いまバンコクでは各SCが客数の減少に直面し、テナントの撤退を防ぐために
期間限定のディスカウント家賃を出すなど、食い止めに必死です。
(トウラキット誌 記者情報)
タイの経済状況から考えても、自動的な値上げを強行できる環境ではありません。
本件に関してはオーナーがリーシングに目処があるのかもしれませんが、撤退の
方向で話を進めるべきです。
タイ経済は簡単には浮上しません。
すでに小売市場規模でベトナムに抜かれ、セントラルやTCCはベトナム市場への
投資シフトを積極的に行っています。
それでもタイの人件費上昇は避けられず、経費額の上昇を吸収する付加価値の創造
つまり荒利率の上昇が不可避です。
タンジャイの総荒利率27%は、継続のための必達条件です。
そのためにアソートメントを社長直轄にします。
生ぬるい改善では生き残れません。