡る。 オレは遅れに遅れているプロジェクトを納期に間に合わせるために休日出勤していた。いわゆるスマートフォン用のゲームアプリやPC用のブラウザゲームなどを大手から依頼されて作成する下請け外注会社のプログラマーをしている。 いかにブラックな会社とはいえ普通1人に2プロジェクト以上割り振られることは無い。しかし仕様変更とバグの多さに後輩の若いプログラマーが納品間際に失踪してしまったのだ! 嘆かわしい! 離職率の高い職場故、この会社にいたプログラマーは後輩氏とオレの2人のみ。急な補充など見込めるはずもなくオレは自分のプロジェクトだけでなく後輩氏の炎上プロジェクトの後始末までする羽目になっていた。 「よし、全部のクラスの入出力とコメントの記入完了っと、あとはオートドキュメンタでソースコードからドキュメントと相関図を作成してから本格的なバグの洗い出しだな~」 すこし伸びをして首をコキコキと鳴らす。 周りを見回すと休日とは思えないほど全員出勤しているいつもの職場だ。隣の席でデバッグ外注の責任者がブツブツと独り言を言いながら作業をすすめているが、誰も奇異の目を向けない。そんな余裕などないのだろう。まわりのデザイナーやプランナーは死んだような虚ろな目で黙々と自分の作業を進めている。
コーヒーを入れて戻ってくると、すでにPCは作業を終えておりデバッグに必要な資料が出力されている旨が表示されていた。

それにしても資料もなく作業して炎上しない訳が無い。

OJTする暇も無く実践に投入された後輩氏に文句を言っても仕方ないか。半年前に後輩氏が入社したときには4人いたプログラマーがいまやオレ一人というのは、会社としてどうかとは思うが。

「さ・・、鈴木さん、WWの方の難易度が初心者には難しいから直せってクライアントからクレームが来たんですがどうしましょっか」

佐藤って言いかけたなコノヤロウ。半年もチーム組んでるのに間違えかけるな!

振り返るとディレクター兼プランナーのメタボ氏がいつものように困った顔で聞いてくる。
しかも、厄介事が発生してるのに、どこか嬉しそうだ。どうしてこう開発者にはMなのが多いのか。

WWは現在鋭意開発中のPC用ブラウザゲーム「WAR WORLD」の略称。ちょっとソーシャルな交流機能を追加したオーソドックスなストラテジーゲームだ。

「あれ以上難易度下げたらメインターゲットが遊んでくれないからイヤだって言ってなかったっけ?」

そう現在の難易度はクライアントと何度も会議を重ね決めたものだ。あの無駄な時間は本当に無駄だったのか。やるせない。

「前にボツったキャラ初回作成時のみマップ全索敵と3回分くらいのマップ殲滅ボムをボーナスにつけてやるのでいいんじゃない? 使わずにクリアしたらレア称号プレゼントとかにして得意な連中には自分から使わない方向へ持って行っとけば?」

「もう時間もないし、それで行っておきますか~。じゃ鈴木さんそれで実装よろしく」
メタボ氏は相変わらず気楽に言ってくれる。

「ちょい待ち。今はスマホのMMO-RPGの方のデバッグが押してるから、先にクライアントにOK貰っておいてよ。下手に組み込んで拒否られたら直す時間も無いしさ」
「おk。すぐ確認の電話いれま~」

メタボ氏は巨体を揺らしながら携帯片手に喫煙エリアに消える。

そこからは独り言を呟きつつ黙々と作業を進める。
途中メタボ氏からGOサインが出たり、ジャンクフードで空腹を誤魔化しつつ夜は更けて行く。

後輩氏の残した無数のケアレスミスを深夜まで修正し、デバッグチームに後を任せる。
そういや名前なんだっけ? いつもMMOとかロープレとか呼んでたから正式な名前が出てこない。そうだ「FREEDOM FANTASY WORLD」だ。WWの旧名「FANTASY WAR WORLD」と紛らわしいから誰も呼ばなくなったんだっけ。思い出してみれば仕様書にはFFWとか略号が入ってた。あとでWWの方から「FANTASY」が取れたので今では紛らわしいと言う程ではないが、いまさらだ。

WWの修正作業をしつつ、FFWのデバッグチームからのバグ発見報告に順次対応していく……。今日も徹夜か。

翌朝までチェックは続き、キセキ的にMMO-RPGのクライアントプログラムは納品された。

勿論まだバグは残っているだろうが、ネット配信には「アップデートパッチ」という伝家の宝刀があるので心配はいらないだろう。ユーザーからの罵声が聞こえてきそうだがオレは眠い。デバッグチームの作業中に修正したWWの実行パッケージをメタボ氏に社内メールで転送して、机の下の安住の地で30時間ぶりの安眠についた。

ああ、至福。社畜と笑わば笑え。いまは睡眠こそジャスティス!





明晰夢という言葉をご存知だろうか?
自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことだ。

オレは今、荒野にいる。

ポルさんの名セリフを言ってみたいが止めておこう。

そう荒野だ。アメリカのグランドキャニオンあたりを想像してもらうのがいいか。

なぜ夢だと分かるのか?

さきほど机の下で眠りに付いたのを覚えているのが一つ。もう一つは視界の右下にある4つの『アイコン』と右上にある『メニュー』と書いたガジェットが見える所だ。

それは先ほどまで作業していたWWのものと同じ。

だがしかし! デスマーチ中の睡眠時に夢の中でデバッグするのはこれが初めてじゃない。さすがに仕事部屋や自室じゃなく荒野なのかは謎だが……。

部屋が乾燥でもしてたのか、そんな感じの理由だろう。

なんとなくメニューを指でタップしてメニュー画面を開いてみる。近未来モノでよくある半透明ウィンドウが視界に表示される。……我ながら想像力が貧困な事だ、間違ってもプランナーやデザイナーには成れないな。

メニューはタブに分かれ、「INFO」「MAP」「ユニット管理」「ストレージ」「交流」「ログ」「設定」といったいつもの項目に「ステータス」「装備」「魔法」「スキル」といったWWには存在しない欄が増えていた。

昨夜はFFWのデバッグも並行していたせいで混ざったか。

まぁ夢に整合性を求めるのは間違っている

ステータスを見るとレベル1、HP、MP、能力値の各値は全10ポイント。これはボーナスポイントを割り振らない場合の基本ステータス値だったりする。そういえば最後にチェックしたキャラ作成テストの値がこれだった気がする。

ん? 職種とか賞罰とかFFWのパラメータに存在しない項目があるのは何でだ? 何か混ざったな。
年齢15歳……潜在心理でもう一回学生生活でもしたいと思っているのか?
「職種:管理職」って、今や一人も部下いませんけどね!
それにしても「所属:なし」と書かれてるのは転職したい気持ちの表れなのか……。

実に意味深な内容だ。……ああ休暇が欲しい。

特殊能力アビリティとかに「ユニット作成」とか「ユニット配置」とかあるのはWWが混ざってるせいだろうけど、「メニュー」はわざわざ特殊能力アビリティ欄に書く必要があるのか?
さらに欄の最後にある「不滅」ってなんだ? 夢って不思議。

装備はポロシャツにチノパン、スニーカー。さっきの服装じゃん。ストレージはサイフと携帯と黄色い箱が印象的なバランス栄養食が1箱。そういえば寝る前に食おうとしてたな、結局眠気に負けてしまったので机に放置したままだ。

「魔法」や「スキル」は空欄。
スキルといえばステータス画面にスキルポイント10とあったが割り振るスキルが無いのが悲しい。

「設定」を開いてマップとレーダーを基本表示に追加する。マップは広域の地図と自分のいる位置を表示してくれる。レーダーはマップとほぼ同じだが索敵済みエリアの敵味方中立を問わずユニットを全て色分けした点で表示してくれる。

レーダーには自分を示す小さな白い点のみ。自分の周囲100mほどが原色で表示されている他は未探査を示すグレーで塗りつぶされている。

「うむ、見える範囲に敵が居ない。暇だ。せめて草原なら寝転んで惰眠を貪るのに」
ゴツゴツした地面に寝転がる趣味は無い。

右下の4つのアイコンを何気に見つめる。「全マップ探査」が1つと「流星雨」が3つ。メタボ氏との打ち合わせで適当にでっち上げた初心者救済策。

「全マップ探査」は名前の通りマップ内の全ての範囲が索敵済みになる。また全てのユニットの弱点を初めとする詳細情報の閲覧が可能になる。
もっともある程度の知識がないと情報が多すぎて活用できないんじゃないかと思うがメタボ氏の強い意向で実装された。

ためしにスマホみたいに指でタップして実行してみる。
レーダーが全て索敵済みになり無数の敵が赤い点で表示される。レーダーの倍率を下げて広範囲を映す。
敵が多すぎてマップの上半分が赤くしか見えない。……敵、多すぎじゃん?

自軍の「ユニット」は多数を相手にしやすいのを選ばねば!
寡兵で大軍を撃破するのって燃えるよね!





……そんなことを考えていた時代がありました。

「ユニット作成」……作成可能ユニットなし。
「ユニット配置」……作成済みユニットなし。

「レベル1のキャラで突撃しろとでもwww」
さすがは夢。理不尽にも程がある。

ちらっと右下の「流星雨」アイコンをみる。

これは「流星雨」で殲滅しろという天の意思では!

「流星雨」は徹夜のハイテンションでパラメータを設定したのでキャンペーンシナリオのラスボスや隠しボス以外なら一撃で倒せるだけの無茶な威力がある。

初心者には「クリアできないマップはこれ使ってゴリ押ししてね」というメッセージを送りたい。

押しちゃう?
>はい
YES
ヤルッツェブラッキン

最後のはなんか違う。
まだ徹夜ハイが残っているのか、アイコンの一つをタップする。

……静寂が痛い。
すごいのを期待してたのに、何も起こりませんよ?

ちょっと哀しくて、その場に不貞寝した。ゴツゴツした地面で背中が痛い。
そして空を向いた視線に、それが目に入ったわけだが……。



おまたせ。

ようやく冒頭のシーンに戻るわけだ。

本名、鈴木一郎。キャラ名、サトゥーの
การแปล กรุณารอสักครู่..
ผลลัพธ์ (ไทย) 2:[สำเนา]
คัดลอก!
1-1. ภัยพิบัติธรรมชาติเริ่มต้นจาก Desumachi ดาวไหล จำนวนจำนวนใด ๆ คุณจะได้เห็นดาวยิง? ผมคิดว่าตาที่จะขาดไม่ยั่งยืนของผู้ที่ท่องที่ต้องการว่าแต่ละคน แต่ทำไม่ได้โดยการหารท้องฟ้าฤดูใบไม้ร่วงที่อุกกาบาตกว่าไม่เคยเห็นในสายตาของพวกเขา และการฉีกขาดท้องฟ้าพร้อมกับเสียงคำรามที่วิธีการที่โดดเด่นของโลกในมวลและความเร็วในการครอบงำของ บางคนอาจได้เห็นในเว็บไซต์โทรทัศน์และวิดีโอในระหว่างการ ...... ยังผู้ที่มันอยากจะมองไปที่ตกใกล้ฉันไม่ควรจะอยู่ที่ ดังนั้นตอนนี้ฉันได้ลดลงหลังจากนั้นอีกหนึ่งร้อยอุกกาบาตใกล้ในสายตาของโลก ไม่ มันจะไม่เป็นที่จะบอกว่าเป็นบุคลากร มันได้ก่อให้เกิดภัยพิบัติเป็นเพราะเขาปฏิเสธไม่ได้ค่อนข้างตัวเอง ประมาณ 10 นาทีก่อนที่จะเลือกของความคิดไม่มีในขณะนี้ไปขุดแผ่นดินก็กลายเป็นดาวตก ดาวตกสามารถเจาะโหลกิโลเมตรอยู่ห่างออกไปถูกเหยียบย่ำเป็น "ศัตรู" ที่จะมีจุดจุดเรดาร์ในมุมของมุมมองหายไปในชีวิตหายไปในจุดฤดูใบไม้ร่วง และเวลาที่มากที่สุดของดาวตกหายไปในแผ่นดินนี้จะได้รับเสียงที่ลดลงในที่สุดก็ถูกเลื่อนออกไปและการเดินทางจะกลายเป็นแผ่นดินสั่นสะเทือนการสั่นสะเทือนที่มีความล่าช้าเล็กน้อย หมิ่น ...... คลื่นของฝุ่นเช่นการรวบรวมข้อมูลของโลกมาถึง ทันใดนั้นความเจ็บปวดเช่นการระบาดได้รับการตี และจะแบ่งสมอง และจะฉีกร่างกายออกจากกัน ทันทีหลังจากที่ปล่อยให้ไปของความมีสติความเจ็บปวด, ร่างกายของฉันถูกกวาดออกไปจากคลื่นของฝุ่นละออง ◇เมื่อผมกลับไปเล็ก ๆ น้อย ๆ ฉันกำลังจะไปทำงานวันหยุดเพื่อให้ตรงกับโครงการที่ได้รับล่าช้าในการส่งมอบชักช้า และปพลิเคชันเกมและเกมเบราว์เซอร์สำหรับเครื่องพีซีสำหรับมาร์ทโฟนที่เรียกว่ามีการร้องขอจากที่สำคัญฉันมีโปรแกรมเมอร์ของผู้รับเหมาช่วงการจ้าง บริษัท ที่จะถูกสร้างขึ้น มันไม่ได้เป็นคุณและวิธีการที่ บริษัท สีดำที่จะจัดสรรให้มากขึ้นกว่าปกติหนึ่งในสองโครงการบ้าน อย่างไรก็ตามการเปลี่ยนแปลงข้อกำหนดและเลี่ยงโปรแกรมเมอร์จูเนียร์หนุ่มข้อผิดพลาดที่ได้หายไปเพียงแค่ก่อนส่งมอบ! น่าเสียดาย! ดังนั้นสถานที่ทำงานหมุนเวียนสูง บริษัท Nii นี้เป็นโปรแกรมเมอร์สองนายจูเนียร์และฉันเท่านั้น เติมเต็มชันฉันโดยไม่ควรแม้กระทั่งการคาดเช่นควรจะจบลงด้วยการที่จะต้องขึ้นอยู่กับตัวเองและเพียงแค่ทำความสะอาดของโครงการเปลวไฟจูเนียร์มากกว่าโครงการ "ความงาม, การป้อนข้อมูลนวัตกรรมและการส่งออกและการแสดงความคิดเห็นกรอกเสร็จสิ้นทั้งหมดของชั้นเรียนหลังจากที่ ~ ทำชะล้างไม่ได้ของข้อผิดพลาดที่เต็มเปี่ยมจากการสร้างเอกสารที่มีแผนภาพความสัมพันธ์จากแหล่งรหัสใน documentarists รถยนต์เป็น" กับคอยืดเล็ก ๆ น้อย ๆ ฉันเสียงและ Kokikoki มันเสมอในสถานที่ทำงานทั้งหมดจะทำงานตามที่ฉันไม่คิดว่าวันหยุดและมองไปรอบ ๆ แม้ว่าความรับผิดชอบในการแก้จุดบกพร่องจ้างในที่นั่งถัดไปจะแนะนำให้ทำงานในขณะที่หมายถึงพึมพำกับตัวเองและไม่มีใครต่อสายตาแปลก ๆ ฉันสงสัยดังกล่าวมีอัตรากำไรดังกล่าว นักออกแบบและนักวางแผนรอบเป็น advancing เงียบทำงานของพวกเขาในสายตากลวงเช่นตาย ถ้าคุณกลับมาใส่กาแฟก็มีอยู่แล้วเครื่องคอมพิวเตอร์จะแสดงผลของการที่เอาท์พุทเป็นวัสดุที่จำเป็นสำหรับการแก้จุดบกพร่องได้เสร็จสิ้นการทำงาน ดังนั้นแม้มีเหตุผลที่ว่ามันไม่ได้ระเบิดลุกเป็นไฟและการทำงานโดยไม่ต้องไม่มีเอกสาร ไม่ได้รับความช่วยเหลือแม้จะบ่นกับรุ่นน้องที่ออกยังได้รับนำไปปฏิบัติได้โดยไม่ต้อง OJT ว่า เพราะตอนนี้โปรแกรมเมอร์ฉันหนึ่งคนที่สี่เมื่อจูเนียร์นายเข้าร่วมถึงหกเดือนที่ผ่านมา แต่ผมคิดและวิธีการที่เป็น บริษัท "ความแตกต่าง ... , ซูซูกิความยากลำบากต่อ WW เป็นทองแดง แต่ฉันมาร้องเรียนจากลูกค้าของฉันจะแก้ไขเพราะเป็นเรื่องยากสำหรับผู้เริ่มต้น Mashokka" และ Konoyarou นากำลังจะบอกว่าฉัน Sato อย่าผิดพลาด Kakeru ยังได้ร่วมทีมในช่วงครึ่งปี! มองย้อนกลับไปและผู้อำนวยการของภาวะ metabolic syndrome และวางแผนมาได้ยินตามปกติในการเผชิญกับปัญหา นอกจากนี้แม้ว่าจะลำบากที่เกิดขึ้นก็มีความสุขอยู่ที่ไหนสักแห่ง ทำไมทำในสิ่งที่หลาย M-เพื่อการพัฒนา ย่อ WW ของเครื่องคอมพิวเตอร์สำหรับเกมเบราว์เซอร์ของปัจจุบันอย่างเข้มข้นในการพัฒนา "WORLD WAR" มันเป็นเกมที่ใช้กลยุทธ์ดั้งเดิมเล็ก ๆ น้อย ๆ ที่เพิ่มฟังก์ชั่นการแลกเปลี่ยนทางสังคม "เค? ผมไม่ได้พูดถึงแม้จะเกลียดเพราะผมไม่ได้เล่นเป้าหมายหลักลดลงเมื่อใดยากลำบากมากขึ้น" ดังนั้นความยากลำบากในปัจจุบันเป็นสิ่งที่คุณตัดสินใจยังซ้อนทับลูกค้าประชุมและหลายต่อหลายครั้ง มันเป็นสิ่งที่เสียเวลาเสียจริงๆ ไม่สามารถปลอบใจได้ "อย่าที่คุณทำคือครั้งเดียวที่ตัวละครที่ถูกสร้างขึ้นเป็นครั้งแรกที่ Tsu ปัญหาที่ตายแล้วฉันจะใส่ระเบิดทำลายแผนที่มาก map การดำเนินการค้นหาและสามครั้งในโบนัสก่อนหรือไม่ดีที่คนในของที่ระลึกชื่อที่หายาก Toka เมื่อคุณได้ล้างโดยไม่ได้จากพวกเขาเอง และถ้านำพวกเขาไปทิศทางที่คุณไม่ได้ใช้? "" เวลาไม่ได้อีกต่อไปล่วงหน้าคุณหรือ ~ ดำเนินการใน. ของเรื่องที่เกี่ยวกับการดำเนินงานซูซูกิ "ในการเผาผลาญนายผมที่จะพูดความสะดวกสบายตามปกติ "เพราะพวกเขาผลักดันการแก้จุดบกพร่องต่อ Choi รอ. MMO RPG-มาร์ทโฟนตอนนี้ฉันจะให้ได้รับการตกลงไปข้างหน้าให้กับลูกค้า. เป็นไม่ว่าจะเป็นการแก้ไขปัญหาเวลาที่คุณจะถูกปฏิเสธโดยสร้างไม่ดี" "ติดต่อ k. ได้รับการยืนยันทันที โทรศัพท์ IREMA ~ "นายซินโดรมการเผาผลาญพื้นที่สูบบุหรี่หายไปมือข้างหนึ่งมือถือในขณะที่แกว่งรูปแบบขนาดใหญ่ เพื่อความก้าวหน้าของการทำงานอย่างเงียบ ๆ ในขณะที่พูดพึมพำกับตัวเองจากที่นั่น หรือออกไปสัญญาณจากนายกลางการเผาผลาญฉันไปตอนดึกขณะที่การโกงหิวอาหารขยะ แก้ไขข้อผิดพลาดมากมายของความประมาทที่เหลือนายจูเนียร์จนถึงเที่ยงคืนที่จะออกจากโพสต์ให้กับทีมงานการแก้ปัญหา นั่นทำให้ผมนึกถึงกับชื่อ Kke'm? ชื่ออย่างเป็นทางการไม่ออกมาเพราะมักจะเรียกว่า Toka Toka MMO Ropure มันเป็นเรื่องที่ผมได้ยินคำว่า "เสรีภาพ FANTASY WORLD" เคมันถูกเรียกว่าไม่ทุกคนจากความสับสนชื่อเก่า "FANTASY WORLD WAR" ของ WW สเปคตามที่มันถูกจำที่มีตัวย่อที่ FFW Toka ตั้งแต่ "แฟนตาซี" ถูกนำมาจากทิศทางของ WW ต่อมา แต่ไม่มากพอที่จะบอกว่าทำให้เกิดความสับสนโดยขณะนี้ที่จะสายเกินไป ในขณะที่การทำงานของการปรับเปลี่ยนของ WW ที่ลำดับที่สอดคล้องกันที่จะไป ...... รายงานการค้นพบข้อผิดพลาดจากทีมงานแก้ปัญหาของ FFW จะอยู่ได้ตลอดทั้งคืนหรือวันนี้ ตรวจสอบจนเช้าวันรุ่งขึ้นอย่างต่อเนื่องโปรแกรมไคลเอนต์อย่างน่าอัศจรรย์ของ MMO-RPG ได้รับการส่งมอบ แน่นอนมันจะยังคงมีข้อบกพร่องที่ยังคงอยู่ แต่กังวลคือการส่งมอบสุทธิมีทางเลือกสุดท้ายที่ว่า "แพทช์ Update" จะไม่จำเป็น ฉันดูเหมือนจะได้ยินเสียงโห่จากผู้ใช้ แต่ฉันง่วงนอน แพคเกจการดำเนินการของ WW ซึ่งมีการปรับเปลี่ยนในระหว่างการทำงานของทีมงานการแก้จุดบกพร่องโดยการโอนบ้านในอีเมลที่นายการเผาผลาญและไปนอนเป็นครั้งแรกในรอบ 30 ชั่วโมงในที่หลบภัยอยู่ใต้โต๊ะ โอ้ความสุข และหัวเราะถ้าหัวเราะและ บริษัท ที่เป็นทาส ตอนนี้นอนหลับสิ่งที่ยุติธรรม! ◇คุณรู้หรือไม่คำฝันที่ชัดเจนหรือไม่ มันเป็นความฝันที่คุณกำลังดูว่าในขณะที่ทราบว่ามันเป็นความฝันของตัวเอง ตอนนี้ผมอยู่ในถิ่นทุรกันดาร ดูเหมือนว่ามันจะให้หยุดที่จะพูด serif ชื่อ Pol มันเป็นที่รกร้างว่างเปล่าเพื่อให้ ไม่ว่าจะเป็นที่ดีที่จะมีพวกเขาจินตนาการต่อชาวอเมริกันแกรนแคนยอน ทำไมฉันจะรู้ว่ามันเป็นความฝัน? สิ่งหนึ่งคือการจำเพียงแค่ได้รับการนอนหลับอยู่ใต้โต๊ะ อีกประการหนึ่งที่แกดเจ็ตที่คุณเขียนสี่ที่มุมขวาล่างของมุมมองเป็น "ไอคอน" ในมุมขวาบนเป็น "เมนู" สามารถมองเห็นได้ มันเป็นเช่นเดียวกับที่ของ WW ซึ่งได้รับก่อนหน้านี้ทำงานเพื่อ แต่อย่างไรก็ตาม! และนี้ไม่ได้เป็นครั้งแรกที่จะแก้ปัญหาในความฝันในระหว่างการนอนหลับ Desumachi มันลึกลับไม่ว่าจะเป็นที่รกร้างว่างเปล่าไม่ได้สำหรับห้องทำงานและห้องของฉันแน่นอน แต่ .... ไม่ว่าจะเป็นห้องพักที่ได้รับแม้จะอยู่ในที่แห้งก็จะเป็นสาเหตุของการดังกล่าวความรู้สึกที่ ให้เราเปิดหน้าจอเมนูใดเมนูแตะด้วยนิ้วของคุณ ที่พบบ่อยหน้าต่างกึ่งโปร่งใสในสิ่งที่อนาคตอันใกล้นี้จะแสดงในด้านการดู ...... สิ่งที่จินตนาการเอาความยากจนกับฉันคุณไม่ได้รับใช้ในการวางแผนและนักออกแบบที่แม้ไม่ถูกต้อง เมนูแบ่งออกเป็นแท็บ "โฟร์", "แผนที่", "การจัดการหน่วย", "การจัดเก็บ", "แลกเปลี่ยน", "เข้าสู่ระบบ" จะมีชีวิตอยู่ใน WW เช่น "สถานะ", "อุปกรณ์", "มายากล", "ทักษะ" เพื่อรายการตามปกติเช่น "ตั้งค่า" คอลัมน์คุณไม่ได้ได้เพิ่มขึ้น ไม่ผสมเนื่องจากการแก้ปัญหา FFW ก็ยังอยู่ในขนานคืนที่ผ่านมา ดีที่คุณแสวงหาความมั่นคงในความฝันเป็นสิ่งที่ผิดเพื่อดูสถานะและระดับ 1, HP, MP ค่าของค่าความสามารถในแต่ละทั้งหมด 10 คะแนน นี้เป็นหรือเป็นค่าสถานะพื้นฐานเมื่อคุณไม่ได้จัดสรรจุดโบนัส ฉันรู้สึกถึงคุณค่าของตัวละครที่สร้างขึ้นทดสอบที่ได้รับการตรวจสอบที่ผ่านมานี้จะพูด มันคืออะไร? มันเป็นสิ่งที่มีรายการที่ไม่ได้อยู่ในพารามิเตอร์ของงาน Toka Toka รางวัลและการลงโทษที่ FFW? สิ่งที่ฉันเป็นแบบผสม มันคือว่าผมต้องการที่จะเป็นอีกครั้งหนึ่งชีวิตนักศึกษาที่อายุ 15 ปี ...... ที่มีศักยภาพทางด้านจิตใจ? อะไร: "การบริหารจัดการงาน" ตอนนี้ยังหนึ่งคนที่คุณผมไม่ได้มีผู้ใต้บังคับบัญชา! ดังนั้นแม้: ที่เขียนว่า "ความร่วมมือไม่มี" ...... มันเป็นสัญลักษณ์ของความรู้สึกที่คุณต้องการที่จะเปลี่ยนงาน มันเป็นเนื้อหาที่ลึกซึ้งสายจริงๆ ...... โอ้ฉันต้องการวันหยุด มีหรือ "หน่วยการสร้าง" หรือ "การจัดหน่วย" ในความสามารถความสามารถพิเศษ Toka และฉันอยากจะโทษว่าเป็น WW ผสมหรือ "เมนู" ไม่จำเป็นต้องเขียนไปตลอดทางจนถึงคอลัมน์ความสามารถความสามารถพิเศษหรือไม่ มันไม่อะไรคือ "อมตะ" ที่จะต่อท้ายของคอลัมน์? ฉันสงสัยว่าฉันฝัน กางเกงอุปกรณ์ในเสื้อโปโล, รองเท้าผ้าใบ ม.ค. สักครู่ที่ผ่านมาจากความแออัด กระเป๋าสตางค์และโทรศัพท์มือถือจัดเก็บข้อมูลและกล่องสีเหลืองเป็นที่น่าประทับใจกล่องสมดุลโภชนาการที่ 1 อย่าพยายามที่จะ Kuo ก่อนนอนมาคิดว่ามันก็ยังคงถูกทิ้งไว้บนโต๊ะเพื่อให้ได้หายไปในที่สุดที่จะง่วงนอน "เวทมนตร์" และ "ทักษะ" จะว่างเปล่า มีจุดทักษะ 10 บนหน้าจอสถานะการพูดของทักษะในการจัดสรรที่มีทักษะที่น่าเศร้าไม่ได้ เพิ่มการแสดงผลขั้นพื้นฐานแผนที่และเรดาร์เพื่อเปิด "ตั้งค่า" แผนที่ที่เราจะแสดงเป็นบริเวณกว้างของแผนที่และตำแหน่ง Ile ของคุณ เรดาร์ก็เต็มใจที่จะแสดงที่จุด แต่เกือบจะเหมือนกับแผนที่ที่คุณสีทั้งหมดของหน่วยโดยไม่คำนึงถึงความเป็นกลางเพื่อนหรือศัตรูของการดำเนินการค้นหาพื้นที่ที่มีอยู่แล้ว เพียงจุดเล็ก ๆ สีขาวแสดงให้เห็นตัวเองให้เรดาร์ นอกจากนี้เกี่ยวกับ 100m สภาพแวดล้อมที่พวกเขาจะถูกแสดงในสีหลักจะเต็มไปด้วยสีเทาที่บ่งชี้ว่ายังมิได้สำรวจ "การดำรงอยู่, ขาดศัตรูในช่วงที่จะมองเห็น. เป็นเวลาว่าง. อย่างน้อยที่สุดผมกระหายที่จะเกียจคร้านและนอนลงและหากทุ่งหญ้า" งานอดิเรกที่ไม่ plops ตัวเองลงไปที่พื้นขรุขระ คุณจ้องมองที่สี่ไอคอนที่มุมขวาล่างเพื่อ Naniki "การสำรวจแผนที่ทั้งหมด" คือหนึ่งในสาม "ดาวตกฝน" วิธีการรักษาที่เริ่มต้นว่าเป็นเรื่องหลอกลวงที่เหมาะสมในการประชุมกับนายซินโดรมการเผาผลาญ "การสำรวจแผนที่ทั้งหมด" ทั้งหมดของช่วงในแผนที่ถนนที่มีชื่อที่มีอยู่แล้วการดำเนินการค้นหา นอกจากนี้ยังเป็นไปได้ที่จะดูข้อมูลรายละเอียดรวมทั้งความอ่อนแอของทุกหน่วยงาน แต่มันเป็นผมคิดว่าผมคิดว่าเราไม่สามารถใช้ประโยชน์จากความรู้บางอย่างมีไม่มีข้อมูลมีขนาดใหญ่เกินไปจะได้รับการดำเนินการด้วยความตั้งใจที่แข็งแกร่งของนายภาวะ metabolic syndrome พยายามที่จะเรียกใช้งานโดยการแตะในมาร์ทโฟนเช่นนิ้วมือที่จะลอง เรดาร์ศัตรูนับไม่ถ้วนกลายเป็นทุกการดำเนินงานก่อนการค้นหาจะแสดงอยู่ในจุดสีแดง โครงการที่หลากหลายโดยการลดการขยายของเรดาร์ ศัตรูจะเห็นเพียงสีแดงมากเกินไปเป็นครึ่งบนของแผนที่ ...... ศัตรู Thats มากเกินไป? ถ้า "หน่วย" ของกองทัพคือทิศตะวันออกเฉียงเหนือได้รับการแต่งตั้งส่วนใหญ่มีแนวโน้มที่จะมีจำนวนมากไปยังบุคคลอื่น ๆ ! มันเผาไหม้และฉันจะเอาชนะกองทัพในแรงกองทัพเล็ก ๆ ! ◇มีเวลาเมื่อผมคิดว่าสิ่งนั้นคือ .... "การสร้างหน่วย" ...... สร้างหน่วยไม่มี "การจัดหน่วย" ...... สร้างไม่มีหน่วย "การโจมตีสีขาวและแม้กระทั่ง www ในระดับที่ 1 ตัวอักษร" อย่างแท้จริงคือความฝัน ไม่มีเหตุผลที่จะมีการศึกษาระดับปริญญานี้ยังมี เราเห็น "ฝนดาวตก" ไอคอนของวินาศภัยขวาภายใต้ นี่คือสวรรค์ของการทำลายล้างสีขาวความตั้งใจใน "ฝนดาวตก" เป็น! "ฝนดาวตก" มีอำนาจประมาทของความพ่ายแพ้เท่านั้นที่มีการตีเพียงครั้งเดียวถ้าอื่น ๆ นอกเหนือจากเจ้านายสุดท้ายและเจ้านายของที่ซ่อนอยู่ในสถานการณ์แคมเปญเพราะคุณตั้งค่าพารามิเตอร์ในความตึงเครียดสูงของคืน ฉันต้องการที่จะส่งข้อความ "I map ที่ไม่สามารถเคลียร์ผลักดันซองจดหมายกับเรื่องนี้" สำหรับผู้เริ่มต้น มันจะผลักดัน? > ใช่ใช่ dial ~ Tsu Tse Burakkin สุดท้ายที่แตกต่างกันปรับตัวลดลง แต่สิ่งที่เหลืออยู่ทั้งคืนใช่แตะที่ไอคอน ...... เงียบเจ็บ และแม้ว่าถูกคาดหวังสาหัสและไม่มีอะไรเกิดขึ้น? ในการเล็ก ๆ น้อย ๆ ที่น่าเศร้าที่ผมพักอยู่ในเตียงออกจากทั้งๆที่สำหรับโอกาส แต่ก็มีอาการเจ็บกลับมาในพื้นดินขรุขระ และท้องฟ้ากำลังเผชิญสายของสายตา แต่การแปลที่จะได้รับเข้าไปในดวงตาของคุณ .... ติดต่อ Matase ผมหมายถึงกลับมาในบทสรุปที่จุดเริ่มต้นของฉาก ชื่อจริง, อิชิโรซูซูกิ ชื่อตัวละครของซาโต ~ ยู






































































































































































































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