日本の夏はとても蒸し暑いです。湿度は70~80%にも達します。確かに快適とはいえない時期ですが、それでも日本の夏が懐かしく思えることはたくさんあります。子供のころ、私は毎朝早く神社の境内でおこなわれるラジオ体操に通っていました。(朝の六時半に始まりました。)ラジオ体操とは、多くの日本人にとって、なじみのある体操です。体操はピアノ伴奏に伴って、一斉に行われます。ラジオ体操には出席カードがあって、行くたびにはんこを押してもらえます。私は、カードにはんこがたまっていくのがうれしくて、ラジオ体操に休まずいっていました。ラジオ体操の音楽を聞くと、昔のことが思い出されます。何年もたった今でも、このリズムを聞くと自然と体が動き出すのは面白いものです。