「《お褒めに預り光栄です》」 俺は取り敢えず適応力を褒められた事について返事をしておく。 猪武者というのは間違いなくガスパールの事だ。 そし การแปล - 「《お褒めに預り光栄です》」 俺は取り敢えず適応力を褒められた事について返事をしておく。 猪武者というのは間違いなくガスパールの事だ。 そし ไทย วิธีการพูด

「《お褒めに預り光栄です》」 俺は取り敢えず適応力を褒められた事につい

「《お褒めに預り光栄です》」

俺は取り敢えず適応力を褒められた事について返事をしておく。
猪武者というのは間違いなくガスパールの事だ。
そして楽しそうというのは、婚約者として、ということだろう。

悩みどころである。

自分としては、原作ゲームにおけるガスパールとパトリシア王女のカップルは好きだったので、可能な限り応援するつもりだ。
はじめはお互いを家の立場で決められた相手としか見ていなかった2人が、徐々にお互いの個としての在り方を理解していき本当の恋仲になった時は末永く爆発しろと思ったものだ。

だが、今はゲームではなく現実だ。

俺の個人的な思いで、2人の行く末に干渉することは許されるのだろうか……。
ガスパールにその気があり、友人として応援するというのは常識の範疇に含まれるだろう。
しかしながら、今の2人はどういう関係なのだろう?
婚約をする前なのだろうか。それとも、既にしたあとなのだろうか。
後者で、そこから乗り換えようとしているのならば倫理観及びガスパールと友人である事を理由に断ることは出来る。

しかし、一国の王女がそんな浅はかな言動をするだろうか。

想像でしかないが、恐らくパトリシア王女は今、婚約者を選別している段階にあるのだろう。
ガスパールを猪武者と評した事から、全く知らないということはあるまい。
何度か会って、その人となりを掴むくらいは進んでいるのだろう。

ちなみにこの国の文化として、王侯貴族の婚約に関しては女性側から申し込むのが一般的だ。
勿論、男の側から女性の家の方にお願いというか根回しというか圧力を掛ける事も普通にあるが、体裁としては女性側からということになっている。
男側の方はそれを受けて家として検討し、返事をするという進行だ。

なお、言うまでもないが我が家の場合、エドワーズ王子に熱を上げたミシュリーヌと、王家とのつながりが欲しい父上の思惑が噛み合い、完全にこちらから強くお願いしている。
我が家のように女性本人の希望が反映される場合もあるが、王族の場合はどうなのだろう。
ランベルト侯爵家は王国随一ともうたわれる武門の家であり、王家としても確固たるつながりが欲しい家柄である。歴史を紐解けばこれまでも数代に一度の割合で王家の姫が輿入れしており、時期的にもそろそろというタイミングではある。
他にも王女はいるが、第一王女や第二王女ではいかに重要な家とはいえ侯爵家への嫁としては大仰に過ぎる。
そこで、第三王女であるパトリシア王女に白羽の矢が立ったのであろうが、確かその下にも第四王女がいる。
どこまで婚約の話が進められているのかは分からないが、ご破算に出来る可能性は無いわけではない可能性が高い。

「《マルセル様の方は、もう将来を決めた人はいらっしゃるのかしら?》」

砕けた会話を望んだパトリシア王女が、敢えて敬語表現を使用して聞いてきた。

「《父の方にいくつか話は来ているようですが、具体的に誰というのは聞いておりません》」

「《まあ、これまでの噂を聞けば、そうよね》」

にっこりと笑うパトリシア王女。

以前父上が俺にも話があるけど選別しているような事を言っていたけど、あれはまあ間違いなく嘘だろう。
我が事ながら、貴族の情報ネットワークはかなりのものなので暫くはそういう話は来ないと思っていた。

「《宴の時に、大広間であなたがエドワーズと何やら言い合っているのを聞いていてね、それで興味がわいたのよ。なかなか面白そうな奴がいるなって。その上、その正体があのマルセル・アルダートンだと言うじゃない》」

あの時か。
周りがあまり見えていなかったけれど、聞かれていたとは。
まあ結構白熱していたからそうかもしれない。
というか、王族にまで「あの」として知られてるのね俺……。

「《それでこうして来てみればやっぱり面白い。これならあいつよりも――》」

「《ところで、先程言っていた薄っぺらい猪武者とは誰のことです?》」

決定的な事を言われる前に、俺はどうにか口を挟んだ。

俺の問いかけに、パトリアシア王女は形のよい眉をひそめた。
感情、でちゃってますよ王女様。
クセなのだろうか、長い銀髪を指にくるんと巻いては離し巻いては離しという動作を始めた。
言いたかった事を遮られたからなのか、あいつの事を聞かれたからなのか。

「《あまり面白くない話題なのよねそれ……》」

視線を外し、髪の毛くるくるを続ける王女。
ちょっと怒ったような顔を見せ、すぐに笑顔になり口元を覆って笑う。
一瞬露になった表情が、再び演技で覆われた。
なかなか切り替えがはやいですな。

さて、どうするべきか。

エドワーズ王子はこの話題には加わらず、俺を心配そうに見ている。
まるで地雷原を歩いている人を見守るかのような表情だ。

ミシュリーヌは事情がよく分かっていないようだが、下手に口出しをしてはいけないという雰囲気は感じ取ったらしい。
おとなしくお菓子をつまんでいる。
ふむ、ミシュリーヌのお友達との情報交換では、ガスパールとパトリシア王女の婚約話が進んでいるというのは出ていないのか。

俺はガスパールのことを思い浮かべる。
あの勝負より前のあいつは、思い悩んで荒れていた。
そんな状況では、たとえ王女様といえども、会って楽しく振舞うということは出来なかっただろう。
紹介の栄誉にあずかっても、ムスッとした表情を変えられなかったであろうガスパールを俺は簡単に想像できた。
自分の事に、正しくは騎士としての事にしか興味を持っていなかったガスパールは、パトリシア王女から見れば自分に何の興味も持たない無礼な男に写った事だろう。

パトリシア王女は、本質としては堅苦しいのを嫌い、砕けた態度や在り方を好む。
しかしそれを表に出していい時と出してはいけない時をきちんと見極めるだけの分別をお持ちだ。
なおかつ、自身の立場と課せられた役割も十分に理解している。
それ故、婚約者候補と出会ったときは、王女としての立場をもって振る舞い、それに見合った扱いを望んだのだろう。
それに対して、そんな余裕は無いガスパールが取ったであろう態度は、王家を蔑ろにしていると受け取られてしまったに違いない。まあ、ある意味では自分の騎士としての力を求める余り王女様に気を配れなかったのだからその通りではあるのだが、それでガスパールを責めるのは酷というものではなかろうか。
父を目指して修行に励みながらもそれが正しいのか揺らいでいた少年に、他の事を考える余裕はあるまい。
それならば――、

「《それでは、私の方から1つ面白い話をしましょう。私の友人にいい奴がいましてね。ガスパール・ランベルトというのですが、パトリシア王女はご存知かな?》」

エドワーズ王子が、地雷を踏み抜いた人を見た表情になった。

「《……知っているわ。それなりに、ね。何よ、耳のはやさを自慢するつもり?》」

俺が、2人の婚約話が進んでいることを掴んでいると思われたのだろうか。
パトリシア王女の表情は、ただの笑顔になった。
これまではお付きの侍女達への対策で実際の感情とは別の表情で語らいが進んでいるかのように見せていたが、今は貼り付いたような笑みを作るのみとなった。ただ、髪の毛をいじるのは止まらず、むしろ回転数が上がっている。もしかしたら、本人も気づいていないのかもしれない。

「《いいえ、私の友人にブルーノ・べステルというのが居るのですが、彼ほどの耳は持っていません。単なる予想です》」

俺は紅茶を一口飲む。
温度が下がってきているので飲みやすくて嬉しい。

「《私も初めてあいつと出会った時に思いましたのでね、猪武者と。ですが、今は違う》」

「《――と、言うと?》」

「《あいつは、ガスパール・ランベルトは一つの壁を越えたのです。想いと現実の違いに悩み、もがきながらもやっと自分の騎士としての道を見つけた。なので友として、パトリシア王女殿下の中のガスパールを薄っぺらい猪武者のままにしておくわけにはいかない》」

俺はパトリシア王女の目を正面から見つめた。

そう、これが俺の取るべき、否、取りたい行動だった。
ガスパールとパトリシア王女の互いの気持ちも分からないのに、2人をくっつけようと動くのはおこがましい。
それこそ、自然の成り行きに任せるべきだろう。

だが、俺はガスパールの友なのだ。
友として、あいつがそんなちっぽけな男だと思われたままにしておくのは我慢がならない。
パトリシア王女の中にあるガスパールの像を変える為に、俺は今のあいつのことを伝えよう。


「《友、ね。あなたと彼に接点は無かったと思ったけど?》」

やはりブルーノの所の情報収集能力は特別らしい。

「《つい数日前に偶然出会ってひと勝負しましてね。そこで、彼が壁を越える所を目の当たりにしました》」

俺は自信有りげに微笑む。
なお、俺の方はさっきから表情をそのまんま出している。
しゃべっている内容が分からないんだから別にいいんじゃないかと思うのだけれど。
よし、ここから俺とガスパールの感動の対決についてのエピソードを話して一気に行くぞ。

「《茶会の席で何度か会わされたけど、いつも不機嫌そうな顔で、早く終わらないかと言うような奴よ。今日だって、私の所に挨拶に来ないし》」

不満げな感情が大いに伝わってくる。
おいおいガスパールっていうかランベルト家、そこは行かせなきゃ駄目だろう。
大体、あいつにパトリシア王女を婚約者にもらう方向で話が進んでる事って伝わってるんだろうか?
いくらガスパールでも、そういう立場だと知っていたらもっと気を遣うと思うんだけどなぁ。

「《……それはいけませんね》」

これに関してはフォローが思いつかないというか、どういう事情があったにせよ立場的に我が友側が悪いので肯定するしかなかった。

「《えー、ご挨拶にいらっしゃらなかったんですの!? そういうお立場なのに!》

これに盛大に反応したのは我が妹ミシュリーヌ。
パトリシア王女もちょっとびっくりしている。

「《そうなのよ! 酷いと思わない?》」

「《全くですわ! せっかくお兄様にいいお友達が出来たと喜んでいましたのに、そんな女心の分からない御方だったなんて!》」

「《……いやほら、何かの手違いでガスパール本人はそういう話が進んでるって知らされてない可能性もあるんじゃない?》」

居た堪れなくなって、一応言ってみる。
無駄だとは思うけど。

「《仮にそうでも、あれだけ何度も茶会で紹介されてるのに気づかないとか有り得る!?》」

「《お兄様! 今日の宴で面識のある王女様にご挨拶に行かないとか、おかしいですわ!!》」

2人はくわっと勢い良くこっちに捲し立てる。
おーい王女様ー!
完全に演技が飛んでますよー!

侍女の皆様は何事もないかのように控えてらっしゃる。
まあアレだよね、王家に仕える侍女だもの。仮に主人がちょっとおかしな態度を見せても気づかないように振舞う教育は受けてるよね。

ミシュリーヌとパトリシア王女が何やら話し込んでいる。
2人の親密度がどんどん上がっていくのが分かる。
主にガスパールへのヘイトを燃料にしているのは火を見るより明らか。

「《ああっ、お可哀想なお姉さま!》」
「《分かってくれるミシュリーヌ!?》」

一気に親しくなりすぎだろう!
エドワーズ王子は困惑しつつも、まあ二人が仲良くなっていいか的なオーラを出している。
君はいいだろうよ君は!

いかん、せっかくガスパールの株を上げようとしたのにこのままでは大暴落は必至。

どうにかせねば。
だがどうやって!

ええい、誰か援軍はおらんのか!
ブルーノならきっと何らかの秘密情報とかを駆使してどうにかしてくれそうなのに!

突然の友のイメージの危機に焦る俺。

そんな中、客間の扉が叩かれた。

「失礼致します。マルセル様にお見舞いのお客様です」

扉の外に控えた王城の従者が来訪者を告げる。

「ブルーノ・ベステル様――」

援軍来たれり!

よっし、ここから逆転――

「とガスパール・ラン
0/5000
จาก: -
เป็น: -
ผลลัพธ์ (ไทย) 1: [สำเนา]
คัดลอก!
「《お褒めに預り光栄です》」 俺は取り敢えず適応力を褒められた事について返事をしておく。 猪武者というのは間違いなくガスパールの事だ。 そして楽しそうというのは、婚約者として、ということだろう。 悩みどころである。 自分としては、原作ゲームにおけるガスパールとパトリシア王女のカップルは好きだったので、可能な限り応援するつもりだ。 はじめはお互いを家の立場で決められた相手としか見ていなかった2人が、徐々にお互いの個としての在り方を理解していき本当の恋仲になった時は末永く爆発しろと思ったものだ。 だが、今はゲームではなく現実だ。 俺の個人的な思いで、2人の行く末に干渉することは許されるのだろうか……。 ガスパールにその気があり、友人として応援するというのは常識の範疇に含まれるだろう。 しかしながら、今の2人はどういう関係なのだろう? 婚約をする前なのだろうか。それとも、既にしたあとなのだろうか。 後者で、そこから乗り換えようとしているのならば倫理観及びガスパールと友人である事を理由に断ることは出来る。 しかし、一国の王女がそんな浅はかな言動をするだろうか。 想像でしかないが、恐らくパトリシア王女は今、婚約者を選別している段階にあるのだろう。 ガスパールを猪武者と評した事から、全く知らないということはあるまい。 何度か会って、その人となりを掴むくらいは進んでいるのだろう。 ちなみにこの国の文化として、王侯貴族の婚約に関しては女性側から申し込むのが一般的だ。 勿論、男の側から女性の家の方にお願いというか根回しというか圧力を掛ける事も普通にあるが、体裁としては女性側からということになっている。 男側の方はそれを受けて家として検討し、返事をするという進行だ。 なお、言うまでもないが我が家の場合、エドワーズ王子に熱を上げたミシュリーヌと、王家とのつながりが欲しい父上の思惑が噛み合い、完全にこちらから強くお願いしている。 我が家のように女性本人の希望が反映される場合もあるが、王族の場合はどうなのだろう。 ランベルト侯爵家は王国随一ともうたわれる武門の家であり、王家としても確固たるつながりが欲しい家柄である。歴史を紐解けばこれまでも数代に一度の割合で王家の姫が輿入れしており、時期的にもそろそろというタイミングではある。 มีเจ้าหญิง เจ้าหญิง และยังสำคัญว่าบ้านอีก อย่างไรก็ตามแต่งงานกับมาร์ควิส เกินไป เพื่อให้เรายืนในเลข 3 เจ้าหญิงเจ้าหญิงแพทริเซีย singled ออก แต่แน่นอนภายใต้หมายเลข 4 เจ้าหญิงในการ เรื่องหมั้นได้ไกลเท่าไรไม่ทราบ จะ มีแนวโน้มมากที่สุดไม่มีการ"" Marcel ที่จะมีคนแล้วตัดสินใจอนาคตของใจ 》」 โดยกล้าการนิพจน์ honorific เจ้าหญิงแพทริเซียต้องการสนทนาสบาย ๆ ถาม""บางเรื่องน่าจะ มากับพ่อของฉัน แต่เฉพาะที่เป็นไม่ได้ยิน"""ดี ฟังข่าวลือเพื่อห่างไกล ขวาดังนั้น " เจ้าหญิงแพทริเซียยิ้ม และหัวเราะ เลือกก่อนที่พ่อจะพูดกับฉัน แต่ผมจะพูด แต่ที่ดีไม่ต้องสงสัย จะเป็นการโกหก ฉันมีฉันขณะเครือข่ายโนเบิลจำนวนมากเนื่องจากในขณะที่ ชนิดของการพูดคุยมา"" ในระหว่างงานเลี้ยงในห้องโถงเอกคุณเอ็ดเวิร์ด และอย่างใด ได้ฟัง เพื่อให้เกิดความสนใจในการ มีความน่าสนใจเป็นผู้ชาย นอกจากนี้ พวกเขากล่าวว่า ตัว Marcel Alderton ที่ "" あの時か。 周りがあまり見えていなかったけれど、聞かれていたとは。 まあ結構白熱していたからそうかもしれない。 というか、王族にまで「あの」として知られてるのね俺……。「《それでこうして来てみればやっぱり面白い。これならあいつよりも――》」「《ところで、先程言っていた薄っぺらい猪武者とは誰のことです?》」 決定的な事を言われる前に、俺はどうにか口を挟んだ。 俺の問いかけに、パトリアシア王女は形のよい眉をひそめた。 感情、でちゃってますよ王女様。 クセなのだろうか、長い銀髪を指にくるんと巻いては離し巻いては離しという動作を始めた。 言いたかった事を遮られたからなのか、あいつの事を聞かれたからなのか。「《あまり面白くない話題なのよねそれ……》」 視線を外し、髪の毛くるくるを続ける王女。 ちょっと怒ったような顔を見せ、すぐに笑顔になり口元を覆って笑う。 一瞬露になった表情が、再び演技で覆われた。 なかなか切り替えがはやいですな。 さて、どうするべきか。 エドワーズ王子はこの話題には加わらず、俺を心配そうに見ている。 まるで地雷原を歩いている人を見守るかのような表情だ。 ミシュリーヌは事情がよく分かっていないようだが、下手に口出しをしてはいけないという雰囲気は感じ取ったらしい。 おとなしくお菓子をつまんでいる。 ふむ、ミシュリーヌのお友達との情報交換では、ガスパールとパトリシア王女の婚約話が進んでいるというのは出ていないのか。 俺はガスパールのことを思い浮かべる。 あの勝負より前のあいつは、思い悩んで荒れていた。 そんな状況では、たとえ王女様といえども、会って楽しく振舞うということは出来なかっただろう。 紹介の栄誉にあずかっても、ムスッとした表情を変えられなかったであろうガスパールを俺は簡単に想像できた。 自分の事に、正しくは騎士としての事にしか興味を持っていなかったガスパールは、パトリシア王女から見れば自分に何の興味も持たない無礼な男に写った事だろう。 パトリシア王女は、本質としては堅苦しいのを嫌い、砕けた態度や在り方を好む。 しかしそれを表に出していい時と出してはいけない時をきちんと見極めるだけの分別をお持ちだ。 なおかつ、自身の立場と課せられた役割も十分に理解している。 それ故、婚約者候補と出会ったときは、王女としての立場をもって振る舞い、それに見合った扱いを望んだのだろう。 それに対して、そんな余裕は無いガスパールが取ったであろう態度は、王家を蔑ろにしていると受け取られてしまったに違いない。まあ、ある意味では自分の騎士としての力を求める余り王女様に気を配れなかったのだからその通りではあるのだが、それでガスパールを責めるのは酷というものではなかろうか。
父を目指して修行に励みながらもそれが正しいのか揺らいでいた少年に、他の事を考える余裕はあるまい。
それならば――、

「《それでは、私の方から1つ面白い話をしましょう。私の友人にいい奴がいましてね。ガスパール・ランベルトというのですが、パトリシア王女はご存知かな?》」

エドワーズ王子が、地雷を踏み抜いた人を見た表情になった。

「《……知っているわ。それなりに、ね。何よ、耳のはやさを自慢するつもり?》」

俺が、2人の婚約話が進んでいることを掴んでいると思われたのだろうか。
パトリシア王女の表情は、ただの笑顔になった。
これまではお付きの侍女達への対策で実際の感情とは別の表情で語らいが進んでいるかのように見せていたが、今は貼り付いたような笑みを作るのみとなった。ただ、髪の毛をいじるのは止まらず、むしろ回転数が上がっている。もしかしたら、本人も気づいていないのかもしれない。

「《いいえ、私の友人にブルーノ・べステルというのが居るのですが、彼ほどの耳は持っていません。単なる予想です》」

俺は紅茶を一口飲む。
温度が下がってきているので飲みやすくて嬉しい。

「《私も初めてあいつと出会った時に思いましたのでね、猪武者と。ですが、今は違う》」

「《――と、言うと?》」

「《あいつは、ガスパール・ランベルトは一つの壁を越えたのです。想いと現実の違いに悩み、もがきながらもやっと自分の騎士としての道を見つけた。なので友として、パトリシア王女殿下の中のガスパールを薄っぺらい猪武者のままにしておくわけにはいかない》」

俺はパトリシア王女の目を正面から見つめた。

そう、これが俺の取るべき、否、取りたい行動だった。
ガスパールとパトリシア王女の互いの気持ちも分からないのに、2人をくっつけようと動くのはおこがましい。
それこそ、自然の成り行きに任せるべきだろう。

だが、俺はガスパールの友なのだ。
友として、あいつがそんなちっぽけな男だと思われたままにしておくのは我慢がならない。
パトリシア王女の中にあるガスパールの像を変える為に、俺は今のあいつのことを伝えよう。


「《友、ね。あなたと彼に接点は無かったと思ったけど?》」

やはりブルーノの所の情報収集能力は特別らしい。

「《つい数日前に偶然出会ってひと勝負しましてね。そこで、彼が壁を越える所を目の当たりにしました》」

俺は自信有りげに微笑む。
なお、俺の方はさっきから表情をそのまんま出している。
しゃべっている内容が分からないんだから別にいいんじゃないかと思うのだけれど。
よし、ここから俺とガスパールの感動の対決についてのエピソードを話して一気に行くぞ。

「《茶会の席で何度か会わされたけど、いつも不機嫌そうな顔で、早く終わらないかと言うような奴よ。今日だって、私の所に挨拶に来ないし》」

不満げな感情が大いに伝わってくる。
おいおいガスパールっていうかランベルト家、そこは行かせなきゃ駄目だろう。
大体、あいつにパトリシア王女を婚約者にもらう方向で話が進んでる事って伝わってるんだろうか?
いくらガスパールでも、そういう立場だと知っていたらもっと気を遣うと思うんだけどなぁ。

「《……それはいけませんね》」

これに関してはフォローが思いつかないというか、どういう事情があったにせよ立場的に我が友側が悪いので肯定するしかなかった。

「《えー、ご挨拶にいらっしゃらなかったんですの!? そういうお立場なのに!》

これに盛大に反応したのは我が妹ミシュリーヌ。
パトリシア王女もちょっとびっくりしている。

「《そうなのよ! 酷いと思わない?》」

「《全くですわ! せっかくお兄様にいいお友達が出来たと喜んでいましたのに、そんな女心の分からない御方だったなんて!》」

「《……いやほら、何かの手違いでガスパール本人はそういう話が進んでるって知らされてない可能性もあるんじゃない?》」

居た堪れなくなって、一応言ってみる。
無駄だとは思うけど。

「《仮にそうでも、あれだけ何度も茶会で紹介されてるのに気づかないとか有り得る!?》」

「《お兄様! 今日の宴で面識のある王女様にご挨拶に行かないとか、おかしいですわ!!》」

2人はくわっと勢い良くこっちに捲し立てる。
おーい王女様ー!
完全に演技が飛んでますよー!

侍女の皆様は何事もないかのように控えてらっしゃる。
まあアレだよね、王家に仕える侍女だもの。仮に主人がちょっとおかしな態度を見せても気づかないように振舞う教育は受けてるよね。

ミシュリーヌとパトリシア王女が何やら話し込んでいる。
2人の親密度がどんどん上がっていくのが分かる。
主にガスパールへのヘイトを燃料にしているのは火を見るより明らか。

「《ああっ、お可哀想なお姉さま!》」
「《分かってくれるミシュリーヌ!?》」

一気に親しくなりすぎだろう!
エドワーズ王子は困惑しつつも、まあ二人が仲良くなっていいか的なオーラを出している。
君はいいだろうよ君は!

いかん、せっかくガスパールの株を上げようとしたのにこのままでは大暴落は必至。

どうにかせねば。
だがどうやって!

ええい、誰か援軍はおらんのか!
ブルーノならきっと何らかの秘密情報とかを駆使してどうにかしてくれそうなのに!

突然の友のイメージの危機に焦る俺。

そんな中、客間の扉が叩かれた。

「失礼致します。マルセル様にお見舞いのお客様です」

扉の外に控えた王城の従者が来訪者を告げる。

「ブルーノ・ベステル様――」

援軍来たれり!

よっし、ここから逆転――

「とガスパール・ラン
การแปล กรุณารอสักครู่..
ผลลัพธ์ (ไทย) 2:[สำเนา]
คัดลอก!
"" เงินฝากชมเชยเป็นเกียรติที่จะ "" ฉันเวลาที่ถูกออกจากคำตอบที่ได้รับการยกย่องในการปรับตัว สิ่งที่ Gaspard แน่นอนเพราะ Inoshishimusha และเพราะความสนุกสนานจะเป็นคู่หมั้นก็จะถูกเรียกว่า มันอยู่ไกลจากปัญหา ในฐานะที่เป็นตัวเองเพราะมันเป็น Gaspard และเช่นเดียวกับคู่ของเจ้าหญิงแพทในเกมต้นฉบับที่คุณกำลังจะให้การสนับสนุนมากที่สุดเท่าที่เป็นไปได้ สิ่งที่เริ่มต้นที่คนสองคนที่ไม่เคยเห็นเฉพาะกับพันธมิตรที่ได้รับการตัดสินใจกับแต่ละอื่น ๆ ในตำแหน่งของบ้านคือเมื่อมันค่อย ๆ กลายเป็นจริงยังคงที่จะเข้าใจวิธีการที่เป็นตัวเลขของแต่ละความรักอื่น ๆ ที่คิดว่าจะเป็นสีขาวระเบิดตลอดไป ครั้งที่หนึ่ง แต่ตอนนี้มันเป็นความเป็นจริงมากกว่าเกม ในความคิดส่วนตัวของฉันฉันสงสัยว่าจะได้รับอนุญาตเข้าไปยุ่งเกี่ยวกับทั้งสองของโชคชะตา .... Gaspard มีความคิดที่จะให้การสนับสนุนและเป็นเพื่อนที่และจะถูกรวมอยู่ในหมวดหมู่ของสามัญสำนึก แต่ตอนนี้ทั้งสองคนสงสัยว่าสิ่งที่ชนิดของความสัมพันธ์หรือไม่? ฉันสงสัยว่าก่อนที่จะหมั้น หรือฉันสงสัยว่าหลังจากที่มีอยู่แล้ว หลังจากที่นั่นจะ Norikaeyo และคุณกำลังทำถ้ามันที่คุณปฏิเสธที่จะให้เหตุผลว่ามันเป็นจริยธรรมและ Gaspard และเพื่อน ๆ สามารถ แต่ผมสงสัยว่าประเทศใดประเทศหนึ่งของเจ้าหญิงดังกล่าวเป็นพฤติกรรมที่ตื้น แต่ไม่เพียง แต่ในจินตนาการบางทีเจ้าหญิงแพทริเซีตอนนี้น่าจะอยู่ในขั้นตอนที่มีการเรียงคู่หมั้น Gaspard จากข้อเท็จจริงที่ว่ามันถูกเรียกว่ามัน Inoshishimusha จะว่าไม่ทราบเลย ผมได้พบกับหลายต่อหลายครั้งและอาจจะเป็นไปได้มากที่คว้าบุคลิกของ โดยวิธีการที่เป็นวัฒนธรรมของประเทศนี้เป็นเรื่องปกติที่จะใช้จากด้านข้างของผู้หญิงที่มีความเคารพต่อการมีส่วนร่วมของเจ้านายและขุนนาง แน่นอน แต่ยังรวมถึงการใช้ร่วมกันความดันหรือมากกว่าจัดแจงไว้ก่อนหรือมากกว่าให้ฉันต่อผู้หญิงจากด้านข้างของบ้านชายคนนั้นก็ควรจะเป็นลักษณะจากด้านหญิง ไปทางด้านคนที่จะต้องพิจารณาโดยได้รับเป็นบ้านก็เป็นความคืบหน้าว่าการตอบกลับ ในกรณีที่มีการเรียนการสอน แต่ของบ้านเราและ Mishurinu ซึ่งยกความร้อนเอ็ดเวิร์ดเจ้าชายสอดคล้องเก็งกำไรพ่อของคุณต้องการความสัมพันธ์กับพระราชวงศ์สมบูรณ์ต้องถามอย่างมากจากที่นี่ แม้ว่าในบางกรณีความหวังของผู้หญิงเป็นหลักที่บ้านของฉันจะสะท้อนให้เห็นก็จะสิ่งที่เกี่ยวกับกรณีของพระราชวงศ์ แลมเบิร์กีส์ที่เป็นบ้านของครอบครัวทหารที่ยังร้องชั้นนำของสหราชอาณาจักรที่เป็นครอบครัวที่ต้องการ บริษัท ยังนำไปสู่การเป็นพระราชวงศ์ หาก Himotoke ประวัติศาสตร์ในครั้งเดียวจากสัดส่วนเพื่อให้คนรุ่นแม้นี้เป็นเจ้าหญิงพระราชเป็นขบวนเจ้าสาวจะอยู่ในช่วงเวลาของฤดูกาลที่จะเร็ว ๆ นี้นอกจากนี้ยังมี อื่น ๆ นอกจากนี้ยังมีเจ้าหญิง แต่มากเกินไปที่จะพูดเกินจริงเป็นลูกสาวในกฎหมายที่จะอย่างไรก็ตามครอบครัวมาร์ควิสและวิธีการที่สำคัญในบ้านเจ้าหญิงเป็นครั้งแรกและครั้งที่สองเจ้าหญิง ดังนั้นจะได้เจ้าหญิงที่สามเจ้าหญิงแพทริเซีลูกศรแยกออกมายืนอยู่ แต่ก็ยังมีเจ้าหญิงที่สี่แน่นอนด้านล่าง ผมไม่ทราบว่าไกลเรื่องราวของการมีส่วนร่วมที่เป็นชิ้น แต่เป็นไปได้ของการเริ่มต้นใหม่ไม่ได้ที่มันมีแนวโน้มที่จะไม่ "" บุคคลแห่งคลื่นเหมือนผมสงสัยมาคนที่ตัดสินใจในอนาคตอีก? "" เจ้าหญิงทางการแพทริเซีต้องการสนทนาได้กล้าที่จะถามสำหรับการใช้การแสดงออกของความฝัน "" แต่ดูเหมือนว่าจะมาพูดคุยที่มีต่อพ่อบางอย่างที่เราไม่เคยได้ยินเพราะไม่มีใครโดยเฉพาะ "" "" ดีฉันได้ยินข่าวลือที่ผ่านมาผมคิดอย่างนั้น "" หัวเราะและรอยยิ้ม เจ้าหญิงแพทริเซี แม้ว่าก่อนหน้านี้พ่อบอกว่าสิ่งที่ต้องการที่เรียง แต่ฉันยังมีการพูดคุยจะมีการโกหกโดยไม่ผิดพลาดที่ดี ในขณะที่สิ่งที่ฉันเครือข่ายข้อมูลของขุนนางฉันได้ในขณะที่ความคิดเพราะมากไม่มาเหมือนเรื่องที่ เมื่อ "" งานฉลองผมเคยได้ยินคุณเป็นสิ่ง Ia ~ Tsu กับเอ็ดเวิร์ดในรถเก๋งที่น่าสนใจเพื่อจะเป็นคนแคระ. ฉันนามีผู้ชายที่น่าสนใจมาก. สิ่งปลูกเอกลักษณ์ที่เป็นที่มาร์เซล ผมไม่ได้บอกว่ามันตันออลเด้อ "" หรือเวลาที่ แต่รอบไม่ปรากฏอย่างมากและจะได้รับการได้ยิน ดีมันอาจจะทำเช่นนั้นเพราะฉันได้รับไส้สวย ของวิธีการที่ผมไม่ทราบว่าเป็น "ว่า" กับพระราชวงศ์ฉัน .... "". ดังนั้นวิธีที่ยังคงน่าสนใจนี้มันถูกผู้ชายกว่าถ้ามานี้ - ""? "" โดยวิธีการที่เป็นคนที่ Inoshishimusha แพทย์บอบบางที่คุณจะพูดเพียงแค่ "" ก่อนที่จะกล่าวว่าสิ่งสำคัญที่ ฉันถูกคั่นกลางปากอย่างใด คำถามของฉัน, เจ้าหญิง Patoriashia ถูกเงียบคิ้วที่ดีของรูปแบบ อารมณ์ความรู้สึกได้ไปออกโดยปริ๊นเซ นิสัยของการสงสัยเงินที่มีผมยาวและเริ่มการดำเนินการของการปล่อยมันเป็นแผลปล่อยมันเป็นแผลและคุณมาถึงนิ้ว หรือเพราะฉันบล็อกที่คุณอยากจะพูดดังกล่าวและว่าเช่นนี้เพราะผมได้ยินมาว่าคนที่แต่งตัวประหลาด "" หัวข้อมากไม่ฉันฉัน ...... มันน่าทึ่ง "" นำสายของสายตาเจ้าหญิงเพื่อดำเนินการต่อผมปั่น มันแสดงให้เห็นว่าเล็ก ๆ น้อย ๆ เช่นโกรธใบหน้าและหัวเราะมากกว่าปากทันทีและกลายเป็นรอยยิ้ม มันก็กลายเป็นช่วงเวลาที่การแสดงออกทางสีหน้าน้ำค้างที่ปกคลุมอีกครั้งในการแสดง มันค่อนข้างเป็นไปอย่างรวดเร็วสลับ ตอนนี้สิ่งที่ต้องทำ เจ้าชายเอ็ดเวิร์ดไม่ได้นำไปใช้กับหัวข้อนี้มองผมอย่างใจจดใจจ่อ มันแสดงออกทางสีหน้าดูราวกับว่าคนที่มีความเหมือนเดินทุ่นระเบิด Mishurinu ไม่ได้ดูเหมือนจะรู้ดีสถานการณ์ แต่บรรยากาศที่ไม่ควรจะเป็นปลายเส้นด้ายไม่ดีพบว่ามันน่าจะมีความรู้สึกว่า เงียบฉันจับขนม ดีในการแลกเปลี่ยนข้อมูลกับเพื่อนของ Mishurinu และสิ่งที่ไม่ได้มาจากการที่จะมีความคืบหน้าเรื่องการมีส่วนร่วมของเจ้าหญิงเจ้ากาสปาและแพทริเซี ฉันคิดว่าของ Gaspard มันเร็วกว่าเกมที่มีการทำ Omoinayan หยาบ ในสถานการณ์ดังกล่าวถึงแม้ว่ามันจะเป็นยังเป็นเจ้าหญิงก็จะไม่ได้รับอนุญาตให้เป็นไปได้ว่ามีลักษณะการทำงานที่สนุกที่จะตอบสนอง แม้จะอยู่ในความดูแลของการแนะนำของเกียรติเป็น Gaspard ที่จะไม่เปลี่ยน ~ Tsu Musu และจะมองฉันสามารถจินตนาการ กับที่ของเขาเองอย่างถูกต้อง Gaspard ว่ามันไม่ได้มีความสนใจเฉพาะในที่เป็นอัศวินจะที่สะท้อนให้เห็นในคนหยาบคายที่ไม่ได้มีอะไรที่น่าสนใจให้กับตัวเองถ้าคุณมองจากเจ้าหญิงแพทริเซี เจ้าหญิงแพทริเซีเป็นหลักเกลียดแข็งของเป็นฉันชอบทัศนคติและวิธีการที่ไม่เป็นทางการ แต่มันก็มีการแยกเพียงอย่างถูกต้องเมื่อประเมินที่ไม่ควรจะออกมาและเมื่อมันเป็นสิ่งที่ดีออกมาในตาราง และยังแม้ฉันได้เข้าใจบทบาทที่ได้รับการกำหนดตำแหน่งของตัวเอง ดังนั้นเมื่อฉันได้พบกับผู้สมัครคู่หมั้นมันจะทำงานที่มีตำแหน่งเป็นเจ้าหญิงและอาจจะต้องการที่จะจัดการกับความมัน ในทางตรงกันข้ามทัศนคติที่จะเช่นอัตรากำไรขั้นต้นจะได้รับการไม่มี Gaspard นั้นจะต้องได้รับหายไปถ้าคุณละเลยพระราชวงศ์ ดีอย่างใดอย่างหนึ่งเป็นเพราะเขาไม่ได้ให้ความสนใจกับ Kubare เจ้าหญิงที่เหลือเพื่อตรวจสอบแรงเป็นอัศวินของพวกเขาในแง่ที่มีอยู่ในถนน แต่ตำหนิ Gaspard จะไม่ได้หมายความว่าโหดร้าย ในขณะที่ส่งเสริมการฝึกอบรมโดยมีวัตถุประสงค์ของพ่อยังเด็กมันสั่นที่ถูกต้องหรือเราจะไม่ได้ที่จะคิดเกี่ยวกับสิ่งอื่น ๆ ถ้ามัน - ""? .. ดังนั้นขอเรื่องราวที่น่าสนใจจากทิศทางของฉันมีเพื่อนผู้ชายของฉันที่ดีและ Gaspar แลมเบิร์ แต่ที่เจ้าหญิงแพทริเซีคุณรู้คะ "" เป็นเจ้าชายเอ็ดเวิร์ด และกลายเป็นมองเห็นคนที่เหมือง Fuminui "การ" ในครั้งที่หนึ่งพอสมควรรู้ ... ฉันสิ่งที่ฉันจะไปโม้ความเร็วของหู? "" ฉันต้องสงสัยดูเหมือนจะคว้าว่าเรื่องการมีส่วนร่วมของทั้งสองมีความก้าวหน้า UGA เจ้าหญิงแพทริเซีของการแสดงออกทางสีหน้ากลายเป็นเพียงแค่รอยยิ้ม ก่อนหน้านี้มันก็จะแสดงให้เห็นว่าถ้าความคืบหน้าในการพูดคุยในการแสดงออกทางสีหน้าแตกต่างกันของความรู้สึกที่เกิดขึ้นจริงมาตรการเข้าไปในหางกับแม่บ้านที่ตอนนี้มันก็กลายเป็นเพียงที่จะทำให้รอยยิ้มติดเป็น แต่ก็ไม่ได้หยุดการปลอมแปลงผมความเร็วในการหมุนขึ้นค่อนข้าง บางทีแล้วคุณอาจจะไม่ทราบว่าตัวเอง "" ไม่สำหรับคุณ แต่มีฐานที่เอสเตอร์บรูโน่ของฉันกับเพื่อนเขาเป็นหูไม่ได้. มันเป็นที่คาดว่า "" ฉันดื่มจิบชา ผมมีความสุขและง่ายต่อการดื่มเพราะอุณหภูมิจะลงมา "" ฉันฉันเพราะฉันยังคิดว่าเป็นครั้งแรกที่ผมได้พบกับเขา Inoshishimusha และมีตอนนี้เป็นที่แตกต่างกัน. "" "?" - และบอกว่าเมื่อ "" "" เขาเป็น Gaspar แลมเบิร์เป็นหนึ่งของผนัง และมันก็เกินกว่า. ไปสู่ปัญหาความแตกต่างระหว่างความรู้สึกและความเป็นจริงที่เป็น. เพื่อนดังนั้นในที่สุดก็พบถนนเป็นอัศวินของพวกเขาแม้ในขณะที่ดิ้นรนเพื่อหมายถึง Gaspard ในแพทริปริ๊นเซออกจากแพทย์บาง Inoshishimusha ฉันไม่ไป "," ฉันถูกจ้องมองจากด้านหน้าของตาของเจ้าหญิงแพทที่ ดังนั้นนี้ควรใช้เวลาของตัวเองไม่ได้รับการดำเนินการที่คุณต้องการที่จะใช้ และยังไม่ทราบถึงความรู้สึกของแต่ละคนของ Gaspard ชายและเจ้าหญิงแพทริเซีย้ายพยายาม Kuttsukeyo คนสองคนคือเกรงใจ นั่นคือสิ่งที่คุณจะได้รับทางด้านซ้ายเพื่อการเรียนธรรมชาติ แต่ฉันเป็นเพื่อนคนหนึ่งของ Gaspard ในฐานะที่เป็นเพื่อนก็ไม่สามารถยืนที่จะปล่อยให้คนที่จะยังคงดูเหมือนจะเป็นเช่นคนเล็ก ๆ เพื่อที่จะเปลี่ยนภาพของ Gaspar ที่อยู่ในเจ้าหญิงแพทริเซีผมจะบอกตอนนี้สิ่งที่เขา "" เพื่อนฉันและฉันคิดว่าคุณและเขาอยู่ในการติดต่อไม่ได้? "" อีกครั้งความสามารถในการรวบรวมข้อมูลของสถานที่ของบรูโน่ที่น่าจะเป็นพิเศษ "" ฉันได้รับเป็นเกมที่คนและผมได้พบโดยบังเอิญในเพียงไม่กี่วันที่ผ่านมา. ดังนั้นเขาได้เห็นสถานที่เกินผนัง "" ฉันยิ้มที่จะลงความมั่นใจ นอกจากนี้ผู้ที่ฉันได้ออกสีหน้า Sonomanma จากครู่ที่ผ่านมา และเพราะผมไม่ทราบว่าสิ่งที่คุณกำลังพูดถึง แต่ฉันคิดว่าฉันคิดว่าเราแยกที่ดี ดีไปในครั้งเดียวจากที่นี่ตอนที่พูดคุยเกี่ยวกับการเผชิญหน้าของฉันและ Gaspard ของความตื่นเต้น "" หลายต่อหลายครั้งและสรุปผมอยู่ในที่นั่งของพิธีชงชาในหน้าไม่พอใจเสมอเร็ว ๆ นี้ผมผู้ชายที่ชอบพูดว่าไม่จบ. แม้วันนี้ไม่ได้มาเพื่อทักทายกับสถานที่ของฉันไป "" ไม่พอใจอย่างมากลงอารมณ์ ส่งมา เฮ้ Gaspard ผมหมายถึงครอบครัวของแลมเบิร์ก็จะไร้ประโยชน์ถ้ามันจะไม่ปล่อยให้ไป ประมาณคนที่จะส่ง wonder'm ผมว่าที่จะไปพูดคุยในทิศทางที่จะได้รับแพทริเซีเจ้าหญิงคู่หมั้น? เท่าไหร่ใน Gaspard ผมสงสัยผมคิดว่าการใช้จ่ายอย่างระมัดระวังมากขึ้นถ้าคุณรู้ว่ามันเป็นชนิดของตำแหน่ง "" ... มันไม่ได้ฉันจะไป "" ในเรื่องเกี่ยวกับนี้หรือว่าทำตามไม่ได้คิดว่ามันไม่ได้เป็นลักษณะที่ตำแหน่งเดียวที่จะบวกเพราะด้านเพื่อนของฉันไม่ดีไม่ว่าจะมีสิ่งที่ชนิดของสถานการณ์ "" ดีแม้ว่าคำอวยพรของคุณ Irasshara ได้ไม่มีผมอยู่ในตำแหน่งดังกล่าว !? คุณ! "และนี่คือปฏิกิริยามโหฬารน้องสาวของฉันMishurinu. คุณยังเป็นเจ้าหญิงแพทริเซีประหลาดใจเล็ก ๆ น้อย ๆ . ว่า" "จะว่าอย่างนั้น! เมื่อสาหัส คุณดูเหมือนไม่ได้? "" และ "" ผมอยู่ตรง! และแม้ว่ามีความสุขที่จะเป็นปัญหามากอาจจะบอกว่าเพื่อนของคุณเพื่อพี่ชายของคุณ ,! และเธอก็เป็นคนที่คุณไม่ทราบเช่นอารมณ์ความรู้สึกของผู้หญิงคนหนึ่ง "" "" ... แท้จริงแล้วคุณรู้ว่าบางสิ่งบางอย่าง Gaspard ในคนผิดพลาดที่ไม่ได้มีความเป็นไปได้ว่ายังไม่ได้รับการแจ้งผมมีความก้าวหน้าชนิดของการพูดคุยหรือไม่ "" กลายเป็นเข้าพักของสัญชาตญาณไม่ให้เราเคยกล่าวไว้ว่า และผมคิดว่าเป็นขยะ "" ถ้าแม้ดังนั้นหลายครั้งเพียงเอเรียล Toka ไม่ทราบว่าจะได้รับการแนะนำในชา !? "" "" พี่ชายของคุณ! Toka ไม่ได้ไปอวยพรของคุณเพื่อเจ้าหญิงที่มีความใกล้ชิดในงานเลี้ยงวันนี้, ตลก มัน !! "" คนสองคนคอทพูดคุยบนและแรงกว่าที่นี่ ปริ๊นเซมากกว่า Hey! มันจะทำหน้าที่อย่างเต็มที่จะบิน! ทุกคนของแม่บ้านเป็น Rassharu ข้างหน้าในขณะที่หากมีสิ่งใดไม่ได้ ดีฉัน Ares สิ่งที่มันเป็นแม่บ้านที่จะให้บริการพระราชวงศ์ ฉันได้รับคือถ้าสามีของฉันที่จะประพฤติเป็นเล็ก ๆ น้อย ๆ ยังไม่รู้การศึกษาแสดงให้เห็นทัศนคติที่ตลก Mishurinu และเจ้าหญิงแพทริเซีอยู่ในสิ่งที่พูดคุยนาน สองการศึกษาระดับปริญญาใกล้ชิดผมพบว่าที่เกิดขึ้นอย่างต่อเนื่องขึ้น ส่วนใหญ่มันเกลียดที่จะ Gaspard เชื้อเพลิงเป็นที่ชัดเจนเป็นวัน "" AAK และน้องสาวที่น่าสงสารของคุณ "" "" ถูกพบโดยเรา Mishurinu !? "" มันจะเป็นครั้งมากเกินไปที่ใกล้ชิด! เจ้าชายเอ็ดเวิร์ดแม้ในขณะที่งงก็มีการออกมาดีหรือได้รับพร้อมกลิ่นอายดีคือคนสองคน โดยคิมิคิมิจะดี! น่าเศร้า, ความผิดพลาดที่มีขนาดใหญ่เป็นสิ่งที่หลีกเลี่ยงในรัฐนี้คือการมีปัญหามากพยายามที่จะยกระดับสต็อกของ Gaspard ฉันอย่างใดต้อง แต่วิธีการที่! Ei เสริมใครสักคนหรือของโอแรน! แม้ว่าบางคนอาจได้รับการจัดการที่จะทำให้การใช้เต็มแน่นอน Toka บางข้อมูลที่เป็นความลับถ้าบรูโน่! ผมรีบไปที่วิกฤตของเพื่อนอย่างฉับพลันของภาพ ในขณะที่ประตูห้องรับแขกถูกตี "เราหยาบคาย. เป็นความเห็นอกเห็นใจของคุณไปยังคลื่นเหมือน" คนรับใช้ของ Ojo ละเว้นที่อยู่นอกประตูบอกผู้เข้าชม "บรูโน่ Bester ชอบ -" กำลังเสริมมา Tareri! ยอสซี่กลับรายการจากที่นี่ - "และเรียก Gaspar
















































































































































































































การแปล กรุณารอสักครู่..
ผลลัพธ์ (ไทย) 3:[สำเนา]
คัดลอก!
ได้รับเกียรติเป็น " สรรเสริญยกย่อง สำหรับการปรับตัว》」

ฉันต้องตอบมัน มันก็ไม่ใช่ความผิด และตะโกน ที่ยินดีและร่วมด้วยจะ มีอะไรที่เหมือนกัน และในเกมต้นฉบับขององค์หญิงแพทริเซียเจ้ากาสปาร์ดฺคู่เพราะผมชอบไปต่อสู้เท่าที่จะเป็นไปได้ ที่แรกกำหนดตำแหน่งกับแต่ละอื่น ๆที่บ้าน และสอง ผมค่อย ๆ เข้าใจกันและกันเป็นหนึ่งในความรักที่แท้จริง เมื่อมันระเบิด อืม แต่ตอนนี้ไม่ใช่ เกมส์ ในส่วนตัวผมคิดว่าของทั้งสองจะได้รับอนุญาตที่จะเข้าไปแทรกแซงใน อนาคตก็จะ . . . . . . . จิตใจที่เจ้ากาสปาร์ดฺจะรวมอยู่ในความรู้สึกว่า เป็นเพื่อน และการสนับสนุน อย่างไรก็ตามพวกเขาจะตอนนี้ความสัมพันธ์แบบไหน ? จะก่อนงานหมั้น หรือหลังจากเป็นแล้ว ในหลังเปลี่ยนจากมุมมองที่เจ้ากาสปาร์ดฺจริยธรรมและเพื่อน ๆและจะลดลง แต่เจ้าหญิงของประเทศจะทำเรื่องโง่ๆ แล้วคิดดู บางทีตอนนี้องค์หญิงแพทริเซียคัดคู่หมั้นจะอยู่บนเวที จากสิ่งที่เขาและตะโกน แกสเปอร์อาจไม่เป็นที่รู้จักกันเลย ในเวลาใด ๆ จะเป็นอย่างที่เขาเป็น ตลอดจนวัฒนธรรมของประเทศ , มันเป็น ทั่วไป ใช้สำหรับงานหมั้นของเจ้านายและขุนนางหญิงจากด้านข้าง ที่ด้านข้างของคนที่ออกแรงดันหรือวางรากฐาน หรือขอเข้าบ้านผู้หญิง และมันเป็นเรื่องปกติสำหรับผู้หญิง และจากด้านข้าง ที่ด้านข้างของผู้ชายที่ถูกตรวจสอบโดยบ้านและวิธีการตอบ ที่นี่เกินไป
การแปล กรุณารอสักครู่..
 
ภาษาอื่น ๆ
การสนับสนุนเครื่องมือแปลภาษา: กรีก, กันนาดา, กาลิเชียน, คลิงออน, คอร์สิกา, คาซัค, คาตาลัน, คินยารวันดา, คีร์กิซ, คุชราต, จอร์เจีย, จีน, จีนดั้งเดิม, ชวา, ชิเชวา, ซามัว, ซีบัวโน, ซุนดา, ซูลู, ญี่ปุ่น, ดัตช์, ตรวจหาภาษา, ตุรกี, ทมิฬ, ทาจิก, ทาทาร์, นอร์เวย์, บอสเนีย, บัลแกเรีย, บาสก์, ปัญจาป, ฝรั่งเศส, พาชตู, ฟริเชียน, ฟินแลนด์, ฟิลิปปินส์, ภาษาอินโดนีเซี, มองโกเลีย, มัลทีส, มาซีโดเนีย, มาราฐี, มาลากาซี, มาลายาลัม, มาเลย์, ม้ง, ยิดดิช, ยูเครน, รัสเซีย, ละติน, ลักเซมเบิร์ก, ลัตเวีย, ลาว, ลิทัวเนีย, สวาฮิลี, สวีเดน, สิงหล, สินธี, สเปน, สโลวัก, สโลวีเนีย, อังกฤษ, อัมฮาริก, อาร์เซอร์ไบจัน, อาร์เมเนีย, อาหรับ, อิกโบ, อิตาลี, อุยกูร์, อุสเบกิสถาน, อูรดู, ฮังการี, ฮัวซา, ฮาวาย, ฮินดี, ฮีบรู, เกลิกสกอต, เกาหลี, เขมร, เคิร์ด, เช็ก, เซอร์เบียน, เซโซโท, เดนมาร์ก, เตลูกู, เติร์กเมน, เนปาล, เบงกอล, เบลารุส, เปอร์เซีย, เมารี, เมียนมา (พม่า), เยอรมัน, เวลส์, เวียดนาม, เอสเปอแรนโต, เอสโทเนีย, เฮติครีโอล, แอฟริกา, แอลเบเนีย, โคซา, โครเอเชีย, โชนา, โซมาลี, โปรตุเกส, โปแลนด์, โยรูบา, โรมาเนีย, โอเดีย (โอริยา), ไทย, ไอซ์แลนด์, ไอร์แลนด์, การแปลภาษา.

Copyright ©2025 I Love Translation. All reserved.

E-mail: