タイ空港会社(AOT)は環境整備など企業の社会的責任を果たすCSR活動の一環として3月23日、スワンナプーム国際空港に全長23.5キロのサイクリングコース「Green Lane(グリーンレーン)」をオープンした。(バンコク経済新聞)
同施設は洪水対策用の排水施設に沿って設けた幅4.8メートルの自転車専用道路で、片側1車線の対面通行。整備費は約3,000万バーツで、ヤシの木が並ぶのどかな水辺を走るコースになっている。
路面は自転車の走行に適した特殊なゴムでコーティング。同仕様はオーストラリアの標準規格で、色は曇りや雨の日にも見やすくするためにグリーンを採用した。駐車場やクラブハウスも備えており、近隣県からの来場も期待しているという。今後街灯を増設し夜間にも走行できるよう整備する計画。
利用可能時間は6時~17時30分。利用無料だが、入場時の登録のために身分証明書の持参が必要。