これは役ですからあまり頑固にならないで程々のところでおとしどころをつけて「それじゃあ」っておもむろに話だしていただいてめでたしめでたいという形にしていただきたいとお思います。そのときにそれぞれの方がうまく役割をとっていただいて、本人と話すときだけが積極的傾聴じゃないんですね、家族同士の間でもうまく相手の話を聴きながら進めていただきたいと思います。で、訪問した看護婦さんは最後に良かった点、これは役割ですから聴き方の下手なお父さんという場合もあると思うのですが下手なりのうまさ加減、たとえば、あのときお父さん身を乗り出して聴いたの良かったですねという感想をフィードバックしていただいてお互いがどういうことを褒めあったらいいのかという練習をしていただきたいと思います。