なんだこいつは、と胡乱な眼差しを向けるハジメに鈴が通訳を買って出た。変成魔法で従えた魔物は、その主との間である程度の意思疎通が可能になる。鈴 การแปล - なんだこいつは、と胡乱な眼差しを向けるハジメに鈴が通訳を買って出た。変成魔法で従えた魔物は、その主との間である程度の意思疎通が可能になる。鈴 ไทย วิธีการพูด

なんだこいつは、と胡乱な眼差しを向けるハジメに鈴が通訳を買って出た。変

なんだこいつは、と胡乱な眼差しを向けるハジメに鈴が通訳を買って出た。変成魔法で従えた魔物は、その主との間である程度の意思疎通が可能になる。鈴達も、既にこの蹴りウサギと意思疎通を図っていたので、色々と釈明していたわけだ。

「えっとね、『王様、王様、お会い出来てめっちゃ嬉しいわ。此の度、もっと強うなれるて聞いて、ご同輩の従僕やらせてもらうことになりました。よろしゅうな。あ、あと出来れば、王様に名前付けて欲しいんやけど……アカンやろか?』って……なに、その目! 本当だよ! 本当にそう言ってるんだから!」
「……仮に、そういう意味のことを言っているとして、関西弁にする必要はないだろう」
「だって、関西弁で聞こえるんだから仕方ないでしょ!」

鈴が、ハジメから冷め切った眼差しを向けられて顔を真っ赤にしながら言い訳をする。

その必死な様子に、ハジメはチラリとぶら下げたままの蹴りウサギに視線を向けると、確かに、そんな感じのことを言っていそうな眼差しをハジメに向けていた。こう、つぶらな瞳がうるうると懇願するように潤んでいるのだ。

取り敢えず、ハジメは、大活躍のスルースキルを更に振り絞って話を聞くことにした。

鈴、曰く、こういうことらしい。

最初は、なるべく強力な魔物が欲しいと九十層代の魔物を香織の協力のもとに追いかけていたそうなのだが、やはり強力故か、ハジメ特性の新アーティファクト・・・・・・・・・で能力を底上げしても鈴の変成魔法では中々従えることが出来なかった。

仕方なく、八十層代に下げて羅針盤をもとに魔物を探したのだが、やはり獣系の魔物は鈴の取立てほやほや変成魔法では役不足らしく、嫌だなぁと思いつつも一応、遭遇した昆虫系の魔物に試してみたところ、さっきまでの苦労はなんだったんだツッコミを入れたくなるほどあっさり従えることが出来てしまったのだという。

その後も、昆虫系に限って従えることが出来てしまう鈴は、テンションダダ下がりのまま、一応、様々な効果の鱗粉を操る見た目美しい蝶型の魔物を大量に捕まえることで心の慰めとしつつ、ぞろぞろ、わしゃわしゃと巨大奇形昆虫を従えて帰還の途に着こうとした。

そんなときだ。上階の階段から警戒心たっぷりに物陰から物陰へとシュパッシュパッと移動してくる妙に人間臭い動きをする“ウサギ”を発見したのは。

そのウサギも、鈴達に気がついて、ピタと動きを止めた。今まで一度として、八十、九十代の階層では見なかった魔物。しかも、基本的に魔物は、生まれた階層から出ることはないので、普通に階層を下って来たウサギの行動は明らかに異常だった。なので、香織が前面に出て鈴達も最大限の警戒をした。

しかし、当のウサギはというと……それはもう誰が見ても分かるほど全身で喜びをあらわにしたのだ。奈落の魔物特有の、強烈な殺意や威圧感など皆無。ぴょんぴょんとダンスでも踊るように飛び跳ねウサミミをみょんみょんと動かす。それはまるで、幾日も深い森の中を彷徨い続け、ようやく人里を見つけた迷子の如く。

困惑して、どうしたものかと先制攻撃を躊躇った香織達に、ウサギはそろそろと近寄ってきた。まるで、相手を刺激しないよう気を遣っているように。

チラチラと鈴達を見ながら、少し進んでは、「大丈夫?」「もう少し、近づいていい?」と立ち止まって確認してくるウサギに、取り敢えず、鈴がノックアウトされた。

昆虫女王になりかけて荒んだ心に、もふもふの白ウサギ――それもなんだか仕草がとても愛らしく、敵意を感じるどころか友好的に思える――は、強力過ぎたのだ。一応、まだ警戒心を持っていた香織の制止も無視してウサギの前に躍り出ると、

「第一印象から決めてました! 鈴のウサギなって下さい!」

と、頭を下げ、手を差し出して告白の如き申し出をしたのである。ちなみに、鈴のウサギに対する本当の第一印象は、物凄く怪しいウサギだ。

そんな鈴の申し出に、ウサギは面食らったように仰け反った。そして困惑したように首を傾げた。益々もって人間臭い魔物だった。

一方、テンパっている鈴は、この千載一遇のチャンスを逃してなるものか! とアイドルを自宅まで追いかける熱烈なファンストーカーの如く目を血走らせ、鼻息を荒くしつつ、セールストークを開始した。

衣食住保証。一日三食、否、四食昼寝付き、週休二日制。有給あり! その他、自由時間についても応相談! しかも! 今ならなんと、鈴特性の魔石が付いてくる! これであなたも昨日までの自分とおさらばです! さぁ、この機会に、素敵な職場で愉快な仲間に囲まれつつ、ステータスアップしてみませんか!?

香織と龍太郎は思った。それはないだろ……と。

しかし、意外なことに、困惑した様子だったウサギは、最後の一言――“ステータスアップ”のところでその瞳をギラリと光らせた。まるで「そこ、もっとkwsk!」と言うように前のめりで「きゅう! きゅう!」と鳴いた。

当然、「食いついて来たぜ!」と口元をニヤつかせた鈴は、相手が魔物だということも完全に忘れて、軽快に変成魔法の仕組みを説明した。

結果、進化できると分かったウサギは、そっとウサミミを差し出し、鈴の一応の従魔となることを了承したのである。

こうして雇用契約(?)みたいな感じて仲間となったウサギは、鈴の変成魔法によって意思疎通を図れるようになった。というか、元々、魔物では有り得ないくらい理知的で、明らかに自我を持っているウサギ相手ならば魂魄魔法の“心導”でも意思疎通は可能だった。

そこで、どうにも毛色の違うウサギに、香織と鈴が事情を聞いたところ、どうやら、このウサギ、元はハジメがかつて殺されかけた“蹴りウサギ”の同種族であり、階層も同じだったらしいのだが、武者修行しながら階層を下げ、なんと、自力で八十層に辿り着くほどに強くなったというのだ。

だが、それは魔物としては有り得ない行動原理と思考能力。その原因は、ハジメにあった。正確にはハジメが垂れ流して来た“神水”に。

この蹴りウサギ。実は、ハジメが爪熊を倒すところを見ていたらしい。迷宮の魔物にとって、世界とはその階層が全てであり、そこの主は王だ。その王が倒されたというのは即ち、新たな王の誕生である。本能的に、注意を払わざるを得ない。このとき、普通の魔物となんら変わらなかったウサギも、ハジメに最大限の警戒心と恐怖心を抱いていた。

しばらく、新たな王の動向を離れた場所から隠れつつ見ていたウサギは、やがて、ハジメの巣穴――神結晶があった洞穴を発見した。これで近づいてはいけない場所の確認も出来たと本能的に理解したところ、当のハジメはあっさりこの階層から出て行ってしまった。

ウサギは、巣穴の主がいないならと、何とも快適で安全な巣穴に入った。そこで見つけたのが、岩の窪みに僅かながら溜まっていた物凄く活力の湧く水――神水である。

それを、無くなるまで夢中で飲み干したウサギは、今までにないほど力の充溢を感じた。魔力が自然と湧き上がり、思考はクリアになって、周囲の気配を数倍くらい敏感に感じることが出来るようになった。

どうやら、魔物が神水を飲んだ場合にはそういう効果があるらしかった。奇跡の水を魔物に飲ませるなんてことあるわけないので、誰も知らないことだろうが。

その後、ウサギは、他にも神水がないか探しに出て、遭遇する魔物を蹴散らしつつ――調子に乗りすぎて爪熊と遭遇してしまった。迷宮の魔物はいつの間にか再び発生するのだが、そんなことは意識したこともないウサギは完全に油断していたのである。

そこからは死闘だった。場所的に逃げ場はない。背を見せれば殺される。普通なら本能的に格の違いを感じ萎縮するか背を見せて逃げるという隙を晒し瞬殺されるのがオチなのだが、神水の影響で多少とはいえ思考力を持ったウサギは、半ばヤケクソで戦いを挑んだのだ。

結果――生き残った。死線を越えた先で、固有魔法からの派生に目覚め、見事その豪脚で爪熊の頭部を粉砕したのである。神水による回復効果が持続していなければ十回は死んでいたと言っても過言ではない激しい戦いだった。

ウサギは、己が倒した前王を見て、その身を震わせた。そして、理解したのである。鍛えれば生き物は強くなれるのだと。

そこから、ウサギの強者になるための旅が始まった。目標は、自分にきっかけを与えてくれた新たな王のもとへ行くこと。追いついた後、ここまで強くなったのだと見せて、一言礼を言うのだ。そして、より広い世界を見てみたい……そこで数々の強者達と戦い、己を高めるのである!

そんな、どこぞの主人公のような数奇な運命を掴んだウサギは、当時、“宝物庫”なんて便利道具は持っておらず、可能な限りストックしていた分以外は、仕方なく垂れ流しにしていたハジメの神水が、偶然にも地面の窪みで僅かに溜まっているのを見つけては、それを飲み、回復と自身の強化を図りつつ、技に磨きをかけて、遂に、成人並みの思考力と八十層に自力で降りてくるほどの実力を身につけたのである。

「……なんだ、そのラノベみたいな展開は」
「きゅう!」

全ての事情を聞いたハジメの第一声がそれだった。滅茶苦茶微妙な表情を、いつの間にか自分の膝の上に座ってつぶらな瞳を向けてくるウサギに向ける。

「あはは、すごいよね。帰って来るまでに戦ってもらったんだけど、変成魔法で少し強化されたおかげで九十層クラスでも一対一なら負けなしくらいのレベルだったよ。多分だけど、雫ちゃんと動きが似てたから、“重縮地”と“無拍子”も使えるんじゃないかな? あと、蹴りだけで衝撃波も飛ばしてたよ」
「……そうか」

なんだか、この数時間だけでやたらこの言葉を呟いている気がするハジメ。

「えっと、そういうわけで、南雲君さえよければ、名前を付けて上げて欲しいんだけど……鈴じゃなくて、南雲君がいいって言うから」
「はぁ。まぁ、強力な魔物を仲間に出来たならそれで良しとしよう。なんだか、エヒト達とやり合っていたときより、疲れる展開が多い気がするけどな……にしても名前か……」

ハジメが膝上の蹴りウサギに視線を落とす。蹴りウサギは、ジッとハジメを見上げている。見つめ合う二人。そして、ハジメはポツリと呟いた。

「……ミッ〇ィー」
「却下で」
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なんだこいつは、と胡乱な眼差しを向けるハジメに鈴が通訳を買って出た。変成魔法で従えた魔物は、その主との間である程度の意思疎通が可能になる。鈴達も、既にこの蹴りウサギと意思疎通を図っていたので、色々と釈明していたわけだ。「えっとね、『王様、王様、お会い出来てめっちゃ嬉しいわ。此の度、もっと強うなれるて聞いて、ご同輩の従僕やらせてもらうことになりました。よろしゅうな。あ、あと出来れば、王様に名前付けて欲しいんやけど……アカンやろか?』って……なに、その目! 本当だよ! 本当にそう言ってるんだから!」「……仮に、そういう意味のことを言っているとして、関西弁にする必要はないだろう」「だって、関西弁で聞こえるんだから仕方ないでしょ!」 鈴が、ハジメから冷め切った眼差しを向けられて顔を真っ赤にしながら言い訳をする。 その必死な様子に、ハジメはチラリとぶら下げたままの蹴りウサギに視線を向けると、確かに、そんな感じのことを言っていそうな眼差しをハジメに向けていた。こう、つぶらな瞳がうるうると懇願するように潤んでいるのだ。 取り敢えず、ハジメは、大活躍のスルースキルを更に振り絞って話を聞くことにした。 鈴、曰く、こういうことらしい。 最初は、なるべく強力な魔物が欲しいと九十層代の魔物を香織の協力のもとに追いかけていたそうなのだが、やはり強力故か、ハジメ特性の新アーティファクト・・・・・・・・・で能力を底上げしても鈴の変成魔法では中々従えることが出来なかった。 仕方なく、八十層代に下げて羅針盤をもとに魔物を探したのだが、やはり獣系の魔物は鈴の取立てほやほや変成魔法では役不足らしく、嫌だなぁと思いつつも一応、遭遇した昆虫系の魔物に試してみたところ、さっきまでの苦労はなんだったんだツッコミを入れたくなるほどあっさり従えることが出来てしまったのだという。 その後も、昆虫系に限って従えることが出来てしまう鈴は、テンションダダ下がりのまま、一応、様々な効果の鱗粉を操る見た目美しい蝶型の魔物を大量に捕まえることで心の慰めとしつつ、ぞろぞろ、わしゃわしゃと巨大奇形昆虫を従えて帰還の途に着こうとした。 そんなときだ。上階の階段から警戒心たっぷりに物陰から物陰へとシュパッシュパッと移動してくる妙に人間臭い動きをする“ウサギ”を発見したのは。 そのウサギも、鈴達に気がついて、ピタと動きを止めた。今まで一度として、八十、九十代の階層では見なかった魔物。しかも、基本的に魔物は、生まれた階層から出ることはないので、普通に階層を下って来たウサギの行動は明らかに異常だった。なので、香織が前面に出て鈴達も最大限の警戒をした。 しかし、当のウサギはというと……それはもう誰が見ても分かるほど全身で喜びをあらわにしたのだ。奈落の魔物特有の、強烈な殺意や威圧感など皆無。ぴょんぴょんとダンスでも踊るように飛び跳ねウサミミをみょんみょんと動かす。それはまるで、幾日も深い森の中を彷徨い続け、ようやく人里を見つけた迷子の如く。 困惑して、どうしたものかと先制攻撃を躊躇った香織達に、ウサギはそろそろと近寄ってきた。まるで、相手を刺激しないよう気を遣っているように。 チラチラと鈴達を見ながら、少し進んでは、「大丈夫?」「もう少し、近づいていい?」と立ち止まって確認してくるウサギに、取り敢えず、鈴がノックアウトされた。 昆虫女王になりかけて荒んだ心に、もふもふの白ウサギ――それもなんだか仕草がとても愛らしく、敵意を感じるどころか友好的に思える――は、強力過ぎたのだ。一応、まだ警戒心を持っていた香織の制止も無視してウサギの前に躍り出ると、「第一印象から決めてました! 鈴のウサギなって下さい!」 と、頭を下げ、手を差し出して告白の如き申し出をしたのである。ちなみに、鈴のウサギに対する本当の第一印象は、物凄く怪しいウサギだ。 そんな鈴の申し出に、ウサギは面食らったように仰け反った。そして困惑したように首を傾げた。益々もって人間臭い魔物だった。 一方、テンパっている鈴は、この千載一遇のチャンスを逃してなるものか! とアイドルを自宅まで追いかける熱烈なファンストーカーの如く目を血走らせ、鼻息を荒くしつつ、セールストークを開始した。 衣食住保証。一日三食、否、四食昼寝付き、週休二日制。有給あり! その他、自由時間についても応相談! しかも! 今ならなんと、鈴特性の魔石が付いてくる! これであなたも昨日までの自分とおさらばです! さぁ、この機会に、素敵な職場で愉快な仲間に囲まれつつ、ステータスアップしてみませんか!? 香織と龍太郎は思った。それはないだろ……と。 しかし、意外なことに、困惑した様子だったウサギは、最後の一言――“ステータスアップ”のところでその瞳をギラリと光らせた。まるで「そこ、もっとkwsk!」と言うように前のめりで「きゅう! きゅう!」と鳴いた。 当然、「食いついて来たぜ!」と口元をニヤつかせた鈴は、相手が魔物だということも完全に忘れて、軽快に変成魔法の仕組みを説明した。 結果、進化できると分かったウサギは、そっとウサミミを差し出し、鈴の一応の従魔となることを了承したのである。 こうして雇用契約(?)みたいな感じて仲間となったウサギは、鈴の変成魔法によって意思疎通を図れるようになった。というか、元々、魔物では有り得ないくらい理知的で、明らかに自我を持っているウサギ相手ならば魂魄魔法の“心導”でも意思疎通は可能だった。 そこで、どうにも毛色の違うウサギに、香織と鈴が事情を聞いたところ、どうやら、このウサギ、元はハジメがかつて殺されかけた“蹴りウサギ”の同種族であり、階層も同じだったらしいのだが、武者修行しながら階層を下げ、なんと、自力で八十層に辿り着くほどに強くなったというのだ。
だが、それは魔物としては有り得ない行動原理と思考能力。その原因は、ハジメにあった。正確にはハジメが垂れ流して来た“神水”に。

この蹴りウサギ。実は、ハジメが爪熊を倒すところを見ていたらしい。迷宮の魔物にとって、世界とはその階層が全てであり、そこの主は王だ。その王が倒されたというのは即ち、新たな王の誕生である。本能的に、注意を払わざるを得ない。このとき、普通の魔物となんら変わらなかったウサギも、ハジメに最大限の警戒心と恐怖心を抱いていた。

しばらく、新たな王の動向を離れた場所から隠れつつ見ていたウサギは、やがて、ハジメの巣穴――神結晶があった洞穴を発見した。これで近づいてはいけない場所の確認も出来たと本能的に理解したところ、当のハジメはあっさりこの階層から出て行ってしまった。

ウサギは、巣穴の主がいないならと、何とも快適で安全な巣穴に入った。そこで見つけたのが、岩の窪みに僅かながら溜まっていた物凄く活力の湧く水――神水である。

それを、無くなるまで夢中で飲み干したウサギは、今までにないほど力の充溢を感じた。魔力が自然と湧き上がり、思考はクリアになって、周囲の気配を数倍くらい敏感に感じることが出来るようになった。

どうやら、魔物が神水を飲んだ場合にはそういう効果があるらしかった。奇跡の水を魔物に飲ませるなんてことあるわけないので、誰も知らないことだろうが。

その後、ウサギは、他にも神水がないか探しに出て、遭遇する魔物を蹴散らしつつ――調子に乗りすぎて爪熊と遭遇してしまった。迷宮の魔物はいつの間にか再び発生するのだが、そんなことは意識したこともないウサギは完全に油断していたのである。

そこからは死闘だった。場所的に逃げ場はない。背を見せれば殺される。普通なら本能的に格の違いを感じ萎縮するか背を見せて逃げるという隙を晒し瞬殺されるのがオチなのだが、神水の影響で多少とはいえ思考力を持ったウサギは、半ばヤケクソで戦いを挑んだのだ。

結果――生き残った。死線を越えた先で、固有魔法からの派生に目覚め、見事その豪脚で爪熊の頭部を粉砕したのである。神水による回復効果が持続していなければ十回は死んでいたと言っても過言ではない激しい戦いだった。

ウサギは、己が倒した前王を見て、その身を震わせた。そして、理解したのである。鍛えれば生き物は強くなれるのだと。

そこから、ウサギの強者になるための旅が始まった。目標は、自分にきっかけを与えてくれた新たな王のもとへ行くこと。追いついた後、ここまで強くなったのだと見せて、一言礼を言うのだ。そして、より広い世界を見てみたい……そこで数々の強者達と戦い、己を高めるのである!

そんな、どこぞの主人公のような数奇な運命を掴んだウサギは、当時、“宝物庫”なんて便利道具は持っておらず、可能な限りストックしていた分以外は、仕方なく垂れ流しにしていたハジメの神水が、偶然にも地面の窪みで僅かに溜まっているのを見つけては、それを飲み、回復と自身の強化を図りつつ、技に磨きをかけて、遂に、成人並みの思考力と八十層に自力で降りてくるほどの実力を身につけたのである。

「……なんだ、そのラノベみたいな展開は」
「きゅう!」

全ての事情を聞いたハジメの第一声がそれだった。滅茶苦茶微妙な表情を、いつの間にか自分の膝の上に座ってつぶらな瞳を向けてくるウサギに向ける。

「あはは、すごいよね。帰って来るまでに戦ってもらったんだけど、変成魔法で少し強化されたおかげで九十層クラスでも一対一なら負けなしくらいのレベルだったよ。多分だけど、雫ちゃんと動きが似てたから、“重縮地”と“無拍子”も使えるんじゃないかな? あと、蹴りだけで衝撃波も飛ばしてたよ」
「……そうか」

なんだか、この数時間だけでやたらこの言葉を呟いている気がするハジメ。

「えっと、そういうわけで、南雲君さえよければ、名前を付けて上げて欲しいんだけど……鈴じゃなくて、南雲君がいいって言うから」
「はぁ。まぁ、強力な魔物を仲間に出来たならそれで良しとしよう。なんだか、エヒト達とやり合っていたときより、疲れる展開が多い気がするけどな……にしても名前か……」

ハジメが膝上の蹴りウサギに視線を落とす。蹴りウサギは、ジッとハジメを見上げている。見つめ合う二人。そして、ハジメはポツリと呟いた。

「……ミッ〇ィー」
「却下で」
การแปล กรุณารอสักครู่..
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สิ่งที่ผู้ชายคนนี้มีระฆังที่จุดเริ่มต้นของการกำกับ uronic ดูออกมาซื้อล่าม มอนสเตอร์ที่เป็นไปตามความมหัศจรรย์ในการเปลี่ยนแปลงก็เป็นไปได้ในระดับของความเข้าใจร่วมกันระหว่างหลักบาง ดีบุกเรายังเพราะผมได้พยายามแล้วที่จะสื่อสารกับกระต่ายเตะนี้มันเป็นเรื่องที่ได้รับการแปลคำอธิบายที่แตกต่าง "ดีฉัน" กษัตริย์ที่ฉันจะดีใจที่แท้จริงที่ได้พบคุณ. Konotabi จะได้ยินเป็น Una ความแข็งแรงมากขึ้นตอนนี้ที่คุณจะได้รับคนรับใช้เพื่อนร่วมงานของคุณทำ. Yoroshu นา. โอ้ถ้าเป็นไปได้หลังจากที่กษัตริย์ อย่า Yaro ...... Akan จะทำไหม้ต้องการที่จะนำชื่อ? "ฉัน ...... สิ่งที่ตาของพวกเขาและเนื่องจากที่ฉันพูดจริงๆ แต่ฉัน! จริงๆทำ!" 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"เล็ก ๆ น้อย ๆ และฉัน? Approaching" กระต่ายและหยุดที่จะมาถึงยืนยันตอนนี้ดีบุกได้รับการเคาะออกมา ในใจของฉันได้กลายเป็นมากกว่าฆ่าแมลงราชินียัง Fumofu กระต่ายสีขาว - นอกจากนี้ยังมีการแสดงท่าทางอย่างใดที่น่ารักมากก็ดูเหมือนง่ายช่วยให้รู้สึกเป็นศัตรูคนเดียว - คือผมเป็นแรงเกินไป ทันทีที่เมื่อ Popping ในด้านหน้าของกระต่ายที่ยังคงไม่สนใจความยับยั้งชั่งใจของกลิ่นที่มีความรอบคอบ, "ได้รับการพิจารณาจากความประทับใจครั้งแรก! กรุณากลายเป็นระฆังกระต่าย!" และเพื่อลดหัวและจัดขึ้นมือของเขาออก และกว่ามีเป็นข้อเสนอดังกล่าวสารภาพ Te โดยวิธีการที่ประทับใจครั้งแรกของจริงกับระฆังของกระต่าย แต่กระต่ายที่น่าสงสัยมาก ข้อเสนอดังกล่าวระฆังกระต่ายผม Nokezo ~ Tsu ว่าผงะ และฉันก็งงว่าตะลึง มันเป็นมอนสเตอร์กลิ่นของมนุษย์มากขึ้นมี ในทางตรงกันข้ามดีบุกมี Tenpa ~ Tsu เป็นหรือว่ามันคืออะไรที่จะพลาดโอกาสของชีวิตนี้ ไม่ได้ใช้งานเป็น Chibashira ตาเป็นแฟนกระตือรือร้นกร่างไล่ไปที่บ้านและในขณะที่ประมาณดื่มอย่างรวดเร็วและเริ่มขายพูดคุย อาหารเสื้อผ้าและการรับประกันที่พักพิง สามมื้อต่อวัน, เออสี่มื้ออาหารกับการงีบหลับห้าวันสัปดาห์การทำงาน มันจ่ายใช่! อื่น ๆ ยังต่อรองสำหรับเวลาว่าง! เกินไป! มหันต์ถ้าตอนนี้มาพร้อมกับลักษณะระฆังหินวิเศษ! ตอนนี้คุณยังตัวเองและกำจัดจนกระทั่งเมื่อวานนี้! ตอนนี้ในโอกาสนี้ในขณะที่ถูกล้อมรอบด้วยเพื่อนที่ดีด้วยการทำงานที่ดีทำไมไม่สถานะขึ้น! ? อโรมาและผมคิดว่าริวทาโร่ มันไม่ได้ไป .... แต่น่าแปลกใจที่กระต่ายเป็นสถานการณ์ที่สับสนเป็นคำพูดสุดท้าย - นักเรียนที่ "สถานะขึ้น" ส่องแสงและ Girari แม้ว่า "มีมากขึ้น kwsk!" เขาแออัดเป็น "เก่า! เก่า!" ในโน้มตัวไปข้างหน้าเพื่อบอกว่า ธรรมชาติดีบุกเหนื่อย Niya ปากว่า "ษรมากัด!" อีกฝ่ายหนึ่งคือการลืมสมบูรณ์ว่ามันเป็นปีศาจก็อธิบายการทำงานของมายากลหินแปรเบา ๆ ผลกระต่ายพบว่ามีความสามารถในการวิวัฒนาการเบา ๆ ยื่นออกมา Usamimi ก็จะต้องเข้าใจว่ามันเป็นเบื้องต้น従魔ดีบุก ดังนั้นสัญญาจ้าง (?) เช่นเดียวกับที่คุณรู้สึกกระต่ายกลายเป็นเพื่อนที่เป็นไปได้เพื่อให้บรรลุความเข้าใจร่วมกันโดยระฆังของมายากลหินแปร ฉันหมายความว่าเดิมเป็นฉลาดพอที่จะไม่เป็นปีศาจอย่างเห็นได้ชัดในการติดต่อสื่อสารแม้ "Kokoroshirube" จิตวิญญาณของเวทมนตร์ว่าคู่กระต่ายมีอัตตาเป็นไปได้ ดังนั้นวิธีการที่แตกต่างกันในกระต่ายสีขนที่มีกลิ่นหอมและดีบุกได้ยินสถานการณ์ที่เห็นได้ชัดว่ากระต่ายนี้เดิมเป็นชนเผ่าเดียวกันของ "เตะกระต่าย" ที่ถูกฆ่าตายครั้งเดียวเกือบเริ่ม แต่เขาลำดับชั้นยังดูเหมือนว่าจะได้รับเหมือนกัน เพื่อลดลำดับชั้นในขณะที่กระทำผิดอะไรและเขาที่ได้กลายเป็นอย่างมากพอที่จะเข้าถึงตัวเองในสิบชั้น แต่มันเป็นไปไม่ได้เป็นหลักการกระทำปีศาจและความสามารถในการคิด สาเหตุอยู่ในจุดเริ่มต้น เพื่อให้เม้งที่แน่นอนที่จะมาเป็น "Jinzui" เพื่อหนี กระต่ายเตะนี้ ในความเป็นจริงก็น่าจะมีลักษณะที่เป็นสถานที่ที่เม้งชนะ Tsumekuma สำหรับเขาวงกตของปีศาจเป็นลำดับขั้นของทุกคนในโลกที่มีพระมหากษัตริย์ของพระเจ้า นั่นคือมันเป็นที่เกิดของพระราชาองค์ใหม่เพราะกษัตริย์ถูกล้มล้าง สัญชาตญาณผมไม่มีทางเลือก แต่ให้ความสนใจ ในกรณีนี้กระต่ายธรรมดาที่ไม่ได้มีการเปลี่ยนแปลงในทางปีศาจใด ๆ ก็ยังถือครองสูงสุดของความระมัดระวังและความหวาดกลัวในการเริ่มต้น สำหรับในขณะที่กระต่ายที่ได้รับการมองเห็นในขณะที่ซ่อนตัวจากสถานที่ห่างไกลแนวโน้มของพระราชาองค์ใหม่ที่สุดโพรงที่จุดเริ่มต้น - ที่ถูกค้นพบในถ้ำมีพระเจ้าเป็นคริสตัล นี้ใกล้ที่มันถูกสัญชาตญาณเข้าใจว่ามันยังสามารถยืนยันสถานที่ไม่ควรมีคำถามฮาจิเมะก็ออกไปจากตรงไปตรงมาลำดับชั้นนี้ กระต่ายและถ้าหลักไม่ได้ท้องโพรงไปโพรงปลอดภัยสะดวกสบายอย่างคลุมเครือ ดังนั้นคิดว่าเป็นน้ำพุของพลังที่น่ากลัวได้สะสมเล็กน้อยในซอกหิน - เป็น Jinzui มันจะบ้ากระต่ายและดื่มจนกว่าจะหายรู้สึกความอุดมสมบูรณ์ของการใช้พลังงานเช่นเคย เมจิกเพิ่มขึ้นผุดกับธรรมชาติความคิดกลายเป็นที่ชัดเจนผมก็จะสามารถที่จะรู้สึกมีความสำคัญเกี่ยวกับการหลายครั้งรอบสัญญาณ เห็นได้ชัดว่าเป็นปีศาจมันดูเหมือนมีชนิดของผลกระทบเมื่อดื่ม Jinzui เนื่องจากไม่มีวิธีที่มีหมายความว่าคุณจะดื่มมหัศจรรย์ของน้ำเข้าสู่ปีศาจ แต่จะว่าไม่รู้จักใคร จากนั้นกระต่ายจะออกไปมองหาคนอื่น ๆ บางอย่างที่จะ Jinzui ไม่มีในขณะที่เตะกระจัดกระจายพบมอนสเตอร์ - มันก็นั่งเกินไปที่จะเกิดขึ้นกับเสียงพบกรงเล็บหมี เขาวงกตแห่งปีศาจแทบจะเกิดขึ้นอีกครั้ง แต่เช่นกระต่ายสิ่งที่ยังไม่ได้มีสติคือการได้รับอย่างสมบูรณ์ออกยาม มันเป็นต่อสู้หมดหวังจากที่นั่น หนีไม่พ้นตำแหน่ง หาก Misere กลับและถูกฆ่าตาย และมันเป็นสายหมัดฆ่าสัมผัสทันทีช่องว่างที่มักจะถ้าสัญชาตญาณวิ่งหนีไปเพื่อแสดงให้เห็นด้านหลังหรือจะฝ่อและความรู้สึกที่แตกต่างจากกรณี แต่กระต่ายที่มีพลังความคิดดังกล่าวจะค่อนข้างภายใต้อิทธิพลของ Jinzui คือกลางหมดหวัง และท้าทายการต่อสู้ใน ผล - ฉันรอดชีวิต ในก่อนหน้านี้เกินเสฉวนปลุกจะมาจากความมหัศจรรย์ธรรมชาติที่มีอยู่ก็จะได้บดหัวของหมีเล็บที่สวยงามในออสเตรเลียขา ครั้งโหลถ้าคุณไม่ได้ผลอย่างยั่งยืนโดยการกู้คืน Jinzui เป็นสงครามที่รุนแรงไม่ได้พูดเกินจริงที่จะบอกว่าตายไปแล้ว กระต่ายดูที่ก่อนที่กษัตริย์ก็พ่ายแพ้ก็ส่ายร่างกาย จากนั้นก็จะมีการทำความเข้าใจ Kitaere ถ้าสิ่งมีชีวิตที่ว่าเขาจะได้กลายเป็นดี จากนั้นเดินทางไปกลายเป็นกระต่ายที่แข็งแกร่งเริ่ม เป้าหมายคือการไปที่แหล่งที่มาของพระราชาองค์ใหม่ที่ทำให้ผมมีโอกาสให้กับตัวเอง หลังจากที่จับขึ้นแสดงให้ฉันและเขาก็เดินทางแข็งแกร่งเพื่อให้ห่างไกลที่ฉันพูดคำ Rei และ ... ที่พวกเขาต่อสู้กับจำนวนของคนที่แข็งแกร่งที่เราต้องการที่จะเห็นโลกที่กว้างขึ้นก็คือการปรับปรุงตัวเอง! ฮาจิเมะเช่นกระต่ายคว้าตาหมากรุกชะตากรรมเช่นพระเอกอ่อนน้อมถ่อมตนในเวลานั้น "คืน" Nante เครื่องมือที่สะดวกจะไม่ได้มีนอกเหนือจากนาทีที่คุณมีสต็อกมากที่สุดเท่าที่เป็นไปได้ที่ได้รับในทางได้โดยไม่ต้องหลบหนี ของ Jinzui นี้และพบว่าการสะสมในแค่เรื่องบังเอิญแม้ภาวะซึมเศร้าของพื้นดินที่ดื่มมันในขณะที่การเสริมสร้างการกู้คืนและของตัวเองมากกว่าทักษะขัดในที่สุดความคิดของผู้ใหญ่ที่ตราไว้หุ้น และจะมีการสวมอำนาจของเกี่ยวกับการลงมาของตัวเองเพื่อสิบชั้น "...... อะไร Ranobe เช่นการใช้งาน" "เก่า" คำแรกที่จุดเริ่มต้นที่คุณเคยได้ยินสถานการณ์ของทั้งหมดมันเป็น ระยำการแสดงออกทางสีหน้าอ่อนโยนแทบหันไปกระต่ายของคุณมานั่งต่อดวงตากลมที่ด้านบนของหัวเข่า "ทำได้ดีฉันที่น่าตื่นตาตื่นใจ. และฉันก็ถามว่าจะต่อสู้ตามเวลาที่กลับมาและผมระดับมากโดยไม่สูญเสียอย่างใดอย่างหนึ่งต่อหนึ่งในชั้นเรียนเก้าชั้นขอบคุณที่เพิ่มขึ้นเล็ก ๆ น้อย ๆ ด้วยเวทมนตร์หินแปร. มันอาจจะลดลงจังและการเคลื่อนไหวที่คล้ายกัน เพราะผมมี "Juchijimi จิ" และ? หลังจากคะไม่ "เวลาที่ลายเซ็นไม่" นอกจากนี้ยังมีเพียงฉันยังจะต้องข้ามคลื่นช็อก "เตะ"...... เพื่อ?" อย่างใดคุณได้พึมพำคำไสวในเวลาเพียงไม่กี่ชั่วโมงที่ผ่านมา ใจรู้เบื้องต้นเกี่ยวกับ "ดีคือเหตุผลที่ถ้าคุณแม้ Nagumo คุงมันไม่ ...... ระฆังฉันต้องการให้คุณมากับพวกเขาที่มีชื่อและเพราะเขาบอกฉัน Nagumo คุงเป็นสิ่งที่ดี" "อืมมม. ดีก็เป็นไปได้ที่จะปีศาจที่มีประสิทธิภาพเพื่อเพื่อน คือถ้าคุณพยายามที่และมันก็เป็นชำระ. อย่างใดกว่าเมื่อคุณมี Tsu Yaria ~ และ Ehito เราชื่อหรือ ...... "แม้ในนา ...... ผมรู้สึกว่าการใช้งานเหนื่อยมักจะเม้งจะลดลงสายของสายตาที่จะเตะกระต่ายที่หัวเข่า เตะกระต่ายมองขึ้นกระวนกระวายใจและฮาจิเมะ คนสองคนที่จะจ้องมองกันและกัน และในตอนแรกผมพึมพำและ Potsuri "ข้อความที่ ...... ภารกิจใช่มากกว่า" "ในการปฏิเสธ"





























































































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