172/210イニシエーション  その後、皇帝と護衛の入会式も行われた。 推薦人が公爵から伯爵に替わっただけで、台詞などは全部一緒だ。 決ま การแปล - 172/210イニシエーション  その後、皇帝と護衛の入会式も行われた。 推薦人が公爵から伯爵に替わっただけで、台詞などは全部一緒だ。 決ま ไทย วิธีการพูด

172/210イニシエーション その後、皇帝と護衛の入会式も行われた

172/210
イニシエーション

その後、皇帝と護衛の入会式も行われた。
推薦人が公爵から伯爵に替わっただけで、台詞などは全部一緒だ。
決まり文句なんだろう。

「ミチオの入会儀礼だが、余は遠慮した方がよいか?」

護衛の入会式の後で公爵が尋ねてくる。
恥ずかしい秘密の暴露は推薦人には聞かせなくてもいいのだ。
もちろん聞く人は一人でも少ない方がいい。

「そう願えるか」
「分かった。席をはずしていよう」

公爵はあっさりと隣の部屋に出て行った。
簡単に引き下がったな。
これも決まりごとだからなんだろうか。

「では、まずミチオから自らの性的な恥ずかしい秘密を暴露するように。我を含めて他の者は、茶化したりせず、誠意をもって拝聴すること。ただし、秘密が十分に秘密でないと判断されるときには厳しく叱咤すること。ミチオはここへ」

公爵が外に出て再び薄暗くなった室内でエステルが宣言する。

「はい」

エステルに呼ばれてテーブルの向こうに回った。
暗い中、蝋燭の明かりが照らしているのはテーブルの周辺だけだ。
聴衆の四人の姿はぼんやりとしか分からない。
懺悔するにはいい環境なのだろう。

「始めよ」

聞く側に回ったエステルが催促する。
さて何の話をするか。

「昔、近所の店に可愛い女の子の店員がいて、おつりを返すときには必ず俺の手を握って優しく渡してくれた。俺は、この女は俺に気があるに違いないと、ものを買うときはなるべくその店で購入し、その娘の前に並び、細かいお金があってもおつりがもらえるように大きなお金を出していた。店員の中にはおつりを落とさないようにそういう渡し方をする人もいる、という話を聞いたのはいつのことだったか」

あれは恥ずかしい勘違いだった。

「くだらん」
「よく分からん。どういうことだ?」
「その程度ならよくある話ですよね」

男爵、皇帝、護衛が評定する。
あまり評判はよくないようだ。
皇帝にはおつりと言っても通じないらしい。

「なん……だと? まさか、あの娘が手を握ってきてくれるのは……」

一人変なところにどストライクだった人がいるみたいだとはいえ。

「その娘の前に並んだというのが分からんが、当然、勘違いしたまま結婚を申し込んだんだろうな」

エステルが突っ込んできた。
レジに並んだと言っても分からないだろうに。
結婚を申し込むというのも、感覚が異なる。

「いや。そこまでは」
「駄目だな。勘違いしたまま告白して、きもいので帰ってください、と断られるまでが一連の流れだろう。そこまでなければ恥ずかしい秘密とはいえん」
「では。初めて行った町で子どもに道を尋ねたら、その後、変質者が女の子に声をかける事案が発生したという注意の出回ったことが」

エステルに拒否されたので次の話を出す。

「たいした話ではないな」
「注意を促すことも人民の安寧のために必要だ」
「よく分からないです」

これも三人に否定された。

「大丈夫だ。町に出るときには必ずエンブレムをつけた騎士団員と一緒にいるようにしているから、問題ない」

一人は大丈夫なんだろうか。

「町の中で女の人が俺の後ろにいる人に手を振ったのを見て、俺に手を振っているのかと心臓がばくばくした」
「まだまだ」
「ちょっといいなと思っている女性に世話になったので、ここぞとばかりに八方手を尽くして貴重な食べ物を手に入れプレゼントしたら、これ他の男からもらったことがある、と言われた」
「恥ずかしくもなんともないな」

エステルにはまったく通用しない。
約一名、「それはつらい」とか言っているが。

「娼館の前で入ろうかどうしようか悩み、長時間うろついたことがある」
「足りんな」
「その気持ちは分かる」

気持ちが分かってもらえたのは、もちろん伯爵だ。

「わざわざブロッケンを外に出したのだから、とてもブロッケンには聞かせられないような話があるだろう」

エステルがアドバイスをくれた。
公爵に聞かせられない話か。
あれを話すのだろうか。
あれかぁ。

「ブロッケンの奥さんのカシアはかなり美人だ。実はほれている」
「それだ。そういう話が聞きたかった」
「朕も見たことがある。エルフの中でもひときわ美しい。相当な美形だったな」
「見たことはないな。だが、見ない方が幸せか」
「私も見たことはないです。そんなに美人なんでしょうか」

今回は好評らしい。
これか。

「もちろん、ものにしたんだろうな」

エステルが確認してくる。

「いや。そこまでは」
「今すぐ行って押し倒してくるなら、入会を認めよう」
「朕も、公爵には黙っておいてやるぞ」
「大丈夫。貴族の夫婦関係など表面上だけの空しいものだ。所詮政略結婚だからな。別の男になびくのも早いだろう」

こんなアドバイスをよこしてくる伯爵のことが心配だ。
実体験に基づいているのだろうか。

「さすがにちょっと」
「この程度の告白では秘密の暴露とは言えん」
「認めてやってもいいのではないかという気もするが」

伯爵は認める方に傾いてくれたらしい。
エステルは全然だ。
他の話にするか。

「俺のパーティーメンバーには四人の女奴隷をそろえている。四人には手をつけた」
「あの四人か。確かに美人ぞろいではあったな。だが、パーティーメンバーに手を出すくらいは珍しくもないだろう」
「め、珍しくない……」

エステルのダメ出しに、若干一名が驚いていた。
手を出そうとして断られたのだろうか。

「その程度のことならブロッケンに秘密にしておくことでもないだろう。ブロッケンも中に入れて全員でつるし上げるか。おい、カルロス」
「もちろん四人全員を毎日平等に可愛がっている」
「ドアを開け……待て」

公爵を中に入れるなどと不穏なことを言い始めたエステルが止まった。

「四人を、毎日、なのか?」

皇帝が御自ら確認してくる。

「そうですが、何か?」
「こ、これが若さというものか」
「しかし若いからといって毎日は」
「朕とて十七のころには」
「毎日……四回……」
「今となっては一日一回も難しいが」
「できるかできないかではない。やりたいかどうかだ」

判定員がひそひそと会話した。

「反対だ。ミチオの入会に反対する」

伯爵が声を荒げる。
反対派に回ってしまったらしい。

「さっきは認めてもいいと言っていたではないか」
「気が変わった」
「しかしここまでの話を突きつけられたら」
「これはやむをえないか」
「確かに」

判定員が引き続き協議した。
議論はいい方向に進んでいるようだ。
約一名を除いて。

「てめえの血は何色だ」

不利を悟ったのか、伯爵が俺に向かって叫ぶ。

「さすがに四人全員に二回戦は大変なので、たまにしかやってない」
「た、たまにだと」
「たまにしか」
「たまにはやっているということか」
「爆発しろ」

聞こえんなぁ
もちろん、最後の発言は伯爵だ。
やるというなら受けてたつぞ。
貴様の髪の毛一本もこの世には残さん。

なに、簡単なことだ。
もともと少ないのだし。
貴様には地獄すら生ぬるい。

「落ち着け」
「ぐぬぬ」
「落ち着かせるためにもう終わらせたらどうだ」
「よかろう。ミチオの入会は認められた。これでミチオも立派な会員だ。生まれ変わった気持ちで励むように」

最後に意見を取りまとめてエステルが宣言した。
取りまとめたというか打ち切らせたというか。
毎日四回は色魔のおかげだけどね。

「終わったのか」

皇帝の護衛が扉を開け、公爵が入ってくる。

「朕はすさまじいものを見た」
「そこまでの秘密が?」
「秘密というより、末恐ろしい」

皇帝と公爵が会話した。
別に末恐ろしくはないだろう。

「次はガイウスの入会儀礼だ。ブルーノはどうするんだ?」
「かまわぬ。朕には聞かれて困ることなどない」

続いて皇帝の入会儀礼が始まる。
強気の皇帝は推薦人の伯爵を外には出さないようだ。
外に出すと、伯爵に聞かれたら困る秘密の自白を強要されたりするからな。
推薦人をはずすのもよしわるしだ。

「では、始めよ」
「朕は女の人の胸は大きすぎないのがいいと思う。小ぶりで可愛らしい胸こそが至高だ。何を隠そう、朕の御父様おもうさまは胸の大きい女性が好きでな。朕が子どものころは、乳母から侍女までみな胸の大きい人が集められていた。おそらくその反動が出たのだろう。朕は胸だけの女には食傷気味だ」

皇帝が女性の趣味を披露する。
なにげに先帝の趣味まで。
皇帝の父親だから多分先帝だと思う。

「それは個人の趣味だな」
「秘密の暴露としては弱い。恥ずかしい趣味ではあるかもしれないが」

男爵と公爵が斬って捨てた。
公爵は先帝と同様巨乳好きのようだ。
カシアも小さいというわけではないだろうしな。
さらにいえば着やせするタイプなのかもしれない。

「おまえは何を言っているんだ。胸の小さい女性が素晴らしいのは当然のことだろう。まったく、小さい女の子は最高だぜ」

おまわりさんこいつです。

「子どものころといえば、朕が小さいころに部屋の隅に隠れていて、侍女が知らずに踏みつけたことがあったな。朕が初めて性的に興奮したのはあのときだ」
「それは興味深い」
「あの痛みは、あれでなかなかよかったものだ。朕はあれ以来、女の人の足を見ると少し興奮を覚える。できればまた踏んでほしい」

完全なM気質じゃねえか。
しかも貧乳好き。
セリーには会わせられない。
いや。セリーの胸もそこまで小さいわけではないが。

「侍女がいるなら頼んでみれば」
「それがなかなか気軽にはやってくれんのだ」

尋ねると答えが返ってくる。
頼んだのかよ。
まあ恐れ多いのだろう。
皇帝だからな。

「ガイウスの立場では難しかろう」
「仕方がないので、今度、侍女が歩く通路に穴を掘らせ、そこに隠れようかと思う」

変態か。

「ここまで暴露すればいいのではないか」
「そうだな」
「認めよう」

判定員には好評のようだ。
完全に変質者の域に達しているが。

思わぬところで帝国の秘密を知ってしまった。
父帝が乳帝だったために貧乳好きになってしまったMな皇帝。
帝国の恥部に触れた感じだ。

「ただそこまでこだわるなら靴がな」
「ミチオは認めないのか?」
「いや。認めないのではないが、それを楽しむならハイヒールでも履かせないと」

この世界の女性にハイヒールというのは一般的でないようだ。
履いているのを見たことがない。
しかし女性に踏んでほしいならハイヒールだろう。

眼鏡をかけ、タイトなスーツを身に着けた年上の女性。
口から漏れる甘い吐息と目から突き刺さる冷たい視線。
官能的なフェロモンと怜悧な理性とのハーモニー。
そこが足りない。

「なるほど、ハイヒールか」
「魔法使いの女性用の高級装備品だな」
「一度見たことがある。魔法の威力を高めてくれるという話だが、確かにあれで踏まれたら威力が高そうだ」

貴族三人が話し合う。
ハイヒールがこの世界にあったのか。

男性用で魔法の威力が高まる靴はないのだろうか。
高下駄とか。
天狗が履いたら魔法に威力が出そうだ。

「ハイヒール。確かに。あれなら」

皇帝がつぶやいた。
ハイヒールのよさが分かってもらえたらしい。

「分かってもらえたか」

分かってよかったかどうかは別にして。

「朕が間違っておった。だがどうやってハイヒールを履かせるか。迷宮にでも隠れるか」

そこまでは面倒見切れまへん。

「危険なことは止めてください」

護衛に止められている。
危険だし迷宮に隠れるのはやめた方がいいだろう。
かといって面と向かって頼んでも、皇帝を踏むなど恐れ多いと断られてしまう。
前途多難だな。

「方法については後々模索するとして、さすがはミチオだ。朕が師兄として敬するだけのことはある」

妙な尊敬を受けてしまった。
そんなことで敬われたくはないものだ。

「その方向で今後も努めるとすれば、ミチオも師として満足であろう。どうだ?」

エステルが俺に確認してくる。
変な道の師ではないというに。
元々不満があったわけでもないし。

「ま、まあ」
「よかろう。ガイウスの入会は認められた。生まれ変
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172 / 210Initiations ภายหลัง เริ่มต้นพิธีจักรพรรดิและพิทักษ์ยังเอาสถาน เพียง แนะนำคนได้ถูกแทนที่ โดยเอิร์ลจากดุ๊ค เส้นดังกล่าวร่วมกัน Cliché ได้"พิธีกรรม Michio เริ่มต้น แต่มันไม่ใช่ฉันใครทำ 」 หลังจากการเหนี่ยวนำ พิธีพิทักษ์ที่ถามดยุ การเปิดเผยความลับใน 聞kasenakute ของพวกเขาพวกเขาสามารถอายได้ คนที่ได้ยินแน่นอนที่ชอบน้อย"ดังนั้นตั้งตัวไม่ติดหรือไม่"เปิดออก ดังนั้นขอ" ดุ๊ก และเข้าไปในห้องถัดไป ตัวสำรองได้ลง เนื่องจากนี้จะถูกกำหนด โดยอะไร"ดังนั้น ก่อนจาก Michio เปิดเผยความลับของพวกเขาอายทางเพศ รวมทั้งชาหรือย้ายกันไม่ฟังอื่นของเราอย่างจริงใจ ซึ่งเมื่อตัดสิน อย่างไรก็ตาม ความลับส่วนตัวไม่พอด่าอย่างรุนแรง Michio อยู่ที่นี่" ดุ๊กออกมา และกลายเป็น ห้องมืดประกาศ esters ครั้ง"ใช่" เรียกว่า esters และหันไปอีกด้านหนึ่งของตาราง แสงเทียนที่ส่องในมืด รอบตัวเท่านั้น ไม่ทราบลักษณะของสี่คนผู้ชมคลับเท่านั้น มันอาจจะดีกับคุณ"เริ่มต้น" 聞く側に回ったエステルが催促する。 さて何の話をするか。「昔、近所の店に可愛い女の子の店員がいて、おつりを返すときには必ず俺の手を握って優しく渡してくれた。俺は、この女は俺に気があるに違いないと、ものを買うときはなるべくその店で購入し、その娘の前に並び、細かいお金があってもおつりがもらえるように大きなお金を出していた。店員の中にはおつりを落とさないようにそういう渡し方をする人もいる、という話を聞いたのはいつのことだったか」 あれは恥ずかしい勘違いだった。「くだらん」「よく分からん。どういうことだ?」「その程度ならよくある話ですよね」 男爵、皇帝、護衛が評定する。 あまり評判はよくないようだ。 皇帝にはおつりと言っても通じないらしい。「なん……だと? まさか、あの娘が手を握ってきてくれるのは……」 一人変なところにどストライクだった人がいるみたいだとはいえ。「その娘の前に並んだというのが分からんが、当然、勘違いしたまま結婚を申し込んだんだろうな」 エステルが突っ込んできた。 レジに並んだと言っても分からないだろうに。 結婚を申し込むというのも、感覚が異なる。「いや。そこまでは」「駄目だな。勘違いしたまま告白して、きもいので帰ってください、と断られるまでが一連の流れだろう。そこまでなければ恥ずかしい秘密とはいえん」「では。初めて行った町で子どもに道を尋ねたら、その後、変質者が女の子に声をかける事案が発生したという注意の出回ったことが」 エステルに拒否されたので次の話を出す。「たいした話ではないな」「注意を促すことも人民の安寧のために必要だ」「よく分からないです」 これも三人に否定された。「大丈夫だ。町に出るときには必ずエンブレムをつけた騎士団員と一緒にいるようにしているから、問題ない」 一人は大丈夫なんだろうか。「町の中で女の人が俺の後ろにいる人に手を振ったのを見て、俺に手を振っているのかと心臓がばくばくした」「まだまだ」「ちょっといいなと思っている女性に世話になったので、ここぞとばかりに八方手を尽くして貴重な食べ物を手に入れプレゼントしたら、これ他の男からもらったことがある、と言われた」「恥ずかしくもなんともないな」 エステルにはまったく通用しない。 約一名、「それはつらい」とか言っているが。「娼館の前で入ろうかどうしようか悩み、長時間うろついたことがある」「足りんな」「その気持ちは分かる」 気持ちが分かってもらえたのは、もちろん伯爵だ。「わざわざブロッケンを外に出したのだから、とてもブロッケンには聞かせられないような話があるだろう」 エステルがアドバイスをくれた。 公爵に聞かせられない話か。 あれを話すのだろうか。 あれかぁ。「ブロッケンの奥さんのカシアはかなり美人だ。実はほれている」「それだ。そういう話が聞きたかった」「朕も見たことがある。エルフの中でもひときわ美しい。相当な美形だったな」「見たことはないな。だが、見ない方が幸せか」「私も見たことはないです。そんなに美人なんでしょうか」 今回は好評らしい。 これか。「もちろん、ものにしたんだろうな」 エステルが確認してくる。「いや。そこまでは」「今すぐ行って押し倒してくるなら、入会を認めよう」「朕も、公爵には黙っておいてやるぞ」「大丈夫。貴族の夫婦関係など表面上だけの空しいものだ。所詮政略結婚だからな。別の男になびくのも早いだろう」 こんなアドバイスをよこしてくる伯爵のことが心配だ。 実体験に基づいているのだろうか。「さすがにちょっと」「この程度の告白では秘密の暴露とは言えん」「認めてやってもいいのではないかという気もするが」 伯爵は認める方に傾いてくれたらしい。 エステルは全然だ。 他の話にするか。「俺のパーティーメンバーには四人の女奴隷をそろえている。四人には手をつけた」「あの四人か。確かに美人ぞろいではあったな。だが、パーティーメンバーに手を出すくらいは珍しくもないだろう」「め、珍しくない……」 エステルのダメ出しに、若干一名が驚いていた。 手を出そうとして断られたのだろうか。「その程度のことならブロッケンに秘密にしておくことでもないだろう。ブロッケンも中に入れて全員でつるし上げるか。おい、カルロス」「もちろん四人全員を毎日平等に可愛がっている」「ドアを開け……待て」 公爵を中に入れるなどと不穏なことを言い始めたエステルが止まった。「四人を、毎日、なのか?」 皇帝が御自ら確認してくる。「そうですが、何か?」「こ、これが若さというものか」「しかし若いからといって毎日は」「朕とて十七のころには」「毎日……四回……」「今となっては一日一回も難しいが」
「できるかできないかではない。やりたいかどうかだ」

判定員がひそひそと会話した。

「反対だ。ミチオの入会に反対する」

伯爵が声を荒げる。
反対派に回ってしまったらしい。

「さっきは認めてもいいと言っていたではないか」
「気が変わった」
「しかしここまでの話を突きつけられたら」
「これはやむをえないか」
「確かに」

判定員が引き続き協議した。
議論はいい方向に進んでいるようだ。
約一名を除いて。

「てめえの血は何色だ」

不利を悟ったのか、伯爵が俺に向かって叫ぶ。

「さすがに四人全員に二回戦は大変なので、たまにしかやってない」
「た、たまにだと」
「たまにしか」
「たまにはやっているということか」
「爆発しろ」

聞こえんなぁ
もちろん、最後の発言は伯爵だ。
やるというなら受けてたつぞ。
貴様の髪の毛一本もこの世には残さん。

なに、簡単なことだ。
もともと少ないのだし。
貴様には地獄すら生ぬるい。

「落ち着け」
「ぐぬぬ」
「落ち着かせるためにもう終わらせたらどうだ」
「よかろう。ミチオの入会は認められた。これでミチオも立派な会員だ。生まれ変わった気持ちで励むように」

最後に意見を取りまとめてエステルが宣言した。
取りまとめたというか打ち切らせたというか。
毎日四回は色魔のおかげだけどね。

「終わったのか」

皇帝の護衛が扉を開け、公爵が入ってくる。

「朕はすさまじいものを見た」
「そこまでの秘密が?」
「秘密というより、末恐ろしい」

皇帝と公爵が会話した。
別に末恐ろしくはないだろう。

「次はガイウスの入会儀礼だ。ブルーノはどうするんだ?」
「かまわぬ。朕には聞かれて困ることなどない」

続いて皇帝の入会儀礼が始まる。
強気の皇帝は推薦人の伯爵を外には出さないようだ。
外に出すと、伯爵に聞かれたら困る秘密の自白を強要されたりするからな。
推薦人をはずすのもよしわるしだ。

「では、始めよ」
「朕は女の人の胸は大きすぎないのがいいと思う。小ぶりで可愛らしい胸こそが至高だ。何を隠そう、朕の御父様おもうさまは胸の大きい女性が好きでな。朕が子どものころは、乳母から侍女までみな胸の大きい人が集められていた。おそらくその反動が出たのだろう。朕は胸だけの女には食傷気味だ」

皇帝が女性の趣味を披露する。
なにげに先帝の趣味まで。
皇帝の父親だから多分先帝だと思う。

「それは個人の趣味だな」
「秘密の暴露としては弱い。恥ずかしい趣味ではあるかもしれないが」

男爵と公爵が斬って捨てた。
公爵は先帝と同様巨乳好きのようだ。
カシアも小さいというわけではないだろうしな。
さらにいえば着やせするタイプなのかもしれない。

「おまえは何を言っているんだ。胸の小さい女性が素晴らしいのは当然のことだろう。まったく、小さい女の子は最高だぜ」

おまわりさんこいつです。

「子どものころといえば、朕が小さいころに部屋の隅に隠れていて、侍女が知らずに踏みつけたことがあったな。朕が初めて性的に興奮したのはあのときだ」
「それは興味深い」
「あの痛みは、あれでなかなかよかったものだ。朕はあれ以来、女の人の足を見ると少し興奮を覚える。できればまた踏んでほしい」

完全なM気質じゃねえか。
しかも貧乳好き。
セリーには会わせられない。
いや。セリーの胸もそこまで小さいわけではないが。

「侍女がいるなら頼んでみれば」
「それがなかなか気軽にはやってくれんのだ」

尋ねると答えが返ってくる。
頼んだのかよ。
まあ恐れ多いのだろう。
皇帝だからな。

「ガイウスの立場では難しかろう」
「仕方がないので、今度、侍女が歩く通路に穴を掘らせ、そこに隠れようかと思う」

変態か。

「ここまで暴露すればいいのではないか」
「そうだな」
「認めよう」

判定員には好評のようだ。
完全に変質者の域に達しているが。

思わぬところで帝国の秘密を知ってしまった。
父帝が乳帝だったために貧乳好きになってしまったMな皇帝。
帝国の恥部に触れた感じだ。

「ただそこまでこだわるなら靴がな」
「ミチオは認めないのか?」
「いや。認めないのではないが、それを楽しむならハイヒールでも履かせないと」

この世界の女性にハイヒールというのは一般的でないようだ。
履いているのを見たことがない。
しかし女性に踏んでほしいならハイヒールだろう。

眼鏡をかけ、タイトなスーツを身に着けた年上の女性。
口から漏れる甘い吐息と目から突き刺さる冷たい視線。
官能的なフェロモンと怜悧な理性とのハーモニー。
そこが足りない。

「なるほど、ハイヒールか」
「魔法使いの女性用の高級装備品だな」
「一度見たことがある。魔法の威力を高めてくれるという話だが、確かにあれで踏まれたら威力が高そうだ」

貴族三人が話し合う。
ハイヒールがこの世界にあったのか。

男性用で魔法の威力が高まる靴はないのだろうか。
高下駄とか。
天狗が履いたら魔法に威力が出そうだ。

「ハイヒール。確かに。あれなら」

皇帝がつぶやいた。
ハイヒールのよさが分かってもらえたらしい。

「分かってもらえたか」

分かってよかったかどうかは別にして。

「朕が間違っておった。だがどうやってハイヒールを履かせるか。迷宮にでも隠れるか」

そこまでは面倒見切れまへん。

「危険なことは止めてください」

護衛に止められている。
危険だし迷宮に隠れるのはやめた方がいいだろう。
かといって面と向かって頼んでも、皇帝を踏むなど恐れ多いと断られてしまう。
前途多難だな。

「方法については後々模索するとして、さすがはミチオだ。朕が師兄として敬するだけのことはある」

妙な尊敬を受けてしまった。
そんなことで敬われたくはないものだ。

「その方向で今後も努めるとすれば、ミチオも師として満足であろう。どうだ?」

エステルが俺に確認してくる。
変な道の師ではないというに。
元々不満があったわけでもないし。

「ま、まあ」
「よかろう。ガイウスの入会は認められた。生まれ変
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ผลลัพธ์ (ไทย) 2:[สำเนา]
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172/210
เริ่มต้นแล้วยังมีพิธีเข้ารับตำแหน่งของจักรพรรดิและคุ้มกันได้ทำ คำแนะนำของคนเท่านั้นที่มีการเปลี่ยนแปลงไปจากเอิร์ลดยุค แต่มีเส้นเช่น Cliche ที่ฉันสงสัย "มันเป็นพิธีกรรมสมาชิก Michio แต่ในช่วงหนึ่งที่ดีกว่าหรือไม่ที่คุณละเว้นจากการ" ดยุคถามว่าหลังจากพิธีเข้ารับตำแหน่งของการคุ้มครอง ความลับที่น่าอายของการเปิดรับเขาที่ดีได้โดยไม่ต้องได้ยินคำแนะนำของคน แน่นอนผมได้ยินคนเป็นคนที่ดีกว่าน้อยคนใดคนหนึ่ง "ดังนั้น Negaeru หรือ" ไป "และไม่ว่าลบเข้าใจที่นั่ง." ดยุคออกไปอย่างกันเองต่อไปยังห้องพัก ง่ายต่อการที่ฉันถอยลง ผมสงสัยว่าทำเช่นนี้เพราะยังมีต่อที่กำหนด ใน "เป็นครั้งแรกที่จะเปิดเผยความลับที่น่าอายของพวกเขาทางเพศจาก Michio. รวมทั้งเรายังบุคคลอื่นโดยไม่ทำให้ความสนุกหรือจะฟังในความเชื่อที่ดี. แต่มันจะถูกกำหนดว่าเป็นความลับไม่ได้เป็นความลับอย่างพอเพียง จะด่าว่าอย่างรุนแรง Rutoki. Michio อยู่ที่นี่ " ดุ๊กเอสเตอร์ประกาศห้องที่เป็นสีทึบอีกครั้งเพื่อให้ได้รับการออก "ใช่" และหันไปทางด้านอื่น ๆ ของตารางที่เรียกว่าเอสเตอร์ ในที่มืดก็เพียงรอบโต๊ะของแสงเทียนสว่าง คนสี่คนร่างของผู้ชมไม่ทราบเพียงราง ๆ และอาจจะมีสภาพแวดล้อมที่ดีในการสารภาพ "การเริ่มต้น" เอสเทอหันไปด้านข้างเพื่อแจ้งให้ได้ยิน ตอนนี้สิ่งที่ต้องทำในเรื่อง "กาลครั้งหนึ่งที่จะมีสาวน่ารักของพนักงานในพื้นที่ใกล้เคียงของร้านค้าเสมอเมื่อกลับ Otsuri เป็นฉันเบา ๆ ผ่านมือถือของฉัน. ฉันและผู้หญิงคนนี้คือจะต้องมีความสนใจให้ฉันซื้อสิ่งที่ ซื้อมากที่สุดเท่าที่เป็นไปได้ที่ร้านเมื่อใดและจัดให้อยู่ในด้านหน้าของลูกสาวและชนิดของการส่งผ่านไม่ได้ที่จะลดลงในหมู่ Otsuri ดีแม้ว่าจะมีเงินจะได้รับการใส่ออกเงินขนาดใหญ่ที่สุดเท่าที่คุณสามารถชนะ Otsuri เสมียน. บางคนทั้ง "ก็คือว่าเมื่อคุณได้ยินเรื่องที่มันเป็นความเข้าใจผิดที่น่าอาย "ไม่โกหก" "บ่อย Wakaran. ฉันหมายความว่าอย่างไร" "บ่อยผมพูดเกี่ยวกับกรณีที่ระดับ" บารอนจักรพรรดิคุ้มกันคือการประเมิน ดูเหมือนจะไม่ชื่อเสียงดีมาก ดูเหมือนว่าไม่ผ่านจะบอกว่า Otsuri จักรพรรดิ "นั่นคือสิ่งที่ ... ? ไม่มีทางที่ผู้หญิงคนนั้นคือ ...... สำหรับเราได้จับมือ" และบอกว่าดูเหมือนว่าบางคนมีการนัดหยุดงานคอให้เป็นหนึ่งในสถานที่แปลก "ฉันรู้ว่าเป็นที่เรียงรายขึ้นในด้านหน้าของลูกสาวของเขา แต่แน่นอนไม่สงสัยที่นำมาใช้จะได้แต่งงานในขณะที่เข้าใจผิด" เอสเตอร์ได้รับการลดลง และผมก็จะไม่ทราบว่าจะพูดกับเรียงรายขึ้นในการลงทะเบียน แม้แต่ที่ใช้สำหรับการแต่งงาน, ความรู้สึกที่แตกต่างกัน "ไม่ขึ้นมี" และ "ไร้ประโยชน์ในคำสารภาพของนา. ในขณะที่เข้าใจผิดโปรดกลับมาอยู่ในขั้นต้นและชี้ให้เห็นจนมิฉะนั้นก็จะเป็นชุดของกระแส. โรคกระเพาะและความลับที่น่าอายขึ้นเว้นแต่มี." "ใน. ครั้งแรก หากคุณถามทางกับเด็กและไปเมืองนั้นในทางที่ผิดก็คือว่ามันมีการหมุนเวียนทราบว่ากรณีที่จะนำเสียงไปยังหญิงสาวที่เกิดขึ้น " เพราะมันถูกปฏิเสธโดยเอสเตอร์ออกเรื่องดังต่อไปนี้ "มากของมันไม่ได้เป็นนาในเรื่อง." "มันเป็นสิ่งที่จำเป็นสำหรับผู้คนเป็นอยู่ที่ดีนอกจากนี้ยังเรียกร้องความสนใจ" "ผมไม่ทราบ" ซึ่งยังปฏิเสธถึงสามคน และ "มันเป็นสิทธิทั้งหมด. เพราะพวกเขาต้องชอบอยู่ด้วยกันและมักจะสวมใส่สมาชิกอัศวินสัญลักษณ์เมื่อคุณออกจากเมืองและไม่มีปัญหา" ฉันสงสัยทั้งหมดที่ด้านขวาของใครคนหนึ่ง "ฉันมองไปที่ผู้หญิงคนหนึ่งของผู้คนในเมืองได้โบกมือให้คนที่อยู่ข้างหลังผมผมก็คือว่าในหัวใจสั่นมือถูก Bakubaku" "ยังคงเป็น" ผมคิดว่า "ทำดีน้อย มันกลายเป็นที่สนใจมากที่จะได้ผู้หญิงที่มีที่นี่แต่ละเมื่อของขวัญเพียงเพื่อที่จะได้รับอาหารที่มีคุณค่าและทำมือ Happo ของเราและบางครั้งที่ผมได้จากคนอื่น ๆ และผมก็บอกว่า " "มันไม่ได้เป็นอย่างจริงจังยังอาย นา " ไม่ได้เลยเอสเตอร์ในชั้นเรียน เกี่ยวกับคนคนหนึ่ง แต่จะพูดหรือ "มันเจ็บปวด." "ปัญหาหรือพยายามที่จะไม่ว่าจะเป็นความพยายามที่จะใส่ในหน้าของซ่องซึ่งมันถูกแขวนอยู่รอบ ๆ เป็นเวลานาน" และ "นาทาลลินน์" , "ความรู้สึกที่มีความชัดเจน" ความรู้สึกที่ได้รับอาจจะเป็นที่รู้จักของหลักสูตรเอิร์ล "เพราะเขาเป็นทุกอย่างออกนอกเค็ผมสงสัยมีเช่นที่จะไม่น่ากลัวเพื่อให้ได้ยินเสียงพูดคุย" เอสเตอร์และให้คำแนะนำ หรือเรื่องที่ไม่สามารถปล่อยให้ดยุค คุณจะพูดมี Areka "ขี้เหล็กของเค็นภรรยาสวยความงาม. ในความเป็นจริงที่จะมีความรัก" และ "มัน. ชนิดของเรื่องมันอยากที่จะได้ยิน." "มีอยู่ว่าคำสรรพนามคนแรกก็เห็น. ยอดเยี่ยมสวยงามในบรรดาเอลฟ์. มันเป็นอย่างมากที่เต็มไปด้วยความสวยงาม" " ไม่มีที่คุณเห็น. แต่ถ้าผู้ที่ไม่ได้ดูมีความสุข " "ไม่ใช่ว่าผมยังเห็น. มากไม่ว่าจะเป็นสิ่งที่หญิงสาวสวย." เวลานี้ดูเหมือนว่าได้รับความนิยม นี้หรือไม่? "แน่นอนนาจะทำคือสิ่งที่" เอสเตอร์มาเพื่อยืนยัน "ไม่ขึ้นมี" "ถ้ามาผลักดันในขณะนี้ที่จะไปผมจะยอมรับที่จะเข้าร่วม" "สรรพนามคนแรก also'll'll เก็บเงียบเป็นดยุค" "โอเค. เพียงความสัมพันธ์สมรสบนพื้นผิวเช่นไฮโซของคนที่ไร้สาระ มัน. ไม่. ก็ยังจะเร็วเกินไปที่จะกระพือกับผู้ชายคนอื่น "เพราะหลังจากการแต่งงานของความสะดวกสบายทั้งหมดผมกังวลเกี่ยวกับการเป็นที่ของเอิร์ลที่จะมาราศีพฤษภชนิดของคำแนะนำนี้ ผมสงสัยอยู่บนพื้นฐานของประสบการณ์จริง "จริง ๆ เล็ก ๆ น้อย ๆ " "ในระดับของคำสารภาพนี้ไม่บอกว่าเป็นความลับของการเปิดรับ" และ "ยังรู้สึกว่าทั้งเข้ารับการรักษาที่ทำก็ยังไม่ดี แต่" เอิร์ลดูเหมือนว่าฉันอยากจะให้ผู้ที่ยอมรับ เอสเตอร์ทั้งหมด คุณต้องการที่จะเรื่องอื่น ๆ "เพื่อให้สมาชิกพรรคของเราได้ชิดผู้หญิงทั้งสี่คนเป็นทาส. สี่คนสวมใส่มือ" "นั่นคือสี่คน. แน่นอนผมสงสัยว่ามีความงามที่สมบูรณ์แบบชุด. แต่มันเป็นตะลุยมากในสมาชิกพรรค เรื่องแปลกที่จะไม่ " "เพราะ ... " ไม่ใช่เรื่องแปลกที่จะ dissed ของเอสเตอร์มีใครบางคนคนประหลาดใจ ฉันสงสัยถูกปฏิเสธในความพยายามที่จะให้บริการมือ "มันจะไม่ว่ามันจะถูกเก็บเป็นความลับที่จะเค็ต้องการการศึกษาระดับปริญญา. ทำเค็ถูกวางไว้ยังอยู่ในการวางสายที่ทุกคน. Hey, คาร์ลอ" "แน่นอนเรารักสี่คนทุกคนเท่าเทียมกันทุกวัน." " รอ ...... เปิดประตู " เอสเตอร์เริ่มที่จะบอกว่ามันเป็นเช่นรบกวนอยู่ในดยุคได้หยุด "สี่คนและทุกวันว่า" จักรพรรดิมาถึงการยืนยันของคุณเอง และ "ใช่ แต่อะไร?" "นี่นี่คือสิ่งที่เรียกว่าเยาวชน" "ทุกวันเป็นเพียงเพราะ แต่หนุ่ม" "เมื่อถึงเวลาที่คางและเจ็ดคือ" "ทุกวัน ...... สี่ครั้ง ...... " " กลายเป็นตอนนี้ยิ่งยากวันละครั้ง แต่ " มันไม่ได้เป็นอย่างใดอย่างหนึ่งไม่สามารถทำได้ "สามารถ. มันหรือไม่ว่าคุณต้องการที่จะทำ" การตัดสินเป็นสมาชิกกระซิบการสนทนา "ฝ่ายค้าน. เพื่อต่อต้านการรับ Michio" เสียงเจลเอิร์ลหยาบ มันดูเหมือนว่าจะได้ไปรอบ ๆ เพื่อให้ฝ่ายตรงข้าม "Sacchi ยังดีและมันไม่ได้เป็นอย่างใดอย่างหนึ่งในการบอกว่าเข้ารับการรักษา" "ใจมีการเปลี่ยนแปลง." "เมื่อคุณกำลังเผชิญหน้าเรื่องราวถึงจุดนี้อย่างไรก็ตาม" "นี่ไม่ได้หลีกเลี่ยงไม่ได้" "แน่นอน" หลังจากการตัดสินบุคลากรให้คำปรึกษาอย่างต่อเนื่อง การอภิปรายที่ดูเหมือนว่าจะมีความคืบหน้าในทิศทางที่ถูกต้อง ด้วยข้อยกเว้นของเกี่ยวกับคนคนหนึ่ง "Dickward ของสิ่งที่สีเลือด" ไม่ตระหนักถึงข้อเสีย, เอิร์ลตะโกนไปทางฉัน "นับตั้งแต่ที่ดีรอบสองอย่างแท้จริงสี่คนทั้งหมดเพียงทำครั้งในขณะที่" "เป็นและที่บางครั้ง" "มะเท่านั้น" "คุณเป็นที่ฉันหมายความว่าบางครั้งเป็นที่นิยม" "ระเบิดสีขาว" และ Kikoen Naa แน่นอนคำพูดที่ผ่านมา 'm เอิร์ล Tatsuzo ได้รับถ้าพูดและทำ ผมเดียวของ differents มันไม่อยู่ในโลกนี้ อะไรสิ่งที่ง่าย The'm ขนาดเล็กเดิม differents นรกแม้อุ่น "ใจเย็น ๆ " "Gununu" และ "มันเป็นคุณไม่ให้ส่วนอื่น ๆ เพื่อที่จะปลอบประโลม" "ดีมากตั้งใจ. เข้าของ Michio ก็สังเกตเห็น. Michio นี้ยังเป็นสมาชิกที่นับถือ. จึงมุ่งมั่นในการเกิดความรู้สึก" ที่ผ่านมา เอสเตอร์ที่มีการประกาศรวบรวมความเห็น หรือพูดได้ว่ามันถูกยกเลิกหรือบอกว่ามันถูกรวบรวม ครั้งที่สี่วันที่ฉัน แต่ต้องขอบคุณจีบ "ฉันสิ้นสุดไม่ว่าจะเป็น" จักรพรรดิพิทักษ์เปิดประตูเข้ามาดยุค "สรรพนามคนแรกที่เห็นสิ่งที่ยิ่งใหญ่" "ความลับไปที่ด้านล่างได้หรือไม่" "มากกว่าความลับเป็นลางไม่ดี" พระมหากษัตริย์และดยุคสนทนา มันจะไม่แยก Sueosoroshiku "พิธีกรรมรับสมัครต่อไปของออกุสตุ. Bruno've ได้อย่างไร" และ "อาจไม่คาดคิด. ไม่มีสิ่งนั้นคุณไม่สามารถที่จะได้ยินชิน" ตามด้วยจักรพรรดิแห่งพิธีกรรมการรับสมัครเริ่มต้น จักรพรรดิรั้นไม่ได้ดูเหมือนจะมีการออกนอกคำแนะนำของท่านเอิร์ล ถ้าคุณออกออกก็จะถูกบังคับหรือคำสารภาพของปัญหาความลับเมื่อถามว่าจะเอิร์ล แม้ที่ดีมันไม่ดีที่จะเอาคำแนะนำของคน "ดังนั้นเริ่มต้น" "สรรพนามคนแรกของเต้านมผู้หญิงสิ่งที่. smallish ที่หน้าอกน่ารักที่ผมคิดว่าเป็นสิ่งที่ดีไม่ใหญ่เกินไปมันเป็นสูงสุด. ในฐานะที่เป็นเรื่องของความเป็นจริงผู้หญิงคนหนึ่งที่มีขนาดใหญ่ของคุณพ่อของคุณและฉันคิดว่าผู้ที่หน้าอกคางที่ชื่นชอบ ในนา. ชิงในวัยเด็กทุกคนที่ดีของเต้านมจนแม่บ้านที่ได้รับการเก็บรวบรวมจากพี่เลี้ยง. บางทีก็ออกหดตัว. สรรพนามคนแรกเป็นศพผู้หญิงเพียงเต้านม " ผู้หญิงจักรพรรดิ มันแสดงให้เห็นออกงานอดิเรก เพื่อ Nani-ge จนกว่างานอดิเรกของจักรพรรดิปลาย ฉันคิดว่ามันอาจจะเป็นจักรพรรดิปลายเพราะพ่อของจักรพรรดิ "มันไม่ได้เป็นงานอดิเรกส่วนตัว" "อ่อนแอเป็นความลับของการสัมผัส. มันอาจจะอยู่ในงานอดิเรกที่น่าอาย" บารอนและดยุคทิ้งกระแทก ดยุคดูเหมือนว่าหัวนมใหญ่เดียวกันและจักรพรรดิปลาย ฉันจะขี้เหล็กยังจะไม่ได้เป็นที่เล็ก ๆ มันอาจจะเป็นประเภทที่จะสวมใส่มิวสิคพูดต่อไป "คุณได้รับการพูดถึง. หน้าอกผู้หญิงเล็ก ๆ ที่ยิ่งใหญ่ของจะเรื่องของหลักสูตร. ที่ทุกคนเป็นสาวน้อยที่ดีที่สุดที่ฉัน ZE" เป็นผู้ชายตำรวจ "การพูดของเด็กเวลาที่จะถูกซ่อนอยู่ในมุมหนึ่งของห้องขนาดเล็กชิงนาคือการที่แม่บ้านได้เหยียบย่ำโดยไม่รู้ตัว. ชิงเป็นครั้งแรกรู้สึกตื่นเต้นทางเพศ แต่ในเวลานั้น" "มันเป็นที่น่าสนใจ." "ความเจ็บปวดที่บางสิ่งบางอย่างผมค่อนข้างดีที่มัน. ตั้งแต่นั้นมาจีนมีลักษณะที่ผู้หญิงของเท้าของคนที่จะเรียนรู้และความตื่นเต้นเล็ก ๆ น้อย ๆ . ต้องการให้คุณยังเหยียบถ้าเป็นไปได้" ที่สมบูรณ์แบบ M temperament'm ไม่ได้ทั้ง และเช่นเดียวกับหัวนม มันไม่สามารถไม่ตรงกับศาลฎีกา ใช่ ในขณะที่ไม่เชอร์รี่ของเต้านมมีขนาดเล็กขึ้นที่นั่น "ถ้าถามว่า Mire แม่บ้านอยู่ที่นั่น" "มันเป็นเรื่องที่เขาทำผมที่จะทำคือการค่อนข้างรู้สึกฟรี" ที่จะถามและคำตอบจะถูกส่งกลับ สิ่งที่ผมถาม ดีกลัวน่าแปลกใจ ฉันเพราะจักรพรรดิ "มัน Muzukashikaro ตั้งใจในตำแหน่งของออกุสตุ" "นับตั้งแต่มีวิธีที่ตอนนี้สาวถูกขุดหลุมในการเดินเส้นทางที่ผมคิดว่ามีคุณซ่อน" หรือการเปลี่ยนแปลง "มันเป็นหรือไม่ได้บอกว่าถ้าสัมผัสกับที่นี่." "ใช่" "ยอมรับ" มันเป็นที่นิยมในการตัดสินใจของสมาชิก แต่มันได้ถึงดินแดนของสมบูรณ์ในทางที่ผิด ฉันได้ทราบความลับของอาณาจักรที่ไม่คาดคิด M ของ Chichitei จักรพรรดิมันได้กลายเป็นความรักที่มีหัวนมนมเป็นจักรพรรดิ มันเป็นความรู้สึกที่สัมผัสชิ้นส่วนส่วนตัวของจักรวรรดิ "เพียงแค่รองเท้านาถ้าคุณติดขึ้นมี." "ไม่ได้รับการยอมรับ Michio?" "ไม่ ,. ไม่ได้รับการยอมรับ แต่เมื่อหากไม่ได้สวมใส่ในรองเท้าส้นสูงจะสนุกกับมัน" ร่วมกันเพราะรองเท้าส้นสูงสำหรับผู้หญิงในโลกนี้ มันดูเหมือนจะไม่ ฉันไม่เคยเห็นที่จะสวมใส่ แต่มันจะเป็นรองเท้าส้นสูงถ้าผมต้องการก้าวในผู้หญิง แว่นตา, หญิงชราสวมชุดสูทแน่น เพียร์ซจากสายตาเย็นถอนหายใจและดวงตาหวานรั่วไหลออกมาจากปาก ความสามัคคีของฟีโรโมนราคะและเรย์ลีชาญฉลาด ที่มีอยู่ไม่เพียงพอ "ผมเห็นรองเท้าส้นสูงหรือ" "ทำอุปกรณ์หรูหราไม่ได้สำหรับผู้หญิงแม่มด" "เมื่อผมเห็นว่ามันมี. แม้ว่าเรื่องเรียกเราเพื่อเพิ่มความมหัศจรรย์ของอำนาจก็แน่นอนคืออำนาจที่ไม่น่าสูงถ้าคุณก้าวเข้ามาว่า" โนเบิล คนสามคนพูดคุยเกี่ยวกับ ไม่ว่าจะเป็นรองเท้าส้นสูงที่มีอยู่ในโลกนี้ ฉันสงสัยว่าไม่มีอำนาจในการเพิ่มขึ้นของความมหัศจรรย์รองเท้าสำหรับผู้ชาย Toka Takageta จากแนวโน้มที่ Tengu อำนาจเวทมนตร์เมื่อสูง "รองเท้าส้นสูง. แน่นอน. หากมี" จักรพรรดิบ่น ดูเหมือนจะรู้ว่าความดีของรองเท้าส้นสูง "มีคุณสามารถที่จะเข้าใจ" ไม่ว่าจะเป็นที่ดีที่จะรู้ว่ามันกัน "ชิงเป็น O ~ Tsu ผิด. แต่สิ่งที่ฉันสามารถทำได้เพื่อการสวมใส่รองเท้าส้นสูงใน. หรือซ่อนแม้จะอยู่ในเขาวงกต" การดูแลออก Mahen จนกว่าจะมี "ได้โปรดหยุดสิ่งที่อันตราย" ฉันได้รับการหยุดโดยคุ้มกัน เป็นอันตรายจะดีกว่าที่จะหยุดมันคือการซ่อนตัวอยู่ในเขาวงกต แม้จะขอให้เขาเผชิญหน้าที่จะบอกว่ามันจะได้รับการกล่าวด้วยความหวาดกลัวเช่นเหยียบจักรพรรดิ มันเป็นถนนหินข้างหน้า "ในขณะที่การสำรวจในภายหลังว่าจริง ๆ แล้วมันเป็น Michio. ชิงเป็นเพียงเรื่องของเคเป็นพี่ชายของครู" คุณได้รับความเคารพแปลก มันเป็นสิ่งที่คุณไม่ต้องการที่จะให้เกียรติในสิ่งนั้น "ถ้าและในทิศทางที่ยังมุ่งมั่นในอนาคต Michio นอกจากนี้ยังจะมีความพึงพอใจเป็นครู. มันคืออะไร?" เอสเตอร์มาเพื่อยืนยันกับผม ที่จะบอกว่ามันไม่ได้เป็นหลักของวิธีที่แปลก ไม่จำเป็นต้องมา แต่เดิมมีการร้องเรียน "ดีดี" "ดีมากมันตั้งใจ. เข้าของออกุสตุพบว่า. เกิดที่แปลก































































































































































































































































































































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