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第６話 「処刑０秒前！希望の光！！」-----------------
第６話 「処刑０秒前！希望の光！！」
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「構え！」
ガチャガチャと金属の擦れる音が響き、多数の火器や武器がミラージュ達に向けられた。
「うぐっ！」
「ぐううう！」
十字架上のミラージュたちも今まで感じた事のない恐怖に苛まれ、思わずその塞がれた口から呻き声を漏らした。
それも仕方のない事だろう。
今まで数々のピンチはあったものの必ずメンバーの誰かがそのピンチを救うキーパーソンになっていた。だが今回は違った。
その頼りのメンバー全てが囚われ、今正に処刑されようとしているからだ。頼りの存在が皆無になった今、これ以上の恐怖はなかった。
そんな中、拷問用の箝口具の性で意識がもうろうとしているエアロミラージュが処刑の始まろうとしているその刹那、
脳裏に本部での少し前の会話がプレイバックされていた。
＊ ＊ ＊
「そういえば新型スーツの開発がそろそろなんじゃない？」
エアロこと新堂晶が本部の廊下で会った技術スタッフの真島に訪ねていた。
「ええ、もう新しいのに変えないとあっちにもスーツの秘密がバレているみたいですから」
「そうね、この前のコンピュータのトラブルもスパイの仕業って疑いがあったしね」
「はい、ですから今度のスーツは根本的に改善してトリエの技術の及ばないレベルにまで進化したモノに成りそうなんですよ」
「へえ、それは楽しみね。で、私たちにはいつ頂けるの？」
「今プロトタイプの最終調整が最終段階に来ていますからそれが済み次第ですかね」
「えっ？プロトタイプ？誰かもう着ているの？」
「はい、皆さんも良く知っている人にお願いしています」
「ええっ？そ、それって……」
思い当たる人物を思い描き、同時に困惑する晶であった。
＊ ＊ ＊
（まだ、まだ私たちには仲間が…いやダメ！あの子は戦うには……そうよ、あの子がここに来られるはずはない……でももしかして……）
エアロは諦めかけていた気持ちを奮い立て、最後の望みに全てを賭ける決心をした。
「ふんぐう……うううう…むううう！」
呼吸もままならない箝口具をされているにも関わらず、エアロは必死に声を上げ抵抗を試みた。
それは他の者たちに対して勇気を鼓舞するための声出しであった。
それに連れるように他の３人も呻き声を上げ、身体を揺すり始めた。
エアロの見せた最後の抗いに半ば諦めていた３人の心にも最後の闘志の火が灯ったのだった。
一斉にもがき始めた彼女たちを見て司令官も感心させられていた。
「ホウ、まだそんな力が残っていましたか。驚きですね。だが……」
少し笑みを浮かべながら司令官はコントローラーに手を伸ばした。
「うぐぐっ！！」
“バシッ！”という音と共に悲鳴に近い呻き声がして４人ともその動きが止まってしまった。
司令官はエネルギー中和パルスと電撃を最大パワーにして同時に浴びせたのだった。
力を失わされ最大級の電撃を無防備で受けたのだからたまったものではない。
もしもスーツを着ていなかったらそのショックで死んでいただろう。だが司令官もそう易々と死を与えるような事はしなかった。
あくまでも処刑の儀式により惨めな死に様を晒させようとしていたからだ。
「やっとおとなしくなりましたね。では念仏でも唱えていて下さい。おっとその口じゃあ無理ですか、ハッハッハッ！」
どこまでも憎々しい口調で彼女たちに言葉を浴びせるジェネラル＝ギン。
「そろそろお遊びはこの辺にして、本番と行きましょうか」
改めて処刑の構えに入る兵士達。そして嘲笑うように司令官の最後の言葉が投げかけられた。
同時に合図の右手が挙がった。この手が倒された時、彼女たちの最後になるのだ。
「それじゃあ、お別れですね。ごきげんよう、お嬢さん方」
そう言って司令官の挙げた右手が倒されようとしたその時だった。
“キュボッ！！！”
辺りが一瞬閃光に包まれたかと思うと武器や火器を構えていた兵士達が一斉に吹き飛ばされた。
「うわあぁぁぁ！！！」
「グワアアアア！！」
そこここに兵士達の身体が横たわり、身体をひくつかせていた。
「な、何事だぁ！」
事態の呑み込めないジェネラル＝ギンが声を荒げていた。
その司令官の頭上から光の球が司令官めがけて落ちてきていた。
「し、司令官！！」
とっさに側にいたあの変幻自在の女兵士が司令官を突き飛ばしてその身体を宙に舞わせた。
その光の球は司令官の側をかすめるとミラージュ達が繋がれている十字架の上に舞っていた。
そしてその光球はやがて人の形に成り、エアロミラージュの十字架の上に舞い降りた。
「な、何者だ！」
突然見慣れない者の出現に驚きの色を隠せないジェネラル＝ギン。そしてその驚きは彼女たちも同様だった。
「むうううう、んぐううう！」
「むぐぐぐぐ！！」
異口同音に彼女たちは塞がれた口で叫んでいた。
（やっぱり……来て…くれた………）
頭上に降り立った者の姿を見てエアロの目から歓喜の涙が溢れていた。
「よくもお姉さま達をこんな酷い目に遭わせてくれたわね。許しませんから！」
光をまとった者は女性、それもかなり若い声で目の前のトリエ軍に対してその気持ちを吐露した。
言葉の端はしに押さえきれない怒りがこもっていた。
そんな彼女に危険が迫っていた。敵の存在を認識したボンデクロスがあのバイオチップを構えた触手を伸ばそうとしていたからだ。
だがその前に動きがあった。
「おっと、その前にお姉さま達を助けなきゃ。“カタルシス・フラッシュッ！！”」
そう叫んだ彼女の身体から別の眩い光が放たれ始めた。
「うおおおお、ぐううううう！」
途端に辺りにいた兵士達がもだえ苦しみ始めた。と、同時にその身体にまとった装甲がボロボロになっていくのである。
その光の威力は彼女の足元にいるボンデクロスにも影響を与えていた。
“グギャオォォォ！”
鳴き声とも機械音ともとれない叫び声を上げてボンデクロスが苦しみ始めた。
彼女に伸ばそうとしていた触手もバイオチップもそしてミラージュたちの四肢を拘束していた触手までもがボロボロになっていき、
口を塞いでいたテープをも消し去っていくのであった。
「あ、力が入る。みんな！」
口の自由が戻り、また身体の力が元に戻っていることに気づいたランドがいち早くその拘束から抜け出た。
それに続いてアクアとフレアがグズグズに成った触手を引きちぎり脱出に成功した。
そして一番痛めつけられたエアロをランドと光をまとった者が解放し少し離れたビルの屋上に降り立った。
「お姉さまたちぃ！」
全員を解放できた喜びにその者は声を弾ませていた。
「あなた、久美子ちゃんなの？」
「ええっ？久美子？」
その正体に気づいていたエアロが真っ先に問いただした。それを聞いた他の３人は目を丸くした。
久美子とは彼女たちミラージュのマスコット的存在の女の子で名を植村久美子と言った。
コンピュータのエキスパートの彼女は年齢の関係で正式メンバーではないもののの資格を与えられて本部に出入りしていた。
その時、各々のレシーバーに久々に通信が飛び込んできた。
「ああ、やっと繋がった。みんな大丈夫？」
声の主は彼女たちの作戦リーダー、結城冴子の声だった。
「はい、何とか。でもリーダーこれってどういう事ですか？」
エアロが疑問をインカムに向けてぶつけた。
「ごめんなさい。みんなには黙ってたんだけど、新型スーツの適合で彼女が一番適格だったのよ。始めから言うとあなたたち反対するでしょ？」
「だからって、何も久美子ちゃんまで……」
「お姉さま、話は後々！」
そう言うと光をまとった者は身を翻し、いつの間にか迫ってきた野獣兵士に向けてパンチを繰り出していた。
それに続くようにミラージュたちも襲い来る敵を次々に倒していった。
そのビルに来たモノを粗かた倒した彼女たちはジェネラル＝ギンのいるあの丘に戻った。
「き、きさま！何者だ？！」
新手の敵の登場にたじろぐ司令官。その彼に向かって光をまとった者は高らかに名乗りを上げた。
「私はセントミラージュ５人目の戦士、“シャインミラージュ”よ。覚えておきなさい」
シャインミラージュ。文字通り光を操る最新鋭のスーツをまとった戦士だった。
「なに？５人目？シャインミラージュだと？いつの間にお前ら……」
ジェネラル＝ギンも５人目の登場には肝を冷やしていた。だがすぐに立て直して宣戦を布告した。
「何人現れようと倒すのみ、ソレ！！」
そう言うと彼女たちの周りを数人の機甲兵士が取り囲んだ。そしてアンテナの様なモノが付いた銃で何かを放射し始めた。
すると途端にシャイン以外の４人が地面に跪いた。
「ハハハ、それはさっきまでの中和パルスとは威力が段違いのモノだ。どうだ、動けまい」
４人のミラージュの様子を見て再び威勢を取り戻した司令官。だが……。
「な～んちゃって、みんな起きて」
明るい声と共に先ほどまで元気を無くしていた４人がしっかりと立ち上がっていた。
「なっ、ば、ばかな！なぜだ？！」
信じられない光景に目を疑う司令官。そこにシャインのからかうような声がした。
「ま～だそんな手が通用すると思ってるの？お・ば・か・さ・ん」
「き、きさまぁ！」
その態度で司令官の怒りに火がついた。なおも説明を続けるシャイン。
「さっきの私の技であんた達の作った兵器は使い物に成らなくしてやったの。お判り？」
シャインの言う通り、彼女が放った“カタルシス・フラッシュ”はトリエが使う武器や機器、
果ては彼女たちの口を塞いでいたテープ状の拘束具までもその構成物質を破壊してしまう効果がある光波エネルギーを照射する技であった。
当然彼女たちの行動を抑制する為に仕込まれたバイオチップもその形状を維持できなくなり機能と共に消滅してしまっていた。
「そっ！でもそれを知らないだろうアンタは絶対こんな攻撃を仕掛けてくるだろうって思っていたからみんなでからかってやろうって決めてたの。
見事にハマったわね、うふふっ」
シャインの言葉尻に乗ってフレアが全て芝居だった事を嘲笑しながら話した。
「こ、殺せぇ！こいつらを皆殺しにしろぉ！」
日頃冷静な司令官もこれには激昂し、口調も激しいモノになっていた。
だがシャインを加えた５人のミラージュの前にトリエの戦力は余りにも不足していた。
最初の一撃でその半数を潰され、人数の増えたミラージュ相手に遂にはその戦力も親衛隊のみとされてしまった。
「さあ、覚悟しなさい。ジェネラル＝ギン！」
僅か数人の機甲兵の部下と共に周りを５人に囲まれた司令官。
「クソウ！まだだ、まだ勝負はついてはいない！」
そう言うと周りの機甲兵士が司令官の前に集まり変形を始めた。
見る見るうちにその部下たちは巨大なビーム砲へと姿を変えていった。その銃座に座る司令官。
「ワハハハ、これでも喰らえ！」
そう言うやいなや強力なエネルギー弾が次々と打ち出されていきミラージュたちを襲った。
「キャッ！」
「うわっ、ととと」
「くっそう！」
飛び来る光弾は彼女たちの必殺技を打ち出すタイミングを完全に奪っていた。
行き場を失った光弾が彼女たちの後方で激しい着弾音と共に炸裂していた。その破壊力を横目で見ながら彼女たちは一様に思った。
「このままではいずれ力尽き、光弾の餌食になる」。
その時だった。
「お姉さまたちぃ、私に力を貸して！」
頭上高く舞い上がったシャインが４人にインカム越しに叫んだ。
「そうよ、彼女にあなたたち
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「構え！」
ガチャガチャと金属の擦れる音が響き、多数の火器や武器がミラージュ達に向けられた。
「うぐっ！」
「ぐううう！」
十字架上のミラージュたちも今まで感じた事のない恐怖に苛まれ、思わずその塞がれた口から呻き声を漏らした。
それも仕方のない事だろう。
今まで数々のピンチはあったものの必ずメンバーの誰かがそのピンチを救うキーパーソンになっていた。だが今回は違った。
その頼りのメンバー全てが囚われ、今正に処刑されようとしているからだ。頼りの存在が皆無になった今、これ以上の恐怖はなかった。
そんな中、拷問用の箝口具の性で意識がもうろうとしているエアロミラージュが処刑の始まろうとしているその刹那、
脳裏に本部での少し前の会話がプレイバックされていた。
＊ ＊ ＊
「そういえば新型スーツの開発がそろそろなんじゃない？」
エアロこと新堂晶が本部の廊下で会った技術スタッフの真島に訪ねていた。
「ええ、もう新しいのに変えないとあっちにもスーツの秘密がバレているみたいですから」
「そうね、この前のコンピュータのトラブルもスパイの仕業って疑いがあったしね」
「はい、ですから今度のスーツは根本的に改善してトリエの技術の及ばないレベルにまで進化したモノに成りそうなんですよ」
「へえ、それは楽しみね。で、私たちにはいつ頂けるの？」
「今プロトタイプの最終調整が最終段階に来ていますからそれが済み次第ですかね」
「えっ？プロトタイプ？誰かもう着ているの？」
「はい、皆さんも良く知っている人にお願いしています」
「ええっ？そ、それって……」
思い当たる人物を思い描き、同時に困惑する晶であった。
＊ ＊ ＊
（まだ、まだ私たちには仲間が…いやダメ！あの子は戦うには……そうよ、あの子がここに来られるはずはない……でももしかして……）
エアロは諦めかけていた気持ちを奮い立て、最後の望みに全てを賭ける決心をした。
「ふんぐう……うううう…むううう！」
呼吸もままならない箝口具をされているにも関わらず、エアロは必死に声を上げ抵抗を試みた。
それは他の者たちに対して勇気を鼓舞するための声出しであった。
それに連れるように他の３人も呻き声を上げ、身体を揺すり始めた。
エアロの見せた最後の抗いに半ば諦めていた３人の心にも最後の闘志の火が灯ったのだった。
一斉にもがき始めた彼女たちを見て司令官も感心させられていた。
「ホウ、まだそんな力が残っていましたか。驚きですね。だが……」
少し笑みを浮かべながら司令官はコントローラーに手を伸ばした。
「うぐぐっ！！」
“バシッ！”という音と共に悲鳴に近い呻き声がして４人ともその動きが止まってしまった。
司令官はエネルギー中和パルスと電撃を最大パワーにして同時に浴びせたのだった。
力を失わされ最大級の電撃を無防備で受けたのだからたまったものではない。
もしもスーツを着ていなかったらそのショックで死んでいただろう。だが司令官もそう易々と死を与えるような事はしなかった。
あくまでも処刑の儀式により惨めな死に様を晒させようとしていたからだ。
「やっとおとなしくなりましたね。では念仏でも唱えていて下さい。おっとその口じゃあ無理ですか、ハッハッハッ！」
どこまでも憎々しい口調で彼女たちに言葉を浴びせるジェネラル＝ギン。
「そろそろお遊びはこの辺にして、本番と行きましょうか」
改めて処刑の構えに入る兵士達。そして嘲笑うように司令官の最後の言葉が投げかけられた。
同時に合図の右手が挙がった。この手が倒された時、彼女たちの最後になるのだ。
「それじゃあ、お別れですね。ごきげんよう、お嬢さん方」
そう言って司令官の挙げた右手が倒されようとしたその時だった。
“キュボッ！！！”
辺りが一瞬閃光に包まれたかと思うと武器や火器を構えていた兵士達が一斉に吹き飛ばされた。
「うわあぁぁぁ！！！」
「グワアアアア！！」
そこここに兵士達の身体が横たわり、身体をひくつかせていた。
「な、何事だぁ！」
事態の呑み込めないジェネラル＝ギンが声を荒げていた。
その司令官の頭上から光の球が司令官めがけて落ちてきていた。
「し、司令官！！」
とっさに側にいたあの変幻自在の女兵士が司令官を突き飛ばしてその身体を宙に舞わせた。
その光の球は司令官の側をかすめるとミラージュ達が繋がれている十字架の上に舞っていた。
そしてその光球はやがて人の形に成り、エアロミラージュの十字架の上に舞い降りた。
「な、何者だ！」
突然見慣れない者の出現に驚きの色を隠せないジェネラル＝ギン。そしてその驚きは彼女たちも同様だった。
「むうううう、んぐううう！」
「むぐぐぐぐ！！」
異口同音に彼女たちは塞がれた口で叫んでいた。
（やっぱり……来て…くれた………）
頭上に降り立った者の姿を見てエアロの目から歓喜の涙が溢れていた。
「よくもお姉さま達をこんな酷い目に遭わせてくれたわね。許しませんから！」
光をまとった者は女性、それもかなり若い声で目の前のトリエ軍に対してその気持ちを吐露した。
言葉の端はしに押さえきれない怒りがこもっていた。
そんな彼女に危険が迫っていた。敵の存在を認識したボンデクロスがあのバイオチップを構えた触手を伸ばそうとしていたからだ。
だがその前に動きがあった。
「おっと、その前にお姉さま達を助けなきゃ。“カタルシス・フラッシュッ！！”」
そう叫んだ彼女の身体から別の眩い光が放たれ始めた。
「うおおおお、ぐううううう！」
途端に辺りにいた兵士達がもだえ苦しみ始めた。と、同時にその身体にまとった装甲がボロボロになっていくのである。
その光の威力は彼女の足元にいるボンデクロスにも影響を与えていた。
“グギャオォォォ！”
鳴き声とも機械音ともとれない叫び声を上げてボンデクロスが苦しみ始めた。
彼女に伸ばそうとしていた触手もバイオチップもそしてミラージュたちの四肢を拘束していた触手までもがボロボロになっていき、
口を塞いでいたテープをも消し去っていくのであった。
「あ、力が入る。みんな！」
口の自由が戻り、また身体の力が元に戻っていることに気づいたランドがいち早くその拘束から抜け出た。
それに続いてアクアとフレアがグズグズに成った触手を引きちぎり脱出に成功した。
そして一番痛めつけられたエアロをランドと光をまとった者が解放し少し離れたビルの屋上に降り立った。
「お姉さまたちぃ！」
全員を解放できた喜びにその者は声を弾ませていた。
「あなた、久美子ちゃんなの？」
「ええっ？久美子？」
その正体に気づいていたエアロが真っ先に問いただした。それを聞いた他の３人は目を丸くした。
久美子とは彼女たちミラージュのマスコット的存在の女の子で名を植村久美子と言った。
コンピュータのエキスパートの彼女は年齢の関係で正式メンバーではないもののの資格を与えられて本部に出入りしていた。
その時、各々のレシーバーに久々に通信が飛び込んできた。
「ああ、やっと繋がった。みんな大丈夫？」
声の主は彼女たちの作戦リーダー、結城冴子の声だった。
「はい、何とか。でもリーダーこれってどういう事ですか？」
エアロが疑問をインカムに向けてぶつけた。
「ごめんなさい。みんなには黙ってたんだけど、新型スーツの適合で彼女が一番適格だったのよ。始めから言うとあなたたち反対するでしょ？」
「だからって、何も久美子ちゃんまで……」
「お姉さま、話は後々！」
そう言うと光をまとった者は身を翻し、いつの間にか迫ってきた野獣兵士に向けてパンチを繰り出していた。
それに続くようにミラージュたちも襲い来る敵を次々に倒していった。
そのビルに来たモノを粗かた倒した彼女たちはジェネラル＝ギンのいるあの丘に戻った。
「き、きさま！何者だ？！」
新手の敵の登場にたじろぐ司令官。その彼に向かって光をまとった者は高らかに名乗りを上げた。
「私はセントミラージュ５人目の戦士、“シャインミラージュ”よ。覚えておきなさい」
シャインミラージュ。文字通り光を操る最新鋭のスーツをまとった戦士だった。
「なに？５人目？シャインミラージュだと？いつの間にお前ら……」
ジェネラル＝ギンも５人目の登場には肝を冷やしていた。だがすぐに立て直して宣戦を布告した。
「何人現れようと倒すのみ、ソレ！！」
そう言うと彼女たちの周りを数人の機甲兵士が取り囲んだ。そしてアンテナの様なモノが付いた銃で何かを放射し始めた。
すると途端にシャイン以外の４人が地面に跪いた。
「ハハハ、それはさっきまでの中和パルスとは威力が段違いのモノだ。どうだ、動けまい」
４人のミラージュの様子を見て再び威勢を取り戻した司令官。だが……。
「な～んちゃって、みんな起きて」
明るい声と共に先ほどまで元気を無くしていた４人がしっかりと立ち上がっていた。
「なっ、ば、ばかな！なぜだ？！」
信じられない光景に目を疑う司令官。そこにシャインのからかうような声がした。
「ま～だそんな手が通用すると思ってるの？お・ば・か・さ・ん」
「き、きさまぁ！」
その態度で司令官の怒りに火がついた。なおも説明を続けるシャイン。
「さっきの私の技であんた達の作った兵器は使い物に成らなくしてやったの。お判り？」
シャインの言う通り、彼女が放った“カタルシス・フラッシュ”はトリエが使う武器や機器、
果ては彼女たちの口を塞いでいたテープ状の拘束具までもその構成物質を破壊してしまう効果がある光波エネルギーを照射する技であった。
当然彼女たちの行動を抑制する為に仕込まれたバイオチップもその形状を維持できなくなり機能と共に消滅してしまっていた。
「そっ！でもそれを知らないだろうアンタは絶対こんな攻撃を仕掛けてくるだろうって思っていたからみんなでからかってやろうって決めてたの。
見事にハマったわね、うふふっ」
シャインの言葉尻に乗ってフレアが全て芝居だった事を嘲笑しながら話した。
「こ、殺せぇ！こいつらを皆殺しにしろぉ！」
日頃冷静な司令官もこれには激昂し、口調も激しいモノになっていた。
だがシャインを加えた５人のミラージュの前にトリエの戦力は余りにも不足していた。
最初の一撃でその半数を潰され、人数の増えたミラージュ相手に遂にはその戦力も親衛隊のみとされてしまった。
「さあ、覚悟しなさい。ジェネラル＝ギン！」
僅か数人の機甲兵の部下と共に周りを５人に囲まれた司令官。
「クソウ！まだだ、まだ勝負はついてはいない！」
そう言うと周りの機甲兵士が司令官の前に集まり変形を始めた。
見る見るうちにその部下たちは巨大なビーム砲へと姿を変えていった。その銃座に座る司令官。
「ワハハハ、これでも喰らえ！」
そう言うやいなや強力なエネルギー弾が次々と打ち出されていきミラージュたちを襲った。
「キャッ！」
「うわっ、ととと」
「くっそう！」
飛び来る光弾は彼女たちの必殺技を打ち出すタイミングを完全に奪っていた。
行き場を失った光弾が彼女たちの後方で激しい着弾音と共に炸裂していた。その破壊力を横目で見ながら彼女たちは一様に思った。
「このままではいずれ力尽き、光弾の餌食になる」。
その時だった。
「お姉さまたちぃ、私に力を貸して！」
頭上高く舞い上がったシャインが４人にインカム越しに叫んだ。
「そうよ、彼女にあなたたち
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Episode 6 "executions 0 seconds ago! The light of hope! 」--------------------------------------------------------------------------------"Holding! 」Gacha Gacha and metal scraping sounds and numerous firearms and weapons are directed to mirage."She was! 」"Guu uu! 」Tormented by the fear of cross Mirage who ever felt, instinctively and blocked from leaked groan.Would it be.Had become key figures ever despite numerous pinch whenever someone save that pinch. But this time was different.Can all members of the count is about to be executed right now from it. Now totally depend on existence, did not fear no more.The moment to begin execution 箝口 equipment for the torture of consciousness have wandered Aero Mirage,In my mind was replayed conversation some time ago at the headquarters.＊ ＊ ＊"Speaking of the development of a new suit soon not? 」Aero technical staff that met in the Division, corridor Shindo Akira mashima was visited.From the "change to Yes, another new there to suit private spoil'd '"Do it, even before this computer trouble was suspected spy Act""Yes, so I'm now suits whose products have evolved to a level beyond Triennale technology, radically improved.""Oh, it's fun. In, when can we? 」"Now finalizing the prototype to the final stage since it is has been up to?""Eh? Prototype? Who wears it? 」"Yes, people you know better please.""Eh!? It, it... "In crystals to ring a Bell and puzzled at the same time.＊ ＊ ＊(Yet, still in our mates. No no! To fight him. So, you shouldn't come here boy... But perhaps...)Aero 奮i立te I was about to give up and decided to bet all on their last hope."Poop guu. Muscleeeee. Muuuu! 」Despite being do breath 箝口 equipment, Aero raised voices desperately attempt to resist.It is another to inspire courage against their voices out in.As it walked 3 others moan and began shaking the body.It was that last fight fire lit in the three mid-gave the last protest showed the Aero.They began struggle together to see, had been impressed by Commander as well."Hou, were still left such power. It is a surprise. But...... "Smiling a little while Commander reached on the controller."Used to avoid cum! 」"Bashitsu! "The four of them stopped their movements and sounds with a screaming moan.Commander pulse energy neutralizes and blitz to maximum power was poured at the same time.It is not accumulated, lost power, received the largest blitz defenseless.If not if you wear suit was found dead in the shock. But the Commander also so in 1907 and death, such as giving did not.Let exposed ending a miserable execution ritual the last and it was!"It was finally quiet. Not even the Buddha and fundaments. Oops its mouth so it is impossible or hahhahhatsu! 」Far too general = Gin throwing them shifted tone."Now play to this side, and production go?"Once again into the executions of soldiers. And the last words of the Commander posed as his.At the same time appear right hand signal. That toppled this hand, they finally get it."It sounds okay, goodbye. Goki everyone, see you girls "It was at that time and about to be overthrown right cited of the commanders, saying the."Cuba! ”Soldiers who had offices in weapons and firearms and around momentarily flash wrapped in what I think was blown in unison."Wow washroom! 」"GWA area! 」Soldiers ' bodies lying here and there, bodies had let should meanness.See, everything is now! 」General situation of 呑mi込menai = Gin was Zico.From the Commander's head light bulb at the Commander, had fallen."The Commander! 」Momentarily in the depicted the Commander was on the side that phantasmagoric girl soldiers and starvation the body in the air.Danced on the cross the light sphere grazes Commander side and tied their mirage.And landed on the Aero Mirage cross the photosphere consists soon in the shape of a person."The who?! 」General = Gin who suddenly unfamiliar appearance can't hide a look of surprise. And they was that surprise as well."Including muscleeeee, I'm guu uu! 」"Including gugugugu! 」Soon they were screaming mouth blocked.(After all. To come... Me....)Seeing who landed on the heads, were filled with tears of joy from the eyes of the Aero."Well me ought to such cruel sister who'd. From does not allow! 」Is wearing a light confessed that she and feeling Triennale military front against women, it's also pretty young voices.Anger cannot be pinned edge edge of words were muffled.She was imminent danger. It had promised to put biochips that recognized the existence of enemy bondek Los from.But before the move."Oh, sister who keeps ahead of that. "Catharsis flashg! ”」She screamed from began unleashes a dazzling light of another."PISCES oooooohhhh, guu muscleeeee! 」As soon as I was at the soldiers began suffering writhe. And, at the same time, wearing their body armor will become worn out.Is the power of the light was affected in at his feet her Bonde klos."Gugyaoooo! ”Cry Cry and even mechanical sounds and confide, Bonde klos is starting to suffer.Tentacles had promised her and biochips and Miller, the battered tentacles had detained the Mirage their limbs evenIn tape was blocking the mouth also goes out."Oh, into force. Everyone! 」Return of freedom and also noticed that physical force is back to the original land quickly stepped out of its captive.Equity followed by Aqua and flare grew slowly into tentacles, it succeeded to escape.And landed on the roof of a building and released by Aero most oppressed land and light dressed in a short distance."Our sister!! 」Joy was released everyone that had bounce voice."Kumiko-CHAN, you? 」"Eh!? Kumiko? 」He inquired of the first Aero was aware of their true identity. Three other people heard it was round eyes.And Kumiko mascot in their Mirage girl name said Uemura.Computer expert she in relation to age given the qualifications although not formal members, was out of Office.At that time, to each receiver communications jumped after a long time."Oh, I finally connected. Everyone okay? 」Voice was their strategy leader, Yuki Saeko voice."Yes, somehow. But readers this? do you mean? 」Aero ran toward income questions."I'm sorry. I was silent to everyone, but in a fit of new suits she was the most qualified. You say from the beginning against you? 」"Is from and nothing to Kumiko's...""Sister, later is a story! 」Reversed himself who said, dressed in light, was giving punch towards imperceptibly approaching beast soldiers.Mirage were also struck that followed went on to defeat enemies come one after the other.They defeated the 粗kata thing came into the building returned to the Hill are in General = Gin."The futon! Who was he? 」Commander falter with the emergence of new types of enemies. Wearing a light toward which he is loudly for mens."I sent Mirage fifth Warrior,"shine mirage"it. Bear in mind "Shine mirage. It was wearing a State-of-the-art suit literally manipulate the light warriors.See what? The fifth? And shine Mirage? When you guys... "General = Gin also appeared in the fifth was chilled liver. But he immediately declared war."People come up and beat the only sole! 」They say surrounded several armored soldiers. And gun with things such as antenna radiates and something began.Then as soon as shine 4 others knelt on the ground."Hahaha, it's uneven Mono power and pulse until a while ago neutralize. Hey, will not be able to move "The Commander looked at four Mirage, regained power. But..."A ~ I kidding the guys wake up"With a bright voice just until firmly stood up 4 people had lost the energy."And I,, stupid! Why? 」Commanders suspect eyes in an incredible sight. The trick of the shine to the voice."Well-is going to pass so? You-should-or-and-I "See, even I! 」In its attitude to the anger of the Commander caught fire. Shine still go."Of weapons made by me just now you guys did it 成ranaku useless. You understand? 」Says shine, she slammed "catharsis Flash" is the Triennale used weapons and equipment,In irradiation effect would destroy their constituents until the tape shaped restraints were blocking their end-wave energy technology.当然彼女たちの行動を抑制する為に仕込まれたバイオチップもその形状を維持できなくなり機能と共に消滅してしまっていた。「そっ！でもそれを知らないだろうアンタは絶対こんな攻撃を仕掛けてくるだろうって思っていたからみんなでからかってやろうって決めてたの。見事にハマったわね、うふふっ」シャインの言葉尻に乗ってフレアが全て芝居だった事を嘲笑しながら話した。「こ、殺せぇ！こいつらを皆殺しにしろぉ！」日頃冷静な司令官もこれには激昂し、口調も激しいモノになっていた。だがシャインを加えた５人のミラージュの前にトリエの戦力は余りにも不足していた。最初の一撃でその半数を潰され、人数の増えたミラージュ相手に遂にはその戦力も親衛隊のみとされてしまった。「さあ、覚悟しなさい。ジェネラル＝ギン！」僅か数人の機甲兵の部下と共に周りを５人に囲まれた司令官。「クソウ！まだだ、まだ勝負はついてはいない！」そう言うと周りの機甲兵士が司令官の前に集まり変形を始めた。見る見るうちにその部下たちは巨大なビーム砲へと姿を変えていった。その銃座に座る司令官。「ワハハハ、これでも喰らえ！」As soon as saying powerful energy bullets like hammered out one after the other, hit the Mirage were."Cap! 」"Wow!, and with""Damn it! 」Fly was completely depriving timing their mortal to come up with light bullets coming.Was bursting with the Elasto-optical outlet at the rear of their heavy impact sound. While seeing the destructive power they thought alike.Not be any superhero, light bullets fall prey to.It was at that time."To my sister who I help! 」Shine soared high above four shouted over the intercom."So, to her you guys
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"0 seconds before the execution. A ray of hope!! " At the --------------------------------------------------------------------------------
at
「 at the ready! " Rustling sound of metal stress to a large number of firearms and other weapons directed mirage.
「! "
「 ぐううう! " Stress on the cross mirage we fear loneliness without ever feeling, in spite of its closed mouth to moan. It will not help at it. AtUntil now, the pinch but was always someone to save its key members in a pinch. But this time was different. All the members of the captive on the right now is to be executed. Now there is no existence of, no more fear. In such a torture device for ordered in a haze, which is about to begin the execution in the mind a little moment they group conversation before playback to aero mirage. StressDevelopment of a new type ＊
「 well suit isn't it? " You can exercise stress Shindo Akira visited mashima technical staff met in a corridor. Yes,
「 change another new there, that is the secret of grey suit because of last 」
「 yes, yes 」
「 computer problems, it was suspected to be a spySo this suits have evolved to a level so as to improve radically beyond technology consists of things, so I 」
「 Oh, looking forward to it. And we can always? " 」
「 eh final adjustment of the prototype is now gradually from the final stage, has it? Prototype? In another one? " Yeah, well
「 」
「; everyone who knows you please, eh? Yes, it is. " Think of a person to see the stressAkira was puzzled at the same time. Stress ＊
（. Yet, we are still friends... No, don't! The fight that child... Yes, she would... Come here... But perhaps...) Stress 奮い立て aero mind to give up the last hope all decided to go.
「 waste rock... Cloudburst cloudburst... むう --! " We barely breathing stress hushing up tool in spite of the aero desperately to resistance. AtIt's other people to voice out to inspire courage. The other three moan, and raised it to lead the body began to shake. At the end of the middle of the aero showed it to three of our last fight fire was burning. At the beginning we struggle with all her admirable watch commander.
「, such power was still remained. Amazing, isn't it? But... " StressA little while smiling to reach out to the controller. At
「!!! " Stress the "!" Moan and scream and close together and all of them had its motion. At the commander was showered with the maximum power at the same time, the pulse energy and neutralization. Accumulated at not having received his vulnerable to one of the largest electric power to be lost. I will die if you don't shock at if wearing a suit.But it is not a commander to death and so easily. Because it is exposed and how to die like only by execution of ritual misery.
「 was finally quiet. So please even chanting nenbutsu. It was then that mouth, ha, ha, ha! " In a hateful tone to stress out her words; in general. In this neighborhood
「 play soldiers soon, shall we go and get ready to take 」
again.Cast ridicule and commander of the last word. At the same time, at the right. When her hands down, this will last. Then,
「 farewell. Bon voyage, was defeated at the right hand of 」
as commander officer will tell your daughter. "Stress キュボッ!!!" All the soldiers with weapons and firearms and think about stress in flash moment as we drove away. It
「 oh wow!!! " At"グワアアアア!!" Stress of the soldiers here lay the body and body. A
「, everything! " The general situation is not 呑み込め stress; Populus raised his voice. From commander at its head dropped at the commander of the light bulb. Commander,
「!! " To the moment at the side of the ever-changing woman soldier danced away, the commander of the physical universe. AtThe light bulb of the commander on the cross he knew it, and that there was a mirage. At the light bulb in the shape of a person, and landed on the mirage of the cross. A
「 what person! " No wonder some of the stress of the sudden appearance of a stranger = general. And she was surprised as well. And you did
「 むう ぐううう! "
「 むぐぐぐぐ!! " They closed with one voice to yell at the mouth. Stress(after all... Come... Me...) I saw her on the head of the stress is full of joy. My sister
「 allowed us to make such a cruel to you. Do not allow! " A woman who is wearing light stress, it also pretty young voice against the army of triethylamine can change the feeling. At the end of words can not control his anger. So she is in danger.To reach the tentacles and the presence of cross bonding that recognizes that the biochip. But in front of the movement. Oh, and
「 before I have to help my sister. "Catharsis flash!!" " Stress is released out of the dazzling light from her body.
「 twitter, ぐううううう! " The soldiers began to writhe suffer stress around at once. And, at the same time, it is wearing body armor to inadvertently. AtWith the power of the light on the cross bonding at her feet. At the
“ グギャオォォォ! " Do not scream or cry sound mechanical stress to the bonding Cross began to suffer. Reach out at her and biochip mirage tentacles and their limbs were confined to the tattered tentacles at the mouth was sealed off the tape at the left. Oh,
「 enters into force. Everyone! " The return of the stress freeThe force of the body to be aware of the Landes back quickly to come out. Successful escape into the tentacles consisted of aqua and going at it flares. A little on the released person in Landes and light on the roof of the building to exercise at the top and were oppressed. It's
「 elder sister! " It can release all the stress in the joy that person to bounce. Kumiko
「 you happy? "
「 eh? Kumiko? " Stress
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「 at the ready! " Rustling sound of metal stress to a large number of firearms and other weapons directed mirage.
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「 eh final adjustment of the prototype is now gradually from the final stage, has it? Prototype? In another one? " Yeah, well
「 」
「; everyone who knows you please, eh? Yes, it is. " Think of a person to see the stressAkira was puzzled at the same time. Stress ＊
（. Yet, we are still friends... No, don't! The fight that child... Yes, she would... Come here... But perhaps...) Stress 奮い立て aero mind to give up the last hope all decided to go.
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「 elder sister! " It can release all the stress in the joy that person to bounce. Kumiko
「 you happy? "
「 eh? Kumiko? " Stress
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